山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

心が繋がっていると言うこと

2007-07-17 23:37:05 | 書籍
小説を読むのは何年振りのことだろうか?
人と人との深い絆に想いを馳せて涙し、心地よい満足感に浸りながら最後のペ-ジを閉じた。

人は誰も、心の片隅に孤独感を抱えて生きているものである。どんなに満たされていても、どんなに幸せの中にあっても、必ず心のどこかにそれは存在する。

それでも、大切な人と心が繋がっているから、慕っている人に見守られているから、大好きな人と強い絆があるから、人は強くはつらつと生きられる。

心が繋がっていると言うこと。
それは、かけがえのない人だから心から愛し、尊敬し、信頼し、思いやること。本気で心配し、怒り、道を説き、身を挺して守り抜くこと。

人は誰もみな、まっとうな生き方をしたいと願っている。たとえ運悪く道をそれてしまった者もまた同じである。この主人公と出会った人は皆、ハッピ-になってゆく。

おそらく、この作者は天使のような人なのかも知れない。


休日の一日、夏の渓流用のフライを40本巻いた。
天使のようなフライも4本巻いた。白い美しいフライに仕上がった。来週は、真っ先に天使のフライを使ってみよう。でも多分釣れないであろう。岩魚にも良心はあるから。美しい天使のようなフライに喰らいつく筈がない。来週のボ-ズは決まった。

コメント (9)
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