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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

大仏廻国

2023-11-04 19:49:17 | 邦画
先月見た「ネズラ1964」の横川寛人監督がこの作品の前に作った
中京の聚楽園にある聚楽大仏(実際に奈良や鎌倉の大仏よりも当時は大きかったって言われてる)が実際に動いて名古屋を散策されたって言う
この作品と同タイトルの「大仏廻国 中京篇」と言う作品が
どうやら円谷英二特撮監督の師匠にあたる枝正義郎監督によって
日本初の特撮映画として1934年(昭和9年)に製作されかつ公開されたって言う資料はあるものの
戦中戦後の混乱期を経たために現物の原盤フィルムやプリントフィルム全てが消失されていると言う
 
その映画に触発されて枝正義郎監督のお孫さんの了解のもとで
当時の現存する資料だけをもとにして
クラウドハンディングとかで資金を集めて約300万円でつくりあげた作品がこの作品
映画のなかで当時のフィルムみたいに再現されるモノクロフィルム映像も含めて
現代の東京の町をミニチュア化してそこを歩く大仏さんって言うデジタルカラー映像も大仏さんの着ぐるみを作って同じ着ぐるみで製作してると言うことで
 
まぁある意味特撮映画に関係する好事家が特撮映画の好事家ファンのために作った作品と言っても過言ではないし
本当に東海市には聚楽園大仏さんもいらっしゃるわけですが
この映画の大仏さんはどうやら茨城方面から歩いて東京に現れているちゅうことは
どうやら茨城に現存されてるあの有名な大仏様だったってことかしらね
 
まぁお話らしいお話もなくちょっとしたモキュメンタリー的に作られた作品として言っても良いかも
特撮映画に出演されてらっしゃる宝田明さんとか蛍雪次郎さんとか古谷徹さんに佐野史郎さんまで出演されてるってことで
自主映画として作られた2018年版ではなく、2019年にこの作品が海外で公開され
じゃ日本でも劇場公開するかって言うことで宝田さんや古谷さんそして佐野さんのシーンを加えた2020年の日本公開版をアルバトロスさんがBlu-rayだけをセルリリースした作品だったのね
 
ここまで特撮に傾注されてる横川さんにはちゃんとスポンサー何かがついて新しい商業映画としての特撮映画を是非撮ってもらいたいなぁ
マニア向けの豪華作品ができるかもよ
 
2020年製作、日本映画、スリーワイ作品
横川寛人企画・脚本・監督作品
出演:菊沢将憲、米山冬馬、岩田桃夏、大迫一平、森田友希、戸田年治、大槻義彦、韮澤潤一郎、螢雪次朗、久保明、小林夕岐子、内田喜郎、佐野史郎、古谷敏、宝田明
 
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トランスモーファー メカ・ビースト

2023-11-04 05:05:48 | 洋画未公開
相変わらずのアサイラム作品でして
どう見たって邦題っていうか原題(「TRANSMORPHERS: MECH BEASTS」)からしても、今月リリースされる「トランスフォーマー/ビースト覚醒」の二次使用DVD化リリースの先駆けちゅうか、露払い的作品だとしか見えないし、ここんとこアサイラム作品の一手配給を担ってるアルバトロスのリリースインフォメーションのHPでも
そんな言葉も書かれているのですが・・・
 
実はこの作品、アサイラム作品がアルバトロス一社との配給提携する前は
面白そうならと日本のDVD配給会社がそれぞれアサイラム作品の買い付けをしており
およそ15、6年前にトランスフォーマーって言う会社がアサイラム製作の「トランスモーファー」、「トランスモーファー リターンズ」と言う作品を立て続けに正続編としてリリースしており
今作のこの作品はこの2作品の正式続編となっており、この2作品の20年後を描いた作品で
主要登場人物は20年前に宇宙ロボットとの戦いで命を落とした大佐のは生き残り奥さんの軍曹とその子供の兄妹たちの活躍で再び宇宙ロボットの侵略というか地球上の全生物のは命を救うと言うお話でした。
 
アサイラムももう25周年を迎えていろんな過去作品を蘇らせるって言う手法でこれからも生きて行こうって言うことなんでしょうね、でこの作品が魁
出てくる敵ロボットはCGで2、3体は見せてくれるんですが、そこはアサイラムですからロボット軍団が大挙して襲撃してきたり
索敵行動してる様子とかはなんと主要人物たちのみを映して、彼らがその様子を見てるって言う体で
彼らの台詞でロボが何体いるとか攻撃してるだとか言わせるだけで
主要登場人物たちを映す手法で延々と85分の尺のロボットvs人類殿地球存亡をかけた世紀の戦いを描いて見せると言う
実に新手の手法で作ってる作品だったので実にセリフがやかましい作品でして
 
でも見てるこっちはそれで様子がわかると言う低予算作品のある意味お手本になってた作品だったとも言える
それでも何体かZロボとかQロボはしっかりCGで作っておるし
オープニングあたりの状況説明は過去作品からの使い回しだったかな
ってことでアサイラム社は実におそるべき製作会社の一面を見せてくれていましたかね
 
2023年製作、アメリカ映画
マイケル・スー撮影・監督作品
出演:トム・アーノルド、マシュー・ガデムスク、ジーナ・アレクサンドラ、トッド・カーナー、ジョリーン・アンデルセン
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