MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

女囚霊

2024-03-26 20:08:40 | 邦画
今月のライツキューブ作品は「日本統一61」と
ここきてJホラーを積極的に見ていこうという企画ではなく出来うる限りってことですが
ってことでまずはその第一回の記念すべき作品としてライツキューブからリリースされたこの作品を

原作は漫画だそうでっていうことで私も見てはいませんが
この映画も血もグロも出てこない作品となっておりまして基本はどうやら女子刑務所で起こる不可思議現象をエピソードとして紡いで行くような作品のようですね
そんなエピソードの一編を今回映画(一応新宿バルトナインで期間限定公開されているから)というジャンルわけでこのブログでも映画カテゴリー化で扱わせていただきます

女子刑務所内に有る懲罰房に入れられた女囚は帰ってこんしと言われているものの
この雑居房で暮らす和田美紗演じる町田はなんと懲罰房に入れられても帰ってきた。
そしたら精神に異常をきたしたのか生かしてあげると言って同室の近藤はそれに恐怖を覚え逃げてしまったために町田はなんと自ら縊死して死んでしまう
どうやら独居房に入ると精神に異常をきたしてしまうようで
自死させたってことで近藤が今度は独居棒に入れられる・・・

まぁ和田美紗さんが出演されてるってことで見る気になった作品でありましたがもう早々にFOしてしまわれて
っていうか私の女の子の好みはチッパイとメガネ
チッパイは脱いでもらわんとわからんがメガネっ娘はいつでもうどこでもですからねぇ
ということで夏子さんの演じるメガネっ娘には三重丸くらい魅力的な女性像を見せてくれていました
っていうか彼女の犯罪は彼女の主人の代議士さんで、気に食わんかった後援者を殺してしまったことの肩代わりで服役していただけですが・・・

そんな彼女にも独房の番がきて
その独房で彼女が見たものは・・・
そう彼女がそこで見たものがこの映画のクライマックスでして、普通に暮らす人々の日常でのなんでもない生活の中で見せる数々の欲望や狂気だった
っていうようなある意味自分に帰ってこない地獄巡り的な様相で描いていたんですね
ホラー感をさらに強める役割とし女医さんがいて彼女の判断で独居房行きが決まっていくっていうような表現をとっていたんですがね
どうやら見てるこっちに恐怖感を与えるだけの存在であったということでしたが

まぁ低予算作品まんまでして、どこかの廃ビルをそのまんま刑務所に見立てているから
4人部屋からして和室遠使っていても襖が映り込んでいたりと・・・
おどろおどろしいお化け屋敷的な驚かし作品でないだけ救われたかな

2022年製作、映画「女囚霊」製作委員会作品
鳴瀬聖人監督作品
出演:夏子、和田光沙、円井わん、松永有紗、田口由紀子、円城寺あや、鈴川紗由、辻凪子、花乃まみ、四家千晴、蒼乃茜、川連廣明
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日本統一61

2024-03-26 05:05:56 | Vシネマ
早いもので2024年もつい先日年が明けたと思ったら
もう三月も終わりを後一週間後に迎え、新年度の4月が始まろうとしてる
昨日はそんな3月25日でした
毎月25日はライツキューブ新作リリースの日ということで、今月は「日本統一」シリーズのリリース日になっておりまして
 
前作「日本統一60」でルビーの正体を突き止めたもののルビーに自死され、そこには大量の銃火器とシャブを発見した氷室さんと田村さんたち山崎一門、
警視庁特捜班の佐原警部にのみ、一連の事件は侠和会及び丸神会の仕掛けたことではないと伝えたところで終わりましたが
ここに来るまでに、氷室さんたちが追い詰めた連中はいざっていう時に奥歯に仕込んだ毒で自死しており
その背後には彼らを動かしている大きな力が存在してるのだとおぼろげなる輪郭を見てとるも
 
その目的も動機も分からずにいる氷室さんですが
どうやら警察が自分達俠和会ではなく丸神会の三田をターゲットとしてることを掴み
そのことで警察上層部に、そう佐原警部の上のそのまた上の存在の誰かに何らかの意図があるから調べるように依頼することを忘れなかった
そこで浮かんだのが三村という警察官僚ですが、彼を逮捕するには証拠がいるということで
経済大臣などをコンプライアンス問題で脅して証拠を掴んだら三村を馘首する言質を取り付けるものの
 
