MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン4

2020-06-20 19:07:26 | 海外ドラマ
TVドラマ史上最高の視聴率を獲得し、今でもシーズン10が本国でOA中(ってもコロナ禍で最終16話が撮影不能状態のままだそうですが)の「ウォーキング・デッド」
シーズン9からシーズン1から主役であったリックが死亡って事で降板しちゃっていまして
なんとリックのその後は劇場版の本編で語られるようですが
こちらもコロナ禍でクランクインされずにいるようですが
 
そんな本家「ウォーキング・デッド」の人気から、その前日譚として、いかにゾンビが蔓延したかって言うコンセプトで始まったスピンオフシリーズ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」シリーズ
これも血液型から見ないと気が済まなくてシーズン3まで見てきましたが
前作シーズン3辺りから本家「ウォーキング・デッド」とシーズン4ではコラボするって言う情報が流されて・・・
 
って事で前面に本家とのコラボを出してきているシーズン4
ようやっとドラマシーズンの月末待たずに、2ヶ月連続リリースも終わって
GEOさんには全8巻そのままワンセット置かれていたものですからいっぺんにレンタルしちゃいまして
全16話、730分を二日で完走しました
 
前日譚として始まったこのシリーズ、ゾンビウィルスどうこうと言うよりは
並行して別グループがこのゾンビ世界でサバイバルしていくと言った
本家との区別があんまり感じられないシリーズとなっていたのは否めませんでしたが
ようやっとコラボしたと言うか
本家からモーガンが参加しただけって言う事ですが
 
このシーズン4での第一話では、リックたちのコミュニティから離れる決意をしたモーガン
今は全員が首領であるアンと共にいなくなった、あのゴミ砦で旅支度に入るモーガンのもとへ
まずは牧師が、そしてニックが、さらにキャロルがコミュニティを離れないように説得に来るシーンから始まりますので
三人が本家からゲスト出演してきてますし、本家の目玉であったゴミ砦のセットまでちゃんと使ってくれてますが
これだけで、後はセリフで”アレクサンドリア“とか”ライオンをペットにしてる王様“なって言うワードが語られてはいますが
このシーズン4からのこちらのシリーズはモーガンが主役になってきます
 
で前作まで活躍しシーズン2から主役の座についていて
っていうかこのDVDのジャケットにもでかでかとか描かれている家長であり
野球場でのコミュニティを死守していた肝っ玉母さんマディソンの死が語られるのがシーズン前半ですか
 
新たなメンツとして、モーガンと出会うSWATの戦闘車に乗っかって
であった人たちのインタビューを録画している女性ジャーナリストとか
なんと元警官で女性を探してる二丁拳銃のガンマンとか
個性的なキャラクターも登場してきますが
後半からはトラックで支援物資を置いていく女性とクルマ椅子の男とか
ゾンビは躊躇なく倒すものの、人を殺すことに躊躇しているモーガンに
人殺しをさせようっていう黒人おばさんが登場したりしてきますが
 
今後はマディソンの娘アリシアとモーガンがお話しを回していくのかな
途中まではモーガンはアリシアたちをアレキサンドリアに連れていくとか言ってましたが
そうなると本家にスピンオフが吸収されることになっちゃうんでそれはなしに・・・
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アンダーワールド 新種襲来

2020-06-19 17:12:46 | 洋画未公開
ケイト・ベッキンセールの「アンダーワールド」シリーズから頂いたもんだから
副題も「新種襲来」って言うことだったんですね
って言うことで、ヴァンパイアたちの世界で行われるクーデターというか、実権争いの果ての殺し合いを描いたこの作品
やっぱ輸入会社からして、未公開映画からして”アメイジングDC“作品はあかんですね
っていうか地味に相変わらずのジャケット詐欺でして、中心のお姉ちゃんなんぞは、ほとんど何にもしないというか
できないまま終わってしまいますし、ダガーはいいけど、銃器は全く出てきません
本家ベッキンセールのシリーズとは完全に別物ですね
 
って事で、あるヴァンパイア一族での権力をめぐる死闘を描いただけの作品
主役のお姉ちゃん?は高校生でして、学校で問題を起こして爺さんのお城に母親によってほぼ拘束状態で監禁されてしまう
ネット環境もなんもありゃしない
そこで一族が一年に一回集結して会食する慣しで
ヒロインのお母ちゃんはその料理担当のシェフを選出するけど
彼に族長である爺ちゃんの食事のみに毒を仕掛けるように依頼する
そうなんですバンパイアの族長の座を奪おうというわけで・・・
 
