SOGIという業界紙があります。
葬儀関係者なら誰でも知っている本です。
私もこの本から、沢山のものを学んできました。
まさに葬儀の世界を変えてきた本だと思います。
その本に青木新門氏の記事が載っています。
モックンが『おくりびと』を撮るきっかけになったという
「納棺夫日記」の著者です。
モックンが15年前にインドの旅を本にする時
「納棺夫日記」の一文を引用させて欲しいと連絡があったそうです。
インドのべレナスという場所はヒンズー教の聖地で
誰もがここで荼毘に付され、ガンジス川に流されるのを願うそうです。
ここには死者の家があり、死が近づくと
人はこの家に移され、親戚や友人が別れをしに集まってくるそうです。
「死が当たり前のように町中に存在し、人々はあっさりと
この世からあの世へ行くのだ」・・・と誰かが語っていた処です。
その川の岸辺でおくりびを手にしたモックンの写真に
その一文は添えられていました。
・・・・何も蛆の掃除までしなくてもいいのだが、ここで葬式を出すことに
なるかもしれないと、蛆を掃き集めていた。蛆を掃き集めているうちに、一匹一匹の蛆が鮮明に見えてきた。そして蛆たちが捕まるまいと必死に逃げているのが見えた。柱によじ登っているのまでいる。蛆も生命なのだ。そう思うと蛆が光って見えた・・・・
この文章を引用したモックンの感性に青木氏驚きを覚えたと書いている。
そして15年後に『おくりびと』刃作られたそうです。
インドは一度訪れると、はまる人が多いと聞きました。
きっと蛆も光れる国なのですね。
葬儀関係者なら誰でも知っている本です。
私もこの本から、沢山のものを学んできました。
まさに葬儀の世界を変えてきた本だと思います。
その本に青木新門氏の記事が載っています。
モックンが『おくりびと』を撮るきっかけになったという
「納棺夫日記」の著者です。
モックンが15年前にインドの旅を本にする時
「納棺夫日記」の一文を引用させて欲しいと連絡があったそうです。
インドのべレナスという場所はヒンズー教の聖地で
誰もがここで荼毘に付され、ガンジス川に流されるのを願うそうです。
ここには死者の家があり、死が近づくと
人はこの家に移され、親戚や友人が別れをしに集まってくるそうです。
「死が当たり前のように町中に存在し、人々はあっさりと
この世からあの世へ行くのだ」・・・と誰かが語っていた処です。
その川の岸辺でおくりびを手にしたモックンの写真に
その一文は添えられていました。
・・・・何も蛆の掃除までしなくてもいいのだが、ここで葬式を出すことに
なるかもしれないと、蛆を掃き集めていた。蛆を掃き集めているうちに、一匹一匹の蛆が鮮明に見えてきた。そして蛆たちが捕まるまいと必死に逃げているのが見えた。柱によじ登っているのまでいる。蛆も生命なのだ。そう思うと蛆が光って見えた・・・・
この文章を引用したモックンの感性に青木氏驚きを覚えたと書いている。
そして15年後に『おくりびと』刃作られたそうです。
インドは一度訪れると、はまる人が多いと聞きました。
きっと蛆も光れる国なのですね。