MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

2018-02-13 19:41:35 | 洋画
"廂を貸したら母屋をとられた"ん?いや違った"廂を借りて母屋をとってしまった"男のお話ですねぇ
世界中誰でも知ってるハンバーガーチェーン"マクドナルド"のアメリカ国内チェーン展開のお話と言うか、実はチェーン展開した人物最初のマクドナルドを創業した人物が違ってる訳でして

最初のマクドナルドはカリフォルニア州サンバーナーディノで
マクドナルド兄弟が1940年に始めたもので
"スピード・サービス・システム"のキャッチフレーズと、
工場形式での流れ作業厨房でのハンバーガー製造方法にして
オーダーから商品受け取りまでのセルフサービスシステムに加えて
食器なしの手掴み食いの仕組みにより、1948年以降特に売り上げを伸ばしていく

1954年にある日ミルクシェイク用ミキサーのセールスマンである
レイ・クロックが、ミキサーを8台も購入した店見に兄弟の店にやってきたとき、
マクドナルドの仕組み特に客席の回転率の高さと集客力に目をつけ
クロックは、マクドナルド兄弟にシステムをフランチャイズ形式にして、
システムそのものを売る商売を始めてはどうかと勧めるものの

兄弟は「自分たちのためにこの店をやっているだけで、フランチャイズをするつもりはない」と消極的だったが、
クロックが粘った末に「兄弟はこの店以外干渉しない」、「クロックはこの店には干渉しない」、「マクドナルドという名とシステムは、クロックが事業に使う」
と言うことで渋々合意したのが運のつき
兄弟が要求した契約内容はかなり高かったものの、
クロックの野望はとどまることをしらず
気付けばマクドナルド兄弟はそのシステムから店名まですべてがクロックに奪われる羽目に・・・

今まで苦労してセールスに口八丁手八丁のクロックに向かうところ敵なし
人のいいマクドナルド兄弟が敵うわけもなく
言いくるめられ、どんどん追い詰められていくは
フランチャイズ契約に積極的なレストランオーナーの妻までうばっちゃったのか女も野心家
こう言った人間がクリックの回りにあつまるんですね
そういうことで糟糠の妻まで離婚しちゃう

確かにイケイケのバイタリティあふれるクロックの生きざまには惹かれるなにかがあることはみとめざるをえないのだが・・・
映画の主人公としては共感できづらい
そんな人物をマイケル・キートンが好演してる
糟糠の妻にはなんとローラ・ダーン、よいお歳を重ねられたと言うことで
見てるこっちには一抹の寂しさも・・・

人間のあくなき欲望と、自分の欲望のためには人をも奈落の底に落とすと言う
資本主義社会のありかたを
お勉強させてくれる映画でした

そういや最近はマックのバーガー喰ってないなぁ
もっぱらモス派だし
ってかこんな映画を見てしまうとマックから余計足が遠退く・・・

2016年製作、アメリカ映画
ジョン・リー・ハンコック監督作品
出演:マイケル・キートン、ニック・オファーマン、ジョン・キャロル・リンチ、リンダ・カーデリーニ、パトリック・ウィルソン、B・J・ノヴァク、ローラ・ダーン
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SUITS/スーツ シーズン6

2018-02-12 23:30:55 | 海外ドラマ
月初ですが、リリースの時期が悪いんですよねぇ
勝手に"オリンピンク企画"始めちゃってるし、まだ色々と消化する新作リリースもあるし
でもねぇ主要登場人物の一人であるパラリーガルであり、法科学生であり
マイクの婚約者レイチェルを演じてるメーガン・マークルが今や
英国ロイヤルファミリーの一員になるような時の人となっちゃうし
結構プロットも私には好みでして
全16話、679分休日半日使ってで一気見しました

前シーズンの終盤、連邦検事補のアニタ・ギブスによって、捕まり
弁護士資格を持っていない事を認め、レイチェルとの結婚式を放棄し刑務所へ入ったマイク
その件で評判がガタ落ちになった事務所は誰も居ない蛻の殻に
マイクはマイクでハーヴィが検事時代に収監させたフランク・ギャロに命を狙われる羽目に
マイクとフランクは面識がないものの"江戸の敵は長崎で"と言うようですね