実はこのクーデターなぜか爺ちゃんにバレてて、爺ちゃんが用意した肉で料理を作るようにシェフに命じる
実はこの肉ヒロインの幼い妹の肉で、この肉を、ヒロインのお母ちゃんに食べさせるのが族長の爺ちゃんの魂胆
 
結局ヒロインが妹が死んで食べさせられて挙句爺ちゃんに殺されたことを知るのは
未来に飛んでって妹(ジャケットではヒロインのが隣の白服)の成長した女性から全貌を聞かされて
族長の爺ちゃんのオーガストに父母妹の仇を討つために身を投じていくのであった
 
ヴァンパイア一族の権力闘争の映画ですが
血は吸わない、スプラッターシーンもない、ましてや人体破壊もないし
ってアクションシーンも全く無くて
ほんとこんなんでいいのかって言う映画
げきちゅうヴァンパイア一族とかのセリフが出てこなければヴァンパイア一族だとも思えない映画
唯一の救いはヒロインが、ちょっと私好みの顔だっただけの映画
実につまらん作品
 
2020年製作、アメリカ映画
エドワード・ドライク脚本・監督作品
出演:ジョナサン・リプニッキ、ロックリン・マンロー、ティモシー・V・マーフィ、アリソン・バス、キャサリン・ラフ・ハッグクイスト


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エスケープ・ルーム

2020-06-18 18:50:02 | 洋画
いわゆるゲームでいうところの“脱出ゲーム”を映画にした作品です。
ゲームをしない私でもこういった映画を見てるとゲームとしたら、いろんなシチュエーションを楽しめるんだろうなっていうのはわかります
映画だとワンシチュエーションで展開されていくから
こんだけ映画で面白さを味わえるなら多シチュエーションだと違った面白さも味わえるのか
そんなことを感じつつ見ていましたが、ゲームじゃなくても
自分の脳内でここで映画のキャラとは違った人物が死ぬと・・・
って楽しめるののもわかったんですが、マ、いいや
 
お話としては、無作為に選ばれた参加者が、優勝賞金1万ドル日本つられて
1カ所に集められたものの
突然ゲームが開始され、次々とゲームをこなしていかざるを得なくなっていく中で一人また一人と命を落としていく中で
なぜに彼らが集められたかって言う主旨がわかってきます
しかし、誰がなぜ彼らの過去を知って集めたのか
また死体を片付ける片付け方が、それぞれの死に合わせた形での不自然さの無いようにしていける
そして謎解きを考え、そのシチュエーションに合わせたセットをどうやって組んだのか
そんな資金豊富な組織があるわけですが
この映画を見てるだけでは
いろんな映画でプロット化されてるような
全世界に彼らの脱出ゲームを配信して金を得てるっていったようなシーンもないんですね
 
ってことで、実は主催者側が予想してなかった人物がたった一人生き残って勝者となるんですが
実は・・・って言うツイストもあったりするわけで
終了ではなくて実はこの映画二部作で製作されていたようで
二部では「ルーム」から、「プレイン」になっていくんですね
どうやらワールドパンデミックな今回のコロナ禍で公開延期されたようですね
 
次作では、この組織の全貌があらわされていくのかな
この映画で未だ語られていない彼らを集めた理由とか
資金とかなぜにこのゲームが行われてきたのかが語られるといいですが
ほんとイライラしたんですよね主催者組織の意図が全く見えてこないことに
だから今度はどんなキャラの人物を集めてどう飛行機の中での脱出ゲームを展開していくんだろうか
って全く違ったりしてね(笑
 
実に楽しめるオーソドックスなデスゲーム系映画でしたし
こういった作品としてはいわゆるグロを廃してるところはちょっと切り株好きには欠点ではあるんですが
その分謎解きにスリラー要素を付加していてそれなりに楽しめる作品だった
 
2020年製作、アメリカ映画
アダム・ロビテル監督作品
出演:テイラー・ラッセル、ローガン・ミラー、ジェイ・エリス、デボラ・アン・ウォール、タイラー・ラビーン、ニック・ドダニ
 
