柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

良い葬儀社の見つけ方、その2

2012年11月13日 | 葬儀の世界
自分が主になって葬儀を出す場合
あなたにその知識は十分にありますか?

多分、不安なことだらけですよね

今すぐの事ではなくても
いつ起こるかわからない「死」を想像して
葬儀の知識を得ることは大切な事です

どこの葬儀社で行うかも、大きな問題です
葬儀社によって、対応は大きく変わります

良い葬儀社は事前に調べないと見つけるのは難題です

良い葬儀社を見つける方法は事前相談が一番です

葬儀社を数社選んで、電話でも訪問でもいいので
事前相談をしてみましょう

この事前相談は仮定でいいのです、
「誰の葬儀を相談するのか?」を決めます
「不安」「心配事」を箇条書きしておきましょう

費用が知りたい場合は
「仮定の親族数(20人)・会葬者数(80人)」「家族葬で30人」などを決めましょう
中程度の費用の品揃えで死亡~初七日法要終了までの
総予算で見積もりを頼みましょう

チェックポイントは
・自分の名前を名乗り、名刺をくれましたか、?
・きちんと挨拶、お辞儀をしましたか?
・面談の場合、あなたの状況や質問を書き留めていましたか?
・あなたの質問に、ちゃんと答えましたか?
・その質問に関連するような参考になる話をしてくれましたか?
・あなたから聞かないと話が途切れてしましまいましたか?
・面談の場合、写真や資料になるものを見せて説明してくれましたか?
・費用はすぐに提示してくれましたか?または詳細が解らないと出せない、と言われましたか?
・家族葬を希望した場合、家族葬の長所、短所を説明しましたか?
・お布施や火葬料金、香典返しの説明もありましたか?
・あなたの質問以外で、有利なアドバイスがありましたか?
・あなたの気持ちや亡くなると仮定した人の事を聞かれましたか?
・対応が事務的ではなかったですか?
・優しさ、親切さ、安心、信頼が持てましたか?
・ほかの社員はあなたに挨拶をしましたか?
・お茶は出されましたか?
・葬儀社の資料をくれましたか?
・面談の場合、式場を案内してくれましたか?
・最後に、ねぎらいの言葉がありましたか?
・面談の場合、出口までの見送りがありましたか


同じ事前相談を数社に行ってください
事前相談を大事にしている葬儀社は多くなりましたが
あなたの質問にだけ答えて終わるようなら
遺族の気持ちを察することなどの
ホスピタリティーのある対応は
到底できない葬儀社と言えます

「相談は亡くなってから来てくれ」「見積もりは無い」等と言われたら
絶対に葬儀を依頼してはいけません

また、遺体を葬儀社に預かってほしいのなら
安置する場所も見せてもらいましょう