MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

乱暴な記録

2020-06-07 19:55:59 | 韓国映画
今月最初の韓国映画です。
どうやら、WOWOWのジャパンプレミアムでOAされた後にDVDリリースされた日本未公開の韓国映画です
「乱暴な記録」って主人公の刑事というか、悪徳刑事だった元刑事が
ある意味マスコミってもこれまたお金目当てのパパラッチみたいなやつにおっかけられて
自分のために純色した刑事の汚名を晴らそうと孤軍奮闘して巨悪を一人で倒すお話
 
ある意味韓国映画らしい悪徳刑事であったり、巨悪が警察なんかものとも思ってんし
主人公も自分は借金で首が回らなくて、麻薬を横から奪おうとしたために
当日自分に着いた新米相棒が殺されてしまったものの
死人に口なしと彼に汚名を着せたものの
 
何と脱北してきた、これまたお金しか目にないトップ屋さんと、自分のために殉職した刑事の汚名(っても彼自身がそう言って罪を逃れただけなんですが)を、残された家族のために晴らす行程を
トップ屋さんが特ダネとして独占記事としてビデオに録画していく訳で
その悪を追い詰めていく過程が実に激しい格闘シーンばっかで
それを称して「乱暴な記録」ってことなんですが
 
これが公表されることは最後までありません
韓国映画ですから、刑事残されたほとんどが賄賂や買収されていて、主人公も刑事辞めるまでは、本当に悪徳刑事の見本みたいな人物として描かれていて
殉職した刑事はその悪徳ぶりを知らずに警察官として職に殉じて死んでいったわけですが
主人公は先に書いたように彼に汚名を着せて摘みを逃れてしまうんですが
 
別に脱北Noトップ屋が現れて正義感に目覚めたわけではないのも事実ですが
殉職した刑事の家族が健気に生きている姿が彼を何かに目覚めさせたかもしれませんが
いきなり巨悪に向かっていく唐突感に見てるこっちもちょっと唖然としたのもじじつですが
 
さて主人公の頭には新人相棒を殉職させた時に頭で受けたナイフの刃片が残ってて
肝心な時に激しい頭痛が襲ってきたりするのは、こう言った映画のお約束ですが
主人公を務めるのは悪党面したチョン・ドゥホンという役者さんですが、どうやらイ・ビョンホンのスタントマンWOWOW務めてこられた方が
初めて表舞台に出てこられたようですね
 
って事で、ほとんどのアクションシーンをご自分で演じておられるんですが
その激しい格闘シーンはナイフ、刀、バット、鉄パイプとかが使われていて
そんなかで圧巻なのはなんか車のワックスの缶みたいなものを使って
その蓋を使って相手の首を斬りまくるんですね
韓国映画で見る格闘アクションというよりは、一人vs多人数での踊るような格闘シーンはどこか香港映画を見てるかのようでしたが
こういうシーンではナイフとか刃物が刺さったり肌を斬ったりする擬音が実に文字通り効果的にこっちに痛みを感じさせてくれるんですね
最初に肉斬り音を使った黒沢監督に感謝せねばなりませんね
 
韓国の警察は本当におバカか悪徳しかいないんじゃないかと思わせてくれる作品
警官の仕事を全うしようとする警官は早死にするって思わされる映画
しかし、トップ屋さんを脱北者にする意味があったんだろうか
 
2018年製作、韓国映画(日本未公開作品)
ハ・ウォンジュン監督作品
出演:チョン・ドゥホン、リュ・ドックァン、ソ・ウナ、チョン・ウィガプ、チェ・ジェホン、キム・サグォン、クォン・ヒョンジュン
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ブラック・ウィドウ ~裏切りの代償~

2020-06-06 23:46:58 | 洋画未公開
いつものことですが、私は完全にジャケット借りですから
まずはおばさんではあるものの女性が銃を構えていたら、何も考えずにレンタルしちゃうんですが
さらにおっきく”観客動員50万人、本国興行収入No.1“とか惹句にあったのも寄与してまして
どこが本国や‥?って良く見たらオランダのようで
早速鑑賞しましたが、さほど派手な作品ではありませんでした