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悪魔のえじき アイ・スピット・オン・ユア・リメインズ

2020-06-17 23:54:35 | OV
新作に混ぜて旧作もレンタルしていたりしてるんですが
昔、っても10年以上も前にJDVって言う同じ会社で、ただヘア解禁とかにつられて「悪魔のえじき サードバイブレーション〈ヘア無修正版〉」って言うエロチックOVを見た記憶があったのですが、実につまらない作品であったのだけは鮮明に覚えてるんだけども
内容は全く記憶に無いよう名作品で
この時に多分”JDVの作品だけは今後見ないようにしよう“って思った記憶はあるんですが
 
ついこのDVDを借りてきてしまいました、実につまらん
サラに全く内容が無いようって言うことで、全く経験が生かされないどころか
知っててレンタルしてきちゃうおバカな理由っていうのをちょっとだけ言い訳させてもらうと
メインキャストである最近ピンク映画とかエロチックOVとかでよく見かけて、その演技にちょい魅せられつつあるAV女優の羽月希さんに、これまたOVではお馴染みの蓮実クレアさん、そして琥珀うたさんって言う
本職のAVは見てなくてもエロチックOVメディアでは、私にはお馴染みの三人さんが揃い踏みされてるのが鑑賞のポイントだったわけですが
 
正直見てから言わせてもらうなら、私自身に成長なし
かほどつまらん作品を作るってJDVって会社というか、脚本書いて撮影して監督までしてる岡田善之さんに力量がないのか
でもこういった中途半端なホラーっぽいエロっぽくてただ女優さんのおっぱいだけ撮っておけば
お客さんは喜ぶだろうって意識しかないのか、もうこんな中身の無い内容でまさかの109分の作品
さらによせばいいのに特典映像としてメイキングまでつけてしまう図々しさ
っていうかこの三人のAV女優さんに思い入れがあるファンなら見るだろうって言った魂胆が見え見え
しかし、AVでも無いし、サラにR–15って言うレイティングでのエロシーンですからね
いくらファンでも見ないだろう
って断言してる私自身がつまらないことを知りつつも見てしまうのも・・・
 
なんかもうこれ以上書くことも尽きてきており
って梗概っていうかプロット自体があって無きが如き作品ですから
毎回男優さんに女優さんにセクハラ受けまくり
おっぱいだけ出してハァハァ言ってる羽月さんを109分見てるだけでしたから
 
ひとつだけ言わせてもらうと5人の死体にしてはゴミ袋一枚には入りきらんだろし、一人でゴミ捨て場まで運べんだろう
とだけ言っておきます。
 
2014年製作、日本OV作品、JDV作品
岡田善之脚本編集・撮影・監督作品
出演:羽月希、蓮実クレア、琥珀うた、朝宮涼子、村井映介、児玉安男、山谷隼人、三津溝浩二
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ワールドエンド・サーガ

2020-06-17 21:53:14 | 洋画
6月3日にレンタルリリースされた、ゾンビ映画
これは全力で走って追っかけてくるゾンビが搭乗します
ソンビの原因はウィルスでして人々はゾンビと化し、世界はワイマールとイエナの2つの都市のみがかろうじて存続していて、それぞれの生存者たちが二つのコミュニティを形成していた
 
ワイマールに身を置くビビは、精神的にやられていたものでワイマールの厳しい規律についていけず、イエナに向かうことを決意しイエナとワイマールを結んでいる無人電車に乗って
ワイマールを飛び出すが、わいマールでリーダー格のエバが乗っていて道中を共にする。
いがみ合いながら途中で止まった電車から降りて歩いてイエナに向かう二人だったが・・・
 
って梗概を珍しく先に書いてしまいましたが、かなりなスピードで追っかけてくるゾンビ集団以外は、実にテンポの悪いというか、全く見てるこっちがノレない作品だし
イエナにただ向かって何をしたいのかって、主人公二人の目的も何も語ってくれてないしで一体何が言いたい作品か全く個人的にはわからない
実に退屈なだけの作品でした
 
ヒロインでさえ2人で行動を共にするものの互いに打ち解けあえずにたびた衝突し
 ついには別行動になり、ビビはある中年女性に出会ってこの世界での生き方を教えてもらうものの
なんとこの女性によって埋められているエバを発見し
彼女を助けて再び二人でイエナを目指すんですね
ってこう書いていると普通のゾンビ映画よろしくゾンビと戦いながらのゾンビロードムービーみたいには見えるんですが
先も現在も全く見えてこない
 
