MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

情欲怪談 呪いの赤襦袢

2020-06-13 22:24:46 | ピンク映画
ようやっと見られました、実はもう何回もこの作品(R–15版ですが)はBS、CSでOAされていたのですが
どうした影響か録画してなくて、今月の10日の深夜に日本映画専門チャンネルでの深夜枠で録画できました
佐々木浩久監督の作品だったんですね、彼の作品は「ナチュラル・ウーマン」とOP映画で「絶倫謝肉祭」を見ていますが、その関係でしょうか女装男子の小坂ほたるさんが
実に、いいところで出演されてくる
 
いわゆるOP映画になる前の大蔵貢が社長してエログロナンセンス作品を連発していた新東宝映画時代から
っていうか、日本の映画製作会社が、真夏に納涼興行として作り続けて来ていた
いわゆる怪談映画(今はJホラーにとって変わられてそのスタイル自体は綿々と続いてるようではあるんですが・・・)をピンク映画、それも大蔵映画で完全に意識して蘇らせた作品と言っていいだろう(実質公開は2018年のお盆興行だったようですし)
 
いや、ピンク映画なのにR–18もR–15もタイトルが一緒って言うのもあれですと言うことなのかDVDリリースでは”情欲“の二文字だけ削除されてましたが
主演の浜崎真緒さん初め、栄川乃亜さん、加藤絵莉さん、さらにこう言ったエログロナンセンスには欠かせぬしじみさんに、ベテラン佐倉萌さんと
ピンク映画なのに5人も、おっぱいペローんですし、かなりエロい作品
 
実はレズ友を殺した事で記憶を無くしたヒロインが、夫という男と暮らしてる間に
女医さんから記憶を取り戻す治療としてレズやらされたり
って”呪いの赤襦袢“はどこいった?って回想の劇中劇で説明されますが
赤襦袢じゃないよね襦袢は花柄だし、って事で実は“赤い腰巻”

実はヒロインの財産目当てに旦那や女医がグルになってヒロインを精神的に追い込むのが目的で、幽霊譚でヒロインを追い込みショック死させてしまうという単純なエロ映画なんですが
 
女装男子が登場してからのクライマックスではヒロインが幽霊として登場して来て
旦那や女医が狂って自滅していくというここいらは完全に旧新東宝の怪談映画へのオマージュですねぇ
それも“四谷怪談”に登場する戸板返しをちゃんと表現していたとは
もう完全に昭和映画の復活でしょうか、何せ日本刀まで登場させますからね

実は全部知ってたヒロインが、旦那たちに罪を認めさすためにショック死演じて幽霊の芝居をしてただけってどんでん返しが2回もある映画
エロの強度は違えどもこの作品は70分のR–18より85分あるR–15の方が怪談映画的には面白い作品になっていたんじゃなかろうか
時代的に憲兵とか傷痍軍人とか出してくるのは無理があるんだけども
旧新東宝へのオマージュとしては欠かせないキャラクターだったんですね
しじみさんはこう言った役をやらせたら右に出るものはいないですね
 
2018年製作、日本ピンク映画、OP•PICTURES作品
佐々木浩久脚本・監督作品
出演:浜崎真緒、栄川乃亜、加藤絵莉、しじみ、佐倉萌、野田博史、小坂ほたる、白石雅彦
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BRAVE ブレイブ 大都市焼失

2020-06-13 18:54:18 | アジア映画
いつも同じ言葉の繰り返しですが、私のレンタルの基準はジャケット一瞥で決まります
ってことで、ジャケットの面表紙には惹句もないんで、絵面だけで
一応は火事の映画だけでレンタルしてきたものの
GEOさんでは、普通に新作の推し棚にあったもんですから
DVDをプレイヤーにかけて、オープニングで中国漢字のロゴばっか出てきて
”あらら、これって中国映画だったんだ“って初めて知りました
 
ってことで、中国映画だからか、冒頭に“事実云々”のスーパーも出てこないのか
配給会社が字幕入れなかったのか、エンドクレジットで、モノホンのを消防士の写真が出てくるまでtrue eventの映画化作品っていうことを知らずに見てました
中国映画らしいプロパガンダ的な作品になってるのは仕方ないとしても
今の中国映画のCG技術の粋を十分にというか最大減に活用した作品で
スペクタキュラーな作品に仕上がってるし
ワイヤーアクションで人間が爆風によって吹っ飛ぶ映像は中国映画っていうか香港映画から受け継いだアクションシーンですねぇ
やっぱCGで描く絵と違ってワイヤーで引っ張って飛ぶ人間って重量感がちゃんと映像に出てくるんですね
 