一方事務所は幹部三人と二人の秘書とレイチェルだけで
金銭的に困ってフロアの半分をトレーダー会社に賃貸しに
そんな窮乏にレイチェルの父親が吸収合併を申し出るがジェシカは頑なに断る
と言うことで前半は刑務所のマイクと事務所の人々が別個に描かれていくのですが

証券取引所の件でフランクから救ってくれたマイクの同房のケヴィンから情報を引き出すことでマイクの保釈を検事から引き出させるものの
マイクは友人を裏切ってまで・・・
レイチェルはレイチェルでイノセンスプロジェクトで冤罪の死刑囚の裁判やり直しに奔走し
なんと経営困難なはずのジェシカが原点に戻りレイチェルに変わり
冤罪を実証しちゃって

マイクはマイクでケヴィンを裏切らずフランクをしっかりと罠にはめることに成功するものの
マイクの保釈と入れ替わるようにジェシカが事務所えを去ってしまうんです
抑えのなくなった事務所は早速ハーヴィとルイスの主導権争い
さらにルイスに新恋人が出来たり
そしてマイクの弁護士資格取得の後半の展開の中でハーヴィと母親との確執も解消されるものの

なんと全員賛成の弁護士資格委員会の一人になんと連邦検事補のアニタ・ギブスが加わり
マイクの反対に・・・
プロットが起伏に富んで二転三転ぢていきながらも
安定調和が実に心地よいドラマですが・・・

一応次シーズン7は全米で公開されましたが
どうやらシーズン8の続投も聞こえて来ましたがレイチェル役のメーガン・マークルの私生活での婚約発表から降板はわかるのですが
同時にマイクの降板と言う余波も生じたようですが・・・
マイクのキャラクターありきのドラマだった気がするんですがねぇ
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不倫の果て

2018-02-12 03:44:35 | 洋画未公開
昨日だかはチリ産のエロチック映画を見ましたが
こちらも映画としてはそれなりにレンタルソフトの確保ってことで最近はそこそこ輸入されるロシア映画ではありますが
ロシア製のエロチック映画は珍しい
っても日本の配給会社が勝手にエロチック映画として売ってるだけで
プロットの必然として濡れ場が多くふくまれてるだけで
我々が見る前から期待しちゃう映画ではなくて
ヒロインの強く逞しい生きざまを描いた作品です・・・と言った方が正解かなぁ

ヒロインのニーナは女子大生大学生で教授と結婚しておりますが
貧乏学生と薄給の大学教授
オープニング夜食の買い物でスーパーのレジで持ち金が足りなくて品物を一品返したり
家に帰れば夫から家賃滞納しており家を追い出されるかも
て聞かされながら、今日は”龍の体位”だと食事もそこそこに夫婦の営みに没頭し始める始末

金に困ってて旦那教授翻訳のバイトに中国人旅行者の観光ガイドをしてる
そんな関係でWブッキングしてしまった通訳の仕事を
旦那の代わりに行った銀行の会長に気に入られて
夕食に誘われる
最初は拒否するものの金なくてギャーギャーわめく旦那を見て
家の家賃の取り立てがこの銀行ということで
お金の相談がてら会長に会いに行ってみたら
なんてことないちょちょいのちょいで解決

ほんでもってお礼なのかニーナもちょいと体を開いてのW不倫に・・・
ニーナは銀行家のお金に、銀行家はニーナの若い体にはまって
お互い引くに引けない関係にズブズブと・・・

W不倫ですがニーナの旦那は家賃の支払いが延びたことの裏に何も気づかず
さすが上流階級ですから銀行家の妻は気づくんですねぇ
ってもあんだけ頻繁に携帯いれてくれば誰でも気づくよね
ニーナから不倫を告白された教授は激昂してニーナを追い出す

ニーナは行くところなくて銀行家の助けで高級マンションの一室をあてがわれての愛人生活に・・・
やがて双方ともに離婚、愛人からの妊娠、再婚ってとんとん拍子に
追い出した旦那はニーナに未練がましく
包丁で銀行家を襲ったり・・・って銀行家のボディガードって拳銃おってるんですねぇ