ことはさらに進んで、そう「日本統一58」のエンディング寸前に奇妙な宗教団体の連中が出てきて
そのまんま置き去りにされたまま「日本統一59」「日本統一60」とルビーに話が飛んじゃっていたものが
ようやっと今作ではそんなカルト宗教団体のお話が主体となってきましたねぇ
村田啓一郎さんですか時事ネタとしてはもう三十年も前のオーム真理教のネタをまんま持ってきましたねぇ
 
そしてそのオームならぬ世界カモメ教会は丸神の三田会長を逮捕させて七人会にたった一人残った京浜連合と結びつくんですね
村田啓一郎さんの遠大なプロットコンセプトがなんと4話に渡って実を結ぶというスケールの大きさには恐れ入りました
そんなカモメ協会に潜入した田村さんと氷室さんの前に自動小銃遠構えたカモメ教の信者たちが・・・
果たしてこの危機を二人はどう乗り切るのだろうか・・・
 
2023年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
本宮泰風総合プロデュース・出演、村田啓一郎脚本、辻裕之監督作品
出演:山口祥行、舘昌美、北代高士、勝矢、中澤達也、本田広登、川﨑健太 、岸田タツヤ、喜矢武豊、飛鳥凛、菅原卓磨、松嶋亮太、古河耕史、金馬貴之、本郷弦、根岸大介、日向丈、曽根悠多、直江喜一、モト冬樹、新井康弘、成瀬正孝、中野英雄、菅田俊、小沢仁志
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ラ・ヨローナ〜泣く女〜

2024-03-25 20:08:14 | 洋画
“「死霊館」ユニバース”を時系列で見ていく企画
この作品はユニバースの中ではいわゆるスピンオフとは言え、ある意味この作品自体が単独で存在するだけの作品で他作品との関連が全くない
そんじゃあかんやろって一応申し訳程度にアナベル人形がお顔だけ出してくれて
“「死霊館」ユニバース”の体裁だけは保たせているだけの作品だったと言っていい

まぁユニバースとしては製作順で言うと第六作にあたり、時系列では第七番目に位置する作品
まぁ私個人的に言わせてもらうならアナベルちゃん人形を入れ込んではいるもののウォーレン夫妻にも絡んできてませんし
第一悪魔にしてもメキシコの伝説の幽霊ってこともあってこの作品だけが単体作品だったってみても問題はなかったとは思えるけど
やっぱプロデューサーのジェームス・ワンがアナベルちゃん人形を作品の中にチラッと落とし込ませてるんですねユニバース作品の一本にしたかったんでしょうね

まぁメキシコの伝説の幽霊がなんでアメリカで暴れてくれるのか
どこにも根本自体の説明もなくいきなりパトリシアの息子二人が不登校っていうだけで
児童相談所の係員アンナは自分が担当だと後輩押しのけて家庭訪問して納戸に押し込められてる子供を見つけて保護するものの・・・
そうなんですパトリシアはラ・ヨローナの呪いから子供を守っていただけなんですが
アンナは子供を納戸から出しちゃったおかげで二人の子供の水死体が発見される
怒ったパトリシアはアンナの子供たちへ向かうようにラ・ヨローナ仕向けてしまった関係で
アンナの子供たちに不可思議現象が起きていくって言うだけのお話なんですが

今作ではヨローナの実態も見せてくれると言う、やはり”「死霊館」ユニバース“の作品群の中でも幽霊(悪魔)の実態を見せるって言うちょっと異質な作風でもあったんで、私はこれ自体単体作品としてでもいいと思ったんですがプロデューサーさんのジェームス・ワンはアナベルちゃん人形をあえてワンカットインサートしてユニバース作品の一本にしてしまわれたってかんじでなりませんでした。

まぁ素人っても元牧師さんが悪魔払いすると言うことで収める作品でしたが
ヨローナの実態を見せるって言うことでより恐怖感を持たせた作品となってて
何度もいうようですがやっぱこの作品自体ちょっと異質でしょって思ってしまうんだよね
でもまぁジェームス・ワンがなんらかに意図でユニバースの一本にしているんでしょうね
今後ヨローナシリーズとして続編も作っていくのかなぁ
これは幽霊の実体が出てくるんで余計恐怖が増しますよね