流石中国ですから人間がたくさんいらっしゃるのでエキストラにしても増員ということでして
ここいらもCGとはちょい違うし
CGの炎はさすが消防映画ですが、TVドラマにしても本編にしても結構たくさんの米国映画を見てきていますが、米国映画と中国映画との違いは
こう言った科学物質というか石油系の家事でもすぐに放水して水の勢いで消化しようとするのは
国民性に違いなのかしらね、泡で消化っていうシーンもあったにはあるんですが、水と泡を合わせたりもしてるようですね
しかし、いきなり水消化っていうのもどうなんでしょうか・・・
 
自らの命をかけて、消化にあたる消防士の映画ってやっぱどこの国が作っても、それなりに面白い作品になってるし
オチには必ずプロパガンダが入ってくるし、
逃げる国民に必ず自己中で命落とす人物ヲ西洋ではいれてくるんですが
一党独裁の中国ではそんな国民は一人もいないし
母親と逸れた子供の面倒まで見てくれる庶民がいるとは・・・
 
二時間も尺があったんですね
それなりに見応えあったもんだから時間忘れて見入っていました
こう言った映画はどうしても見入っちゃいますよね
 
WOWOWでの先行OA後にDVDスルーされた劇場未公開作品
架空の都市になってましたが、大連で起きた2010年の港湾コンビナート火事を描いた作品だったようですね
 
2019年製作、中国映画(日本未公開作品)
トニー・チャン監督作品
出演:リー・ホアン、ドゥー・ジアン、タン・ジュオ、ヤン・ズー、オウ・ハオ、チャン・ジャーハン
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クライシス・オン・インフィニット・アース 最強ヒーロー外伝

2020-06-12 20:57:55 | 海外ドラマ
アローバースクロスオーバーシリーズ第四弾「クライシ・オン・インフィニット・アース 最強ヒーロー外伝」のBlu-rayを、実は昨日見た「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」と一緒に購入してきました
そうなんですDCユニバースの一環としてTVシリーズの
「SUPERGIRL/スーパーガール<フィフス・シーズン>」第9話
「BATWOMAN/バットウーマン<シーズン1>」第9話
「THE FLASH/フラッシュ<シックス・シーズン>」第9話
「ARROW/アロー<ファイナル・シーズン>」第8話
「レジェンド・オブ・トゥモロー<フィフス・シーズン>」第1話
と、今年の“アローユニバース”のクライシスシリーズ第4弾は実ににぎやかに
DCコミックスのヒーローたちの総出演です
体がもう完全に動かなくなってしまってるブルース・レインまで登場しますし
 
この作品多元アースがあって、何と「スーパーマン」がとうじょうぢてきますし
違うアースでは「アロー」で登場し、「レジェンド・オブ・トゥモロー」のアトムがスーパーマンだったりして、この壮大なクロスオーバーの中ではスーパーマンとして大活躍してくれますし
さらにDCのはTVシリーズである「ブラックライトニング」が参加してきます
 
ってのもネタバレになるんですが「アローバース」と言いつつも「アロー」はこのクロスオーバーで命を落とします
ってことで「レジェンド・オブ・トゥモロー」の第一話がこのクロスオーバーの最終話でして
アローの追悼から始まります
ってのも「アロー」はファイナルシーズンでして、何とこのクロスオーバーを9話2入れていますが、TVシリーズも10話で完結しておりまして
10話がどうなってるのか見ものですねぇ
さらに彼の意志を継ぐ娘が出てくるんですね
フェリシティが出てこない「アロー」を見るのを躊躇していたのですが
これなら10話だし見てみてもいいかなって思い始めた

何と5作品の一話分でのクロスオーバーとは言え、一話42.3
分ですから全尺が何と211分と2時間半ですから「アベンジャーズ/エンドゲーム」並みの長編映画一本分でしたが
これでBlu-rayの定価が¥2690ですが、かなりヨドバシさんは値引きしてくれていてBlu-rayが¥1100で110ポイントがさらに付加されます
いやこれは実際お得でしたし
いろんなヒーロー大集合、さらに各シリーズに出演されてるメインキャストが全員ってもフェリシティだけ出てはきませんでしたが
みんな何らかの形で登場してきてくれてました
 