オランダの国民ってこういった家族愛(実は敵も味方も家族愛に裏打ちされてた作品になってるんですね)の作品が好きなんでしょうかねぇ
家族のためなら自分の命さえ差し出してしまうのは
マフィアのボスであろうがなかろうが母親の宿命であるし
兄弟(姉妹)同士の愛情でも暑んでしょうか
って言った映画でした、正直これで2時間の尺は私にとってはキツかったけど
退屈させないようにちょこちょこ派手な銃撃シーンとか殺人シーンを挟んでくるという
ある意味映画巧者ではあるので、見せ物として動員は惹句くらいはあったかも・・・
 
私としては珍しく先にネタバレ気味に簡単な梗概書いてしまいます
オランダ暗黒街のマフィアの女ボスで“ブラック・ウィドウ”ことカルメンは
自らの死を偽装して国外へ逃亡していた、これは実は自分の3人の子供たちに害が及ばないようにしていたのであるが
カナダのダイナーでウエイトレス仲間が別居中で接近禁止が出てる別居中の旦那にセクハラを受けてるのを排除した関係で
ダイナーに銃を持って友人おしかけられ店長と同僚が撃たれたことで男二人殺してしまい
正体がバレてオランダに強制送還されることに。
 
彼女の犯罪を暴きたいオランダ警察との攻防が始まろうとする時に
何とメキシコから敵対カルテルの猛者たちがあらわれて弁護士の家族を人質にして
獄中の彼女に無理難題をふっかけてきて聞かないもんだから
彼女にの母親の殺しをリアル中継して彼女を脱獄させる
脱獄には家族愛ということで彼女の子供たちが協力して
一家もろともメキシコに連れて行かれる
そこで待っていたのは、メキシコの麻薬カルテルの女親分で父親がウィドウとの協力要請に行ったら死体で戻ってきて
悲観した母親が自殺し、敵対視していた妹はウィドウ殺しに生きがいを見つけたものの
偽装死で悲観しこれまた生きる目的を失って自殺して
今回生きていたことを知り、父親の死の真相と彼女の死を願ってメキシコまで家族もろとも拉致してきたわけで・・・

もう半端ない家族愛に貫かれた映画でしかなくて
子供たちの命と引き換えにカルメンは子供たち三人のもつ銃の引き金を自ら引くわけですが
メキシコの女親分はそれで子供たちを解放するんですね
こんな甘々な映画もないでしょう
 
メキシコの女親分なんでカルメンの子供三人を許してしまったんでしょうか
私ならついでに三人も撃ち殺させて
カルメンは自ら引いた銃弾は貫通して辛うじて生き返り、子供たちの仇とメキシコのカルテルの一掃までを描きますがねぇ
それがカタルシスじゃないですか、クライマックスでしょ
オランダでカルメンが残した合法遺産を継承する三人の子供たちを申し訳にように描いてみました
ってこれは映画じゃないだろう
もしくは一応は堅気だろうがこんだけ家族愛を謳うなら子供三人がメキシコに殴り込んでいこうってとこで終わらせてもいいでしょうが
映画にドラマがないんだよなぁ
 
2019年製作、オランダ映画
ディエデリック・ファン・ローイェン監督作品
出演:モニク・ヘンドリックス、ティゴ・ヘルナント、レイモント・ティリ、チャーリー・チャン・ダグレット
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ゴールデン・ジョブ

2020-06-06 18:57:46 | アジア映画
久々の香港映画
なまじ本国と合作してなくて実に香港映画だけのもつ
役者の肉体を通してのアクション映画となっていて
もちろんワイヤーは使ってますが、アクションシーンをCGとがでごまかしてないのが実に良かった
って事で今まで培ってきた香港映画のエッセンスをこ映画に全て打ち込んだって感じの作品
ってのももう、なんだか中国人に納まってしまった感のあるジャッキー・チェンが製作総指揮を務めたアクション映画ですので、
なんとか香港だけで作って見せたということで役者の肉体を完全に駆使しての本格アクション作品で、いや、もう本当にこうだよね香港映画の真髄はって思わせてくれる作品で最高でした。

