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山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

素晴らしきかな人生は!

2007-07-07 16:29:14 | フライフィッシング
以前このブログで紹介した夢追いびと三人衆のひとり、Satoshiの話、ご記憶にあるでしょうか。そのSatoshiからメ-ルがありました。

彼はまだ30代、カウボ-イに憧れて単身アメリカへ渡った男です。
彼はいま、乳牛の人工授精のプロフェッショナルとして牧場から牧場へと東奔西走しています。フリ-ランスなので月の半分は仕事をし、半分は自分の時間を謳歌している羨まし過ぎる生活を手にいれています。収入も充分過ぎるほど得ています。

その証拠に、数年前まではオンボロのポンコツ車だったのに今ではピッカピカのフォ-ド5400CCなのですよ。



勿論、ここまでのプロセスには大変な努力や苦闘もあったことでしょう。私もそのことを知っているからこそ、彼の成功を心から讃えたいと思っています。

彼の休日はキャンプと釣り。
キャンプに行って、川を眺めながら、持参したマテリアルでのんびりフライを巻いて釣る。なんともアメリカ的ではありませんか?





釣りの後は食事。
豆缶、煮込みラ-メン、ソ-セ-ジにカナディアンウィスキ-。河原に下りての川飯が旨いんだと。そしてウィスキ-を一杯やって昼寝って、オイオイそれじゃオイラとおんなじじゃねえかっての!

メ-ルの最後には『私こそ襲名です』とあった。
おいおいSatoshiよ、元祖『』はオイラと小説家ホリさんの専売特許なのだよ。そのことを忘れずにね。君には特別に『3号』の称号を与えてあげるから謹んで受けなさい。

年がら年中休みなく仕事に追われる人生。それもまた良いでしょう。
でもね、ちょっと立ち止まって考えてみたいと思います。プロフェッショナルとしてスペシャリストとしてきっちり仕事して、社会にも貢献し、そして自分の時間もたっぷり持って人生を謳歌する。こんな生き方ができないものかと。

多分Satoshiの事である。資金を貯めて自分の牧場を持つことを想い、いずれ実現することだろう。でも、決してあくせくしないで当たり前のように実現することだろう。そんな生き方、いいよね。

Satoshiよ、来年は必ずモンタナ、イエロ-スト-ンヘ行きまっせ。
ガイドよろしくね。そして一緒にロッドを振ろうね。今夜は多分、どでかいレインボ-と格闘している夢を見ることでしょう。

釣り好きの皆さん、来年はモンタナにみんなして押しかけませんか?


コメント (2)
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