唯一の見せ場はダムでゾンビの大群に追いかけられビビを助けるためにエバが犠牲になるシーンかなぁ
ビビを逃すためにエバが犠牲になった事でビビが一回りも、二回りも成長したって言う少女の成長映画だったのかなって
思わせられたのがこの映画の救いになっていたと見るべきなのか・・・
 
ラストは目的地イエナの塀についたビビにエバが並んで歩いています
これはビビの心象風景なんでしょうが、これはいらんでしょう
実に退屈で全くわけのわかんないさくひんでしたが
 この映画の唯一の救いはゾンビメイクがなかなか良かったてんだけでしょう
 
2019年製作、ドイツ映画
カロリーナ・ヘルスゴード 監督作品  
出演:グロ・スヴァンティエ・コールホフ、 マーヤ・レーラー、トリーヌ・ディルホム
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シカゴ・メッド シーズン2

2020-06-16 19:18:38 | 海外ドラマ
ディック・ウルフがNBCのチャンネルで、クロスオーバーさせてる「シカゴ・ファイア」、「シカゴPD」に続いてシリーズ化させた「シカゴ・メッド」
実は2016年にOAされたもののシーズン作品としては続いており
PDはシーズン5ファイアはシーズン6まで連続DVD化されてきていたものの
続いて4作目としてシカゴシリーズに登場させた「シカゴ・ジャスティス」はシーズン1で打ち切りになってて、日本では未だどこもOAされてないし、DVD化もなし
確かファイアのシーズン6でドーソンがバイト先のパーモリーズで“ジャスティスは閉めちゃった”とか言ってるし、PDでは、その検事局に捜査官として引き抜かれたドーソンの兄貴であるアントニオは、再びボイドの部下として復帰していたりとするんですが
 
私自身もこのブログの2017年10月22日に「シカゴ・メッド シーズン1」として記事にしていたのですが、ファイアとかPDとか毎年それぞれ更新してきていたのですが
このメッドだけちょっと失念していたのか
二年遅れでNHKさんがBSで放送してくれたおかげで、ようやっとDVD化されて
全23話、978分を3日で完走させました
ってのも今月かなりな勢いでレンタルしてきたものだから、巣篭もりのせいもあって
見るものというかレンタル(購入に行けてない)作品も不足気味でした
月中でもう海ドラマのシーズンに突入したようです
 
いや個人的にはそれぞれのドラマの中でお気に入りの女優さんを一人見つけて
そのお方を集中して見るように努めていて、このメッドではレジデントとしてメッドに配属になって、病理のオタクっぽい男性と恋仲になったサラって娘を演じてるレイチェル・ディピロって言う女優さんにハマっていて
実際のメインキャラである小児科医のナタリーには目もくれないという捻くれ者
 
さて今シーズンはなんといっても心臓外科部長でユダヤ人のレイサム先生
この人実は人と接することが苦手で、腕はいいのだけど人間的には誰とも接しない
さらにベテラン看護師のエイプリルがアメフト選手と結婚して妊娠したものの
流産して恋も終わって、新たな恋に落ちていったり
彼女の弟がついにメッドに勤務先が決まり、病理のオタクと分かれたサラに再びアタックしてみたり
PDの刑事ジェイの兄貴でメッドの医師であるウィルがなんと金に困っていたりで
ナタリーを想いつつも解剖の女医さんと同棲して恋の鞘当てを演じたりと結構賑やかなシーズンですが
 
このシーズンの目玉は精神科医としてメッドを診て回ってるチャールズ先生がサラを精神科に受け入れて教育するかたわら
なんと実娘であるロビンが疫学の専門家としてこの病院に赴任してきて
後半は彼女との親子のが確執と、彼女に精神疾患が見つかりその治療で揉めたりとするおはなぢしが縦筋のメインになっていくんですね
 
そのチャールス先生がなんと娘のためとは言え、ちょっと無視してしまった患者に病院玄関で撃たれてしまうところでのクリフハンガーなんですが
シーズン2はNHKさんの救いの手でなんとかDVD化されましたが
シーズン3はどうなるんだろう?
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ビューティフル・カップル 復讐の心理

2020-06-15 17:58:40 | 洋画
これもヒューマントラストシネマ渋谷での恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2020>にて上映された一本です。
いわゆるレイプリベンジ映画ですので、レイプシーンにはボカシがたくさん入ります
アメリカ映画ではなくドイツ映画だったんですね
したがって国民性の違いってのもあるんでしょうが、先にレイプリベンジ映画って書きましたが
邦題の副題にあるように実は“復讐の心理”がこの映画のメインテーマになってますから
“野郎良くも妻をレイプしやがって”レイプ犯に銃弾浴びせて主人公と共に見てるこっちもカタルシスを得る映画ではありません

