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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

プラネット・オブ・ピッグ/豚の惑星

2022-04-10 23:38:42 | 洋画
コチラもヒューマントラストシネマ渋谷のは恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2022>にエントリーされた一本
「豚の惑星」というから、SFアクションかと思いきや、実にエロ・グロ・ナンセンスな作品っていうか画質も意識してザラザラ感を演出しているし
何せ豚人間ですからクソ垂れ流しですからもう映画自体が汚い汚い
 
地球では第三次世界大戦が起こってしまい、その時開発された豚と人間の掛け合わせ生物兵器“マズル”が作られた。が、逆に人間を支配してしまうという設定は、「猿の惑星」からの完パク
そしてこの“マズル”は生き残った人間を食糧にしています。
ここいらはパラドックスって言うセンスの良さが光りますが
実はここまで
 
この豚人間日本抵抗する主人公は、特殊能力がある様です。 しかしこれが逆に結末を決定してしまった気がしますが。
後はもうおっぱいだらけ、血みどろ、糞まみれだけの映画
79分の尺が逆に長く感じられる作品でしかないものの
なんとカザフスタンの映画だったんですね、
そしてダニー・トレホさんがゲスト出演されていました
 
そんな世界観の中で人間は生殖能力を失っていて
“マーズ”の女王豚だけが生殖すると言う
そして主人公はそんな人間を狩る豚人間を逆に狩っていくハンター
実はダニー・トレホに育てられた姉弟の成長した姿でして姉共にマーズハンターですが
なんでか姉には髭が生えていてかなりなボイン(完全作り物ですが쳱)
生殖能力はないからなのか、人間はセックスしまくり
ナントこの姉弟は肉体的にも完全に結ばれているんで、まぁボカシいりでセックスしまくるアンインモラルさ
これっていいのかなぁって思っていたら・・・

この弟クンもう無双ではなくて完全なる無敵人間でタイムトリップするだけでなく
もうなんでもアリーナな主人公
アリーナって言ったらクリスチアーノ・ロナウドのそっくりさんまで登場してくるし
収集つかない映画でして
って言うことでナント禁断の肉親セックスって言うのも
この映画ラストでは禁じ手の“夢オチ”.っていうことで結んでいたんですね
 
名実共にクソ映画でしたねぇ

2019年製作、カザフスタン・ブルガリア合作映画
ヴァレリー・ミレフ共同脚本・監督作品
出演:ティムール・トゥリスベコフ、ダニー・トレホ、ドロテヤ・トレヴァ、ヤナ・マリノヴァ、デッシー・スロヴォヴァ
コメント (2)
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カンフー・フィスト 必殺拳

2022-04-10 17:19:21 | アジア映画
相変わらずここんとこ中国映画の輸入配給作品の多いDVD業界
韓国映画がなぜか少なくなってきてる現在、中国映画を見る機会もかなり増えてきております。
この映画も見てる時に思ったのは事実を元にした作品かって思って見てましたが
中国が西洋の阿片によって牛耳られてる時代を背景に
なんと究極、最後には父親の仇を討つというフィクションだったんですね。
 
ただちょっと101分と尺が長かったのと
カンフー映画としては、カンフーでの対決ってフルカットで見せるものだと思うのですが
バストアップでのシーンが多くて、どのような技で打ち合っているのかがよくわからないシーンが多くて
ちょっと見てて辛い感じがしました
さらに主人公のは設定が若いってのもあるんで、かなり童顔細身だったからさほどカンフーのは達人には見えないんだよね
 
そして時代は1890年に設定してるから、ジャケットにあるような衣装での勝負はあるいみクライマックスに持ってきてるのはいいんですが
そこまであの前剃り辮髪の頭で、洋服着てるから笑うに笑えん姿が多かったかなぁ
悪役は相変わらずの着物スタイルだったのはいい
そして西洋人がバックにいて中国を阿片で支配しようという時代
時代的に銃器が兵卒たち日本支給されてるし
ナント短筒まで登場してくる
 
そうなんです稀代の悪人載翊は同門の兄弟子で鳳鳴拳法の使い手である馬と
カンフーでの対決で負けたら悪から手を引くという約束で果し合いをして負けて
一応恭順の意を示すものの立ち去る馬を背後から短筒で射殺してしまう
そして20年後、載翊は阿片の取引で金を元に両広総督までに出世して、さらに名を塩青天と変えて外国人と結託して権力をほしいままにしていた
 
そんな時、馬の息子の子馬は、若き女性卿卿が社長を務める新聞社でアルバイトをして母親を助けていた。
国に流れる阿片密売の闇を暴こうと卿卿は新聞で書くものの、朝廷批判の記事を取り締まる法律“大清報律”の規定により真相を究明できずに
逆に塩青天によって新聞社を閉鎖されてしまう。その裏には西欧列強の思惑もあったりして
 
気がつけば国を救うと同時に父親の仇も討つ子馬だったのね
って言う作品だけどまずはヒロインが美人ではないのと子馬もどこか優男すぎたのと
さらに先に書いたような画角でのカンフー技のわかり辛い映像とか
短所だらけの作品にしか、わたしには見えなかったので
チョイ長い尺が苦痛に感じられた作品でした。
 
2019年製作、中国映画(日本未公開作品)
シャン・フイ監督作品
出演:ジェン・ホワン、ディジェイ・リン、ジャ・ジャチェン、ヤン・チョウチャン、ヤン・ヤン
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