MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

極道の紋章 レジェンド 第八章

2022-04-25 23:24:06 | Vシネマ
もう今月も残すところ一週間
金曜日からはGWですねぇ
なんの制約も出てないGWって三年振りでしょうか
これでまた人出とか新株とかで、第七波が起きなければいいんですが・・・
そして月の25日と言ったらオールインじゃなかった、ライツキューブの新作のリリース日となっていますねぇ
最近は月二本のペースでの任侠ドラマのリリースになってまして
ちょっと寂しさを感じているのも事実です
 
さて前作「極道の紋章 レジェンド 第七章」で前崎たちが新しく立ち上げた任侠親睦団体“義真会”の中に弘和会が送り込んだ”イヌ“というかスパイがいるのかって言うお話に終始して
さらに内部分裂の危機にまで発展してきてる義真会を描いてきましたが
 
今作でそのスパイの存在が明らかに・・・・
ならないんですねぇ、いや引っ張るよねぇ
って事で義真会に入り込んだ弘和会のイヌのためになんと義真会の幹部連中は疑心会になっている状況で
これじゃあかんと津波はイヌをあぶり出す為、前崎に秘策を授けて
一番新参で行動が怪しい名古屋の橋本のところに居座る
 
名古屋では中部地方最大の寺島一家が前総長が死んで若頭の弘和会よりの諏訪太朗と前総長の名古屋に弘和会を入れないという金言を守る石原和海の2人が跡目を狙って居た
それに乗っかるように名古屋での安定を狙ってる橋本がいる
元前崎組組長であった木村圭作演じる島谷を名古屋に居座らせた前崎

橋本への疑念を持つ前崎は名古屋に自分も入りなにかと口を出すもんだから
義真会が完全に疑心会となって國本鍾建演じる川谷組組長芝村と前崎との間が険悪になって行くのであった
 
一方お久しぶりの石原和海さん、やっぱ一途な漢(男)ではなかったようで
なんと本宮泰風さんの兄弟でありながら本宮さんまで借り出して弘和会よりの諏訪太朗まで前崎のイヌあぶり出しに乗っかる形で追い落とし
ついに寺島一家の頂点に立った途端に180度転向して弘和の一員となるべく
橋本の命をとろうとする
 
そこに現れたのはなんと兄弟分の本宮さん
松田一三に見せ場がない今回、1人見せ場をもらって居たのが本宮さんでしたねぇ
 
芝村だけに白竜さんの炙り出しの結果はまだ出てきてませんが
一応これで仁科貴さんのイヌのか線は消えました
さてイヌは誰なんでしょうか・・・
私は木村圭作さんだと個人的に思ってはいるんですが、仁科さんが消えた今四方堂さんが浮上してきたようにも見えるんですが・・・
なんか予告編見ると白竜さんと本宮さんとはやっぱり雌雄を決する立場にいるんでしょうか?
こっちも気になる
 
2022年製作、日本Vシネマ、「極道の紋章レジェンド」製作委員会作品
片岡修二製作・監督作品、
出演:白竜、松田一三、國本鍾建、大山大介、中川翔太、五十嵐剛、松沢蓮、松本慎司、吉田由一、高橋大介、崔哲浩、諏訪太朗、石原和海、河本善鎬、本村衆、辻英彦 、YU、木下徹、大道順平、小暮信彦、仁科貴、木村圭作、下元史朗、四方堂亘、武田幸三、山口仁、堀田眞三、小沢和義、本宮泰風
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バトル・オブ・バンガス

2022-04-25 17:05:26 | 洋画未公開
最近輸入されてくるロシア映画って戦争モノが多いけれど、そのほとんどがある意味プロパガンダな作品となってるんですよね
で、この時期このようなロシア戦争映画を見ていいのかよくないのか
しかし、いくらプロパガンダであっても映画に罪はなく
罪なのはウクライナに侵攻を決めたプーチンが悪いんだって決めて一応レンタルしてきましたが

この作品ロシア映画ではあるんですが、邦題の下に英語で”BASED ON A TRUE STORY “ってわざわざ輸入会社が振っている通り実話です。
2018年ロシアは中央アフリカ共和国と軍事協定を結んだことで
2020年12月の大統領選挙によって現政権を倒そうと大統領の対立候補が
犯罪組織や他部族とか隣国の兵士とかの勢力を集結させ国軍との内乱が多発している中央アフリカ共和国に、現大統領からの要請によりロシアの軍人たちが国軍兵士の訓練の名目で駐留して来た。

しかし大統領選挙が佳境に達した事で反政権の武装した過激派たちがあちこちで大虐殺を初めて内戦が激化してきた
その対応にロシア軍は国境の小さな町バンガスに新兵として赴任してきた元警察官のグリーシャが所属するロシアの小隊を国軍軍事訓練のもとに派遣するが

資金の豊富なロシア映画ですから戦闘シーンの迫力や緊張感もある
実に見応えのある戦争映画に仕上がっていましたが
クライマックスの戦闘シーンまでがちょっと長いっていうか
主人公や小隊の連中の紹介やロシア兵と国軍兵士との関係性とか説明的な部分がちょっと長い

隣国とかの武装集団がせめてくる、隣国兵士も第二波として攻めてくるのですが
なんと正規軍である国軍の兵士たちはみんな事前に逃げてしまい
たった10人のロシア兵だけがこの砦を守ることに・・・
そう軍事顧問的な立場ですから、向こうからまずは射撃してこないと応戦できない
つまりは彼らの武器使用は自分の身を守ためにしか銃の口火は切れないということで
ロケット砲まで持ってる彼らと激戦が始まるものの
 
ちょっと戦闘に慣れてる軍人と私服で集合して攻めてくる連中との差は見ててもあるんですが
何せ圧倒的な人数に苦戦する
まぁ三、四人ほど国軍兵士が残っててこの連中が死亡要因でしたが
主人公は国軍女兵士を助けて被弾してしまう
 
ロシア本部に弾丸の要請と負傷兵救助の要請が入り
本部は国連軍に救助を要請するが戦闘できない国連軍は、彼らの武装解除がない限り救助には行けないと・・・

一応主人公も助かって再び刑事に戻ろうとするものの、腐敗した警察官に嫌気がさして再び彼は中央アフリカに戻ってくるのだった
大統領選挙が終わり、2021年にこの混乱に終止符が打たれたということですが

これもロシア軍のおかげっていうことだったようですが
文字とかでプロパガンダ的な檄はないものの
やっぱこの時期に見るとどうしてもこのロシア兵士たちの命をかけた正義感って?
って見てしまうのは・・・
 
2021年製作、ロシア映画
アンドレイ・シェルビニン監督作品
出演:ウラジミール・ペトロフ、アレクセイ・シェフチェンコフ、アレクサンダー・バラノフスキー、エフゲニー・テルスキス、フラビア・ガートルード・ムバヤベ、ウィルフレッド・ウィリアムズ、セルゲイ・ボロビヨフ 
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機動捜査班 暴力

2022-04-24 23:21:32 | 邦画
ベストフィールドという会社からDVD -box2巻組で全十三本がリリースされてる
日活のシスタームービー「機動捜査班」シリーズの第六作目がこの「暴力」という作品
前作「機動捜査班 東京危険地帯」で脚本が長谷川公之、宮田達男に戻ったって思ったら
この作品第四作の堀守夫原作、松村基生・遠藤三郎脚本の作品に・・・
1961年の12月公開ということで61年最後の作品ということに
なんと今までは開巻の日活映画のロゴが35mm用を使用していたものが
ようやくシリーズ6作目にしてシネスコ版の新ロゴに変わってきてましたねぇ
 
この後どうなって行くのか未だわかりませんが二作目の「機動捜査班 罠のある街 」からほぼヒロインとしてして出演してこられた香月美奈子さんが出演されておらず
ヒロインには清水まゆみさんでしたねぇ
オープニングは警視庁捜査四課による家宅捜索で拳銃やポン刀に九寸五分とかの凶器が押収されるシーン
現在だと凶器準備集合罪とかで禁固刑ですが
なんと立花はたった1日で保釈されてくる、そしてチャカを欲しがるという設定に・・・
 
実は立花と赤間は今では勢力争いをする状況であるものの
実は根っこは一つで戦前は榊組で兄弟だったのが、榊が没落して2人は競い合う仲になっていた
そんな立花のキャバレーでみすぼらしい菅井一郎が酒をねだっている
なんと榊親分の現在の姿で、今は一応堅気として娘清水まゆみと生活している
 
そこになんと網走で榊の息子と同房で死水を取ったという井上昭文がやってきて
息子さんのためにも榊組を立て直して見せると・・・
井上昭和文は「機動捜査班 都会の牙 」では刑事として出演されていましたよね
そして獄中で死んでいく榊の息子には「機動捜査班 秘密会員章 」で新人青山恭二刑事を育てる大宮刑事を好演していた上野山功一が演じていたんですね

ってことで拳銃の密売で立花と赤間の二組を手玉にとって拳銃密売で踊らせ
今でいう半グレを使って二組を噛み合わせ
さらに榊を一応立ててこの界隈を仕切ろうって言うお話でしたが
 
大団円では警察隊も、井上を追い詰めて行く際に拳銃撃ち返していたような・・・
シスタームービーとしては79分と尺が今までで一番長い尺の作品になっていた
このあとはboxのVol.2になるんですね
 
1961年製作、日本映画、日活作品
堀守夫原作、松村基生・遠藤三郎共同脚本、小杉勇監督作品
出演:青山恭二、清水まゆみ、井上昭文、小園蓉子、森塚敏、宮崎準、菅井一郎、山田禅二、上野山功一、長弘、花村典昌、弘松三郎、長尾敏之助、中台祥浩、河合健二、野呂圭介、柳瀬志郎

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サバイバル・シティ

2022-04-24 17:20:07 | 洋画
ブルース・ウィリスが引退しちゃったってニュースを見ていたので
ひょっとしたらこれが遺作になるのかも・・・ってことで
またまた省エネハゲ親父映画とは思いつつも、つい店頭で見かけたらレジに居た(汗
って事でヒューマントラストシネマの10年以上続いてる企画興行<未体験ゾーンの映画たち2022>で公開された一本だったんですね
あんまり省エネ作品ばっかに出てるから
ウィリスも<未体験ゾーン・・・>ででしか公開されなくなって
もう引退ですからねぇ
 
さて誰がこの邦題つけたんや、責任者出てこいや!!
どこが“シティ”なんや
ある意味ワンシュチュって言っても過言でない農場だけで展開される警官と麻薬ギャングの闘争劇に巻き込まれた農場主っていうだけの97分間
“サバイバル・ファーム”じゃないんじゃないかいな
ワンシチュエーションにならないのは
劇中で二回ほどカーチェイスがあることで
しかし、二度目のカーチェイスはどこをどう走ったら元の農場でクラッシュしてたっていういい加減さ
全く地の利が理解できない作品
 
先にネタばらしって言っても惹句に”世界一タフな人質“ってあるように
この作品ハゲオヤジが長年追い続けてきた、麻薬組織の逮捕にはやる相棒のおかげで
撃ち合いになり被弾して麻薬組織の人質に・・・
一方相棒はウィリス置いてけぼりにして、逃げた犯人を追いかけてのカーチェイス
挙句逃げた先がこの舞台となる農場
 
二週間前に交通事故で娘と妻を亡くして傷心の元兵士の家がこの農場
傷心のまま音がするから見に行ったら刑事と悪党に女とがくんずほぐれつの肉弾戦
もう一方の男にショットガンを取られてあわやってとこで刑事となんとか逃げ出すものの
 
そこに他の連中が被弾したウィリス連れてきて
ってことで徒手空拳の刑事と農場主が悪党たちを1人づつ倒して行くという展開
悪党連中も中間管理職職的な立場の男を除いて他はあくまでノータリンばっか
そんな中では女2人が実にできそうな雰囲気を十分に醸してる・・・
刑事は銃を持った悪党を倒すもののなぜか倒した相手の銃を持たずに次のターゲットに・・・
刑事もばっかじゃないんかい
 
もう呆れるばかりに緊張感も何もないアクション映画でした
ハゲ親父は一応人質って言う省エネ出演ではありますが、ちゃんと最初っから最後まで出演していましたけど
こんな作品に出演してる限りは・・・
後何本ウィリスの新作は見られるのかな
 
2021年製作、アメリカ映画
ジェームス・カレン・ブレザック監督作品
出演:ブルース・ウィリス、チャド・マイケル・マーレイ、スウェン・テメル、マイケル・シロウ、ケイト・カッツマン、サラ・ローマー、ドナ・デリコ、ザック・ウォード、ショーン・カナン、ユリア・K
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マーヴェリック:ローンウルフ

2022-04-23 23:18:03 | 洋画未公開
最新のトム・クルーズの「トップガン」の副題が”マーヴェリック“それに寄せてきたのが見え見えなミッドシップさんて
思わされますが、なんと2016年に製作されたブラジル映画
いわゆる主人公の名前がまんまタイトルでしたので輸入されたのかな
個人的に”マーヴェリック“って言ったら私にはジェームス・ガーナーの西部のギャンブラーでしかないんですが
 
なんだか正体がよくわかんないマーヴェリック
探偵なのかなんかよく知らんが、かなりな高額で引き受けたお仕事は
ブラジルのある小さな町で起きた若い?女性たちの連続自殺事件の解明だっていうのがかなり映画が進行してから理解できました
そこまで一体コイツは何者で何しにここに・・・
ホテルでそこまで用心するかって、まだ誰も襲撃してこないでしょ
 
意味不明なかなり美形でボンキュッパなお姉ちゃんが登場してくるけど
この人も殺されてしまって
私好みだったので残念ですが、今度は変なお姉ちゃんがヒロインとしては登場してきて
はっきり言ってキャスティングミスだろう
 
自殺に見せかけられて殺された女たちの裏には麻薬組織とそこに非合法の強力新薬を提供してるのが国際的な大手製薬会社っていうのがわかってくるんですが
どうや、マーヴェリックにこの事件解決依頼してきたのがこの製薬会社だったってオチですが
 
主役のマーヴェリックはどこから見ても風采の上がらない男
実は監督自身が主役を務めておりまして
自作自演のワンマン映画、私がこの立場なら先程のお姉ちゃんをさらに活用してキスシーンとか濡れ場とか用意して楽しむんだけど・・・
そうもしないでなんとよくわかんない分割画面とかを多用して、さらにわけわからなくしているし
自作自演だからか映画としてのテンポがかなり悪く
見ててもなんの緊張感も全く伝わってこない作品だったのね

さらにヘンな日本人?まで登場してきたのは許容するとしても
なんかクライマックス以降放置プレイでして、なんのために出てきたのかも全くわかんなかった

あまりにつまらなくて、86分の尺しかないのに途中からスマホいじりながら
とりあえず最後まで円盤は回し続けました。
が、最近はエンドクレジット最後まで回すんですがこの作品に限ってはエンドクレジット始まった途端に円盤の回転切ってました・・・

2016年製作、ブラジル映画
エミリアーノ・ルシェル製作・出演・監督作品
出演:ラリッサ・ベレーザ、ピエトラ・ガスパラン、カルラ・エルゲルト、マルシオ・ケーリング
 
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星の王子ニューヨークへ行く2

2022-04-23 17:06:46 | NET配信映画
なんと33年ぶりとなる続編、それもオリジナル・キャストでの続編
エディ・マーフィー自体お年をとってしまわれましたが、その他の方々もオリジナルの皆さんがその役で再結集した作品。何十年経過してもやっぱ続編はこうでなきゃいかんという見本だが
劇中で”最近のアメリカ映画はヒーローものばかり。作らなくてもいいリメイクや続編で名作を台無しに“そして自虐的に”何十年も昔の作品の続編を作ったり“なんて言ってるけど
 
まさにオリジナルキャストでの続篇ということで
アキーム王子は今や3人の娘に恵まれ、ザムンダ王国で幸せに暮らしていたが、
隣国の独裁者、イジー将軍が後継者のいないアーキムに婿を迎えろと迫ってくる
ザムンダ王国で王位を継げるのは男のみだからアキームの娘は王位を継げないから自分の息子を婿にしてって言う腹なんですが

父王は病に伏せ、余命幾ばくも無い状況、そんな父王から、衝撃の事実を告げられる。何とアキームには息子がいたのだって言う占いの婆様が
って本人には全く心当たりがない、だって身体を許したのはリサのみ。
セミがある秘密を語る、かつてリサと出会う前、バーで出会った女性とクスリで酩酊状態になり、その時に・・・
相変わらずの下品な下ネタのオンパレードに
ニューヨークのあの床屋さんではこれまたエディの七変化の常連さんまで登場するんですが
エディの持ち味であったマシンガントークは流石に年齢と共にトーンダウンしてたのが残念でしたが
 
でアキームも生まれた男の子もお互いの存在を知らず30年暮してきたのに
なんとまぁ探しだすのも早いし子も王子としてサムンダにやってきちゃうと言う展開の早さ
なんですかねぇ、この時代なら一応DNAとか調べてからの王子さまですよねぇ
しかし、イジー将軍も懲りない人ですから今度は自分の娘と婚外子の新王子との結婚を迫ってくる
もちろんアキーム自体もそれを見越しての王子さま探しだしでしたから一も二も無く快諾
という訳で、この結婚にまつわるドタバタの中で新王子さまが真実の愛を発見してしまい
 
さらに自分は外交結婚のコマだったことを知り、なんと生まれ故郷のニューヨークに彼女を連れて帰ってニューヨークで結婚しちゃおうとするとこに
アキームが現れて・・・

開巻Amazonマークでそれからパラマウントロゴでしたからちょっとちょっとって思ったら
コロナ禍で劇場公開されなくて日本でも本国でもAmazonプライムでの配信映画になっていたんですね
映画の情報入れないから見終わってネットでこのことを知りましたがな
ネット配信でもこうやってDVD化されるから私も見られたわけですが
配信だけでDVD化されない作品が数多あると言うことで全く私には見ることが叶わない作品もあると言う現実
が超厳しい
しかしこれまた現実なんですよね
 
2021年製作、アメリカ映画
クレイグ・ブリュワー監督作品
出演:エディ・マーフィ、アーセニオ・ホール、ジャーメイン・ファウラー、レスリー・ジョーンズ、シャーリー・ヘドリー、ジョン・エイモス、トレイシー・モーガン、ウェズリー・スナイプス、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ルーイ・アンダーソン
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機動捜査班 東京危険地帯

2022-04-22 23:36:58 | 邦画
相変わらずの「機動捜査班」シリーズの第五作目
前作「機動捜査班 都会の牙」では脚本家が、松村基生、堀守夫、遠藤三郎の三人共作に変わっていましたが、再び長谷川公之&宮田達男になぜか戻っていました
この間にお二人は「拳銃横丁」の脚本執筆していたのかな
 
