今、研修をしている女性スタッフは
やっと、葬儀の現場に立ち始めています。
まだまだ勉強中ですが、教えたことを実践しています。
私が彼女たちを面接したとき
必ず、質問したことは、「ご遺体を触れますか?」です。
大抵は、「わかりません」と答えますね。
不安そうな様子で。
ご遺体の処置は、葬儀社の大事な仕事です。
病院でも死亡時の処置はしてくれますが
病院から、お預かりした故人は、葬儀社が管理するしかありません。
ご家族と別れる最後まで、きれいな状態でいて頂くために
最善の努力で、ご遺体の処置をします。
鼻、耳、口、目など、すべて防腐処置をやり直します。
目や口の閉じ方や、自然な顔の復元やメイキャップ
等を必ずします。
私は週に2回しか研修にいきませんので
一度、実際に処置を施しましたが
後は、研修時に何度も講義をして教えました。
ご遺体が持っているかも知れない感染症の対策も教えます。
皆さん、ご存じないでしょうが
亡くなられた方の体には、気がつかないうちに感染する病気が
存在していることがあるのです。
この知識がないと、葬儀スタッフも、ご遺族の皆様も
安全に守ることができません。
このことは、また詳しくお知らせしたいと思います。
研修で習ってはいても。実際にやってみるのは勇気が要ります。
「怖がらずに、自信を持って、やりなさい。
故人がきれいなままでいたら、一番喜ばれるのはご家族でしょう」
この言葉に、押されて、ご自宅に安置した後、
処置を始めさせていただいたそうです。
本来は、ご家族に退室していただいて、行うのですが
ほかに移動する部屋がなかったそうで
結局、皆様の前で処置をし始めました。
故人様に合唱をして、「失礼いたします」と声をかけ
処置用の手袋をつけ、無事にすべてを終わらせ
きれいなった故人に、お参りをしていただいたそうです。
一部始終をご覧になったご家族は
彼女たちの処置に十分納得されました。
きっと彼女たちも、処置の大切さと、ご家族の安堵を
感じ取ったはずです。
それから、もっと、驚いたのは
孤独死をされ、警察に検視されたご遺体を
男性の搬送者と一緒に、女性スタッフが
お迎えに行ったというのです。
初めてながら、ちゃんと棺に納めて、お連れしてきたそうです。
警察の検視に、女性はあまり出入りしません。
よく、初めてなのに出向いたと感心しました。
(後で聞いたら、皆に「行け!」とゲキを飛ばされたそですが・・女の仲間はすごいですね)
その話を他の葬儀社の女性に話したら
「アラ?忘れたんですか? 確か、私もお迎えに行ったことないのに
柴田さんに、やり方は教えてあるでしょう。行け!って初心者だけで行かされましたけど」と言われました。
忘れてます。
誰でも、はじめからベテランはいません。
皆、最初があるのです。
心を込めて、一生懸命にやるしかないのです。
何も処置をせず、ただ、ドライアイスを乗せておしまい。
そんな、葬儀社が多い中で
ご家族のために、がんばった彼女たちは
きっといい葬儀スタッフになります。
やっと、葬儀の現場に立ち始めています。
まだまだ勉強中ですが、教えたことを実践しています。
私が彼女たちを面接したとき
必ず、質問したことは、「ご遺体を触れますか?」です。
大抵は、「わかりません」と答えますね。
不安そうな様子で。
ご遺体の処置は、葬儀社の大事な仕事です。
病院でも死亡時の処置はしてくれますが
病院から、お預かりした故人は、葬儀社が管理するしかありません。
ご家族と別れる最後まで、きれいな状態でいて頂くために
最善の努力で、ご遺体の処置をします。
鼻、耳、口、目など、すべて防腐処置をやり直します。
目や口の閉じ方や、自然な顔の復元やメイキャップ
等を必ずします。
私は週に2回しか研修にいきませんので
一度、実際に処置を施しましたが
後は、研修時に何度も講義をして教えました。
ご遺体が持っているかも知れない感染症の対策も教えます。
皆さん、ご存じないでしょうが
亡くなられた方の体には、気がつかないうちに感染する病気が
存在していることがあるのです。
この知識がないと、葬儀スタッフも、ご遺族の皆様も
安全に守ることができません。
このことは、また詳しくお知らせしたいと思います。
研修で習ってはいても。実際にやってみるのは勇気が要ります。
「怖がらずに、自信を持って、やりなさい。
故人がきれいなままでいたら、一番喜ばれるのはご家族でしょう」
この言葉に、押されて、ご自宅に安置した後、
処置を始めさせていただいたそうです。
本来は、ご家族に退室していただいて、行うのですが
ほかに移動する部屋がなかったそうで
結局、皆様の前で処置をし始めました。
故人様に合唱をして、「失礼いたします」と声をかけ
処置用の手袋をつけ、無事にすべてを終わらせ
きれいなった故人に、お参りをしていただいたそうです。
一部始終をご覧になったご家族は
彼女たちの処置に十分納得されました。
きっと彼女たちも、処置の大切さと、ご家族の安堵を
感じ取ったはずです。
それから、もっと、驚いたのは
孤独死をされ、警察に検視されたご遺体を
男性の搬送者と一緒に、女性スタッフが
お迎えに行ったというのです。
初めてながら、ちゃんと棺に納めて、お連れしてきたそうです。
警察の検視に、女性はあまり出入りしません。
よく、初めてなのに出向いたと感心しました。
(後で聞いたら、皆に「行け!」とゲキを飛ばされたそですが・・女の仲間はすごいですね)
その話を他の葬儀社の女性に話したら
「アラ?忘れたんですか? 確か、私もお迎えに行ったことないのに
柴田さんに、やり方は教えてあるでしょう。行け!って初心者だけで行かされましたけど」と言われました。
忘れてます。
誰でも、はじめからベテランはいません。
皆、最初があるのです。
心を込めて、一生懸命にやるしかないのです。
何も処置をせず、ただ、ドライアイスを乗せておしまい。
そんな、葬儀社が多い中で
ご家族のために、がんばった彼女たちは
きっといい葬儀スタッフになります。