チャンネルNECOの11月15日の深夜枠でOAされた作品
実は天使もえさんの主演で「凶愛 デートレイプ」というこれまたスターボードからリリースされたこの作品の後続作品の方は前に見てまして
そのシリーズの第一作としてこの西野翔さんの「凶愛」という作品がリリースされていたのね
どうやらこの「凶愛」シリーズは二作品しかリリースされてないようで、これでこのシリーズはコンプリートってことですが、ちっともエロくもなくさして面白い作品とも言えない作品だった短命シリーズで終わってしまったのもある意味わかる気がする作品でした。

一応タイトルからもお分かりのようにヒロインに降りかかるDVのお話ってことで
エロさもヴァイオレンスもかなり中途半端な作品でしたねぇ
ヒロインである西野翔演じるスナックのママ山口真紀
ヒロインである西野翔演じるスナックのママ山口真紀
DVというか、借金のカタに自分を他の男に売り渡し離婚して今はその夫から隠れて生活しており
スナックのお客様であるラーメンチェーン店オーナー並樹史郎演じるシルバーグレーの紳士橋本と浜辺を歩くヒロインだが
実は二人は過去に傷を持つ二人で真紀の母親の男だった橋本だったが彼のDVによって真紀の母は自殺しており
その自殺を契機として一念発起してここまでのし上がってきた人で
ある意味義父でもあるのだった
成長した真紀は、DVで苦しめられた千葉成樹演じる夫篠崎とも別れ今ではスナックを経営するようになり、女一人過去を封じ込め健気に生きていた。
そんなある日、真紀の店に橋本が客として現れる。真紀は義父の姿を見て凍りついた。さらに縁を切ったはずの元夫の篠崎も真紀の前に現れ
ストーカー行為を繰り返し、執拗に真紀の肉体を貪り始める
繰り返される人生の失望と諦めが真紀を自暴自棄にしていく。そして運命の糸は真紀に関係なく動き始めるのだった・・・
元夫はまたも借金のカタに元妻を利用しようとしていたのだった
元夫はまたも借金のカタに元妻を利用しようとしていたのだった
義父は昔の贖罪を求めにやってきたのだった・・・
まぁ真紀に都合の良いようにプロットは回転していくだけのお話で
ヒロインの心理が重要視されるこのシノプシスに西野翔では力不足だったし濡れ場も少なくてヒロインの演技にも見てるこっち側にも実に消化不良の作品でしかなかった。
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2015年製作、日本OV、「凶愛」製作委員会作品
北沢幸雄脚本・監督作品
西野翔、並樹史朗、千葉誠樹、齋木亨子、徳永未夢、石毛誓也、松澤仁晶、石塚良博