『向上心』

向上心があるから楽しい!
向上心が僕の好奇心であり、好奇心がまた向上心をさらに膨らませてくれてます。

自分を知って一歩を踏み出す。

2017-01-16 21:32:44 | ツクル
こんにちは!柴田圭ですっ。
今日も雪がチラつきましたね〜。
暖かいのが好きだから、早く夏来ないかなぁーっ☆笑


今日、テニスは伸びているのですが、なかなか試合で思うようなプレーが出来なくて悩んでいる子がこんな事を言っていました。

”試合でミスをするともうそのショットが怖くて打てなくなる。で、試合中にどんどん出来ることが無くなっていって最後はゆっくり打ってただ返す事しか出来なくなる。でもゆっくり打ってるのにミスしちゃうから競っても最後は負けちゃう。”

と。

(わかるっ、僕も全く同じ時があったからっ 笑)



僕はその時期、競れば必ず負けて、自信も失い、とにかくトレーニングや練習に励みましたが、どうにもならなくて自分の深層心理をひたすら掘り下げました。


まずは、


僕は何が怖いんだ?→負けること

(まあ誰に聞いてもだいたいこの答えですよねっ 笑)


そして、


負けることが怖い→ミスするのが怖い

(コートに入れないとポイントが取れないスポーツですから当然ですね 笑)


ミスするのが怖い→練習通りのプレーができなくなりミスしないようにゆっくりと甘いコースに入れに行く

(だいたいこうなる(笑)。もしくは一か八かのバカ打ち。一か八かのバカ打ちは無意識に勝負から気持ちが逃げてる事が大半なので、僕的には入れに行く方が自分と戦っていて良いと思う)


問題はココからで、


ゆっくり入れに行く→スイングが遅くなってスピン量が減ってアウトが増える→もっと振れなくなる→相手のやりたい放題。。。


こうなると→負ける

なぜ負ける?→ミスが怖くて練習通りのプレーができないから


と言うことは?


”負けることよりもミスする事を自分は怖がっている!”

という事に気づくワケですっ。笑


そこに気付いたら、”本当に自分が負けたくないなら、怖くても勇気を出して勝てるプレーにトライしていかないと勝てない”と言う答えに辿り着くハズ?です。笑


あとは必要なのは勇気ですっ。

僕は自分がこのメンタリティと戦って克服してから、自分の中に常に持っている言葉があり、これまで携わって来たプレーヤー全員に伝えて来た言葉があります。


それは、

”勇気のない選手に勝つ資格はない”

というひと言です。


とても厳しいことですが、やはりプレー的にもメンタル的にも自分にトライできないと厳しい勝負の世界で勝って行く事は難しいと思います。



その子はまだその厳しさを伝える状態じゃないと思うので、どう伝えようかな〜?と検討中ですが、コレだけしっかり自分の事を分析できて僕に伝えれる事が凄いなぁっ、と思いますっ!

たぶんコレだけ分かっていたら1歩踏み出す勇気が出せないだけで、もう自分の中でどうしないといけないか分かってるんじゃないかな?笑


きっと勇気を出して一歩を踏み出せたらその子は強くなります!

その時をたのしみにその子の気持ちも大切にしながらその子のペースで一歩が踏み出せるように接していこうと思いますっ。


長くなりましたが、まだまだ寒いので野菜(特に根菜)の多い温かい食事をちゃんと食べて風邪を引かないように気をつけて下さいねっ☆
コメント
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