大学辞めて基礎となるお仕事のお金も出してもらって
その開店披露宴で元旦那が論文も成功に、さらにニーナ学友と再婚してるんですが
なんと元旦那と一夜を過ごして、自分にと言うか、元旦那にもちゃんと
気持ちの区切りをつけさせて映画は終わる

会長の奥さんは離婚しても息子にいつ会いにきてもいいでって
自分から離婚切り出しての円満離婚・・・多分な慰謝料でしょうか
銀行家はニーナの高級マンションの方で生活
そして貧乏生活に区切りをつけさせて一段と強くなったニーナは・・・
なんか二組と言うか3組の男女は収まるところに収まってチャンチャンでししたのが
すくいっちゃ救いのエンディングでやしたが

W不倫ですがドロドロとならないところがロシア映画なのかんですかね
ニーナ役のアンナ・チポフスカヤが美しすぎて・・・

2017年製作、ロシア映画
ウラジミール・ボルトコ脚本・監督作品
出演:アンナ・チポフスカヤ、アレクセイ・チャドフ、ドミトリー・ペフツォフ、マリア・ミロノーワ
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絡みつく舌

2018-02-11 03:41:33 | 洋画未公開
2月2日セル&レンタルリリースされたコレは珍しいチリ映画
地元のGEOさんもTSUTAYAさんでもエロチック洋画の棚に同日リリースの「不倫の果て」と一緒に置いてと言うか置かれています
一応セットで両方をTSUTAYAさんから5本セットでレンタルしてきましたが

チリってことでラテン系ですがヒロインのお姉ちゃんは
それなりに美形のお方ですがボンキュッポンの体型ではありません
おっぱいがちっパイっていうことで私好みのお方でした
そういう意味では満足できる映画ではあるのですが・・・
プロットと言うか映画としては、なんだろうなぁ

ヒロインの行動の意味がよくわかんないし
主人公の男子大学生の心の綾と言うか、ヒロインに対する心理がラストほとんど理解できず
作者としてはこの映画で一体何が言いたかったんだろう?

大学新入生のアレハンドロはキャンパスで
卒論に取り組む女子学生のソフィアと知り合い
その日のうちにアレハンドロの下宿に・・・
お互いエッチに・・・その日以来暇さえあればと言うか
暇を作ってはお互いの欲望を満たすための
身も心も(邦題にちなめば)唇までも舌までも絡み合う激しいセ○クスの日々を送る

卒業を控えたソフィアは一緒に暮らす病気の母のことや
将来について悩み考えるが、アレハンドロはその日の性生活を謳歌し、
将来のことなんて何も考えず、己のの欲望のままに彼女の肉体を貪る

言葉ではなく、セ○クスでしか心の溝を埋められない二人
そんな状況にお互いの心はすれ違い、やがてソフィアはアレハンドロの前から姿を消す
そうなんですよね彼女の母親の死が契機に彼女は行方をくらましてしまうんです
アレハンドロも彼女を探すもののその隙間で他の女子大生と関係を持ってしまったり

もうどんだけ性欲が強いんでしょうかラテン系の男女は・・・
結構激しい絡みのセ○クスシーンが多く表現されており
確かにエロチック洋画と言っても過言ではありませんが
彼女が彼から離れていった心理的な描写力がほとんど表現されておらず
ただ突然母親の死を受け入れられなかったのか
整理がつくまで離れていたかったのか
そこいらがゴチャゴチャなんですよね

ま、エロ描写のあるチリの若者の青(性)春映画なんですかねぇ
濡れ場が多いのでエロ映画としての機能も十分にはたしてるのかな
チリの若い女の子はしっかりと毛の処理をされてるんですねぇ

2017年製作、チリ映画
ペラヨ・リラ脚本・監督作品
出演:ディエゴ・ボッジョニ、ダニエラ・カスティージョ・トロ、ガストン・サルガド
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ドローン・オブ・クライム

2018-02-10 18:17:19 | 洋画
つい最近も所謂アメリカ本土の空軍基地から
衛星を通じてタリバンやIS等の軍事標的に無人爆撃機からピンポイントでのミサイル攻撃をする軍事ドローンの映画「アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な戦場」なんてのも見ましたが
ある意味安全地帯にいてモニターを見ながらゲーム感覚でミサイル攻撃し
ターゲットを粉砕するって
戦争の一番卑怯な手段であって、攻撃側は反撃されても無人機が破壊されるだけで
こちらがわには人的な被害は生じない

