柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

カタログギフトって、欲しい物ある?

2008年07月17日 | 香典返し、返礼品
結婚式の引き出物に、定番になっているのがカタログギフト。
結構、厚いんですね。
葬儀でも、香典のお返しにこれが使われています。

初めの頃は、物珍しくて選ぶのが楽しかったけど
最近では、欲しい品物が無くて困ってます。
皆さんはどうですか?

お祝いを頂いて、お返しをするのは
日本の礼儀文化なのでしょうが
お返しを支度するほうも、困り果て
頂くほうも、困り果てでは
お返しをする意味がないような気がしますね。

本来、人に贈り物をするのは楽しい物です。
「これなら、きっと喜んでくれる」とか
「これは持ってなかったはず」とか
「ビックリして、面白がってくれそう」とか
「ご家族の誰かが使えそう」とか
そんな気持ちで、品物を選ぶ時は、こちらもワクワクしますよね。

カタログギフトって
「あなたのお好きな物をどうぞ!」という主旨ですが
同じようなカタログギフトが、年に何回も重なるとチョットうんざりしますね。

カタログギフトでも内容が違う品揃えだと
選びようもあると思うんですが。

食品重視とか、下着専門とか、お花だけとか・・・ね。

今までは、食器があって、イオンテリアの小物があって、カバン類があって
ナイトウェアー、お風呂の小物類、時計、アクセサリーみたいなのがほとんど。

時計と言っても、価格がなんとなく分ると「これって、大丈夫?」と思ったりネ。

その価格に見合った良い物でいいんじゃないかしら?
2500円の時計より、2500円分の洗剤やお米のほうが良かったりして。
最近、感激したのは、「この店のエステ1回分」とか「この店の食事5000円分」、そんなカタログがありました。
ただし、利用地域が限られますけど。

何でもそうなんですけど
「これはステキ」と流行っても、せいぜい2~3年くらいしか喜ばれない。
その先は、もう一工夫が大事よね。

私、常々感じるのですが
お客様は「これが欲しい!!」とは中々言わない物です。

売る側が「こんなのどうですか?」と言ってくれないとね。

商品を見て「それが欲しい」と言って貰えた時、初めてお客様のニーズに応えたことになる。
お客様のニーズを仕掛けるのは、売り手側ですね。