東映チャンネルで10日のプライムタイムでOAされたものの録画視聴です
これって未だにパッケージ化されていないんですね
1969年製作の女親分モノ
当時は藤純子さんの「緋牡丹博徒」シリーズが東映さんのドル箱となっていて
そのシリーズでも大阪堂万一家のは女親分を演じ、そのお顔と演技力で女親分を好演されていた清河虹子さんですが
同時にお龍さんの兄貴分である若富さんの熊虎親分はコメディ任侠映画としてスピンオフ作品が作られたんですが
そして「緋牡丹博徒」シリーズの高回転に目をつけて、日活とか大映で女優さんを主演にした女任侠映画が作られ始め
東映さんもお鷹親分のスピンオフよりも、コメディ色のは強い女版「極道」シリーズヲタク作りたかったんでしょうね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/7f/28c5c6a548267c05908ba509a291df27.jpg)
「極道」バリにクライマックスでのケレンではマシンガンが火を吹き、ダイナマイトや手榴弾が爆発する映画となってましたね
悪党の天津敏を倒して山城新伍に“これでイチから出直しだね”って言わせてますから
企画段階ではシリーズ化を狙っていたんでしょうが
残念というべきか、当然というべきか、この作品一本で「女親分」は終了してますよね
一応俊藤浩滋さんプロデュース作品だったんですがねぇ
彼でも読み違えることもあったようですね
っていうか、小沢、山下、加藤あたりの監督で作ってたらまた違ったかもしれませんよね
大木実、待田京介、菅原文太が山城新伍と共に支えていたんですけどねぇ
そんな清河虹子さんの東映仁侠映画初主演ということで、若水八重子さんや丹下キヨ子さんが花(?)ヲタク添えてくれていましたねぇ刑務所のシーンで
さらに正司三姉妹までも
っていうかお若いずべ公たちを売ってしまうんですね
そんなずべ公たちの1人に片山由美子さんがいましたが、ずべ公メインは橘ますみさんが
彼女の薄幸っぷりは十八番演技になってますよね
ずべ公の番長格には南広子さん、東映映画は昔の作品をよく見てますが
個人的にはお初のはお方でしたが(汗
清川虹子さんの変な女を前面に出したお色気シーンはいらんだろうねぇ
これがシリーズ化されなかったのと、未パッケージ化の理由か
1969年製作、日本映画、東映作品
原田隆司監督作品
出演:清川虹子、山城新伍、 大前均、谷村昌彦、南弘子、橘ますみ、片山由美子、待田京介、 唐沢民賢、沢竜二、菅原文太 、有川正治、天津敏、小松方正、汐路章、中村錦司、若水ヤエ子、沢淑子、人見きよし、丹下キヨ子、吾妻ひな子、蓑和田良太、 有馬宏治、大木実