兄弟同然のように孤児院から引き取られパパのが元で育った5人の少年たち
そんなパパを演じてるのはエリック・ツァン
やっぱ彼の票飄々とした演技がいいよね
そして彼に育てられたのはチン・ガーロウ、マイケル・ツェー、イーキン・チェン、ジョーダン・チャン、ジェリー・ラムの5人
そう90年代に五人揃って出演していた「欲望の街・古惑仔」シリーズに出演した面々が再結集して制作された作品
ってことで「古惑仔」シリーズとは完全に別作品ですが5人の姿が見られるのにはワクワクするにはするんですが
もう全員がアラ50ですけども、アクションに衰えはありゃしない
衰えないと言えばそんな香港映画だし
製作にはジャッキー・チェンのは他に5人のパパを務めるエリック・ツァンも加ってるから
何と倉田保昭御大まで登場してきて、キレのあるカンフーアクションを見せてくれます
倉田さんも古希を過ぎて尚健在ですねぇ
一応監督とアクション監督はチン・ガーロウです
 
彼ら5人は政府とか組織に雇われての傭兵として生業を立てていて
それぞれが誰かの仕事依頼を受けて集まってくるようです
オープニングから肉体限界のアクションシーンとか爆破シーンの連続で掴みはOKでこれからに期待が見える作りです
が、彼らの一人マイケル・ツェー演じるビルが持ってきた仕事
アフリカの難民キャンプに薬を送ろうと、製薬会社からの新薬強奪を持ってきたものの
奪ってみたら何と中身は大量残した金塊
 
そう強い絆で結ばれていたはずの5人でしたが、ビルはお金に目が眩んでいたんですね
ビル曰く金が有れば、その金のは一部で薬を買って難民キャンプに送ればいいだろうっていう自論だったんですね
騙された4人は、ギャング組織に襲われて命からがら逃げるし
ビルは組織のボスをその場で射殺して、金塊全部を独り占めしちゃう
 
世界を股にかけて展開される映画でして、
日本の熊本を一部舞台にしていて、そこで倉田御大が登場するんですね
なんだか日本じゃないような映像ではあるんですが
そこに襲ってきたビル一味と対決してエリック・ツァンを助けようとするものの拳銃で射殺されるし
ビルの子分はエリック・ツァンまで射殺してしまう
福岡から4人がクルマを駆って駆けつけつもののは時すでに遅し
エリック・ツァンのは敵討ちと4人は武器を購入してビルが立て篭る島へ殴り込みます

ラストが良かったかなただ金塊を盗んで一人占めしたんじゃなかったビル
何と金塊強奪以降難民キャンプに薬を送り続けていたんですね
ってビルを倒した後の金塊はどうしたんでしょうか‥?
そいつが気になって気になって‥‥
 
2018年製作、香港映画(日本公開作品)
チン・ガーロウ出演・アクション監督&監督作品
出演:イーキン・チェン、ジョーダン・チャン、マイケル・ツェー、ジェリー・ラム、エリック・ツァン、倉田保昭
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沈黙の鉄鎚

2020-06-05 23:13:31 | 洋画未公開
やっぱ終わりじゃなかったようですね
昨年4月でしたか”セガール引退“とかデカデカと惹句にしており
さらにタイトルっていうか邦題自体「沈黙の終焉」とまで銘打って<未体験ゾーン2019>で公開された作品が最後って売って置いて
その舌の根が乾いたか、乾かない一年後に
今度は大手のGAGAさんが邦題に「沈黙の」を使ってきちゃいました

