今年のシルバ-ウィ-クのメインは黒部の平の小屋に投宿して岩魚と遊ぶ計画でありました
<1日目>
雨が上がった日曜日、連休の人混みを避けて瑞垣の森でハナイグチを見つけて山飯でもしようとこの小さな沢を渡ります
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雑木林を抜ければカラマツ林、、、なのですが、かつては林立していたカラマツも伐採されて今ではまばらになっています
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キヌガサタケやカラカサタケにも出逢いますが美味しそうじゃないのでパスします
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2時間徘徊して見つけたのはこのハナイグチ3本だけ、他の入山者も殆ど絶望的な成果に諦め顔でありました
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この貴重な3本のハナイグチ、湯せんして冷水で洗ってからもみじおろしとポン酢で美味しく頂きました
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さて十分に仮眠をとってから午後6時、扇沢に向かうと電気バスの駅の遥か手前で車を止められまして
駐車場が満杯のため明日もここからシャトルバスでピストン輸送すると告げられ仕方なく小屋の予約は順延となりました
<2日目>
さて2日目は暇つぶし、奥飛騨で温泉に浸かって飛騨牛とお蕎麦でもと考えていたところに
飛騨地方震源の地震が発生したとのニュースを聞いてそれではと北信の立ち寄り湯に変更して
『まだらおの湯』でのんびり午睡を愉しんだり読書をしたりと久方ぶりの骨休めの一日となりました
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<3日目>
21日(火)の平日、扇沢の駐車場も電気バスもガラガラ、天気も快晴で気分爽快に歩きはじめます
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オヤマタンでちょっとだけ竿を出そうと遡行し始めた途端に油断して浮石を踏んでしまって痛恨の捻挫、痛くて早々に納竿です
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チタケの季節は過ぎていて1本もみつからず、この百段百段の登り降りも辛くて
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いつもの2倍の時間をかけてようやくナカンタニに辿り着いたものの
ゴロタ石の沢を遡行するのは困難で目の前の流れにフライ投じてチビ岩魚を2尾、もちろん黒部岩魚の刺身は諦めるしかありません
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チタケうどん用に持参したナスと岩魚のタタキ用のミョウガを使って貧粗なうどんとビール、なんとも侘しい川飯だこと!
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足を引きずりながらやっとの思いで平の小屋に辿り着けました
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この日の宿泊者は4人、しかも釣り人だけでした
左の小鉢のキノコはホコリタケの幼菌の煮もの、あの踏んづけるとホコリが飛び出すアレなんですね
ホコリタケの幼菌は食べられると知ってはいたのですが、まさかこんなに美味しいとは思いもしませんでした
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これはナラタケの味噌汁、富山ではボリボリと呼ぶそうでヌメリと歯ごたえのある美味しいキノコです
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この夜も小屋主の佐伯さんを交えて釣りやキノコの話に盛り上がりつつ11時過ぎまで呑んでしまいました
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<4日目>
さて一夜明けて、足の痛みは昨日よりも強烈で連泊しての釣りは諦めてゆっくり歩いて帰路につきました
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なんだか佐伯さんの話を聞きながら呑むために来たようなものですが、こんなこともありますよねえ(2年連続ですが)
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そろりそろりとしか歩けない身、せっかくですからキノコでも探しながら歩きましょうかね
この季節はナラタケ祭り、もうこんなのが20か所以上もあってより取り見取り状態で楽しいったらありゃしません
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これはもう完璧な極上品でございます、鍋にもウドンの具にも欠かせない存在でございます
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ブナハリタケもあちこちのブナの倒木に鈴なり、季節外れのタマゴタケは1本だけ寂しそうに佇んでおりました
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傘の裏に針のような突起のあるブナハリタケ、言い得て妙ではありませんか(煮ものにするとしっとり美味しいキノコです)
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モミやツガの木が並ぶ登山道には乾いたハナイグチが並んでおりました
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苔に隠れてこんな可愛いハナイグチがいくつも見つかりました
右のキノコはスギタケモドキでしょうか、以前は可食でしたが今では毒キノコに分類されています
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いやぁキノコのお蔭で意識せずにのんびり歩けたことで足の痛みもさほど感じることなく最後まで歩き通すことができました
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黒部ダムに辿り着いたら必ずこれで締めくくり、これを頂きながらの一服の美味しいことったらありゃしませんね~!
