久々のインド映画、なんとインド映画って長尺なんですよね
この映画でも158分の尺があります
そして銃器ので映画ですから人はバンバン死ぬんですが
そこはフィクションっていう企図なんでしょうが
まずは映画会社のロゴやタイトルが表示される前に
“タバコはガンになります。”“お酒は体を壊します”って言う注意スーパーが表示
さらに”この映画では動物への虐待はありません“と御丁寧にスーパーが
そして本編でタバコ吸飲のシーンでは先の“タバコはガンになります”の表示が
劇中で飲酒のシーンが映り込んでる時には“お酒は体を壊します”って言う注意スーパーが画面左下に表示されると言う徹底振り
映画観客何多いインドでは酒タバコの健康被害の注意喚起には一番いい手段ということなんでしょうかね
そしてこの映画の主演はスーパースターであるラジニカーントですから、ダイアローグはタミール語ですってのも表示されます
タミール地方以外では字幕が4種類以上出るのかなぁ
先にも書きましたが法もモラルも超越するラジニカーントの無双映画
まぁ殺すは殺すはって役柄がムンバイに派遣された警察長官ですよ
もうポスターにあるようにポン刀で斬りまくる、銃で撃ちまくる、そしてナイフで刺しまくりさらに鉄拳までも使ってのノンストップアクション
って見終わって調べたらこの方1950年生まれですか
この時点古希ですよね
飛んだり跳ねたり、そしてちゃんとアップでボリウッドダンスまで演じてる
まぁアクションシーンではスタントマン使ってるんだとは思うんですがって
彼に撃たれて斬られ殴られて飛ぶのは相手役の方でした
何せ出演クレジットでもスーパースターって冠されてるほどのスーパースターですからね
彼は立ってるだけで周りが勝手に飛び散って死んでいく映画ではあるんですが・・・
27年前の警察官27人焼殺事件以来ムンバイは無法麻薬都市になってその浄化に駆り出される羽目になったラジニカーント演じる警察長官アーディティヤ・アルナーチャラムが政府から指名されてやってくると
もう徹底しての浄化作戦
これに業を煮やしたムンバイのお金持ち
そして暗黒街を牛耳ってる息子が麻薬と売春の人身売買で逮捕されるものの
なんといつのまにか刑務所で入れ替わってて息子はタイに逃亡していたものの
長官の働きと駆け引きでタイから強制帰還させられて
さらに長官の手によって射殺されて民衆に晒されるという
もうお上から黄門様みたいに印籠をもらったようなもので
悪人がだんだん生きづらくなって浄化されていくムンバイ
長官には娘がいて、この殺された息子実はムンバイ名士の実子ではなく
なんと27年前に警官焼殺していたが犯人の息子で、逃亡してる間預かっていたようで
息子を殺された麻薬組織のボスが長官への復讐にムンバイに帰ってきて
長官と警官への無差別殺戮に・・・
そのとばっちりで長官の娘が殺されて、復讐鬼となった長官は容赦なく麻薬組織の人間を抹殺してゆく
そのとばっちりで長官の娘が殺されて、復讐鬼となった長官は容赦なく麻薬組織の人間を抹殺してゆく
人殺しシーンは娯楽映画としてOKなんですが
動物虐待はあかあかんために
この映画ではそんな動物一匹も出てきませんが、
全映画に表示されるのかな
二時間半退屈せずに見られる映画だし
一応男性陣と女性陣との掛け合い的なボリウッドダンスシーンもプロットを途切らせずにプロットに組み込んででも入れ込むんですね
インド映画では欠かせられないシーンですからねぇ
しかし、さすがラジニカーント齢70にしてこんだけ体が動くって
やっぱスーパースターってきとなんですかねぇ
娯楽に徹した作品で長尺でしたが一度もオチるとこがなかった
2020年製作、インド映画(日本公開作品)
A・R・ムルガドス脚本・監督作品
出演:ラジニカーント、ナヤンターラ、ニヴェーダ・トーマス、ヨーギ・バーブ
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