ただ小さいモニターであることで誤爆はもちろん
ミサイル攻撃ですから打ち込まれた近隣の巻き込まれ被害もリスクとしてついて回る
戦争ですから仕方がないのかも知れませんが
巻き込まれた側はたまったものではない訳でして

そんなドローン攻撃によって家族が巻き込まれ被害にあったパキスタン人の復讐譚だったのねって言うか、最初にパキスタンでのドローン攻撃の映像があり
次にハッキングによって政府がドローン関連のリスト流出のニュースとか
結構細かく描写してくれまして
いつものドローン戦争映画とは違っていました・・・

ってのもこのドローンでの軍事行動を実際に行ってるのはなんと民間人
民間人と言ってもCIAに雇われてるから軍事じゃなくて諜報による国防活動な訳で
ここが今までに色々と作られてきたドローン戦争映画とは一線を画しているんですね
という事で邦題に"クライム"を付けたようですね
所謂"犯罪"ってことになるのかな?政府機関と言っても軍事行動にはあてはまらない

ドローンを操縦しミサイル攻撃するのはあくまで軍人と区別すれば、CIA職員と言えども民間人ってことになるわけで・・・
家に変えれば普通のオトーサン
普通の家庭であるために、奥さんは現在不倫中と言うことで
高校生の息子がいるが、通ってる高校は銃乱射があったようってことになってて
生徒が校舎にはいる前に探知機検査されている
細かい描写ですが、病んでるアメリカの一面を・・・

さらにパキスタン人が公園にいるだけで近隣のお父さんに出てけとののしられる描写まで
結構細かく丁寧に作られてる映画です
そのパキスタン人がハッキングしたのか、家族を巻き添えにした攻撃のパイロットを特定し
ヨット購入を口実に主人公の家に入り込み
会話を重ねていくうちにこのどこにでもあるような平均的なアメリカンファミリーの家族のだかえてる秘密をあばき出しちゃうおまけまで・・・

戦争映画ではなく中盤会話劇ですのでちょっと落ちそうになりましたが
色々と含んでいた映画ですってことで
<のむコレ>エントリー作品立ったんですねぇ

2017年製作、カナダ映画
ジェイソン・ボルク脚本・監督作品
出演:ショーン・ビーン、パトリック・サボンギ、マクスウェル・ヘインズ、ジョエル・デヴィッド・ムーア、メアリー・マコーマック
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高台家の人々

2018-02-09 21:24:10 | 邦画
ピンク映画の特集企画をやってるせいでは無いとは思いますが
って言うか、ピンク映画以外にRー18の"百合"OVの新作を見つけて購入してきたけど
あきれるくらいのつまらなさ、ブログにアップするのもバカらしくて
って言う作品でしたね
プレイヤーを切ったらモニターではちょうどこの作品を日本映画専門チャンネルではじまった時に出くわして
そのまま最後まで見続けてしまいました

どうやら綾瀬はるかさんの新作映画のプロモーションでのOAだったようですが
普段こういった女性ターゲットと言うかデート映画用に作られてる
って勝手に思い込んでる偏見の持ち主ですが、綾瀬はるかさんなら見てもいいだろう
と言うか彼女の映画は「プリンセストヨトミ」「万能鑑定士・・・」「アッコちゃん」に「本能寺ホテル」主役じゃないと健さんの「あなたへ」と見てますが
綾瀬はるかに斉藤工なら見て損は無いだろうと
ある意味おっさんが見るような作品ではありませんですが・・・

いやフジテレビの製作っていうのに悪い予感がしたのですが
個人的には杞憂に終わったのも事実ですが
レディースコミック原作という事で、その実写化ですか
見終わって調べたらコミックファンには酷評のようですが
なにも知らずに見たおっさんとしては
映画のセオリーの見本のような作品でコレといった特徴も何もないけど
映画としては成立はしていたと・・・

簡単に言うと人間の心を読み取る能力を持った超お金持ちのイケメン御曹子が
人とのコミニュケーションが苦手な妄想女子と恋に落ちる話のシンプルなお話
っていってしまえば身も蓋も無いんですが