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<5日目>
最終日は小菅の湯に寄り道して、温泉で疲れを癒してから家路に着きました
今年もアクシデントに見舞われながらもキノコのお蔭で良い締めくくりができました!
<1日目>
雨が上がった日曜日、連休の人混みを避けて瑞垣の森でハナイグチを見つけて山飯でもしようとこの小さな沢を渡ります
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雑木林を抜ければカラマツ林、、、なのですが、かつては林立していたカラマツも伐採されて今ではまばらになっています
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キヌガサタケやカラカサタケにも出逢いますが美味しそうじゃないのでパスします
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2時間徘徊して見つけたのはこのハナイグチ3本だけ、他の入山者も殆ど絶望的な成果に諦め顔でありました
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この貴重な3本のハナイグチ、湯せんして冷水で洗ってからもみじおろしとポン酢で美味しく頂きました
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さて十分に仮眠をとってから午後6時、扇沢に向かうと電気バスの駅の遥か手前で車を止められまして
駐車場が満杯のため明日もここからシャトルバスでピストン輸送すると告げられ仕方なく小屋の予約は順延となりました
<2日目>
さて2日目は暇つぶし、奥飛騨で温泉に浸かって飛騨牛とお蕎麦でもと考えていたところに
飛騨地方震源の地震が発生したとのニュースを聞いてそれではと北信の立ち寄り湯に変更して
『まだらおの湯』でのんびり午睡を愉しんだり読書をしたりと久方ぶりの骨休めの一日となりました
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<3日目>
21日(火)の平日、扇沢の駐車場も電気バスもガラガラ、天気も快晴で気分爽快に歩きはじめます
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オヤマタンでちょっとだけ竿を出そうと遡行し始めた途端に油断して浮石を踏んでしまって痛恨の捻挫、痛くて早々に納竿です
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チタケの季節は過ぎていて1本もみつからず、この百段百段の登り降りも辛くて
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いつもの2倍の時間をかけてようやくナカンタニに辿り着いたものの
ゴロタ石の沢を遡行するのは困難で目の前の流れにフライ投じてチビ岩魚を2尾、もちろん黒部岩魚の刺身は諦めるしかありません
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チタケうどん用に持参したナスと岩魚のタタキ用のミョウガを使って貧粗なうどんとビール、なんとも侘しい川飯だこと!
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足を引きずりながらやっとの思いで平の小屋に辿り着けました
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この日の宿泊者は4人、しかも釣り人だけでした
左の小鉢のキノコはホコリタケの幼菌の煮もの、あの踏んづけるとホコリが飛び出すアレなんですね
ホコリタケの幼菌は食べられると知ってはいたのですが、まさかこんなに美味しいとは思いもしませんでした
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これはナラタケの味噌汁、富山ではボリボリと呼ぶそうでヌメリと歯ごたえのある美味しいキノコです
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この夜も小屋主の佐伯さんを交えて釣りやキノコの話に盛り上がりつつ11時過ぎまで呑んでしまいました
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<4日目>
さて一夜明けて、足の痛みは昨日よりも強烈で連泊しての釣りは諦めてゆっくり歩いて帰路につきました
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なんだか佐伯さんの話を聞きながら呑むために来たようなものですが、こんなこともありますよねえ(2年連続ですが)
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そろりそろりとしか歩けない身、せっかくですからキノコでも探しながら歩きましょうかね
この季節はナラタケ祭り、もうこんなのが20か所以上もあってより取り見取り状態で楽しいったらありゃしません
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これはもう完璧な極上品でございます、鍋にもウドンの具にも欠かせない存在でございます
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ブナハリタケもあちこちのブナの倒木に鈴なり、季節外れのタマゴタケは1本だけ寂しそうに佇んでおりました
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傘の裏に針のような突起のあるブナハリタケ、言い得て妙ではありませんか(煮ものにするとしっとり美味しいキノコです)
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モミやツガの木が並ぶ登山道には乾いたハナイグチが並んでおりました
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苔に隠れてこんな可愛いハナイグチがいくつも見つかりました
右のキノコはスギタケモドキでしょうか、以前は可食でしたが今では毒キノコに分類されています
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いやぁキノコのお蔭で意識せずにのんびり歩けたことで足の痛みもさほど感じることなく最後まで歩き通すことができました
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黒部ダムに辿り着いたら必ずこれで締めくくり、これを頂きながらの一服の美味しいことったらありゃしませんね~!