2019年製作、アメリカ映画
マイケル・チャベス監督作品
出演:リンダ・カーデリーニ、ローマン・クリストウ、ジェイニー=リン・キンチェン、レイモンド・クルス、パトリシア・ヴェラスケス、マリソル・ラミレス、ショーン・パトリック・トーマス、トニー・アメンドーラ
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春に散る

2024-03-25 05:05:25 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
ここきて日本映画ばっか見てる気がするのだが・・・
いやこれはほんと楽しめた作品だった
いわゆるボクシングを通して世代を超えた男の物語だった
まぁエンドクレジット見てなるほど原作は沢木耕太郎さんだったのね
だから男の映画だったって納得させられる作品だったわけだ

不正というか、これもよく聞く話だがボクシングの判定には審判に裏で金とか女を抱かせるとかないとか・・・
そんな不当な判定から40年前にボクシング界から身を引いてアメリカで成功して日本に帰ってきた広岡仁一
伝説のボクサーだった人、彼が飲み屋で我がモノ顔で騒ぐ若者を注意したとこに
これまた判定に不服から身を引いた若手のボクサー翔吾が
若者をたちを手玉に取るパンチを見て
 
彼の筋をさらに身をもって体感した翔悟は仁がむかしの仲間を集めたとこに現れて
そう昔のボクサー仲間に本物のボクサーライセンスを取得してる片岡鶴太郎さんを配し、さらに哀川翔さんまで・・・
翔さんは参加せずに傍からではあるものの
昔世話になったボクシングジムの娘で現会長に山口智子さんとか
 
仁にようやく認められなんとかボクサーとして再起していく翔吾と仁との姿を描いていくプロットは流石に沢木耕太郎さんですねぇ
っていうか仁の姪っ子に橋本環奈さん、。
映画の情報入れないから橋環出てきたときには思わず・・・
そして原作にはきっとあるんでしょうが、映画としてはこの流星と環奈さんとの恋物語の部分には尺は使わずにくっつけていましたねぇ
 
で翔吾は結局世界チャンピオンとのタイトルマッチに挑戦するわけで
それがクライマックスなんですが
そこいくまでに仁は余命宣告されるような病で日本に返ってきてたわけだし
翔吾は世界戦への挑戦試合で片目の視力を失いかけるという
そんな二人が命をかけた人生最後の勝負に出るというお話。
まさに沢木節のは映画でしかないわけで、基本プロットは令和に作られた昭和の映画
 
今時だとこう言ったプロットでは翔吾は試合には勝たないって言うプロットに持っていくのが常套手段なようですが
この作品では激闘死闘の果てに翔吾は勝つ
勝つか負けるかこっちも時代をヨミながら見ていくわけで勝ったらこうなる負けたらどうなる
ってとこまで読んで見てるわけでして
そういうとこはやっぱうまいやね映画としては
この作品では勝利を収めるものの、なんとさくらの木の下で仁の死体が
 
そうなんだここまでタイトル出てきてなかったんだって知らしめられるいいカットだったんですは
そういう意味ではタイトルインのカットのままエンドクレジットに入って終わるっていうふうにいかんかったのかな
この後のシーンはかえって「春に散る」のタイトルの意味する意図とは逆行する気がしてならない
ってかここが令和の映画ですかねぇ
あのように今後の希望を見せた方が今時の観客には受けるのかなぁ
先に書いた主人公が勝つって言う昭和のプロットが有りなのか負けるって言ういう令和的なプロットが正解なのかっていうのとある意味共通する部分でもあるんだよね
 
2023年製作、日本映画、「春に散る」製作委員会作品
沢木耕太郎原作、瀬々敬久共同脚本・監督作品
出演:佐藤浩市、横浜流星、 橋本環奈、片岡鶴太郎、哀川翔、窪田正孝、坂東龍汰、山口智子、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦
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シャークネード6

2024-03-24 20:08:31 | 洋画
昨年夏、「シャークネード」シリーズ10周年の記念イベントが開催されてる
その関係で“シャークネードシリーズ”全6作品がアルバトロスから改めてBlu-rayとして再リリースされたものを購入して
こうやってこのブログでも見てきましたがついに今作「シャークネード6」にて全作完結を迎えます
ってかこの第6作は当時もシャークネードの人気が高くなんと「シャークネード ラスト・チェーンソー」と題して4DX作品として劇場公開までされてた作品だったのね
したがって今作のみこのブログでのはカテゴリーは洋画扱いになります。
 