多分に長期連載マンガを実写化完結させるために換骨奪胎させてるんでしょうし
ターゲットの視聴者は原作ファンと言うことからか
前半の人物紹介を兼ねた導入の展開がかなり雑ですが
それでも必要最小限の表現ですから

キャラクター全員の存在感が希薄でして上っ面な浅薄の人物像でしか無いんですね
イケメン斉藤工の綾瀬はるかへの思いが全然感じられんし
市村正親さんの映画演技ではない舞台演技が浮いて見えるし・・・

NHKのドラマでブレイクしたシャーロット・ケイト・フォックスが
ブームに乗っかってのご出演でしたが、もう日本でのブームも去ったのか
本国で活躍の場を求めたのか、最近日本で見なくなっちゃいましたね

先にも書きましたが一応一本の映画としてはきっちりとできていたので
映画としては何も考えずに二時間つぶせた
と言う意味では合格点あげれるかな

2016年製作、日本映画、フジテレビ作品東宝配給
土方政人監督作品
出演:綾瀬はるか、斎藤工、水原希子、間宮祥太朗、坂口健太郎、大野拓朗、塚地武雅、夏帆、シャーロット・ケイト・フォックス、大地真央、市村正親
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スカイ・オン・ファイア ~奪われたiPS細胞~

2018-02-09 00:16:10 | アジア映画
いや、なんだろうな満杯のゴミ箱蹴っ飛ばして
中のゴミがとっ散らかって収集つかなくなっちゃって・・・みたいな映画ですので
見てる間に整理がつくまでどないなってるって言う映画
輪をかけてアクションの釣瓶打ちでしてあっという間の100分
モニターから目を話せなかったのも事実ですが
正直整理がつくまでに映画は半分は過ぎている

これもシネマート新宿の企画興行<のむコレ>にエントリーされた作品の1本
ダニエル・ウーの顔が最後まで怖い映画でもありました

5年前に研究所が火事に遭い、細胞研究の第一人者であるパン教授が焼死し
助手のコウユの妻も火傷をおうものの警備員のダニエル・ウー演じるティンボに救出される
5年後その細胞研究を継いだコウユの妻が、その研究を完成させようとしていた
その幹細胞を乗せたトラックが武装集団に襲撃され、強奪されてしまう
犯人はパン教授の息子、ジワンたちだった

ティンボはトラックを奪い返すため犯人たちに拳銃で応戦するので
オープニングでの救出劇が誰だかわかるのは劇後半何で
最初ティンボは拳銃での応戦ですので警察かと思いましたが、なんと研究所の警備員
拳銃を携帯して、劇中でもさんざ撃ちまくっており警察などこ吹く風

一方癌に冒された妹を救いたい一心でこの研究所にやって来たジアが、
末期がんの妹とともに巻き込まれることとなる。

ガン細胞を奪うジワングループ、取り返そうと動いてる警備員、妹を助けたいジアたちの三つ巴の幹細胞の争奪戦が繰り広げられていくのですが
その中で5年前の火事の真相も語られますが
実際にはコウユはその新薬で一攫千金を狙っていて
独自に傭兵のような殺し屋軍団を警備として雇っており

ティンボと対立していったり
ジアは元軍人だったわりには強くもないのと
実は妹とは血が繋がっていなかったり
ガンの妹とジワンが恋人未満の・・・
コウユの妻とティンボがコレまた好意が・・・
コウユは妻を焼殺してみたり・・・で
プロットもとっ散らかっているとは書きましたが
人物相関もとっ散らかしスギで
すべてがちょっとおかしな設定でしてなんかスッキリしませんが

町中で病院内で人を人と思わない激しい銃撃戦で関係無い人々が犠牲に
さらにその傍若無人ぶりは町中でで繰り広げられるカーチェイスも沢山のクルマを巻き込み
アクション映画としてその面目は十分に果たしており
それなりに見ごたえ十分です

クライマックスでは地上888メートルに聳え立つ研究所のビルが火災と爆発、炎上、倒壊していく
このタワー研究所はオープニングの火災研究所の5年後の姿ですので
火災で始まり、火災で崩壊して終わる映画

