こんにちは!柴田圭ですっ。
燦萄も太一も話を聞いていると言葉(ワード)に食い付いたり自分軸で受け取り過ぎて伝えたい事がなかなか伝わらないので、今日はコミュニケーションについて練習後に話をしました。
人は相手に何かを伝えたい時に言葉と言う手段を使って相手に伝えますが、どうしても手段である言葉に囚われてその言葉の裏にある伝えたい気持ちはぜんぜん受け取れていないことが多いです。
ですので、人の話を聞く時、何を言っているかよりも何を自分を達に伝えようとしているか、に耳を傾ける事が大切だよ、という話をしました。
表面的な言葉、ではなく、その内側にある相手の気持ちを感じる事が大切だと僕は思うので、そこは感じて理解できる人になって欲しいな、と思います。
コミュニケーション能力、ってテニスにおいてもとても大切で、テニスは言葉ではなくショットによる正にコミュニケーションだと思います。
"今からアングルで走らせるぞ!"
"走らされたから戻る時間を作るためにムーンボールで時間を稼ぐぞ!"
"少しでも速いテンポで打って戻る時間を潰してやる"
"苦しいから苦手な低い打点へスライスで滑らせてやる"
みたいな感じでお互いショットを使って会話している状態です。
この時も相手が、何をしたいか?どのような気持ちになるか?なっているか?というのを察する力があるかないかは試合で大きな差を生みますし、僕がいつも教えている駆け引きも相手の気持ちや思考の部分に対して行うものです。
相手の気持ちを考える、という事は人間関係だけじゃなくテニスにも、そしてもちろんビジネスなどこれから彼らの色々なシーンで大切な要素になって来る事だと思います。
まだ子どもですし自分目線が強くてぜんぜん良いと思いますが、少しずつ相手の気持ち、伝えたい事、を読み取ろうとしながら話を聞いたりする意識を持つ練習を日頃からして行けると良いかな、と思ってちょっと時間を長く取って話しました。
太一が、僕ぜんぜん自分のことしか考えてないわー、と最後に言っていたので良い気付きにもなって意識を持ってくれたらうれしいですっ。
またこれからコミュニケーション能力も少しずつ育って行けると良いな、と思います。