柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

講演に行って”いい話”聞きました

2012年11月29日 | 私の半径100メートル
エンディングノートセミナーは満員御礼でした

いつものことながら、人気セミナーです

28ページのセミナー資料を配布して、テキストにしていただきます

参加者は70代、80代が殆どの方たちですが
テキストの余白に熱心にメモを取っています

セミナー終了後には懇親会があり、そこでは楽しいおしゃべりが聞けました

最高齢は92歳の男性です
「いろんな講演に行くけど、あなたみたいに人情がある話はなかなか聞けないね」
人情話はした覚えはないのですが、そう受け取ってもらえて幸せです!

「とってもためになったし、これから真剣に終活をかんがえるわ」
「わたしも一人住まいなの、いろんなこと決めないとね」

皆さん、朗らかでお元気な方たちばかりですし、皆さん見た目も心も若いです

そんな会話の中で
「老人施設を見学に行った時、あのお世話にしている人達の話方がいやね」
という声が聞こえました
「???」
「なんでみんな小さな子供をあやすみたいな言葉で話すの?あれって失礼よね」
「そうよ、それにみんながおじいちゃん、おばあちゃんって呼んでたでしょ。
名前で呼べばいいのに」
「童謡やや、ボール投げだって、まるで子供遊びよね」

なるほど!
確かにおっしゃる通りです
どんなにお年をとっても、優しさと子ども扱いは別ですよね

私も高齢者とお話しする機会が多いので、十分に気を付けようと思いました。
親しみを込めた積りの言葉が、プライドを傷つけているかもしれませんね

みなさんに教えに行って、お蔭で大事な事を教わってきました