2016年製作、中国・香港合作映画(日本公開作品)
リンゴ・ラム原案・脚本・監督作品
出演:ダニエル・ウー、チャン・ルーヨン、チャン・チンチュー、ジョセフ・チャン、アンバー・クォ、ファン・クァンヤオ、リー・ハイタオ、チョン・シウファイ、フィリッップ・クン、ウェイン・ライ
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オペレーション・クロマイト

2018-02-08 21:24:18 | 韓国映画
何かあんまりよく分かんなかったんですよね。っていうのも
朝鮮人同士が戦ってる訳でして、結局は同じような顔かたちして、同じ言語を使う
同一民族が主義主張の違いで戦争してる訳でして
実は最初っからどっちがどっちやねんってことで

オープニングでチャン・ハスク大尉たちが列車の中で北朝鮮の兵士たちを襲って、
その隊に成り済ますんですけど、もうそこからどっちがどっちやねんって言うか
映画の世界観に入りづらいことったら
多分に韓国人には軍服で朝鮮軍かわかるんでしょうけども
こっちはしばらくどっちやねんって言う感覚でしたが
何となく映画が進行していくなかで理解していけた

で、北朝鮮に韓半島の7割くらい占領された
韓国軍とマッカーサー率いる連合軍の仁川上陸作戦を成功に導いた
韓国軍の8人の秘密工作員つまりスパイのお話だったのねぇ
オープニングの朝鮮軍急襲は彼らになりすます一過程だったってのがわかるんですね

しかし、朝鮮軍のリム・ゲジン大佐は、物語中成りすましたチャン・ハスクを疑ってるんですよね。
リム大佐は色々とかまをかけて化けの皮を剥がそうとするものの
なんとなく逃れての任務遂行の中で
8人の仲間が1人倒れまた一人と人死んでいくんですが、
その都度大仰な劇伴で、ある意味段々と国威発揚映画の様相強くなっていくのは
いいのですが

それまでに8人のキャラクター紹介がしっかりされてないこともあって
他国民である私には全然感情移入出来ないんですよね。
なんか最後にそれぞれのスパイがどうしてこの隊に志願したかを
語らせてるんですが、最後に見せられてもこちとらしらけるばかりですが
韓国人にとってはちょっとしたプロパガンダになっているところが
惹句となってる観客動員数につながってるのかな

でこの作戦の指揮をとり、8人をスパイとしての後方支援に派遣した
マッカーサー将軍にはハリウッドから招請した
リーアム・ニーソン
しかし、どこかショボくね
ハリウッド映画に出てるときのような迫力が無いんだよね

オペレーション・クロマイトって言う仁川上陸作戦を描くってことで、
映画の情報を事前にいれない私ですので
所謂ノルマンディー上陸作戦のような水陸での激しい攻防戦の
戦争映画だと勝手に思い込んでいましたが
上陸作戦を成功に導いたスパイ活動が主な映画だったんですね

2016年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・ジェハン脚本・監督作品
出演:イ・ジョンジェ、イ・ボムス、リーアム・ニーソン、チン・セヨン、パク・チョルミン、キム・ヒジン、キム・ビョンオク、チョン・ジュノ、パク・ソンウン
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ゴールド/金塊の行方

2018-02-07 23:25:55 | 洋画
ジャケット見るとマシュー・マコノヒーが日本人の私から見ると
戦国武将の落武者みたいに見えるって・・・
事実に基づいたお話と冒頭にでて来ますが、キャラクターの名称とか色々あって脚色されてつようですが

結局は山師(本当の意味での)が山師(違約の方の意味)だったと言うお話
後者の意味の人間ばっかが跋扈する映画です
本当に詐欺師と言うか、企業株価や、己の自己資産にしか興味ない人物ばっか
とある国の政府や要人から国家元首まで自己の資産を増やすことしか念頭にないと言う
ある意味絶対的に私的にはなかなか面白うございました

鉱脈探しの会社経営を父親から受け継いだウェルスのモノローグから物語が始まりますが
この一人語りで物語が進むのかは後半で、分かる仕組みとなっています
つまり詐欺及び色んな罪状でFBIの取り調べの本人の証言だったのです

彼が父親から受け継いだ鉱脈採掘会社が、彼の時代で倒産寸前となり、
起死回生を狙ったウェルスは、独特の理論を持ち学会や業界からつまはじきされている
地質学者マイケル・アコスタと契約を結びます
金脈を発見した暁には発掘権利やそこから生じる利益を半分に分けるとの契約を
紙ナプキンにしたためます。