って実は各アースでっていう形で「ジャスティスリーグ」のフラッシュとTVシリーズでのフラッシュが一画面に出演するといった遊びまで演出してくれているんですね

それなりに「ブラックライトニング」が出演されて最終的には今後クロスオーバーしそうな終わり方でしたので
暇があったときに「ブラックライトニング」を見ておこうかな
 
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

2020-06-11 21:05:35 | 洋画
個人的に、洋画の女優さん、特にハリウッド女優さんで今一番ハマってる女優さんが
マーゴット・ロビーさんです
最初に彼女を見染めた作品が「ウルフ・オブ・ウォールストリート」だったので
前作「スーサイド・スクワッド」で初めて登場したハーレイ・クイン
ついに単独主演で映画になりましたやん
これはもう見るしかないでしょ、って米盤のでBlu-rayを待っていたんですが
どうだったんだろうコロナ禍で買えなかったのか
映画自体劇場公開中にコロナ禍で劇場黄鵜飼が中断したままで、
そのまんま日本版のBlu-rayを6月10日にDVDリリースされたので、早速の購入
購入するとほとんど安心して見ないんですが、これは早速の鑑賞
 
 
ハーレイ・クインってDCコミックスのビランの一人ですし、あれだよねジョーカーので彼女だったえあじぇですから映画ので舞台はゴッサムシティですよね
最近の「スーパーマン」とか「バットマン」とかで描かれるゴッサムシティってヒーローので内面を反映するかの如く実に暗い、そう悪の街としての文字通りのような暗さで表現してるんですが
この映画で描かれるゴッサムシティは、これまたヒロインの内面をそのまんま表したかのでように、普通にどこにでもあるアメリカの都市のように普通に明るい街に組まれているんですね
ここいらにも製作人の心意気がかんじられて良かったような・・・
 
邦題に示されてるように、ハーレイ・クインの覚醒のお話として作られてて
「スーサイド・スクワッド」とは別作品と見てとった方がいいんでしょうね
悪い奴が正義のでヒーロー(ここではヒロインか)として、巨悪に挑むお話でしたが
DCですからハーレイと最終的に組むヒロインにブラックキャナリーがいたのね
そしてあのスリの女の子は将来バットガールになるんですよね
TVドラマで単独シリーズ化されている
 
って事で決して明るい作品が多くはないDCコミックスもヒーロー、ヒロインを合わせDCユニバースの世界観の一端をも垣間見られる作品になってるようですね
しかし、こう言ったガーリーアクション映画は楽しいよね
銃を使うわけでもなく、女たちが巨悪に立ち向かっていく姿を見られる映画は愉しいんだよね
ただキャラ的にハーレイ・クインの映画は至る所がキラキラしてるのもいいやね
まさかハーレイ・クインのペットがピューマだったとは
CGで作ってるから顔が可愛いいねぇ
 
ほんと画面的に暗くなく作品的にも主人公の内面を反映させているのはデップーとハーレイの二作品だけなんですね
マーベルみたいにエンドクレジットに小芝居映像はないんですが
WBのロゴに被るハーレイの”スーパーマンの・・・“っていう台詞って次回作へのフリなんか何ですかね
2作目というか、シリーズか希望
 
2020年製作、アメリカ映画
キャシー・ヤン監督作品
出演:マーゴット・ロビー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ユアン・マクレガー、ボヤナ・ノヴァコヴィッチ、ジャニー・スモレット・ベル、クリス・メッシーナ、アリ・ウォン、ロージー・ペレス、マシュー・ウィリグ、スティーヴン・ウィリアムズ
 
コメント (2)
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美女メシ! 花音のセクシーサンドイッチ

2020-06-10 23:03:20 | OV
2月にリリースされたエロチックOVです。
いまだに準新作扱いになってるんですね
最近エロチックOVを見る機会は限りなく減ってきてます。
ってのも1年前に昵懇にしていた、個人商店のDVD屋さんが閉店されてから、予約と新作ニュースが失われてしまったから
でもあれですね、個人商店のDVD屋さんみいい時に止められたようで
まだ続けておられたらこのコロナ禍で経営的にどーなられたのかわかんなかったし
ある意味先見の明があったようですね
 