前作「シャークネード5」で突然大人になって表れた息子ギル
なんとフィルより年取ったドルフ・ラングレンの登場によって”最初のシャークネードを破壊すれば、それ以降は出現しなくなるんだ“と過去を変えるために時間旅行へと出かけ最初に着いたのが恐竜時代
シャークネードだけでなく、恐竜までもが襲い掛かかってくる中でフィンはギルによって時間旅行させらてた、サイボーグになる前の妻エイプリルやシャークネードとの戦いで命を落としたノヴァやブライアンたちがフィンを待っており
全員集合の中で恐竜とサメを退治して

タイムネードに突入して辿り着いた先は中世イギリス。ギルは数年前に先に到着してるらしくそこでギルを師と仰ぐマーリンと邂逅するもののタイミングよくシャークネード出現
キャメロット城へと接近したところでフィンが岩に刺さったエクスカリバーを抜くとなんとその刃はチェーンソーだった
ここでも稲妻で破壊されるシャークネードだがフィンたちもデカい鍋に乗り込んでタイムスリップした先はアメリカの独立戦争の真只中
イギリス海軍の船が近づくそんな中、またもやシャークネードが襲い来てワシントンや
ハミルトンとサメ退治の戦いをするついでにイギリス軍をも撤退させ
ここでブライアンが歴史の証人になりたいとこの時代に残り、ベンジャミン・フランクリンの電気タコの動力で再びタイムスリップ
 
飛ばされた先は西部開拓時代でいきなりビリーザキッドと保安官たちの決闘のど真ん中に放り込まれたフィンたちは、ギルと共にこの時代に来ていたというスカイと合流。
ギルが絞首刑にされそうだと知り救助してるとこに再びシャークネード
 
まぁこの作品サメ竜巻に中でのシノプシスに家族愛を謳った作品ですから
次のタイムスリップ先は1970年代のアメリカサンタモニカ。そこではお互いに恋しいものの付き合う前のフィンの両親がいて二人をくっつけたりしてるんですねぇ
するとここでノヴァが次に飛ぶ時間と場所を設定して着いた先はサンフランシスコ
ノヴァは死んだ祖父を助けたいとこの時間と場所を設定したものの
 
しかし歴史が変わるとフィンが止めるがノヴァば自分のせいで祖父が死んだ事実を知る。
もういろんなとこや時代を縦横に行き来して最終的には現代でサメ第一号を退治して
なんとフィンは酒場のオーナーに戻ってきておりエイプリルはギルを産む直前に何もなかったかのようなラストシーンを迎えて・・・

まぁ全てが夢か幻か、現実だったのか幻覚だったのか
そんな感じでリセットして終わらせたシャークネードシリーズでしたが実に忙しい最終話ではありましたが
時間軸を縦横無尽に走り回らせて登場人物もシッカリと復活させみごとに着地させたっていうか
まぁこういうことで無理に今まで全てをリセットさせた格好で終わらせた感じながら最終話にはふさわしい内容だったかな
それにしてもエンドクレジットの流れの早いことと言ったら・・・
元はSyFyTV用のコンテンツですからOA時間の都合での早回しクレジットなんでしょうね

2018年製作、アメリカ映画
アンソニー・C・フェランテ監督作品
出演:アイアン・ジーリング、タラ・リード、キャシー・スケルボ、ヴィヴィカ・A・フォックス、ジュダ・フリードランダー
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鯨の骨

2024-03-24 05:05:50 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画で視聴した作品
あの、あのちゃんがなんとヒロインとして出演されています。
わたしはTVドラマは映画っていうか劇場版を見る必要な時だけしか見ませんが、ヴァラエティはよく見ますのであのちゃんのヴァラエティでのキャラもよく知っています
そう映画の情報入れませんからねぇ、どことなく声はあのちゃんだし顔もあのちゃんだし
まさかって思ってまして、一旦止めてWEBでキャスティング調べたらまさかのあのちゃんでびっくりしました。
 
そうこの作品も時代を反映してネットっていうかSNSでの自己承認欲求の強い人種を描いた作品だった
オープニングでタイトルの意味を説明してしまっていましたが
海はこの社会を表しており、夜の世界でうごめく人々を表しているのかと思っていたら
そのもっと先のネット社会の弊害っていうか先にも書いた自己承認欲求を求めてさまよう二人の女性の生態を描いたお話だったとは
 