再び大宮刑事としての青山恭二主演ですが
クレジットでは香月美奈子さんと二枚看板でしたし
また内田良平さんがラス悪として出演してるってことで
毎回役は変わるもののほとんどここまでレギュラーって言っても過言ではないお二人ですな
 
ちなみにこのシリーズのBox第一巻のセンター写真の
青山恭二が拳銃構えてるシーンはこの作品だったのね
 
江東地区を覆面パトロールしてる四課の機動捜査班っていうことで
今回はシマを巡っての二大組織と内田良平の小さなシマの三組織が江東地区をものにしようと三つ巴の争いっていうか
小狡い内田の小組織が二大組織を手玉にとって潰し合わせるお話
 
香月美奈子さんは内田良平さんの情婦でしたねぇ
菅井一郎さんの組が仕切ってるクラブアニータって第一話の「機動捜査班」でも出てきてましたが
ロケさせてくれるクラブってそんなないんですね
外観の店名ロゴの英字で記憶のどこかに残っていた・・・
 
単なるヤクザの組織争いに今回は株券詐欺を絡めて内田が山田禅二を手玉にとり
菅井一郎には自分の情婦香月美奈子を提供して
最終的には偽株券で得た2000万を持って千葉までの殺人逃避行ですね
 
千葉県警に連絡とって海岸にまで追いかける機動捜査班の大宮刑事
拳銃は構えるものの
こちらからは一発も撃たないとこは長谷川公之さんのリアリズムだったんでしょうかねぇ
前作との大きな違いでしょうか
二丁の拳銃をありったけ撃ち尽くすのは内田良平さんだけでした
 
1961年製作、日本映画、日活作品
小杉勇監督作品
出演:青山恭二、香月美奈子、内田良平、小園蓉子、山田禅二、菅井一郎、宮崎準、弘松三郎、相原巨典、藤岡重慶、松本染升、長尾敏之助、野呂圭介、星ナオミ、河野弘、長弘
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レジェンド・オブ・クロー 九陰白骨爪

2022-04-22 17:23:17 | アジア映画
もう書くのも飽いたけど、見るのは楽しいし
よくまぁこんだけ武侠ファンタジーの映画が多く輸入される中国映画
ある意味ワンパターンじゃやっぱ飽きられるってことでかの有名な金庸の『射鵰英雄伝』の人気キャラクター “梅超風“をフューチャーしてのなんとアクションメロドラマに昇華させていてかなり楽しめる作品でした。
そしてこのクオリティでなんと中国ではTVドラマとして製作されてたようですが
一応中国映画にしておきましょう
 
九陰白骨爪(きゅういんはっこつそう)っていうのは武術の秘伝書『九陰真経』に描かれている凶悪な技の一種
字面からも判るように両手の指に爪が武器となりそれで頭に爪が刺さって相手は死ぬ技
 
ヒロインはかなり美形のお姉ちゃんでしたが
後半この技を取得して秘伝書争奪戦で目をやられて盲目となってから
こんな姿になっていますが
前半はこんなに可愛いお姉ちゃんですから
 
映画班のメイキャップアーティストの技術も凄いんですね
 
浮浪者出会った梅超風は武侠の師匠黄薬師に拾われて弟子となり
桃花島にて武術のを習得していくうちに心は師匠である黄薬師に惹かれていき
その梅超風の気持ちを察した黄薬師は1人旅に出て一年後妻を娶って島に帰ってきた
 
自分の気持ちを裏切られたと思った超風は自分に想いを寄せる兄弟子と秘伝書のが下巻を盗んで島を脱出して
表題の九陰白骨爪を修得するが、そして師匠を思いつつも兄弟子と結ばれたのも束の間師匠の敵で秘伝書を狙う男に襲われ
兄弟子はころされ、自分は目を潰されてしまう
 