セガールオープニングのクレジットではトップですが、相変わらずの主演じゃありません
一応今までの省エネセガールに違いありません・・・って今回セガール拳もありません
ただ拳銃だけは撃ちますが、ほとんど座ってるだけの出演です
さらにいうと今作ではギャングの大ボスですが、相変わらずわかったような全くわかんない台詞を宣っておられます

って事で主役はもう全く冴えない白人のおっさんです
息子がセガールの組に入って、強盗で得た金を預かったものの
誰かにそれを盗られて、ボスの息子で強盗の首謀者に殺されてしまいます
そのため元腕利き刑事だったオトーサンが息子の敵討ちに街に出てきて犯人探しを始めます

なんか人間関係は実に単純なんですが、悪の大ボスであるセガールとこの元刑事との関係が全くわかんないけども
お互いがお互いを認識していたようですが
そこいらの関係に関しては全く説明されてませんが
セガールのが息子は、セガール宣って地位を狙っていたりもしてるようで
さらにその部下も息子を差し置いて裏で他のギャングと結んでみたり
そんな部下を簡単に射殺するセガールとか、

セガール宣って息子に殺されたオトーサンが襲われて返り討ちにあったりするところは
スーパーヒーローにしてないとこは買えるんですが
結局セガールの息子もオトーサンにやられて
最終的にオトーサンとセガール大ボスとが対決するんですが
セガールは簡単に返り討ちにしちゃうんですね
結局善人でも悪人でも映画の中では死なないセガールでしたか

やっぱセガールの映画は邦題に「沈黙の」ってつくんですね

2019年製作、アメリカ映画
ジェームス・カレン・ブレザック監督作品
出演:スティーヴン・セガール、ジョニー・メスナー、DMX、ビル・コッブス、ザック・ウォード、ランディー・シャラチ、パトリック・キルパトリック、チェスター・ラッシング、サクソン・シャービノ

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ナイトシューターズ 処刑遊戯

2020-06-05 18:09:21 | 洋画未公開
私はほとんどジャケット借りですから
なんとなくアクション映画だろうと思ってセットレンタルしてきた一本でしたし、
プレーヤーにディスクをかけたら、いきなり彩プロ作品ですから
途中でオチちゃうんだと思っていましたが
 
いきなりオープニングからゾンビに対して、人間がAK 47をフルで撃ちまくり
拳銃とナイフで一匹一匹ゾンビを倒していくゾンビ映画
って思っていたら、主役らしい人物がゾンビに喰われたところでストップモーション
そうだったんですね、お金のないインディーズの映画製作者が
廃墟のビルでゾンビ映画を無許可のゲリラ撮影してたんですね
 
ちょっと休憩してたら、カメラマンのお姉ちゃんのEOSに廃墟の隣棟でギャングが
私刑、それも焼殺してるのが写って・・・
そうなんですね、最近では35mmの一眼レフで撮影したり、スマホで映画を撮ったりっていう時代なんですね
手持ちだし、編集しやすいし、この映画のようにゲリラ撮影も可能だし
最近は撮影媒体選ばずぬに撮影できる利点があるようで
本当かどうかは知りませんが、劇中の台詞でも“ジョン・ウィック並みにアクションとれてる”とか言わせてるし
 
でもってこっちが見てるわけですから、相手もこっちが見てるのを知ってしまうわけで
目撃者は殺してしまえとギャングたちが襲ってくるわけですが
ってことで映画監督に音声さん、カメラマンのお姉ちゃんにケイタリングに小道着のお姉ちゃん、スタントマンの東洋系の兄ちゃんに主演俳優の7人が
ギャングに追われて逃げるだけの映画ですが
 
あれだけいたゾンビに扮したエキストラは一体どこに行ったのか完全に消えてしまってましたが
ま、徒手空拳の映画スタッフが完全武装なギャングのたちの魔の手からいかに逃げ切れるのかっていう映画でした
 
