MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

機動捜査班 秘密会員章

2022-04-14 23:16:42 | 邦画
日活の昭和36年から38年にかけて十三本も製作公開された「機動捜査班」シリーズのシリーズ3作目。
相変わらずのベストフィールドから発売の「機動捜査班」シリーズのDVD−Boxからの鑑賞です

監督の小杉勇はじめ、 脚本も「警視庁物語」の産みの親長谷川公之を迎えて、宮田達男との共同脚本で
二本撮り三本撮りのような作品ですが
コチラはドキュメンタリータッチから離れてのドラマ主体の犯罪捜査映画だし
機動捜査班員自体が捜査四課っていうことで
組織犯罪への捜査です

主役刑事も青山恭二ですが、前2作では中堅大宮刑事でしたが、今作のは大宮刑事は上野山功一
青山は捜査四課新人刑事木村刑事に変更されてて
二組の暴力団が闇カジノというか賭博場を巡っての縄張り争いを壊滅するお話
役柄は主役含めて悪党の嵯峨善兵、ヒロインに香月美奈子とほとんど変わりがないところと月一本のペースで公開されてるところからまとめ撮りしてた気がするんですよね

なんと松原智恵子さんのデビュー作品でもあったようで
当時16だどそうで健康そのものの松原さんでしたねぇ
青山恭二の妹役でした。

捜査過程で暴力団に脳震盪させられた隙に暴力団組長の嵯峨善兵に拳銃と警察手帳を奪われ
暴力団の言いなりになる新人刑事のお話に終始してましたが
こう言う具合に役者が変わらずに役が変わると言うかちょっとシリーズものとしては
やはり月一だったら前作のイメージが消えないまま新作見ると言う
プログラムピクチャーの弊害以外のなにものでもないし、
ある意味観客不在的な作りがはたしていいのか悪いのか

ストーリー的に青山の犯罪組織への忠誠的に変わってしまったところから
彼の立ち位置の代わりようから、途中から潜入捜査に変わったってわかってしmすところはちょい難点
香月美奈子さんは今回はヒロインとしてはかなりな儲け役だったかな
尺的に無理なんだろうけども
松原さん自体手帳と拳銃等同等な役所だったらもう少し見栄えのする作品になり得たと思うけど・・・

六本木だろうが青山だろうが、道路日本普通に都電が走っているのが普通の風景だったんですね当時は

1961年製作、日本映画、日活作品
長谷川公之・宮田達男共同脚本、小杉勇監督作品
出演:青山恭二、松原智恵子(新人)、香月美奈子、近藤宏、上野山功一、嵯峨善兵、草薙幸二郎、宮崎準、天草四郎、河野弘、長尾敏之助、福田文子

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蛇王島 キングスネーク・アイランド

2022-04-14 17:16:06 | アジア映画
最近多い中国映画
それも大蛇が出てくるって言ったら過去に「蛇王 キング・オブ・スネーク」って言う中国映画もありましたが、この作品と大蛇が環境破壊する人間どもに制裁を加える縦筋をメインシノップスに環境破壊派と環境保護派との人間の戦いと言った横筋で紡がれていくと言うある意味同工異曲な作品
前作は大陸でしたが、今作では絶海の孤島
それも邦題原題共に「蛇王島」と言う限定されたシチュエーションドラマに、それぞれの人間たちの欲望とかが絡んできて・・・
って言う物語
 
人跡未踏の絶海の孤島"蛇王島"そこを中国のリゾート会社が開発を進めるなか、
蛇の密猟者三人が命を落とし、その密猟者が残した映像から
大蛇ティタノボアに襲われて死んだ可能性があり、この大蛇がいるのならこの島は絶滅危惧種の保護区に指定するか、そのまま開発するのかと
自然保護調査官のシャオシャオが派遣され、彼女の身辺保護として蛇の専門家"チェン"と"マー"が同行してくるが
 
現地には、リゾート会社が蛇の駆除のために、チェンの元ライバルの蛇狩人のジンと子分たちのヤバい連中が工事人を管理しつつ蛇を捕獲したりで島を支配していた
環境破壊派と環境保護派の双方が一触即発の中で島内の蛇の調査を開始する
もう場所とメインの大蛇が変わっただけで基本プロットはさほど前作とは変わってないようですが
この作品というか中国映画も一筋なわでいかないですから、なんとこの作品
ちょっとラスト近くにツイストがありますが・・・
 
中国のCGの進化は日進月歩ですからねぇ、大蛇のVFXが作り物感とかの境界がきっちり見えなくて実に自然の見える
さらに人的なアクションシーンとかで面白く見せ物映画としてはよく出来てる作品でした
環境保護のお姉ちゃん自体環境破壊派の男に犯されそうになったりするけど
中国ですから相手がズボンのベルトえおって言うギリギリそこまでですかねぇ
大蛇に助けられるんですが
セリフでは敵側に女に“貧乳の”って言われていましたが、雨と水たまりで白のキャミから黒ブラが透けてるって言うのもある意味色っぽかったような・・・
しかし、このおねちゃん実は・・・
だったけど最後まで生き残るのね
アクションもしっかりとしてるし、CGのクォリティも安心してられるし
中国映画は国策としての世界戦略とはしてないものの、国内11億人へのパイのために作られている作品でしかないんだけども
映画としての質は完全に上がってきてますね
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
チェン・ファンシアン脚本・監督作品
出演:リュウ・リンチェン、シャオ・ユウ、ワン・ホンチェン、シュー・ニン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする