柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

寒いのにコートを着ない葬儀社2

2012年03月07日 | 葬儀の世界
「寒いのにコートを着ない葬儀社」のブログに
ぽつぽつとコメントが入ってきます

どれもが「そうだね」と言ってるのに
そのあとに「うちでは無理かな?」が続きます

葬儀社のサービスの勘違いは、服装にも出ていますね

制服に関して、意識がまるで無い、といつも思います

この件に関しては、経営者の采配なのでしょうね
アッ、それと古くから葬儀社に勤めている人の
理由なき強制でしょうか?
「葬儀社はこうあるべきだ」みたいな・・・

葬儀は厳粛なもの
だから制服着用が一番
炎天下でも長袖ワイシャツ、上着、ネクタイでなきゃ!
汗まみれでビシャビシャでも・・・
忙しくて着替える暇がなく、匂ってヨレヨレでも
設営から撤収、夜勤からの延長仕事でシワシワで汚れていても
とにかく制服着ていれば、ヨーシ!

真冬の外現場でも
オールシーズン対応の薄手のスーツのままで数時間を過ごす
鳥肌立っても、ガタガタ震えても・・・

この数年は寒波襲来です!

制服はスーツだけじゃない
コートも立派な制服なんですよ
今年の寒さはコートを着ていても厳しいです
働く者の人権も守らないと

遺族がコート着用に無礼を感じる、なんてありえません
要は、葬儀の進行とともに参列された方々へ、どれだけ気配りをしてくれるか
これが問題
スーツにこだわるより仕事のプライドを持って欲しい

葬儀社は何故か制服にこだわり過ぎ
イベント、研修、その他どこでも制服姿
葬儀社の制服は葬儀に立ち会うための物

葬儀式以外に外界へ来て行くものではありません

そういえば、最近セミナーや葬儀フェアーなどで
私服の人、見かけるようになってきました!
まだ少数派だけど、いいことです!


葬儀の打合せもそうです
最近では葬儀社の車に社名を入れない場合があります

私が以前勤めていた葬儀社もそうさせていました

近所に知られたくない、ご遺族の為です

でも制服を着ていきませんか?
それじゃ、バレバレでしょう

私は私服で行かせてました
社名外す気配りがあるなら、服装も同じ範疇です
頭隠して尻隠さず、っていうじゃないですか

とにかく葬儀社は制服1着あれば
すべてをそれで通そうとしている

制服は何のための物か?
人から見て「さむそー」「あつそー」は不快感を生みます
人生最後の式典に立ち会うときはきちんとした制服を着ましょう
それ以外は式典服は着ないようにしませんか?