音声さんは通信手段で相手の行動を捉えたり
小道具さんは、何と自分の持ってる技術で薬品混ぜて目潰し作ったり、倒壊させるためにビルに仕掛けられていた爆薬使って手投げ爆弾作ったり
いっちゃん活躍したのは、ジャケットのど真ん中にいるスタントマン
劇中ギャングたちにカンフーマンとか呼ばれて、銃は構えませんが、カンフーで大活躍します
 
ギャングの親分はそれなりにしっかりしてますが、手下はかなりヘタレが多かったかなぁ
殺される姿はちょっとエグさもありますが
撮影版は二人死亡しますが、ビルの崩壊を含めて徒手空拳の撮影版に殲滅させられるギャングたち
なんか不思議にハマってしまった映画でした
ある意味彩プロ配給の映画にしては見てて楽しい映画だったのも事実
 
2018年製作、イギリス映画
マーク・プライス脚本・監督作品
出演:アダム・マクナブ、ニッキー・エヴァンス、ロザンナ・ホルト、ジャン=ポール・リィ、リチャード・サンドリング、ニコラス・アーロン
コメント (2)
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エル・チカーノ レジェンド・オブ・ストリート・ヒーロー

2020-06-04 23:02:04 | 洋画
まずはタイトルの「EL CHICANO」が出てきて文字が、消え初めて最終的にLとAだけが残る
そうカリフォルニアのロサンジェルスに
この映画の舞台は、イーストロサンジェルスです

”CHICANO“とはメキシコ系アメリカ人の事を指す言葉
そうなんですね、アメリカはアラモの砦陥落以来メキシコに攻勢をかけて
テキサスとカリフォルニアをメキシコから軍事力で簒奪して国境を引いてしまったわけで
そんな目に見えないボーダーのアメリカ側に残されたメキシコ人たち
そう彼らがメキシコ系アメリカ人のルーツになったんですね

主人公はロサンゼルス市警の警官で、完全なるチカーノです
相棒や上司はアメリカ人(ってもアメリカ人ってのみ実は移民でして彼らのルーツ自体何人なのかはわかんない国ですよね)
オープニングはそんな主人公の少年時代、主人公と双子の弟と地元のギャングの息子とは友達同士っていうエピソードで、友人の父親はバイクに乗った仮面のヒーローに殺されてしまう
 
それから何年立ったのか、主人公のも弟はクスリ売人として服役して
今は亡き人物
友人だったショットガンは、今では父親に代わってイーストロサンジェルスを治めている
 
パッと見た感じほとんどがメキシコ系アメリカ人俳優で作られてる作品
日本ではヒューマントラストシネマ渋谷での恒例企画興行<未体験ゾーン>で上映された一本でしたか
それにしてもメキシコ系アメリカ人ばっかで作った、いわゆる法で裁けぬ悪を断つストリートヒーローのお話でしたが
全体的にっていうのも画面的にも内容的にもちょっと暗い映画だった
 
チカーノでロス市警の警官である主人公
弟に死を乗り越えて・・・っていうのも、どうやら弟は服役してる間に自分たちが子供の時に見たレジェンドヒーローであるエル・チカーノに傾倒していって
彼の全てを揃えていたようで・・・
兄貴の主人公は弟の死の真相を探るうちに、弟が何を目指していたのかを知る
 
そんな中、メキシコの麻薬カルテルと手を結んだショットガンでしたが
メキシコカルテルはカリフォルニアを奪還するんだと息巻いてるような時代錯誤の人物であって、持て余したショットガンはカルテルの御曹司を殺してしまうんですね
 
市警自体がメキシコのカルテルの襲撃を受けて壊滅してしまい
主人公は弟が集めたエル・チカーノになりすましてショットガンと対決することに・・・
アメリカ映画ですね、法で裁けぬ場合はヒーローが正義を断行するという主張は・・・
さほど面白いとは言えませんが、不思議とオチずに最後まで見られた
 
