この作品は発売元の関係からディスク1枚に二話分が収録されてるので
あんまり間を開けぬうちに二話目を見ないと
見終わって次のディスク入れても、まだ見てないとケースにしまわずに
プレイヤーの上に置いたりして、結構ケースとディスクとの泣き別れでディスクを不織布の収納袋にいれたりしてて、実に管理能力のなさを露呈してきてる人物ですので
早目に視聴しました

が、今四作目から脚本家が変わりまして
作風というか作品の様相もちょっと前三作よりは雰囲気がかわった気がするのは気のせいか?
まずは青山恭二さんがふたび捜査四課の中堅刑事大宮に帰り咲いてましたねぇ
今回の事件は新宿駅西口で、一台の白タクが愚連隊に襲われ、運転手が暴行されてるのを佐竹と言う情報屋が警察に喧嘩してると電話して
大宮刑事たちの機動捜査班が現場に急行したが、一味は逃走した後だった
内田良平演じる黒沼興行のところへ、情報料をもらいに山内明演じる佐竹がやって来たが、黒沼に追いかえされた
佐竹は広告料のことで黒沼に恨みを抱く「現代週報」の高品格演じる真壁を利用して、黒沼興業の白タク台帳を手に入れようとしたが失敗
大宮刑事も白タク台帳を摘発出来なかった。黒沼は小松を脅迫し、自分のボス樺山産業と不正な関係にある貿易公団の山脇課長のメモを盗み、山脇をひき殺せと命じた
小松は命令を実行したため
なんとひき逃げ殺人事件ということで捜査一課、公団との不正取引から捜査二課そして黒沼興業ということで捜査四課は白タクと不正融資事件の合同捜査になり
なんと二課長の井上昭文が演じる三田村部長刑事が四課に配属替えになり大宮たちの上司になる
だがこの三田村刑事は、黒沼と戦友でして、常に彼から酒を飲まされたりのべったりでして
今回からは○暴の四課の主任ですから何かと黒沼は利便をはかってもらってるようで
まずは黒崎への捜査はほとんど手付かずに・・・
佐竹は小松仲間にして、山脇殺害の自供をテープにとり、これで黒沼を脅迫し二千万円をゆすった。黒沼のバーで知った女あけみを通して、佐竹は山脇メモで黒沼を再度ゆすろうとした。が、あけみは黒沼の情婦でゆすりは失敗、
自分が気のある香月美奈子演じるユリのアパートに逃げた
ってこのアパートに大宮が住んでたり
ユリに金銭援助してたりで気があるような大宮刑事とか
さらに正義感の強い大宮は三田村を付け回して、“お前が主任と正義が守れぬ”と辞表までだすが、三田村は飄々と辞表は預かるだけだった
捜査陣は佐竹と黒沼の関係をつきとめ、さらにユリは轢殺された山脇の隠し子だったりと
今作は警察○暴、更にユリと大宮に佐竹との人間関係が複雑に絡みあった挙句日本
クライマックスでは黒崎組とか警察との大銃撃戦だったりと
派手な作風であり
なんと三田村は戦友(これも時代でしょうか)という立場を利用しての囮り捜査だっっというおまけつきでした
75分という尺に色々と詰め込んだくれて退屈しない作品でした。
白タクって自家用車が客を取るやつですが、後ろには暴力団が控えていたとは
これも勉強ですねぇ
1961年製作、日本映画、日活作品
小杉勇監督作品
出演:青山恭二、香月美奈子、山内明、堀恭子、高品格、井上昭文、深江章喜、内田良平、嵯峨善兵、山田禅二、深水吉衛、宮崎準、長弘、河野弘、長尾敏之助、高野誠二郎、福田文子