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<5日目>
最終日は小菅の湯に寄り道して、温泉で疲れを癒してから家路に着きました
今年もアクシデントに見舞われながらもキノコのお蔭で良い締めくくりができました!
まあ僕なんか一年中お休みですから弛みっぱなしなんですが。
今年も黒部の谷でのアクシデント、よく乗り越えて楽しまれました。
イワナは釣れなくても小屋で酒を酌み交わし、帰路にはのんびり歩きながらのキノコさがし
やはりいろいろな楽しみ方をしっていると何があっても楽しめてしまうのがさすがです。
早く足を治してまた面白い山歩きを拝見したいものですね。
なんとも締りのない旅でしたが終わってみればそれなりに楽しめたかなと思います。
ここ2~3年のことですがめっきり釣欲が減退してきたように感じています。
これからは地方の温泉や酒や食を楽しむ旅をしたいなどと思い始めているところです。
いつもは昼飯にビ-ルだけど今日は熱燗で酔っちまった
お互いに自分の居場所があって好きなことがあって幸せだよね
時にはイワナが釣れなくたって好きな山を歩いてキノコと遊べたら十分じゃんね
でも年も年だからケガには気をつけてくださいよ。
足は大丈夫ですか?
捻挫でよく平の小屋まで歩けましたね。
今年は(今年も?)平の小屋に行く機会を逸してしまった私にしてみたら、高崎さんのバイタリティに驚くばかりです。
チビとはいえイワナの顔も見られたようですし、あれだけのキノコ三昧を満喫できたのであれば、充実のシルバーウィークだったのではないでしょうか。
それにしても瑞牆のハナイグチは年々減少傾向ですね。
今年は瑞牆にも行けなかったので様子はわかりませんが、昨年は私も不発でした。
ちょっと心配ですね。
今年は瑞牆もキノコは不発だったのですね、僕が4年前に偵察に行った秋もカラマツが大量に伐採されていました。
黒部のイワナの顔は拝めなくとも、平の小屋で釣談義、キノコ談義を肴に美味しい酒が飲めたのでは。
帰路のキノコ採り、ダムのソフトクリームと締めも言うことなしですね。
最近は趣味の野良仕事にかこつけて田舎の家に泊まって呑むことが主になっているようで。
涼しくなってもう燗酒の季節なんだねえ、そのうち寄るからKちゃんの収穫物を肴に呑みたいねえ。
そろそろ体力の限界を感じてきたので年相応の遊び方を模索しようと思うちょります。
溪に立ったら油断は禁物、集中力もバランスも衰えてきた我らは気を引き締めて遡行しないとケガしますねえ。
今回の捻挫はまだいい方で、何年か前にオヤマタンでやらかしたときには
30分ほどの間にみるみる腫れてきてふくらはぎがパンパンに腫れて
脂汗をかきながらやっとの思い出引き返したことがありました。
あとはpapachanさんの有終の美を期待するのみです。
みずがきのハナイグチは当分期待できまへんねえ。
何年か前にボブさんと入った頃までがハナイグチの最盛期でしたねえ。
捻挫してくるぶしをかばいながら歩いたので足が攣ってしまって苦戦しました。
家に帰ってからは腰の痛みが始まって、この2日間は腰に頑丈なサポ-タ-(コルセット)を装着して痛みを凌いでおりやす。
今度は別の山を探しておきますから是非またキノコ採りにご一緒したいですねえ!
黒部行く前に瑞牆山で遊んでから向かうなんて僕には真似できません。
例の物は無事に届きましたし、佐伯さんに確認したら小屋に忘れ物あったそうです。
頑張って尺イワナの顔拝んできます!
奥信濃の蕎麦畑は満開で刈り取りが始まったりですがまた新蕎麦食いの旅にふらっとお出かけください。
甘くジューシーカリッとした歯応えの林檎も出回り始めましたよ。
さて、源流から戻ってガッツリ続いた仕事も今日で一段落、
未だパッキングもせずビール飲みながらボ~っとしておりまする。