やっぱアメリカの司法は面白いよね、特に市警とFBIとの捜査権の争いは
 
2020年製作、アメリカ映画
ベン・ブレイ脚本・監督作品
出演:ラウル・カスティーロ、ジョージ・ロペス、エイミー・ガルシア、ケイト・デル・カスティーリョ
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闇の女セクシーハンター 美女が裁く裏社会の肉欲

2020-06-04 21:00:12 | OV
自粛期間中にリリースされていたエロチックOVです
こういったOVに関しても映画同様ほとんど情報も入れないから
タイトルからして、ジャケットの絵面からして、千鶴から始まった山内大輔ワールドの新シリーズ作品だと思っていましたが
 
何とピンク映画の大御所清水大敬さんが本と監督を務めたR–15エロチックOV初作品だったのね
って事で、大敬さんの作品では二度目になるのかな海空花と書いて”みそらはな“というAV女優さん主演のエロチックOVでした
主人公は遣り手検事と恋愛関係にあり、有能女性検事を振ってまでヒロインと結婚しようって婚約指輪を渡してくれたものの
振られた有能検事にはめられて、婚約者は記憶喪失、本人は過剰防衛で女検事の罠にハマり、懲役2年、執行猶予4年の判決を受け
弁護士資格を剥奪されて
今ではしがない探偵事務所を開いている裕子さん
 
そんな裕子さんを海空花さんが演じ、やり手の若手検事で記憶喪失の男を折笠慎也、
そしてこの二人にコケにされた有能女検事でのちに悪党矢島の顧問弁護士となる卯水咲流、そして悪党矢島には森羅万象さんと言った布陣です
って事でもうちょっと練られていたらかなり面白い作品になったんでしょうが
清水大敬さんに初エロチックOVって言ったリキミがあったんでしょうか
台詞のほとんどが説明台詞で構成されて物語が展開されてるつまらなさと
プロット自体の流れにクドさが溢れてしまってるのと
ヒロインやその敵役の卯水咲流さんとか折笠慎也、そして安藤ヒロキオの演技が空回りしてまして
どうすりゃこんな空回りになるんだっていう
もう素人の学芸会を見てるような作品でクライマックスもなければ、カタルシスも全くない作品というようなありさまで
別にピンク映画じゃないんだから律儀にもう一人愛原れのって言ういうAV女優さんの悲劇えぴソードを入れてきて
しっかり三人のも女優さんの劇としての必然ヌードを三人にしちゃってるから余計プロットが散漫になってしまっているんですね
 
卯水さんとか結構OVとかピンクで見てるし、海空さんも二作目だったんですが、
この愛原れのさんは個人的にはお初の女優さんでしたが・・・
全く森羅万象さんにおける悪党に揺るぎもなく、実に楽しそうだったし、やっぱどんな作品に出ていても、ちょい役であっても、このお方の演技の安定感はすごいやねぇ
清水監督に敬意を表してでしょうか
裁判にの傍聴人とか、会社のも事務員とかでピンク業界から多数賛助出演されてたようですが、里美遥子さんはそんな中でもちゃんとした台詞のある役でしたねェ
 
しかし、ひさしぶりにこういったら失礼に当たるんでしぃうがい
正直言って”箸にも棒にもかからない“作品にであってしまいました
海空花さん、いいお体してて、実にいい素材だと思うのですが・・・実にもったいない
 
2020年製作、日本OV作品、オーパーツ作品
清水大敬脚本・監督作品
出演:海空花、卯水咲流、愛原れの、森羅万象、安藤ヒロキオ、里美遥子、折笠慎也
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残された者-北の極地–

2020-06-03 22:38:44 | 洋画
Kinofilmsって木下工務店グループだったんですね
それなりに洋画邦画を配給製作してるけど、まさか木下工務店が映画製作配給していたなんて
TVでのスポットでは、木下工務店は映画◯◯を応援しています
ってよく見てますが、製作配給に関わっていたとは
って事で、そのkinofilmsの配給による2018年製作のアイスランド映画
マッツ・ミケルセンのほとんど一人芝居というか、登場人物はたった二人だけという
サバイバル映画
 