二年前の夏休暇高校教師のカップルのマルテとリヴはバカンスに訪れた海辺のコテージで、突如無軌道な若者たちに襲われ、金品を奪われた挙句リヴはレイプされてしまい
2人は心に深い傷を負うものの
2年後妻はカウンセリングを受けてようやく精神的に安定してきたし
肉体的に若者に負けて妻を目前で犯されたマルテは肉体強化として
ボクシングで鍛えて
徐々に傷ついた心も癒え、事件を忘れて幸せな日々を過ごし始めた2人でしたが
 
ある日、マルテは偶然街中で、事件の主犯格の若者を見かけてしまい
彼の後を追っかけていたものの駅で列車に乗れずに彼を逃してしまうものの
彼を見たことでマルテに芽生えた復讐心なんでしょうか、見失った駅に毎日通い
何と主犯の男を探し始めるのだった
マルテの信念が通じたのか再び若者を見つけ尾行して彼の家を突き止めた
 
実は衝動に突き動かされただけで何の心の準備もしてなかったものの
彼の家で彼を待ち伏せてお互い格闘してしまうが
何と取り逃して、自宅に変えるマルテの後を逆につけてきてる犯人には気付いていなかった
 
様子がおかしいマルテに気づいたリヴに問い詰められマルテは犯人を追い詰めた経緯と行動を話してしまう
リヴは再び心にトラウマが生じるものの、何とマルテと共に犯人の自宅に行き、後をつけて勤務先までは突き止めるものの
カウンセターには警察に届けるように言われ
警察ではDNAなどの証拠ももうないから、ほとんど犯罪の立証は無理とか言われて

被害者夫婦共に心に復讐という二文字の葛藤が延々と綴られていくわけですが
そんな葛藤の中で偶然リヴは音響工事の男と知り合い
音響効果のテストに使う拳銃を撃つ機会を得て
 
って事で、これは復讐への伏線で銃を使うんだって思わされたものの
結局マルテとリヴは、犯人と結局対峙するものの・・・

丁寧に描かれる復讐と普通に生きてきて傷が癒えた今復讐って・・・
実に人間の、そう普通に生きてる市井の人間の葛藤を丁寧に描いているものの
そこから実際には何も生まれない
決して爽快ではない終わり方ですが、
見てるこっちにも、これでいいんだと思わせるラスト
アメリカ映画ならバイオレンスな復讐劇で終わるんでしょうが・・・
 
実に重たいテーマを我々に訴えてくる映画でして、絶対にカタルシスは得られない作品
 
2018年製作、ドイツ・フランス合作映画
スヴェン・タディッケン脚本・監督作品
出演:マキシミリアン・ブリュックナー、ルイーゼ・ヘイヤ―、ヤスナ・フリッツィー・バウアー、インガ・ビルケンフェルト
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グッド・シリアルキラー

2020-06-15 04:25:29 | 洋画未公開
いつもお世話になってる「銀幕大帝α」さんの記事で
>出産シーンはアソコ丸映しなんだけど、日本版では当然、ボカシ入りです。
って書かれていたんですよう
ボカシ嫌いなんです
だからそういうの読んじゃうと借りてこないんですが
読む前にセットレンタルの一本にしておりまして
見るのが最後になってしまったんですが
 
いや見て良かった、ラストこうくるかって、啞然、呆然そしてニンマリな作品でした
公立高校でソーシャールワーカーとして働く主人公
生徒の話を聞いて、DVな親を殺して生徒を密かに助けてる殺人鬼なんですが
大人しい性格が前面に出ている関係から誰も彼が殺人鬼だって知らない
家族だって知りゃしない
 
そんな妻が第一子を出産し、
ここで先に書いたボカシの出産シーンが登場するんですが
産後授乳に手を焼く奥さんに手荒くあたる看護師
この看護師がオープニングで殺された看護師だったわけで
実際には主人公が手荒くしたので復讐したみたいに見えますが
実際に犯人は・・・
そう、ここで原題の「Bloodline 」の意味がなんとなく読めてきて
 
