MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

機動捜査班

2022-04-01 23:13:29 | 邦画
現在東映チャンネルではシスタームービーの金字塔シリーズ
「警視庁物語」シリーズの連続OAをしていて
さらに株式会社ベストフィールドという会社が昔のTVドラマシリーズをDVD -BOXでリリースしてて
その影響でこの「警視庁物語」も二作品除いてDVD化して二本のBOXで発売してるんですが
個人的にシリーズ二作品がなぜか欠損してるので購入を見送りましたが
 
この「警視庁物語」と前後して、日活で劇場公開されてたシスタームービーの「機動捜査班」シリーズもこの会社からBOXもリリースされてて
コチラは全13話コンプリートの2BOX購入してあったんですが
このレンタル作品の枯れ時にちょっと見てみようかってことで、未見の山から引っ張りだしてきました
 
日活さんも「警視庁物語」に刺激されて、この「機動捜査班」の前に「刑事物語」ってシスタームービーを10本ほど興行界の恒例として二匹目の泥鰌として製作していたんですが
「警視庁物語」の長谷川公之さんを引っ張り出しての満を侍してのこの「機動捜査班」シリーズを製作したようでしたが
 
どうなんでしょうか、このシリーズも長谷川公之さん自体途中からいなくなったりと
シリーズも13作品で終わったようですが・・・
今まで未パッケージでしたので、私も完全なる初見作品ですので
はたしてどんなんかなのかって興味深々でしたが
前シリーズの「刑事物語」も未見ですからなんとも言えないのですが
 
「警視庁物語」は刑事たちに焦点を当てて、無から有を生み出す(死体発見から犯人逮捕)まで刑事たちの地道な足で稼ぐ捜査過程を、いわゆる第三者の視点でドキュメンタリー風に描いたことで、みごとに成功していたんですが
この「機動捜査班」は刑事ドラマという作風になってて
さらに主役の刑事たちが捜査四課の刑事って事で、その捜査対象は○暴ってことになってて
いわゆる暴力団壊滅ドラマって言う作風でしたから
犯人を見つけて行くドキドキ感が無くて
ドラマの主軸がヤクザに置かれているから、ある意味ドキュメンタリー的な要素もまったくなくなって
普通の起承転結のドラマでしかなかったなぁ
って一本目で感じてしまいました。
 
こっちの見る視点が、“ほうこんな役者さんがこの若さでこんな役で”で
出演してたんだって言う視点で見て行くしかなくなったかな
って事で今作では丹波哲郎さんの悪党ぶりと
吉行和子さんの20代後半の容姿でしたでしょうかねぇ
 
1961年製作、日本映画、日活作品
長谷川公之・宮田達男共同脚本、小杉勇監督作品
出演:青山恭二、吉行和子、丹波哲郎、内田良平、二本柳寛、南寿美子、長尾敏之助、加原武門、伊藤寿章、杉幸彦、中台祥浩、星ナオミ、深水吉衛、花村典克、藤岡重慶、野呂圭介、高野誠二郎
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妖美伝奇新説 牡丹灯籠 弐 ~さよなら~

2022-04-01 17:41:52 | OV
二本撮りの後半戦
エロ気は少し薄まりましたが、そのかわり
ちょっとホラー度が増しました
前作のプロットのはその後を描いた作品

って事で地獄の入り口が、そして死者が見えるヒロイン琴と真治が結ばれた朝、
真治は琴がまだ寝てる間に刑事の兄を殺すのに加担したことの責任を取ると自首しに行って
それを遅ればせながら追いかける琴で終わってましたが

追いつけない琴の基に自首しそびれたと真治が帰ってきちゃう
一方琴の特殊能力に目をつけていた医師の竹熊が琴に異常な執着を示して
こういう役をやらせたら底力見せる井口國彦さん
彼にかき回される悪徳刑事のは妻アンコや真治たち

さらに前作で琴から地獄から引っ張り出された刑事の兄恭一
まさかの竹本泰志さんでした、
前作は知らんぷりでカメオ出演していたようですね
アンコは恭一に殺されてて今や死人


琴日本見抜かれるが、竹熊に拉致されて地獄に連れて行かれる琴
地獄から救ってくれたのは蛍雪次郎さん演じるお父さん
ドロドロな殺し合いの果てに真治は死ぬ
琴の“彼は死んだ恋人に取り憑かれていたのね“にかぶさる”なんや牡丹灯籠か“って刑事の声
なんと無理やり「牡丹灯籠」に結びつけたって感じでしたねぇ
でも大江朝美さんは前篇だけのご出演だったんですね

切り口の違う記事はコチラ

2010年製作、日本OV、「牡丹灯籠」製作委員会作品
清水匡脚本・監督作品
出演:桜井まり、石井亮、水元ゆうな、井口國彦、竹本泰志、河野智典、手塚美沙子、螢雪次朗
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする