日本映画専門チャンネルの企画プログラム“おとなの桃色シネマ白書”の今月OAz分の残りの一本です。
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早逝された林由美香さんが出演されていたんですねほんとAV女優さんでありながらも実に芸達者な女優さんとしてのピンク映画業界にも貢献されておられた女優さんでしたが
今作ではこなつさんという新人女優さんが主演のが映画ではありますが
林由美香さんの演技力が際立ってたかなって言う作品
っていうかこの作品実はピンク映画でありながら女性目線で描かれた女性映画だったっていてもいい作品
結婚を控えた田村と祥子だったが、友達の美佳からマリッジブルーと言われてしまうが、何故か田村との結婚に意味のわからないためらいを感じていた祥子
美佳と訪れたレストランのオーナー工藤と昨日役所の婚姻届用紙を取りに行ったときに離婚届書類をもらいにきた工藤えおおぼえていたのだった
レストランから帰宅して婚姻届を見てったときに不意に婚姻届を破り祥子は衝動的に工藤のレストランを訪れてそのまま関係を持ってしまう
一方工藤は自分のこと妻が結婚したときに友人吉田と関係を持ったことを蟠っており
ムスコも二人もいるのに家にはあまり帰らずにリコンえお考えている毎日に祥子が飛び込んできたってわけ
過去にあった吉田と工藤の妻、祥子刀剣工藤、そして祥子から振られた吉田は祥子の友達美佳と関係を持つと言う
複雑に絡み合った三組の男女に心の綾を紡ぎ出した作品だった
やっぱ女心は女でなければ書けないと言うことか
実に複雑な女のが心模様を描いた西田直子の脚本をさらっと映像化して見せる女池充の手腕が光るっていうか
ピンク映画としては一応三人脱がしてはいるものの濡れ場としてピンク映画の機能は果たしていない
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2004年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
西田直子脚本、女池充監督作品
出演:こなつ、林由美香、佐野和広、藍山みなみ、福島拓哉、那波隆史、吉岡睦雄、今岡信治、石川KIN