そういや今月の日本映画専門チャンネルの企画プログラムとして続投を続けてる
毎月二本ピンク映画のR -15再編版をOAする“おとなの桃色シネマ白書”の今月分を消化してませんでしたね

っていうのもいつもは再放送分が月末なのに今月はなぜか中旬って事もあって
再放送でようやっと今月中に拾えたこの作品から
里見瑶子さんがメインの2001年公開の新東宝映画作品
いや現在でもエロチックOVとかピンク業界でご活躍されてる里見瑶子さんが
お若く実に美しく輝かれていた時代の作品ですからねぇ
個人的には熟女である意味キモい演技で出演されてる里見瑶子さんの原点がこう言った形で見られるちゅうのはどんな意味でも映画っていう映像が残ってるからで
そういう意味でも役者さんてある意味得な存在でもありますよね
まぁ見てる途中でこれはあの「牡丹灯籠」からインスパイヤーされた作品だな
ってオチはそのまんま怪談噺的に終わるのかって見ていたら
ネタ的に幽霊とのセックス譚だけを頂いただけで
基本この作品はコメディですから怖いお話や深刻なオチにはならない方向に持っててる岡輝男の脚本の勝利ですかね
それをさらに軽妙に演出してる深町監督と嫌味のない岡田智宏さんの演技と
里見瑶子さんの若くて美しい艶技と演技が効いた一本で
明るくノー天気に見られるピンク映画の一本でしたし
佐々木麻由子さん流石のリードぶりの絡みが秀逸でした。
切り口の違う記事はコチラ
2001年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
深町章監督作品
出演:里見瑶子、奈賀毱子、佐々木麻由子、岡田智宏、かえあさきひろゆき、さとうおさむ、丘尚輝、横須賀正一