懐かしく盲目のまま桃花島に帰るものの恋しい師匠は島を離れており
妻とは死別していた・・・
恋しい男を思いつつ結ばれぬまま生涯を終える時に師匠からも恋しい気持ちを知りつつも弟子と師匠という立場から選んだ師匠の気持ちを知って死んでいく超風のが顔は微笑んでいた
 
すれ違いの恋愛模様を武侠ファンタジー日本取り入れたところが目新しく
見てるこっちにも超風のこころ裡がわかりすぎるくらい判るんで
主人公に心動かされる作品となってて
メロドラマっても先に書きましたが悲恋物語といってもいい作品でした
 
前半と後半との映画としてのトーンを主人公に投影させて画面構成も分けて描いているのも好感が持てる作品
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
フー・ドン監督作品
出演:ルアン・ジュウ、イェン・イークァン、ホアン・シーイエン、ハー・チャンシー
 
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老後の資金がありません

2022-04-21 23:17:00 | 邦画
これも積極的に日本映画を見ていこうと言う企画で視聴した作品
原作ありきな作品だったようですが
ちょっと前に政府主催だかなんだかよくわかんねぇけども
老後の資金が2000万円ないと老後年金だけでは生きていけないって言う時代になったって言われていたのですが
この映画によると人生100年の令和の時代ではなんと4000万円と政府よりも倍額が必要だってこの映画では結論付けてくれてましたが
もはやロシアがウクライナに侵攻して、世界が反ロシアとロシア派に分断されて
いつ第三次世界大戦が起きてもおかしくないような現実社会ではもはや老後のお金の心配ではなく、核で地球は壊滅してるかもしれないなぁ
 
そんなことを夢にも思わない時に作られた作品
まぁ時宜に合わせて作ったドタバタ喜劇ですよね
いわゆる昭和の映画会社が作っていたプログラムピクチャーの一ジャンルとしてあったくすぐりとかの小ネタをいくつも積み重ねて笑わせ
さらにハラハラのプロットをも随所にちりばめることで
観客を劇中の主人公に自己投影させて
最後にはハッピーエンドでホットさせるドタバタ喜劇を現代に蘇らせた作品だった
 
しかし、まぁよくこんな作品にこれでもかって言う役者と芸人をこんだけ集めたものですねぇ
三谷幸喜さんまで出演していたのには驚いたし、未だに元気な毒蝮三太夫の日本刀がすげぇ
街頭ビジョンのCMだけで哀川翔さん?って思ったら最後にちょっと出演されていたり
もうどんだけ俳優陣にお金かけてんのよ
主宰製作委員会のTBSってやっぱお金あるんですねぇ
ってここんとこ見てる日本映画のほとんどがTV会社の作品ばっかですよねぇ
映画会社が映画作らなくて、TV会社が映画作る時代なんですよね
本末転倒やないかい
 
こんな作品誰が見るんやって劇場公開されてた時には思ってはいたものの
見てる間はそれなりに映画の世界観にきっちりと私も嵌め込まれていたような
個人的には天海祐希さんはさほど好きな役者さんではないからねぇ
これって夫役の松重さんが実にいいんだよねぇ
自己投影っていうか、まるで自分自身を見てるような役所だったよね
 
お母ちゃんに家庭は任せっぱなし
さらに言うべきことは言えずにいい顔しちゃうから
葬式とか全部、果ては母親まで引き取ってしまう始末って
もう自己投影っていうよりは
典型的な日本のお父ちゃんって言うような人物でしたし
会社倒産して無職なのに、その現実を他人にはひたかくすっていうのも
なんか自分を見ていた感じでした・・・
 
完全に松重さんで見ていた作品だったよな
個人的には人とのコミュニケーションが苦手は私にはシェアハウスでの
さらに老人ホームでの生活はできないなぁ
完全なるコミュ障害な自分を知らしめられた感じでもありましたが
令和の時代で映画も変わってきてるはずなのに
昭和のドタバタ喜劇がこんな形で生まれ変わってきてるのにもちょっと感動していたかな
そして、バトンは渡された 」の監督さんだったのね
そしてベテラン斉藤ひろしのホンだもんねとドタバタ劇に納得
 
