こう言った西洋チャンバラというか、歴史活劇映画って結構個人的に好きなんですよ
ただこう言った作品ってレンタル屋さんには、ほとんどとと言っていいほど
一本しか導入されませんから
ようやっとレンタルできたなぁって感じでしたが
こう言った剣戟史劇はやっぱイタリアが本場ってことでしょうが
何だろうな、この映画のチープ感は・・・
私がいつも見てる日本のエロチックOV、それもいわゆるくノ一を扱った時代劇に見られる
いわゆる予算的に時代劇セット組めないから、山梨とか群馬とか栃木
近場だと千葉あたりの森というか山というか、そんな自然の中だけで
着物だけ着せて、男優さんは髷の鬘もつけずに撮影されてる作品とおんなじというか
イタリアだと古代ローマあたりのセットはスタジオに組まれたまんまだと思う思うのですが
この作品スタジオも借りれなかったのか、全ての撮影シーンが自然の中とういうか
草原の青天井で撮影してるという
実に背景がチープすぎて、もう見てる間中悲しくなってきちゃいましたが
さらに言わせてもらうと、お芝居もチープ、プロットもチープ
さらにこう言った作品では重要なファクトとなるCGさえもチープすぎて
だって、集めてきた魔法の石がグルグル中を回るとか
異界の入り口というかポータルが開くだけとか
ほんとこんなんつくっちゃっていいんかいって言うような作品
悪の総本家というかラスボスは一応邪悪な魔術師シャドワーってなってるんですが
これも登場してきたらなんじゃお前はっていうくらいのチープな魔術師だったし
この王国の王子である兄弟の兄が強くて、弟はまるっきり剣術が弱いのに
シャドワーに連れ去られてしまうのが兄の方で、弟王子が兄と国を救うべく伝説の石四つを集めて、その魔力で伝説の武器を手に入れるというか
最初の石を持ってるのが魔女ということで
この魔女が最後まで弟王子を助けてくれるんですが
お色気も剣戟にもこれまた薄くて、魔女さんの衣装からお色気も全く感じられない
多分にゲームから影響されてこう言った史劇風のアクション作品を作ったんでしょうけども
何から何まであかん作品だった
一応WOWOWのジャパンプレミア枠でOAされたのちにDVDスルーされた作品だったのね
2019年製作、イタリア映画
エンリコ・デ・パロ製作・脚本・監督作品
出演:ジェニファー・ミシアティ、ライアン・フィリップス、ジョー・モレリ、クリストファー・ジョーンズ、スチュワート・アーノルド、マニュエラ・ペゼッタ
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