サバイバル映画って書きましたがセスナでしょうか、
飛行機墜落で極寒の地に落ちて取り残されたパイロットが生き延びようとするだけの映画
実に、地味であるが途中救助にあたろうとしたヘリの女性パイロットが救助に失敗して墜落して怪我をしてしまう
一人でも極寒の雪の中で、たった一人で生きていくのも大変なのに
怪我して今にも死にそうな女性を連れて生き延びられるのかっていうヒューマンドラマ

女性パイロットが墜落する時に救助よう信号を煙幕を使ってしまったんですよね
ビーコンもなんだか毎日手で充電していたようだけどそれもいつのまにか使えなくなってます
過酷な状況の中 どうやって彼は救助されるのか?
映画ですから助けられるとは思うのですが
彼のセスナが墜落した理由も、彼がここに飛行してきた理由も全く述べられていません
そうなんですね遭難した時点の何日か後から映画は、始まり
映画技法としての回想シーンもないので落ちた理由も飛行の理由も語られずに
映画は淡々とと言っていいほど、彼が置かれた現実の世界だけを描いていくだけ
 
って事で映画的なクライマックスでのカタルシスはありません
本当に死んじゃうラストを見せといて・・・なんだろうな
やっぱ助かるのか、時間切れだったのかは、見てる我々に委ねてきましたね
もし、自分だったら女性は捨てて一人で逃げていくんだろうなって見てましたが
マッツ・ミケルセンは諦めなかったんですね

台詞がほとんどなく、見てるこっちはマッツ・ミケルセンの生き抜く力を見せらるだけの映画
少なくともスクリーンというか、私にはモニターで見えてる状況だけで彼がどう生きて行くかを見守っていくだけに
結構作りても困難を上手に積み重ねてくれますねぇ

2018年製作、アイスランド映画
ジョー・ペナ脚本・監督作品
出演:マッツ・ミケルセン、マリア・テルマ・サルマドッティ
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ザ・フェイタル・レイド 特殊機動部隊

2020-06-03 19:15:52 | アジア映画
6月も3日になりますと、もう東京もお天道様がお顔を出さないのに
真夏日直前までの28.4C
未だ暑さに慣れないものの、徒歩30分のTSUTAYAさんに行って6
月リリースの新作DVDをセットにしてレンタルしてきましたが
いざレンタル手続きをと自動レンタル機の前に立ったら、何とスマホが置かれてて・・・
コロナ禍ですからねぇ、触るのもちょっと躊躇って店員さん呼んで
”忘れ物だと思いますが・・・“って処理してもrしましたが
 
スマホの忘れ物これで個人的に3個拾ったというか発見したことに
最初は天やさんで、次は鉄道の駅のベンチに置き忘れ
先の2個は、まだコロナ禍のズーッと前だったので、手にとって店員さんや駅員さんに手渡ししましたが
今日だけは触らなかったけど
 
って事で映画ですが、これって中国・香港合作映画なんですかねぇ
舞台は澳門になります、
もうお姉ちゃん警察官のアクション映画です、って事でジャケットは詐欺ではないのですが
事件の発端は20年前、って事で1988年の澳門で、香港警察は、香港から澳門のヤクザのもとに密輸された大量の武器を追ってきて
気付かれて澳門の街中で香港警察の特殊部隊と密輸組織との激しい銃撃戦が繰り広げられ
香港警察の大半が銃撃戦で殉職し、密輸犯たちは爆弾で自爆したり手榴弾を使ったりで
隠密作戦と、香港警察の管轄外での行動の為、かろうじてタム警部と女性特殊部隊のジェイドが生き延びたものの、事件はガス爆発として内密に澳門警察によって処理されてしまう
 