さて、OVの方ですが、ピンク映画とこう言ったエロチックOVに最近よく拝見させてもらってる桜木優希音さんが主演の72分の作品
良心を早く亡くして、祖母祖父に育てられて、今では東京で劇団員の卵をして
同じ劇団員と同棲してる花音ちゃん
ある朝TVを見ていたら、祖父が守っていた旅館の片隅で始めたカフェで大人気な卵サンドイッチが絶品なカフェを経営していたものの
 
TVレポーターが絶品の卵サンドが祖父の死でもう幻になってしまったってワイドショーで言ってる
このTVレポーターに料理研究家の新垣ことりさん
劇中の卵サンドやマヨネーズなどと同時提供と共にTVレポーターとして出演されていたんですね
急いで故郷に帰った花音に公証人が花音が旅館と隣接する喫茶店を相続する権利を得たというものの
遺産相続には300万ほど費用がいると
金に困ってる花音に祖父の卵サンドのレシピを500万で買いたいという人物がいると教えてくれる
 
もう卵サンドのレシピを巡って、欲の皮のつっぱた連中が現れるは
同棲相手はヤクザに恐喝されてお金が必要とやってくるし
もう花音をほったらかしで欲望渦巻く有象無象がレシピを巡って右往左往するけど
花音は何とおじいちゃんの幽霊と、交流してレシピのない卵サンドを作り上げるわけでして
 
もうオープニングの同棲の朝飯から花音はおばあちゃんの秘伝の糠床を大切に
美味しい糠漬けを作っていて
プロット的にこの糠床が卵サンドの隠し味っていうのはネタバレしているという底の浅さは置いといて
桜木優希音さんもある意味スレンダーな肉体ですが
レシピを狙う佐伯由美香さんっていう、私個人的にはお初のAV女優さん
私好みのちっぱいに完全にロックオンされてしまいました
 
エロも何もかも緩めのドタバタOV作品でした小渕さんらしい作品ということか
 
2019年製作、日本OV作品、オーパーツ作品
小淵 アキラ脚本・監督作品
出演:桜木優希音、佐伯由美香、藤井健人、真野直樹、諏訪太朗、新垣ことり
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グッドライアー 偽りのゲーム

2020-06-10 19:58:12 | 洋画
ヘレン・ミレンということでレンタルして来たのですが
ちょっと思っていた作品と違ったミステリー作品というか
いわゆる詐欺師の騙し騙され映画って思っていたのですが
それはそれで一応間違いではないものの、裏に流れているというか、映画を構成してる背骨は、第二次大戦のドイツ人が・・・
っていうような結構重たいものでしたねぇ
 
オープニングは実にいい感じと言うか、テンポよくネットのマッチングアプリみたいな
一人暮らしになった老人の出会い系サイトでの書き込みが実にいい
何せ名前から嗜好から書いていくのはみんな嘘
酒は飲まないタバコは吸わないとか言ってて、初デートで臆面もなくマティーニなんかをあおるヘレン・ミレン
さらにお互いある程度打ち解けたところで本名紹介
ここまでのテンポの良さで先行きが楽しみになる映画
 
イアン・マッケランが演じる詐欺師は、お金持ちの未亡人老婦を騙すだけではなく
かなりおっきな金を奪取するためには、ロシア企業とかを騙していく名うての詐欺師
大金持ちのヘレン・ミレンの全財産をもものにしようとして
あれやこれやと芝居を打ってくる
ヘレンには孫がいて、これが結構イアンにちょいちょい探りを入れて来たりするものの
それ以上は突っ込んできませんし、なにかと手足にもなってくれる怪しい存在
 
しかし、二次大戦の傷を引きずってきてるヘレンって、ある意味伏線としてコチラにある程度提示してきていたんですね
特にベルリンに二人して旅行してきたら、そこに孫が来ていたりと
ちょいちょい不可思議な行動を見せてくれてましたが
イアンに好意を持ってるヘレンは、彼を疑うこともなく
全財産を投資に使う事に・・・
 
それは、イアンをはめるヘレンの最初っからのが目的であったわけでは
先ほどからベルリンとか第二次大戦のドイツ人とかちょびっとずつ小出しにされてきているように私もここで書いてきてましたが
 