結婚式前日に婚約者にフラれた男は、マッチングアプリで出会ったJKをそのまま自分の部屋に連れ込むが何とシャワーを浴びてる間に自殺されてしまう、その遺体を埋めにいくがどこかに消える
後日ARアプリにそのJKとよく似た少女がいてカリスマ的な存在であることを知り、彼女を探し始める中で
凛というこれまた承認欲求だけのために生きてるような女と知り合って
バーチャルの世界のカリスマ性の凄さを知り
なんと会社を辞めて彼は死んだJKを求めてさまよい始めるのだった
 
こんな時代だからでしょうかねえバーチャルの世界での幻影に踊らされる人々、そこから逃れようとする人。またバーチャルになんでもかんでも繋がっていたいと承認欲求のためだけに行動する人たちの多いこと
まぁ映画はそんな仮想現実の世界でカリスマになる人、カリスマを狂喜乱舞して崇める人々が右往左往する現実世界を
それを傍から見てるとある種の狂気にしかみえないんだけど
これってある意味ホラーだよね
そんなことを感じさせる映画でした。
 
でも鯨の骨の意味を映画の冒頭で種明かしするのは反則だよなあ。それだと映画を観るものの意識をしっかり誘導してしまう。鯨の骨がなくなれば消えてなくなる光る微生物ってSNSに群がる人々の事なんでしょうね。
 
あの、あのちゃんが結構まっとうな演技だったのにはちょっと驚かされました
今後も役者あのとしてやってけるし
さらに主題歌も全部一人で作られてるのにもまたびっくり
あのちゃんに驚かされた作品でしたと言っても過言ではない。
 
2023年製作、日本映画、「鯨の骨」製作委員会作品、カルチュア・パブリッシャーズ配給
大江崇允共同脚本・監督作品、主題歌:あの作詞・作曲・歌唱
出演:落合モトキ、あの、横田真悠、大西礼芳、内村遥、松澤匠、猪股俊明、宇野祥平 
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1%er ワンパーセンター

2024-03-23 20:08:41 | 邦画
2022年に一度目の公開延期を受けて、2024年の今日3月23日に万難配して劇場公開が決まり、同日配信解禁ということだったものが
再び諸般の事情を鑑み劇場及び配信延期となってしまった作品
TAK∴さんこと坂口拓主演のこの作品2022年に製作完成していたものが
 
そう、いわゆる映画界を激震させたあの性被害事件で坂口拓さんや園子温監督、そして
榊英雄監督は裁判で有罪判決受けてるし、木下ほうかさんはもう干されてるってか追放されてる
まぁハリウッドと時を前後して日本映画界でも”Me Too”の嵐が吹いてその影響を受けた映画の一本
 
なんとか公開に一年以上の日数がかかったものの一応当事者と目されてる人物の主演映画ということでこれまた再び公開が取りやめになったわけで
そう映画自体に罪があるわけではないものの、加害当事者の主演となるとやっぱ世間が許さないようで・・・見られないとなると見たくなるのがこれまた人情でして
米盤のBlu-rayがリリースされていたのを見つけましたので
早速とはいえ被害者のことを考えると見ていいのかとは思いつつも
不謹慎ながらも作品に罪はないという考えのもとで視聴しました
 
まぁある意味アクション俳優の坂口拓をそのまんまモデルとして作りあげたアクション映画だったんですね
アクションのリアルさにこだわりを見せることで、映画界からも干されていくアクション俳優さんが
自分で映画作ったろうかリアルさにこだわったやつを・・・
っていうことで資金提供をお願いしたスポンサーから孤島にある工場廃墟を紹介されて
そこに弟子の若者とロケハンに行ったら、先にメジャーアクション映画が撮影してたり
そこに隠されたヘロインを巡って殺し屋やギャングたちがいて
 
そんな孤島の廃墟で堅気のアクション俳優と暗殺者たちが入り乱れての殺し合いをリアルアクションで描いた作品
 
っていうか現実と虚構の世界との境界線がはっきりしなくなって行ってるアクション俳優を坂口さんがご自身の肉体の限界を見せて演じてくれてる作品で
こう言った低予算でアクションにこだわりを見せる作品はアメリカ人には好評のようで
ハリウッドでも火がついた”Me Too“問題がある作品でも他国のお話って割り切って公開するとこがすごいよね
 
