母親と喧嘩をしました。
もう3週間くらい前になります。
大変なわがままで、少し痴呆になりかけている父との二人暮らし。
若い頃から、父親の言動には苦労してきた母です。
母は体には幾つもの病気を抱えていますが
ヘルパーさんの助けを借り、日常の生活は出来ています。
そして、頭はさえきってますが、心が弱ってきました
口うるさい父の小言に、それも少し訳がわからなくなった
非情な小言に、しっかり者の母が参っています。
母が涙ぐんで訴える姿に、私が本気で答えて、喧嘩になりました。
「一緒に住む?」
「ここから、離れる訳にはいかないよ」
「じゃあ、お父さんが悪い時はプチ家出しちゃえば?」
「出来るわけ無いでしょう」
「お父さんの事、子供達全員で怒ろうか?」
「そんなことしたら、後が大変よ」
「ずっとそうやって、お父さんを怒らせないようにしていたから
わがままになっちゃったのよ。もうお母さんも年なんだから
我慢ばかりしで。子供は皆、味方になるから」
こんな会話の繰り返しで結局、最後に
「一緒に住んでいないあんたには、分らないわよ」という
母のセリフを聞いて帰ってきました。
確かに、そうなんですけど。
ただ、「しょうがないね」と聞いていればよかったのでしょうが。
年老いた両親が2人で暮らしてる事実に
娘としては、良心の呵責もあり
つい、解決策を口走ってしまうのです。
気になりつつ、その後電話もしませんでした。
いえ、本当は10日くらい前に一度電話をしましたが
其の時の母の様子が
「まだ、怒ってます」という口ぶりだったんです。
「こりゃ、ダメだわ」と、今日まで連絡をいれてません。
それで、今夜又、電話を入れました。
「あんた、元気なの?」
いつもの母の声でした。
親子の特権ですね。
どうやら、ご機嫌は治ったようです。
いつもより、饒舌になっています。
長い電話をしてしまいました。
「じゃあね、元気でね」
母の明るい声で電話は切れました。
夫婦のあり方は、傍では変えようがありません。
2人が作り上げてしまった物です。
世間には、ウットリするほど
仲の良いご夫婦がいます。
出来れば、穏やか夫婦関係でありたいと思いますが
我家を省みても
難しい事、この上ないです。
30年後に、わが子も、同じ悩みを持つかも知れません。
そうです!歴史は繰り返されるのです。
子供たちよ。今から覚悟して!
もう3週間くらい前になります。
大変なわがままで、少し痴呆になりかけている父との二人暮らし。
若い頃から、父親の言動には苦労してきた母です。
母は体には幾つもの病気を抱えていますが
ヘルパーさんの助けを借り、日常の生活は出来ています。
そして、頭はさえきってますが、心が弱ってきました
口うるさい父の小言に、それも少し訳がわからなくなった
非情な小言に、しっかり者の母が参っています。
母が涙ぐんで訴える姿に、私が本気で答えて、喧嘩になりました。
「一緒に住む?」
「ここから、離れる訳にはいかないよ」
「じゃあ、お父さんが悪い時はプチ家出しちゃえば?」
「出来るわけ無いでしょう」
「お父さんの事、子供達全員で怒ろうか?」
「そんなことしたら、後が大変よ」
「ずっとそうやって、お父さんを怒らせないようにしていたから
わがままになっちゃったのよ。もうお母さんも年なんだから
我慢ばかりしで。子供は皆、味方になるから」
こんな会話の繰り返しで結局、最後に
「一緒に住んでいないあんたには、分らないわよ」という
母のセリフを聞いて帰ってきました。
確かに、そうなんですけど。
ただ、「しょうがないね」と聞いていればよかったのでしょうが。
年老いた両親が2人で暮らしてる事実に
娘としては、良心の呵責もあり
つい、解決策を口走ってしまうのです。
気になりつつ、その後電話もしませんでした。
いえ、本当は10日くらい前に一度電話をしましたが
其の時の母の様子が
「まだ、怒ってます」という口ぶりだったんです。
「こりゃ、ダメだわ」と、今日まで連絡をいれてません。
それで、今夜又、電話を入れました。
「あんた、元気なの?」
いつもの母の声でした。
親子の特権ですね。
どうやら、ご機嫌は治ったようです。
いつもより、饒舌になっています。
長い電話をしてしまいました。
「じゃあね、元気でね」
母の明るい声で電話は切れました。
夫婦のあり方は、傍では変えようがありません。
2人が作り上げてしまった物です。
世間には、ウットリするほど
仲の良いご夫婦がいます。
出来れば、穏やか夫婦関係でありたいと思いますが
我家を省みても
難しい事、この上ないです。
30年後に、わが子も、同じ悩みを持つかも知れません。
そうです!歴史は繰り返されるのです。
子供たちよ。今から覚悟して!