MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

悲しき玩具 伸子先生の気まぐれ」

2020-09-27 23:40:37 | OV
goo blog さんの規定に抵触して、自主的に削除した記事を基準に合った形で復活させてゆく企画第二弾は、古川いおりが演じる国語の伸子先生
 
ある意味厳格な母親と二人暮らしで、家では母親の言う事を素直に聞くいい子ちゃん、現在も母親が決めたエリート・サラリーマンとお見合いして付き合ってる
でも実際はいい子ちゃんでいる自分に嫌気がさしてる
っていうよくあるそんな家庭の自分に鬱屈してるヒロイン
お見合い相手とのセックスは全然良くないし、全く感じない
そんな鬱屈の解消は、女子高生のフリをしてのテレフォンセックスでのオナニー
 
そんな鬱屈し切ってる伸子先生、登校時鉄棒で通学生徒を逆様に見てから仕事に・・・
ある日クラスのいじめられっこが保健室でオナニーをしてるのを目撃し
自分もそれを隠れ見しつつオナニーを・・・
彼のオナニーネタは、自分の画像、男子生徒にそっと近づき、“学校でオナニーしていいと思ってるの!?”とぅけど、あんたもでしょ
生徒がオナニーするよりわるいかみもしれませんが
そんなことは棚に上げて、その瞬間から童貞男子生徒は伸子先生の性奴隷にされてしまいます。
 
毎日男子生徒を呼び出しては、中途半端に体を適当に触らせて焦らして
彼をいじめることで自分の性的欲求を解消させてる伸子先生
ですが伸子先生は御褒美に最後は手コキで抜いてあげます
男子生徒の性奴隷ができてからの伸子先生の生活には鬱屈が解消されるんですね
ある日なんかは男子生徒に婚約者とのセックスを覗き見させていて、その日のセックスでは激しく燃えて感じてしまう伸子先生
 
 
そんなこんなで性奴隷にされた男子生徒の方が、逆に鬱屈が溜まる一方
そういう2人の愛欲の日々が長く続くはずもなく
ある日、母親が授業中に怒鳴り込んでくる
そんな母親に佐倉萌さんでしたねぇ
って言うピンク映画じゃないので脱いでるのは古川いおりさんおひとりのみです
って怒鳴り込んできた理由が二人の性奴隷としての隷属関係ではなく
いじめられてることを知らなかったってことだった
転校を余儀なくされたいじめられっ子と、クライマックスでの濡れ場がちゃんと用意されてるんですが
それはお互いの鬱屈からの解放を意味し晴々とした再出発を意味してるんですね
 
って言うか性欲処理の新しい玩具を手にして大はしゃぎの伸子先生と
悲しき玩具にされちゃった男子生徒
そんな二人の性的な感情に「悲しき玩具」とタイトルに冠してるように
石川啄木の短歌が実に合っているんですね
こう言った性的な感情で啄木の詩歌を読んだことが商売上でも皆無だったので
初めに啄木ありきで、作った城定夫秀夫監督の慧眼に脱帽です
 
女教師が純真な男子生徒を弄んでいるだけの内容の映画なのに、それをこれだけの傑作にしてしまう城定監督の手腕には恐れ入る
オープニングとラストシーンをシンメトリー2しつつ
メガネを捨て去る新生伸子先生にターゲットにされたい生徒になりたいなぁ
って思ってしまった私って・・・

切り口野違う記事はコチラ
 
2015年製作、日本OV、「悲しき玩具 伸子先生の気まぐれ」製作委員会作品
城定秀夫脚本・監督作品
出演:古川いおり、中尾太一、田中靖教、佐々木真由子、佐倉萌

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ラビング・パブロ

2020-09-27 18:49:11 | 洋画未公開
これってひょっとしてGEOさん限定なんでしたっけ?
セルでは11月にリリースされるんですが、近場ではTSUTAYAさんに導入されてなくて
GEOさんにはセルリリース2ヶ月前からレンタルですから
ちょっとジャケットチラッと見ただけでペネロペ・クルスを見つけて
他をあんま見ないでレンタルしちゃったんで、ちょっと心配
返却に行った時に確認してみよう
 
ってパブロってあのコロンビアの麻薬王のことでしたねぇ
オープニング事実に基づいた作品と断り、一部フィクションヲ加えてある旨の注意が行われていますが、パブロ・エスコバルは実名だし、当時のニュースだかの映像として当時のアメリカ大統領レーガンさんと奥さんの映像は本物だったし
 
コロンビア最大の麻薬密売組織メデジン・カルテルを創設し、麻薬王として世界に君臨したパブロ・エスコバルに関しては様々な映画が製作されてますが
個人的にはデル・トロの「エスコバル 楽園の掟 」の印象が強く残っており
麻薬王として、コロンビアと麻薬の販路先のアメリカ野両国から犯罪者として手配されていましたし
アメリカは大国の教権から、麻薬犯罪者をコロンビアではなく、アメリカで裁くという超法規的な威圧をコロンビア政府に働きかけたら
パブロはヤバってことっで
自分で刑務所御殿ヲ作って、そこに逃げ込んだりしていたりと
お金に物言わせてやりたい放題ない人物ですが
自己保身の観点からだけでなく
メデジン地区では貧民層のために住宅2000軒も建てたりもしてるんですが
 
国会議員になった関係から法務大臣を暗殺せざるを得なくなったりと・・・
波乱万丈の彼の犯罪者としての半生を
コロンビアのジャーナリスト兼TVキャスターのヴァージニア・バジェホ(劇中ではバージニアに変更)
彼女を演じてるのがペネロペ・クルス
ってパブロを演じてるのが何とハビエル・バルデムですから
愛人同士を実際の夫婦で演じてる作品だったわけですね
さらに見終わって調べたら2017製作に映画だったのね
なんで今頃2なってDVD会社は買い付けしたのかな
未公開でDVDスルーだし
 
しかしパブロもあれだけだいたんにアメリカ本土に飛行機飛ばして、ハイウエイに着陸させたり
トム・クルーズの「バリー・シール/アメリカをはめた男」を雇ったりして巨億の富を築いたものの最終的にはアメリカやコロンビアだけでなく
他の麻薬カルテルまでをも敵に回して
最終的に命を縮めてしまったようですね

そして愛人ヴァージニアでさえ、ジャーナリズムから疎外され、アメリカ野メディアさえ彼女を必要とせずに孤立していき
愛するパブロに付くか、彼を犯罪者としてアメリカの司法につくのっていう選択を迫られることに・・・
そんな究極の選択を決めたヴァージニアの回想で映画が始まるんですね
 
2017年製作、スペイン・ブルガリア合作映画
フェルナンド・レオン・デ・アラノア脚本・監督作品
 ハビエル・バルデム 、ペネロペ・クルス 、ピーター・サースガード 、フリエット・レストレポ、オスカル・ハエナダ 
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