詐欺師を騙していくヘレンっていうのはもう、見る前からわかりきってることですが
ちゃんとその動機を明示するのに
何と後出しじゃんけんみたいに突然こんな重たい60年前にの過去を出してしまうのは
こう言った詐欺師映画ではアウトやろ
きちんと最初っからじゃなくてもいいから伏線として劇中に散らなしといて欲しかった
 
突然悲しい過去、どれも60年前に起きたおはなしを突然出してくるなんて
しかし、60年間も恨みを抱いてきたなんて
女っていう存在は実に恐ろしいの何の・・・
 
でも、面白いっていうか、ヘレン・ミレンとイアン・マッケランの演技を見てるだけでウキウキワクワクさせられた映画だった
 
2019年製作、アメリカ映画
ビル・コンドン監督作品
出演:ヘレン・ミレン、イアン・マッケラン、ラッセル・トヴェイ、ジム・カーター、マーク・ルイス・ジョーンズ、ヨハネス・ハウクル・ヨハンソン、セリーヌ・バッケンズ、ベシー・カーター、アレクザンダー・ヨヴァノヴィッチ、フィル・ダンスター
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ゴーストマスク~傷~

2020-06-09 22:58:26 | 邦画
これって韓国映画なの?
日本映画なの?
よくわかんないんだけども、本編のクレジットは韓国だし、舞台も全て韓国であったようだし
ただ日本人の脚本で、日本人が監督してる
いっちゃんラスト“「ゴーストマスク〜傷〜」film partners”って出て来たので
日本映画と見るべきですか
 
って事で“口裂け女”伝説を韓国を舞台にして作ったホラー映画になるのかな
日本のホラー作品を見ない人でしたが、ジャケットには邦題にハングル文字が被さっていたので、韓国映画だと思って見てしまいましたが
ホラー映画とは言えない作品だったって言ってもいいのかな
日本のホラー見ないからよくわかんないんだけども、クライマックスで口を割いてしまう必然と
生き残ったヒロインがこれまた自ら口を裂いてしまうってのよくわかんなかった
ので本当にブログにアップしちゃってもいいのだろうかと思いつつキーボード叩いているんですが・・・
 
ただ書こうって思ったのは、見終わって調べたら監督さんって「血まみれスケバンチェーンソー」、「血まみれスケバンチェーンソー RED 前編 ネロの復活」、「血まみれスケバンチェーンソーRED 後編 ギーコの覚醒」そしてあの超カルト映画になってる「カメラを止めるな!」の撮影を担当されてた曽根剛さんの監督作品だったんですね
 
そんなこんなでブログ書いてるんですが
個人的には全く面白くもなんともない作品だった
いくら韓国の整形が世界最高水準だと言ってもねぇ
確かに小さい時に分かれて暮らしていたとは言え、血を分けた姉をあそこまでわかんないものなのか
っていうか、整形医師を姉だと思い込んでみたり
確か声と顔だけ変えたっていうか、あそこまで変わっていてわかんないものなのかなぁ
 
複雑な姉妹の感情の行き違いが生む悲劇ではあるんですけども
あの整形医師は自分の技術に確信があったんでしょうか、わざわざ何も言わず語らずで自宅に変身させた姉をわざわざ妹に見せつけているわけで
ある意味己の技術に酔ってるとこもあったんですかね
彼女が一言なんか言っていたらこの悲劇は避けられたのかもしれませんが
 
それじゃ面白くないんですけども、あそこまで無差別殺戮に発展していくこともなかったんではないにかな
美容整形大国の韓国っていう企図から韓国を舞台に、そして韓国の女優さんをも出演させていたんでしょうか
っていうか失礼を承知で敢えて言わせてもらうと、こう言った若い女優さんには疎いんですが
どうなんだろうこの映画に出演されてる日本人女優さん全員が、女医さん役の韓国女優さんに演技に美貌に負けていたのがなんとも・・・
 
ホラー映画にしてもこんな作品をホラーって言っていいのだろうか
 
 
2018年製作、日本映画、「ゴーストマスク〜傷〜」film partners作品
曽根剛監督作品
出演:茜ゆりか、イ・ユハ、百合沙、チェ・ヨナ、崎本実弥、片山享、イ・ウヌ、広澤草
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スパロークリーク 野良犬たちの長い夜

