MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ラストナイト・イン・ソーホー

2022-04-28 23:04:45 | 洋画
私自身映画の情報を入れないから、どこでどんな映画が日本で上映されていたのかも認知してません
ほとんどこのはブログで記事にしてる作品もレンタル店の店頭で見てジャケットの第一印象でレンタルしてくるだけですが
まずはこの作品ネオン状態にコーデされたジャケットと2人のお姉ちゃんも美人さんだったしで
手にとったら目に飛び込んできた惹句に「ベイビー・ドライバー 」のエドガー・ライト監督作だってわかって
 
ある意味「ベイビー・ドライバー」にははまった感じがあったので
これは見る価値あるなと
何せホラーっていうとこにも惹かれたが、見終わって思ったのはホラーというよりは
ある意味これはお化け映画って言ったほうが正解だったかなぁっていうのが第一印象
しかし、エロイーズ演じるトーマシン・マッケンジー  が美人すぎでしょ
彼女最近作では「オールド」にも出演していたようですね
 
そしてもう1人の主人公、そう60年代に生きていたアニャ・テイラー=ジョイ演じるショービズの世界で成功を夢見て生きてるものの
マネージメントとしてついた男が悪かったって言うサンデイ
この2人が交差することで60年代と現代がつながる映画だった
 
映画はエロイーズが自宅でピーター・アンド・ゴードン「愛なき世界」に合わせて60 年代の衣装に身を包んで一人でダンスしているシーンから始まり、
その途中で夢であったデザイナースクールの合格通知が届きロンドン行きが決まった彼女はトランクに60年代の曲のレコードをどっさり詰め込み
おばあちゃんに見送られてコーンウォールの田舎町からロンドンへとやってくる
60年代カルチャーが大好きなエロイーズにとってロンドンは憧れの街だった。でも、7歳の時に母を亡くして祖母に育てられたエロイーズはいつも7才の時に自殺したお母ちゃんが見えるという不思議体質
 
そんなエロイーズは周囲に馴染めず、さらに寮の同室の女ことも馴染めずに孤立してしまい学生寮を出たエロイーズは、
ソーホーにある古い屋敷の屋根裏部屋を借りて一人暮らしを始める
その日から不思議な夢を見るようになり、その夢とは60年代のソーホーでエロイーズは歌手になることを夢見るサンディという女性とシンクロしているのであった
そして、その日以来、毎晩、エロイーズはサンディになって夢の中でロンドンを彷徨する
 
そこでブルーネットであったエロイーズは髪をブロンドに染め、サンディの着用していた白いコートを見つけて
現実世界でもサンディになりきりの彼女
黒人のボイーフレンドもできて、授業ではサンディの衣装を模したドレスのデザインも教官に褒められていくものの
夢がだんだんおかしな方向に・・・
 
前半はなかなか状況説明で60年代のポップスには乗れるものの
映画的にはチョットノリづらいとこもあるんですが
実は現実日本でもここんとこ文春砲で話題になってるいわゆる枕営業というかMETOO問題を強いられてるサンディってわかってきてからの展開がスリリングで映画に集中できて
60年代のサンディを調べていくエロイーズが現代で起きる不思議な現象とか
 
クライマックスまで一気に見せてくれるし
なんとお化けがいっぱい出てきてこんにちはが・・・
結局後半部分での謎解きでのスリリング感は流石に引き込まれていく
60年代のポップスとガーリーファッションとお化けを楽しむ作品だった
美人が主演それも二人も登場してきて眼福でもあり耳でも楽しめる作品だった
 
2021年製作、イギリス映画
エドガー・ライト製作・原案・共同脚本・監督作品
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケンジー、マット・スミス、ダイアナ・リグ、シノーヴ・カールセン、マイケル・アジャオ、テレンス・スタンプ、リタ・トゥシンハム、ジェシー・メイ・リー、カシウス・ネルソン
コメント (2)
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ただ悪より救いたまえ

2022-04-28 16:54:42 | 韓国映画
何だろうなぁこの韓国映画特有の雰囲気は・・・
チョット「イカゲーム」のブームに乗っかっての公開ってことなんでしょうか
韓国映画と言っても日本のレイティングがPG -12ってことで
韓国映画特有のエグさがチョット足りない分、この映画はそこはアクションで補ってくる
で、やはり期待しちゃうんですよね主人公の殺し屋が拷問で聞きたいことを聞く部分で拷問相手の指を剪定ハサミで一本一本斬り取るシーン
ここでは床に流れ落ちる血溜まりで見せるんですが、今までの韓国映画としてはここでその血溜まりに斬られた指が一本一本落ちてくるとか
あるんですけどねぇ
 
主人公を狙う殺人狂のお兄さんも台詞で屠殺をほのめかすものの
ここも吊るされた殺される男の血溜まりで処理されてたのには不満が残りますが
映画全体としての韓国映画としては絶対に裏切らない作品となってます。
個人的に最近日本映画も見直すような作品をまま見てきてますが
やっぱ韓国映画は数歩先を行ってるよなぁ
 
ってことではないんでしょうがこの映画
舞台は東京から始まります
そして仁川、バンコクと舞台が移っていくんで、なんと日本語、韓国語そしてタイ語が飛び交う国際色豊かな作品となってはいるんですが
なんだろう時代設定をいつにして居たのか
主人公の携帯が日本ってことだからかガラケーでしたね
そして主人公はなうての殺し屋さんということで
場面によって呼び出し音が違って居たりするんですが
これって使い捨てだからか、さらに公衆電話から通話したりと居場所確定されるのを避けているんですが
そんな細かいことを気にせずに
 
日本のヤクザを最後の殺しのターゲットにした主人公
その昔韓国でスパイして居た頃に付き合って居て、その殺しの報酬を密かに彼女に流していたのか
元カノさんは、バンコクで裕福な生活遠送っていたのが裏目に出たのか、不動産詐欺にあってその影響で主人公に黙っていた娘をさらわれ
資産を召し上げられた上に惨殺され、娘は臓器売買のために売り捌かれ
ようやっと今になって自分に子がいたことを知り、娘を救うためにバンコクに渡る主人公
 
ヤクザの兄を殺されたサイコパスが主人公の命を狙ってバンコクに
臓器売買組織は地元警察をも買収していて臓器売買組織と警察との四巴になる銃撃戦の派手さの中に
子を思い自分の命をかけて救おうと必死にもがく父親の姿に
見てるこっちは手に汗握る
 
最終的に命を落とすのは見えてくるんですが
ちゃんと救いを残していたんですね
本当にどうすりゃこう言ったプロットを思いつくんだろう
残念なのはエグさが全くないとこですが、韓国映画の徹底ぶりは健在ですよね
白竜さんが登場するシーンで窓の外を通ってる列車は京急でしょうか
豊原功補さんの刺青が素敵でした
 
2020年製作、韓国映画(日本公開作品)
ホン・ウォンチャン脚本・監督作品
出演:ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェ、パク・ジョンミン、パク・ソイ、チェ・ヒソ、パク・ミョンフン、オ・デファン、ソン・ヨンチャン、白竜、豊原功補
コメント (2)
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