実際に嫁姑問題みたいになっていくんかいって思わせといて
しかし、一人の刑事が主人公の言動から親殺しにの犯人と見当をつけてきて
さらに優等生が父親を殺したのが主人公と気づき
DVな親で身血は水よりも濃いわけで・・・
彼は主人公を殺しに銃を持ってやってくるものの
この少年は主人公を殺せずに
 
また刑事は刑事で奥さんを落とそうと画策するものの
ここでも血は水よりなんとかやらで
奥さんがツイスト起こすんですね
夫と妻とは血縁はないんですが、ててなしごを作っちゃあかんて
姑さんに見倣っての行動なんでしょうか
 
ここで初めて執拗にインサートされた出産シーンに込められた作者の意図を理解しました
まさに文字通りの「Bloodline 」何ですね
そう家族愛そのものの具現的な行動を奥さんは起こしたわけで

真のサイコキラーは”女は弱し、しかし母は強し“って事だったようで
殺害シーンも派手に首を斬って血が飛び散るグロさもあってそれなりに楽しめた作品だった

この血筋は主人公の子どもに受け継がれて行くのんでしょうね
 
2018年製作、アメリカ映画
ヘンリー・ジェーコブソン監督作品
出演:ショーン・ウィリアム・スコット、マリエラ・ガリガ、デイル・ディッキー、クリスティー・ヘーリング、レイモンド・アレクサンダー・チャム・ジュニア
 
コメント (2)
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スピード・キルズ

2020-06-14 23:54:50 | 洋画
大体ジャケットが反転画像でしょう
ってトラボルタ右利きだし、オートマ左手で握ってるし
っていうかトラボルタ劇中拳銃持たないとは言いませんが、人に向けないし
大体劇中唯一持っただけの拳銃は32口径のリボルバーだし
完全にジャケット詐欺に等しい映画、派手な銃撃戦もありゃしませんっていうか
銃声3、4発響きますが、それはトラちゃんに向けて発射されたモンだし
 
そうなんですね、トラちゃんがいきなり撃たれたところで映画の時制が60年代に遡って
プエルトリコっていう珍しいとこの映画だったからか
アメリカ人ならトラちゃん演じるドナルド・アロノウって名前は人々に浸透しているのかな
見てていろいろと実在の人物の名前が出てきたりで
これってドナルド・アロノウの半生の伝記映画だったようですね
家を作って売ったりして、一攫千金を狙っては失敗重ねて、マイアミまで家族と流れてきたドナルド・アロノウ
海でスピード競技してるモーターボートっていうかスピードボートを見て
これだとスピードボートを作って売るだけでなく
自分もスピードボートレースで世界中を駆け回り、優勝しまくり、自分のボートを世界中の大金持ちに売りまくり
 
そのスピードから、いわゆる麻薬組織に目をつけられ、麻薬密輸に関わらされて
もう笑いが止まらないくらい世界に自分の名を轟かせ、裏で麻薬の金までけいまん諸島で洗浄してもうお金が腐るほど集まってくるんですが
事業とボートレースに夢中で家庭を顧みずに長男が事故で半身不随になって
家庭崩壊させ手
って実はそれだけでなく、世界中に女がいて、手当たり次第
お金があるからどっかの国の人と違って多目的トイレで××はしてないようですが(笑
それも家庭崩壊に寄与していたものだと思われます
 
何と家庭を崩壊させても女には目がないドナルド、あるパーティでヨルダン国王にエスコートされた絶世の美女、エミリーを見初め、ヨルダンの皇子様など目じゃないと
キャサリン・ウィニック演じるエミリーにもうアタック
実にお綺麗なキャサリン・ウィニックには、こちらも目が釘付けに・・・
 
実は資金洗浄で、いい感じだったボスのランスキーが死ぬと
マフィアとは手を切ろうとするものの、後を継いだ息子が手放さない
実は官憲が麻薬に関して取締り強化を図り
尻に火がついたマフィアは、全て知ってるドナルドが証人になられては困ると
殺し屋を差し向けて、再婚して子供まで儲けたエミリーを無事にNYまで逃しおおせたものの
 
彼の命は風前の灯火で、オープニングの銃声に戻るわけで
結局マフィアに命を取られたドナルド・アロノウの半生が終わるわけで
 
トラボルタ30年に渉る人生を描いてるんですが
トラボルタはほとんど歳を取らないままに演じてるようで
見てても彼の演じてるドナルド・アロノウは一体幾つなんだって見てなくてはいけない映画
 