2020-06-08 23:13:31 | 洋画未公開
この作品は<未体験ゾーンの映画たち2020>で上映された一本。
ジャケットを見る限り、軍用の自動小銃がたくさん並べられており
なんとなく惹句からも、銃撃戦の映画だと思ってレンタルしてきたのですが
画面が、もうさいっしょっからさいごまで、ほとんど真っ暗
いわゆる邦題にあるように“長い夜”とあるように
倉庫の中で営まれる男たちの会話劇でして、監督のこだわりなんでしょうか
自然光で、真夜中の倉庫の中を撮影してるもんだから
もう画面が暗すぎて、全く何がなんだか‥‥
 
それはそれでいいんですよ、何せ男どもがただただ会話というか、尋問してるだけの100分強の映画ですから
字幕さえ読めればそれでいいだけの映画
民兵組織の男の一人が、警察官の葬儀に向かって軍用の自動小銃を乱射してほぼ葬儀に参加した警官たちが殺傷された事件を発端にして
民兵組織の男たちが自分たちの軍事倉庫に集まって来て
装備を確認したライブ、自動小銃一丁、防弾チョッキ1着、さらに手榴弾少々が不明ということで
 
元警察官の男が、民兵組織の男たち一人、ひとりを尋問するという
このやり取りで民兵たちの一人一人の人間性や過去がそれぞれ炙り出されていくわけですが
この民兵の行動が、現在野良犬アメリカの人種差別のデモじゃないけど
アメリカ全土にあっという間に広がっていき、他の民兵組織が各地のが警察を襲っていくという広がりを見せていく
っても、それらも全て無線での通信で知らされてくるだけで
って事でまるっきり派手なシーンは全くあちません
っていうかこれじゃさいごまで銃声一つも響かないんじゃって思えるほど
会話だけで成り立っている作品
っても結局は銃声は鳴ることはなるんですけども
 
オチは無理くりではあるものの、ヮタシにもある意味意外でした
が、そのためにここまで会話だけで引っ張られるから、見づらいってのもあって
2、3回オチそうになったのも事実
二度は見ない作品ですねぇ
 
2019年製作、アメリカ映画
ヘンリー・ダナム脚本・監督作品
出演:ジェームズ・バッジ・デール、ブライアン・ジェラティ、パトリック・フィッシュラー、ハッピー・アンダーソン、ロバート・アラマヨ、ジーン・ジョーンズ、クリス・マルケイ、ブレット・ポーター、コッター・スミス
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Ms.パニッシャー

2020-06-08 17:21:37 | 洋画未公開
私はジャケット借りです。
これはガーリーアクションっぽかったので手に一応は撮ったものの
表題の”Ms.”にちょっと引っかかって惹句を見たら、
何とあのカミール・キートンがリベンジする映画のようで
彼女は「発情アニマル」でリベンジの女王にのし上がった岡でしたが、あれから何年経過したのやら
日本では未だ公開のというかDVDスルーにしてもそのメドがたってない「I Spit on Your Grave Deja Vu」という彼女が出演されてる米盤のBlu-rayを最近見ている記憶があったのですが
何と途中で殺人鬼にバラバラにされちゃうだけのゲスト出演でしたが
コチラは完全に主演の作品でしたが
 
70分強の映画でしたが、表題の“Ms.”は“Ms.”でも”おばあちゃん“が主演の映画でした
カミール・キートンご自身もスレンダーだった「発情アニマル」のような美しい肉体は今何処って言った感じでもうふとっちょな婆さん
どこから見ても可愛げが全く感じられない
 
旦那さんが死に、地元のヤクザの三兄弟が地上げのために
婆さんに脅しをかけて立退を迫ってくる
地域の保安官補に相談するものの、保安官補はヤクザに買収されてる
教会も土地のヤクザに対抗できるものでもなく
保安官(保安官は選挙で選ばれた人物ですから公正って事なんでしょう)は遠いところにいて役に立たない
 
そんな中ヤクザの三兄弟がやってきて
婆さんたった一人でショットガンとリボルバーで家に篭って対決姿勢
どうやら婆さん若い頃はなうての犯罪人だったようで、銃の腕は確か
一人を撃って動けなくしちゃう
もう一人は拳銃持った右手を撃って使えなくしての膠着状態に・・・
そんな中、母親を心配した娘が婆さんを見に来て、敵のし上がった手に渡ってしまい
さてどーなる
 