まぁ作品に罪はありませんからっていう割り切り方なんでしょうけども
日本ではまだまだ公開に関しては尾を引きそうですね、何せ主役ですからね
木下ほうかさんの出演作品は脇役ってことで公開されたのにねぇ
 
2022年製作、日本映画、WiiBER作品
山口雄大脚本・監督作品、園村健介アクション監督
出演:坂口拓、福山康平、成海花音、福田ルミカ、板尾創路、平沼紀久、青柳翔、石井東吾、堀部圭亮、駿河太郎、広井王子、石丸謙二郎
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真・鮫島事件

2024-03-23 05:05:59 | 邦画
これもJホラーってことでアルバトロスから4月の新作DVDとしてリリースされた作品ですが
映画として製作され劇場公開されたのはなんと2020年ということで
なんでそんな前の作品、それも2000年前後にネット上で騒がれた怪奇譚の作品が二次使用としてこんなに時間が掛かったのかは不明ですが
あえてこれも詮索しないほうがいいのじゃない・・・なんちゃって(笑
 
丁度2020年っていうたら、コロナの時代で街中では全員マスクだったし
学校の授業しかり、会社仕事から会議に出張にの,いや飲み会までがリモートで行われていた時代
今見たら変に懐かしさを感じさせる事態でしたがみんな真剣にリモートに取り組み
家でPCの画面見つめていた時代でもあったんですね
そう映画製作に関しても俳優さんやスタッフさんとの接触が問題視されていた時代でもあったわけで
製作側もなんと○○組のスタッフの中にコロナ担当者を置いて映画製作していた時代でもあったわけで
 
そんな時代背景を見事に映画の中に取り入れて作られた作品でもあったわけですね
プロット自体が全てリモートのパソコン画面だけで構成されており
一応各自動きが取れない中でそれぞれが恐怖を味わうっていう形での
役者さんがそういう意味でも全員が非接触で一本の映画を撮って見せたって言うプロットとしても現実撮影に関しても役者を非接触で撮影させるっていう
離れ業で作った作品でもあったわけね
ある意味斬新な構図で一貫していた
 
観てるうちに監督さんはこう言った時代を反映させた作品を残してみたかったっていう意図も見えたし
それによって映像的な恐怖もある意味増長させて見せたりという意図も見えて
やってくれたなぁって思いながら見てましたが
やっぱ最終的に完全非接触は無理でヒロイン武田玲奈とその兄を演じる佐野岳さんとの、兄を恐怖の次元から救い出すって言うシーンでは流石にあっちの世界からこっちに引っ張り救い出すって言う場面は非接触では無理だったようですね
できれば全編全役者非接触で撮って欲しかったなぁ
残念です
 
でもうまいよね、ホラー映画としてこれほど映画的にも完成度の高さを誇っていい作品だったとはねぇ
まぁリモート飲み会も題材として恐怖に寄与してるし、スマホでのTV電話機能もやっぱ時代を感じさせてくれるし
七つの大罪を絡めてくるプロットの組み立てもうまい
こんな面白い作品がDVD化されずに4年も眠っていたなんて
どっか絶対なんらかの力が作用してたんじゃ
って疑ってしまいますよね(まだ言うのね
 
エンドクレジット後に一映像ありますので最後までご鑑賞のほどお忘れなく
 
そうなんですねネット上でもいろんな都市伝説として様々なものがあるっていうことを改めて知りました
次は「きさらぎ駅」ですかね
 
2020年製作、日本映画、「真・鮫島事件」製作委員会作品、イオンエンターテインメント配給(イオングループとしては自社でいわゆるシネコン型劇場網を全国に持ってるから企業として関わっていけるとこが強みかな)
永江二朗脚本・監督作品
出演:武田玲奈、小西桜子、濱正悟、林カラス、鶴見萌、山形啓将、水島里菜、佐藤仁、しゅはまはるみ、佐野岳
 
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友達のお母さん 恋の濃厚スープ

2024-03-22 20:08:24 | OV
今までもここのブログではAV作品をR -15に再編集したり
今作同様にエロチックOVとしてBREEZEさんから熟女AV女優さんを起用して数本作品をものし
さらにそれを短縮再編して三部作のオムニバスにして総集編として「友達のお母さん 禁断DELUX」そしてさらに「友達のお母さん 完熟DELUXE」と見てきてまして
AV再編集の作品もあげたらキリのないような
ある意味「友達のお母さん」はエロチックアイコンとなってるようでして
 
