柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

お墓はどうします?

2009年03月30日 | お墓・納骨・永代供養
お彼岸にお墓参りに行きました。

お彼岸になると、お墓参りをしないと申し訳ないような気持ちになります。

私の住む区内には、大きな霊園が3ヶ所あります。

その近くに、市営の火葬場もあるのですが
お彼岸には、友引でなくても火葬場は休みになります。

お墓参りの車で、火葬場へ向う道が大渋滞を起こすからです。

お彼岸は日本中がお墓参り大移動をするのです。


私の実家は、父が三男なので、新しく墓地を借りました。
まだ、墓は建ててません。

その近くに母の実家の墓があります。
こちらは、すでに後を継ぐものが居なくて
母が死んだら、無縁になるのです。

母は、そのことがとても辛いようです。
出来れば、自分も実家の墓に入りたいと思っています。
しかし、父の手前、それは出来ないようです。

よく聞く話ですが
夫の実家の墓には入りたくない、とか
夫と一緒の墓はいやだとか。

以前、葬儀をお手伝いした家では
亡くなった奥様が、ご主人に内緒で
他の宗教の墓を購入していたのが、通夜の日に解り
大事になったことがありました。

死んでしまえば、結局生きている人の手で葬られるのですから
希望通りには行かないかもしれません。

いっそのこと、散骨がいいか!なんて声も聞こえてきます。
散骨と言っても海洋ばかりではなく
樹木葬や自然葬など多様化してきましたけど。

でも、確かにこれからはお墓の選択肢が増えて
従来のお墓はすくなくなるかもしれませんね。