派手さも何もないただただヤクザと婆さんがお互いに銃を向き合わせて
会話すらだけの映画
カミール・キートンも昔の面影もなく、婆さんと若者三人が銃を向き合って70分の尺をだらだらと消化していくだけでカタルシスも何もない映画
 
2019年製作、アメリカ映画
サム・ファーマー脚本・監督作品
出演:カミール・キートン、カレン・コンゼン、スコット・ピーラー、エリック・ドュ―リー、クリストファー・ジェームス・フォレスト
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不倫は蜜の味〜夜まで待てない〜

2020-06-07 23:54:38 | ピンク映画
6月5日の東映チャンネルの深夜枠っても6月6日の午前0時からのOAでしたが
OP•PICTURES+の2019年のフェスで公開されたR -15版では「言えない気持ちに蓋をして」というタイトルで公開され、今回同じくR–15でのTVOAでのタイトルがこの「不倫は蜜の味 夜まで待てない」という事で
ピンク劇場でのR–18版では「ホロ酔いの情事 秘め事は神頼み」って言うタイトルでしたが
 
川上奈々美主演、深澤浩子脚本、竹洞哲也監督の黄金トリオが「義姉と女子大生 密室の吐息 (つないだ手を離して)」以来再びタッグを組んで
昨年のOPフェスで上映されたのが「言えない気持ちに蓋をして」でした
やっぱ最近のOP映画は強いよね、実にR–15作品としては実にいい作品を作りますよね
濡れ場もある意味セーヴというか、ソフトかされてて
実に一般映画としても遜色ないよね
こう言う作品を見てしまうと、何だよね古いピンク映画を見ても見てるこっちに感興が寄与してこなくて
ただエロを中途半端に見せられたって言う気持ちにならざるを得なくて
映画を見させて(敢えていい映画とは書きませんが)もらったなぁって言う気持ちになれないのが残念ですが
やっぱそれでも見逃してきているピンク映画は見たいよね
 
たった6人の登場人物で、出てる女優さん三人はきっちりと脱がしてくれてて
そこはピンク映画の原則は曲げないわけですが
でもこのまま映画トップに川上奈々美さんのがお名前がクレジットでは来るんですが
実質相澤ゆりなさんの映画だったりするんですね
 
登場人物の心境がみんないい
バイト先の居酒屋の店長と不倫するものの、彼を愛してどーにもならない相澤ゆりなさん
その奥さんでオットの浮気を知ってでも動こうとしない川崎紀里恵もいいなぁ
櫻井拓也クンも後輩の相澤さんを思いつつも彼女の気持ちを知っているために公道に移せずにいるわけで
そう言う意味では櫻井クンと川崎紀里恵さんとの情事は傷を舐め合う者同士の束の間のというか衝動的な連帯感っていうのも実にいい
 
さて主演の川上奈々美さんですが中学時代に友人に心ない一言を言って、友人を死なせてしまったトラウマから逃れられず
引きこもりって言うわけではないよな神社の賽銭箱の後ろに隠れられるし
ま、ある意味酒に自己逃避してると言うか、アルコール依存で自分の心を隠してるわけで
人嫌いでもないようで
神社にお参りにきたイワヤケンジさんと顔さえ合わせなければ普通に会話できてるし
 
ピンク映画の常で最終的にこの日二人が最後に肉体的に結ばれて終わるんだって言う定石を
川上奈々美さんの妄想セックスで終わらせて現実この二人を絡み合わせないって言う外し方が実にいい
これで二人が肉体的に結ばれて終えたら
こんな爽やかな気持ちでこのブログ書けていないし
女ココロというか、人間の結びつきの機微を心得た深澤浩子の真骨頂なんですかね
 
TVOAとしては珍しく多少のボカシはかけてるものの川上奈々美さんのヘアがほとんど丸見え
東映チャンネルの英断に拍手
切り口の違う記事はコチラ
 
2019年製作、日本ピンク映画、OP•PICTURES作品
深澤浩子脚本、竹洞哲也監督作品
出演:川上奈々美、相澤ゆりな、川崎紀里恵、イワヤケンジ、津田篤、櫻井拓也
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