これって<未体験ゾーン>にエントリーしていた作品だったんですね
 
2018年製作、プエルトリコ映画
ジョディー・スカーフィールド監督作品
出演:ジョン・トラヴォルタ、キャサリン・ウィニック、ジェニファー・エスポジート、ジェームズ・レマー、ケラン・ラッツ
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

2020-06-14 19:24:13 | 洋画
こう言ったラブコメ映画って、日本含めて、欧米や韓国映画でさえ
決め打ちで見ない人なんですけどね
今回はシャーリーズ・セロンさん目当てで見たというか
実はTSUTAYAさんでセットレンタルの員数に合わせる作品が見当たらなく
後一本っていう段階で、新作おすすめの棚に10本以上導入されてまして
シャーリーズ・セロンちゅうたら「マッド・マックス」やら「アトミック・ブロンド」の知力・腕力そして胆力の強いアクションにも向いてる女優さんってこともあって
結構個人的にはお気に入りの女優さんでもあったし
 
よくジャケット見たら、何と政府の才色兼備な国務長官っていう、彼女にぴったりなキャラクターのようだし
って事でレンタルしてきたら、こいつは当たりなラブコメでした
っていうか、ほとんどラブコメ見ないからでしょうか、このアメリカのラブコメかなり下品というか、シモネッタに偏ってて、こんなんでいいのかっていうくらいの下品さ
 
ま、国務長官が日常の激務からクスリに逃れてしまうのもわかるし
激務さから手頃の男に奔ってしまうのもわかる
だってねぇ国務長官の秘書がこれまた変と言ったら差別にあたるかもしれませんが
肉体関係だけで事務官とくっついてるわけでしょ
いわゆる性処理に対象ならいいわけって事で、自分とおんなじようならいいけど
それがマジな恋愛対象ではマイナス要因にしか何ないっていう理屈みたいだし
 
って事で激務な才色兼備の国務長官が大統領がなんかTVドラマにレギュラー出演した事で演技に目覚めて一期で大統領を辞めて役者になる
ってレーガンさんと真反対になって、次期大統領候補に国務長官が推薦されるということに
さて一方で特ダネをものすために体を張って潜入する記者フレッドにセス・ローゲン
会社が大手メディアに買収された事でマスメディアは真のメディアではないと退職した矢先に
何と国務長官と運命の出会いが・・・
 
そんな偶然を必然に変えるために、何と国務長官16歳、フレッド13歳の二人は
何と隣り同士の幼馴染みというか、国務長官がフレッドのベビーシッターをしていたっていう設定に無理はない
国務長官はフレッドをどっか見かけた人物と認識して探りを入れたら
過去のこんな出会いっていうか幼なじみだったってエピソードで
職のない彼をスピーチ原稿ライターとしてスタッフとして雇い入れるという必然の設定に無理などあるはずもなく
 
ある意味美女と野獣の凸凹カップルが誕生するまでのスマートなプロットが爽快で
中盤恋愛関係に発展するまでにも、国務長官としての激務や
フレッドのC調(これはもう昭和世代しか使わない死語)な言動とかで心癒されると同時に
性的な関係から文字度入り心も体も癒されて離れ難くなっていくわけですが
 
なんだろうフレッドの会社をのっとったマスメディア王が政権を牛耳っており
何とフレッドのオナニー画像・・・何とホワイトハウスはもう盗聴盗撮天国のようですね・・・で揺すぶりをかけて
大統領出馬宣言のスピーチに“オナニー”なんていう言葉が出てきてしまうものの
これが逆効果に
っていうかオナニー画像は相手側から拡散されてしまったりと
ここいらは現実的なリアルさもあるんですが
 
って事で国務長官アメリカ初にの女性大統領に・・・
アメリカ初のファーストミスターにはオナニーおっさんが
っていうここまで下品にせんでもええやろうっていう
ある意味サクセスストーリーでもあるんで、見終わってカタルシスもしっかりと得られる作品
 
ある意味食わず嫌いだった感に思えるこの作品、シャーリーズ・セロンとセス・ローゲンの両会社が製作を担当していたんですね
 
2019年製作、アメリカ映画
ジョナサン・レヴィン監督作品
出演:シャーリーズ・セロン、セス・ローゲン、オシェア・ジャクソン・Jr、アンディ・サーキス、アレクサンダー・スカルスガルド、ジューン・ダイアン・ラファエル、ランドール・パーク、ラヴィ・パテル、ナタリー・ティボー、ボーイズIIメン


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