この時点でアコスタは完全に本業以外の山師であったようですが
ウェルスは頭の回転の速さと持ち前の血筋の山師、さらに強運の両方を
発揮しインドネシアで金鉱を見つけます・・・
ただ自分に資金力がないので大手に協力をあおぎ
資金援助まで持ち込むものの大手企業には裏切られ
かつインドネシア政府にも裏切られ・・・
無一文になるのだが、突然インドネシア政府が金鉱はないと言われ

大手企業は倒産、民衆は株が紙切れに・・・ってことで
詐欺罪でウェルスはFBIに逮捕され
その取り調べが主人公のモノローグという事で

ラストで一応明かされるアコスタの詐欺的の金脈発見の真実をウェルスが、どこまで知ってい
たのかという点で不起訴に・・・

どうやら山師アコスタの一世一代の山師仕事全員が騙されたんですかねぇ
インドネシア軍に私刑的に殺されちゃうアコスタでしたが
ウェルスとの約束は忘れていなかったのね
二人の友情を超えた、言葉では言い表せない関係が実にいい作品でしたねぇ

2016年製作、アメリカ映画
スティーヴン・ギャガン監督作品
出演:マシュー・マコノヒー、エドガー・ラミレス、ブライス・ダラス・ハワード、コリー・ストール、トビー・ケベル、クレイグ・T・ネルソン、ステイシー・キーチ、ブルース・グリーンウッド、ジョシュア・ハート
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殺意の誓約

2018-02-07 15:42:33 | 洋画
シネマート新宿の企画興行<ワールド・エクストリーム・シネマ2017>にて上映された
アイスランドのサスペンス・スリラー映画です
ちょっと私には馴染めない作品でしたね

娘っていっても先妻の娘であり、大学生でアイスランドでは18歳未満が少年ってことなのかな
18歳以上は成人ということが分かりました
そうなんですじい様の葬式にやって来た主人公の娘
彼氏ちょいワルでして、クスリにてを出しているようで、そんな男に娘はおきまりのメロメロ
ってことで父親のゆうことはまるっきり聞かない・・・これもおきまりのプロット
主人公は新しい嫁さんと暮らして小学生の娘をもうけており
一応腹違いではあるものの交流はしてるようです
そして主人公は心臓外科では名医と言う設定です

娘の恋人オッターが薬物絡みで金を稼ぎ生活していることを知った主人公は、
2人を引き離そうと警察に相談するものの娘は成人ということで
親の庇護下にはないということで
自らオッターの家に忍び込み薬物を見つけて密告したのだが
オッターは逮捕されることなく、証拠不十分で釈放されてしまい
逆にオッターは密告した主人公を脅迫し、嫌がらせを始めるようになる

家族の身に迫る危険を感じた主人公フンヌルは、医師という立場を利用して、
愛する者を守るためにオッターを抹殺する計画を企てるのだったが・・・
なんだろうなぁ釘の散弾で撃っておきながら外科医の腕で傷口直したり
病院の薬使用して延命してみたり・・・

見てるこっちはイライラするのですが
自分に嫌疑がかからないようにって言う計画だとは分かるのですが
とっとと殺しちゃえってイライラするのですが

しかし、予想外の反抗もあるものの
衆人環視の医術行為の中で殺すんですが
警察も何となく彼の犯行と思うものの証拠がないので・・・
しかし、主人公がなにげに言った言葉で父親の犯行と知られ

そして、彼がとった行動は・・・

根本は娘大事で助けようとしたオトーサン
彼の殺人行為は実は娘を自分から離れさす結果となる空回りのお話だったんですね
私的にはなんだか緊張感もなくてダラダラした映画でしかなかったけども
意識が途中で飛ぶことはなかったのが不思議っちゃ不思議でした

2016年製作、アイスランド映画
バルタザール・コルマウクル製作・脚本・監督作品
出演:バルタザール・コルマウクル、ヘラ・ヒルマー、ギスリ・オルン・ガルザルソン、マルグレット・ビャルナドッティル、ソルステイン・バフマン、ソルステイン・グンナルソン、イングヴァール・E・シーグルソン
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