2021年製作、日本映画、「老後の資金がありません」製作委員会作品、東映配給
垣谷美雨『老後の資金がありません』原作、斉藤ひろし脚本
前田哲監督作品
出演:天海祐希、草笛光子、松重豊、新川優愛、瀬戸利樹、加藤諒、柴田理恵、石井正則、若村麻由美、友近、クリス松村、高橋メアリージュン、佐々木健介、北斗晶、荻原博子、竜雷太、藤田弓子、哀川翔、毒蝮三太夫、三谷幸喜
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キラー・ジーンズ

2022-04-21 17:50:23 | 洋画
<シッチェス映画祭 ファンタスティックセレクション2021>にて上映された一本、
さほど見たいって言う食指が動かなかったんですが
先に見た今回の“シッチェス映画祭”の作品「BECKY ベッキー」が思ったより面白かったもんだから、
じゃあ他の”シッチェス映画祭“エントリー作品もDVD化されたら見てみるかって言うことで早速セットに組み入れて参りやした
 
一応はホラーコメディの形を借りてるものの社会派映画だったよな
いわゆる日本で言えば某ユニクロ、海外で言うなら・・・
そうローコスト、ロープライスで大量生産大量販売のために低賃金で生産者を雇いまた製品販売のためのアルバイト店員には
宣伝も兼ねて自社製品を着用させると言う
これまたアルバイトからの搾取的なメッセージ性込みでの風刺もあったりして
現代に生きる我々の格差までをも・・・
 
しかし内容的には先にも書いたようにある意味馬鹿馬鹿しい内容に終始してる
ってもこの悪の根源をたった一店舗の店長で地域マネージャー候補と言う餌に釣られた出世主義の権化のような男に集約させているんですね
そこいらちょっとこの殺戮自体が一店舗の一夜って言う設定だけで描こうって言うとこにはちょっと無理があったかな
 
キャッチコピーにもあるようにこれまで人間はトマトやコンドームなど思いもよらぬ物に襲われてきましたが、今作は“ジーンズ”に襲われる
昨日だかTVの情報番組で見たんですが、もうジーンズって言葉自体令和では死語になりつつあるようで
昭和は”Gパン“、平成が“ジーンズ”そして令和は“デニム”だそうですが
未だ“ジーンズ”で通用するみたいですね
エンドクレジットでジーンズが1人歩きするシーンのメイキング映像も見られますがグリーン全身タイツ着用のお姉ちゃんがジーンズを足と同調させて動いていたのね
 
ヒロインのお姉ちゃんが可愛いよねちっこくて巨乳だし
さらに原材料のコットンはインドで採取されていたんですね、採取イコール搾取であり
さらに人権なんてあったもんじゃなく
現代社会で身の保身を図る店長は死体を見ても保身と出世しかなくて全て口八丁で隠しちゃう
実に嫌な奴になってて、結局こいつが最後に倒されるわけですが
こいつよりさらにワルがっていうか企業のCEOがさらに後ろにいるんですけども・・・
そこまではいかないのね
 
ってことでジーンズたちは店員と店長とお客さんさんを殺戮して
さらに店舗の外に出て行って・・・
その後はこっちに委ねられるわけですが
血糊は不必要に多用されてはいるものの、ホラーとしての醍醐味である人体破壊が、お金がなかったのかほとんど描かれていなかったのが残念
 
2020年製作、カナダ映画
エルザ・ケプハート脚本・監督作品
出演:ロマーヌ・ドゥニ、ブレット・ドナヒュー、セハール・ボジャニ、ステファン・ボガアート、ケニー・ウォン、ティアナ・ノリ
 
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