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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

女親分 喧嘩渡世

2020-09-11 23:28:10 | 邦画
東映チャンネルで10日のプライムタイムでOAされたものの録画視聴です
これって未だにパッケージ化されていないんですね

1969年製作の女親分モノ
当時は藤純子さんの「緋牡丹博徒」シリーズが東映さんのドル箱となっていて
そのシリーズでも大阪堂万一家のは女親分を演じ、そのお顔と演技力で女親分を好演されていた清河虹子さんですが
同時にお龍さんの兄貴分である若富さんの熊虎親分はコメディ任侠映画としてスピンオフ作品が作られたんですが
 
そして「緋牡丹博徒」シリーズの高回転に目をつけて、日活とか大映で女優さんを主演にした女任侠映画が作られ始め
東映さんもお鷹親分のスピンオフよりも、コメディ色のは強い女版「極道」シリーズヲタク作りたかったんでしょうね
「極道」バリにクライマックスでのケレンではマシンガンが火を吹き、ダイナマイトや手榴弾が爆発する映画となってましたね
悪党の天津敏を倒して山城新伍に“これでイチから出直しだね”って言わせてますから
企画段階ではシリーズ化を狙っていたんでしょうが
残念というべきか、当然というべきか、この作品一本で「女親分」は終了してますよね
一応俊藤浩滋さんプロデュース作品だったんですがねぇ
彼でも読み違えることもあったようですね
っていうか、小沢、山下、加藤あたりの監督で作ってたらまた違ったかもしれませんよね
 
大木実、待田京介、菅原文太が山城新伍と共に支えていたんですけどねぇ
そんな清河虹子さんの東映仁侠映画初主演ということで、若水八重子さんや丹下キヨ子さんが花(?)ヲタク添えてくれていましたねぇ刑務所のシーンで
さらに正司三姉妹までも
っていうかお若いずべ公たちを売ってしまうんですね
そんなずべ公たちの1人に片山由美子さんがいましたが、ずべ公メインは橘ますみさんが
彼女の薄幸っぷりは十八番演技になってますよね
ずべ公の番長格には南広子さん、東映映画は昔の作品をよく見てますが
個人的にはお初のはお方でしたが(汗
 
清川虹子さんの変な女を前面に出したお色気シーンはいらんだろうねぇ
これがシリーズ化されなかったのと、未パッケージ化の理由か
 
1969年製作、日本映画、東映作品
原田隆司監督作品
出演:清川虹子、山城新伍、 大前均、谷村昌彦、南弘子、橘ますみ、片山由美子、待田京介、 唐沢民賢、沢竜二、菅原文太 、有川正治、天津敏、小松方正、汐路章、中村錦司、若水ヤエ子、沢淑子、人見きよし、丹下キヨ子、吾妻ひな子、蓑和田良太、 有馬宏治、大木実
 
 
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バッド・チェイサー

2020-09-11 19:10:25 | 洋画未公開
これって、どう言った映画だったのかな?
広場恐怖症のヘイゼル、母親が困り果てて砂漠にある療養所で治療を受けさせようと
すると、途中で襲われて
母親が一緒についていたために襲われた時に腹に一発被弾して
その母を助けるために、広場恐怖症の娘というかヒロインが砂漠に出て
一歩一歩歩を進めて・・・
って言うお話が基本プロットなんですが
 
ジャケットの惹句に“1人の女子高生vs残忍な強盗団”
ってあったので地味な絵面でしたが惹句だけでセットレンタル日本組み込んできました
主役の広場恐怖症のヒロインを演じるベラ・ソーン
確かに美しいんですが、配給会社がなんで“強盗団”にしてるんですかね
 
明かに、この襲撃者たちはベラ・ソーン誘拐というか、拉致が目的で
一緒に療養施設にいく盗癖のあるお姉ちゃんを目的者として拉致しており
襲撃のはずみで他を射殺していたんですが
 
ヒロインが広場恐怖症だもんで、バンの後ろのボックスに潜んでいて
見つけられなくて、かつ母親がついてきてること員数に入れてないから
計算が合ってると別のは女を拉致ってしまうんですが・・・
このヒロインを何故に拉致したのか、黒幕というか指示者に襲撃の男が連絡してミスに気付いて・・・
 
最初は離婚の父親の指示かとか思ってましたが、
結局このヒロイン誘拐にはついての理由付けのないまま映画は完全に終わるという中途半端感がもうあきまへんやん
一方ヒロインは母親を助けるために広場恐怖症をクスリで我慢させつつ
10km離れた居留地まで精神的なものと戦いつつ砂漠を一歩一歩歩いていく
 
さて襲撃者は、これまたモノホンの保安官だったのか
パトカーと救援無線を頼りにヒロインを追いかけるんですね
で、これが邦題の「バッド・チェイサー」ってことなんですかね
襲撃車が兄弟の2人しかいなくて惹句が“強盗団”同様ミスなんかと思いきや
ちゃんと最後の方で中間管理職的な扱いというか仲介者だったのか
それとも・・・彼は絶対黒幕では無いやねぇ
 
結局広場恐怖症のヒロインが瀕死のは母親を思って広場恐怖症を克服して
って言うだけのお話だったようですが
もう一つツッコませてもらうなら、ヒロインの知らないところでパトカーのドランクにいれられた間違えられて誘拐されたお姉ちゃんをドランクから出してあげてたんですが・・・
どうして知ってたんよ
 
っていうようなツッコミどころ満載のは映画ですが
ベラ・ソーンの美しさを見るだけの作品でした
 
2015年製作、アメリカ映画
ホルヘ・ミッチェル・グラウ監督作品
出演:ベラ・ソーン、キーラ・セジウィック、フランク・グリロ、アーロン・トヴェイト、フランソワ・アルノー
コメント (2)
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