そして20年後、香港警察の副署長が澳門訪問の護衛としてタム警部と女性特殊部隊員4名が随行してきた
っていうか、新しい若手の女性隊員も増えているんですが
そこは中国映画ですから、若さとかその他が何とタム警部もジェイドも風貌は20年前のまんま
さらに20年前にジェイドに誤射された警官も当時のまんまの容姿っていう荒っぽさがなんともですが
銃撃戦は凄いですよ、無駄に撃ちまくってほとんど盾にしてる車とか遮蔽物に被弾するんですが人物にはなかなか当たんないってことで尺を消化してたりするんですね
 
まだお姉ちゃんたちもあんまり撃ちまくって当たらんから弾が無くなってきての肉弾戦とかで
見ているこっちを退屈はさせてくれませんが
結局は20年間溜め込んできたものを生き残った男の香港刑事たちが吐き出したっていうだけのものですが
新人婦警さんって20年前に流れ弾で死んだ両親の生き残りの子供がったんですね
 
20年ため込んできたものをそれぞれの人が吐き出した映画
しかし、重火器の威力はすごいやね

2019年製作、中国・香港合作映画(日本未公開作品)
ジャッキー・リー監督作品
出演:パトリック・タム、ジェイド・レオン、ジョアナ・ホー、リン・ミンチェン
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イップ・マン 完結

2020-06-02 23:20:15 | アジア映画
自粛が緩和された関係で1日からDVD屋さんも再開されまして
今月のDVD一番のリリースは3日から始まるんですが、丸々5月閉店してる時のリリース関係もあって
一応個人的には朔日にも行かねばと、小雨に烟る中副都心に出かけてきました
その時に見つけたのが、この作品、米盤のBlu-rayです
本国米国では4月にリリースされたようですが、こちらは自粛関係で一月遅れで入手
買っちゃうと見ない性格ですが、これは見ておかねばですね
 
2008年から製作されてきた、ブルース・リーの詠春拳の師匠であるイップ・マンを主人公にして「イップ・マン 序章」、「イップ・マン 葉問」、「イップマン 継承」と見てきましたが
ドニー・イェン先生の当たり役シリーズもついにこれで完結ですか
日本では、「完結」になってますが、米盤では「the Finale」になってます
これで見納め、ラストシーンでは黒枠写真にブルース・リーが深々と頭を下げていましたし
なんだろうな序章、葉問、継承からのカンフーシーンのハイライト映像もあったりするんですね
それを見ちゃうと本当に終わってしまうんですね
個人的にはドニー・イェン=イップ・マンだったからねぇ
もう当たり役でしょう

今作ではブルース・リーとのエピソードを膨らませ、彼にアメリカに招待されて
マンはアメリカサンフランシスコのチャイナタウンでの勧善懲悪のお話
個人的に見てて思ったのは、この日プロットってブルース・リーのVS日本人との対決や
チャック・ノリスとの戦いを描いた一蓮のブルース・リーの映画をオマージュした作品に見えてしまった
つまりドニー先生のブルース・リー愛の完全に溢れた作品になっていたような
 
今回も人種差別・偏見との闘いが主軸になっているが、それが香港という地元というか中国人の本国ではなく
本国から遠く離れた異国の地でコミュニティを形成している移民中国人が米国人に差別されるという
全く理不尽ではあるものの避けがたいのも事実であるわけで
最終作でそれを表にだしたって印象。そのため、映画としての求心力は求心力はいささか弱く感じるが、香港映画ではあるものの、現在の中国がアメリカ大統領に感じてるものを具現化したプロパガンダと見るのは穿ってるかなぁ
 
スコット・アドキンスの自意識過剰な役柄がトランプさんとダブって見えたのは私だけだったんだろうか?
中華総会のワン会長の娘が実に可愛かったなぁ
 
さて日本での公開はいつになるんだろう武蔵野館ではまだ予定出てなかったなぁ
 
2019年製作、中国・香港合作映画(日本公開作品)
ウィルソン・イップ監督作品、ドニー・イェン製作・出演
出演:スコット・アドキンス、ルシアン、チャン・クォックワン
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