ついにこの3月6日に「友達のお母さん」のエロチック作品の最新作がリリースされまして
私自身この方の本職AVの方は全く見てもいませんが、何故かちょっと惹かれてこう言ったOV作品は一応全作は観てると豪語して憚らない東凛さん主演でリリースされました
レンタルの消化でちょっと汲々としていたのもあって
消化するのに遅れをとってしまいましたがようやっと消化することに・・・
 
まずはヒロイン役に東凛さんということでアラフォーの役所は実年齢に近いのでそれはよしとしても
東凛さんのエロチックOVは実に何年っていうスパンの間隔があって
引退されてしまわれたかと思ってましたが・・・
未だAV業界ではご健在のようでよかったよかった
 
このシリーズはシノプシスとしては友達のお母さんと最終的に結ばれてエンディングを迎えるっていうのが定番プロットであるのが常ですが
今作では常に友達も出演してきてくちばし挟んでくるし
恋のライバルまでも登場
そして肉体的に結ばれるのがオチではなく
なんと結ばれてさらに結婚までして友達とは父子となってしまうとこまで描いていたのがある意味新鮮でしたかな
 
ただこれは個人の問題なんですが私は喋ったり、笑ったりする時に上顎の歯茎が露出するお方が苦手っていうかダメでして
この作品息子役とヒロインと結ばれる若手男優さんのお二人がこのタイプでしたので
まぁ日本語っていうのもあって濡れ場は見てましたがその他のシーンではモニターから目を離して声だけ聞いていたっていう作品でした。
これがこう言った作品の正しい見方でもあったようですね
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2023年製作、日本OV作品、BREEZE作品
脚助二郎脚本・照明・撮影・編集・監督作品
出演:東凛、。小川泰生、石原勇、浅野潤一郎
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オンマ/呪縛

2024-03-22 05:05:28 | 洋画未公開
これも13日にSONYピクチャーズからリリースされたホラー映画三本立のうちの一本ですが
邦題(原題も一緒UMMA)からして映画の情報入れないから、私は韓国映画だとばっかり思ってまして
オープニングのFO画面から英語のダイアローグが聞こえてきて???
タイトルも英字で「UMMA」ときて
初めてアメリカ映画だって知ったし
エンドクレジット見てなんとサム・ライミプロデュースって知ったわけで
 
韓国ホラー映画ではなく、韓国人が出演してるアメリカ製のホラー作品だったって初めて知って
なんとなく拍子抜けしましたが、そこから最後の最後まで拍子が抜けたままの作品でした
 
母国韓国で毒親に束縛され虐待されて逃げるようにアメリカに渡って毒親の束縛からようやく離れることができて、今では年頃の一人娘娘とアメリカで養蜂業を営む母娘のお話。
結局のところ母親から受けたトラウマが強すぎて今でもなぜか電気や電波に作用される母親にサンドラ・オーが演じてるものの
彼女自身は韓国で生まれて育った人ではなくカナダに移民した韓国人両親との間でカナダで生まれてカナダで育って俳優になった人
 
もう娘役になると完全に西洋人の顔立ちでしかないじゃなく完全西洋人
ってことでこれってホラー映画なのって言う作品でしかなく
こっちは韓国ホラー映画を期待してたのに
最初っから最後まで死んだ母親の幻覚に悩まされていただけというサンドラ・オーが気づけば自分も母親になり疎ましかった自分の母親と実はおなじことを娘に対してしていたってことに気づかされるって・・・
 
というだけの映画、電気電波ダメっていう設定ですから夜の室内のシーンはあまりに暗くてじつに見づらい作品だったし
結局は電気ダメっていうことだけど全く映画としてそれも生かされていない作品でもありましたよねぇ

ジャケット見てもわかるんだけどサンドラ・オーはホラー向きなお顔をしてるだけで
全くホラー的の要素もなんもなかったのかな、毒親の幻影は一応ホラーっぽかっただけの作品でした
こういうのを見てしまうと韓国製のホラー映画が無性にみたくなりますよね

2022年製作、アメリカ映画
サム・ライミ製作、アイリス・k・ジム監督作品
出演:サンドラ・オー、ファイヴェル・スチュワート、ダーモット・マローニー、オデイア・ラッシュ
コメント (2)
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