柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

3月22日のセミナー「もしも、介護が必要になったら?」

2022年03月05日 | 終活セミナー
エンディングノートには介護の項目が必ずあります。
元気な時に、自分の介護状態を想像するのは難しいですね。
70代では12.6%の介護率ですが
80代になると約60%の人が介護を受けています。

若いから無縁とも言えません。
まだ引っ越して1年足らずの私のご近所にも
60代の方が数名介護状態のようです。
そのうちのおひとりは2か月前に亡くなりました。

多くの人が自宅にいながら介護を受けたいと希望しますが
意識調査などには
迷惑かけたくないから介護施設を希望すると答える人が多いようです。
これは介護が目の前に迫っていないからでしょうね。

例え日中家族が側にいなくても
介護サービスで生活を維持できるなら自宅にいたい人が多いと思います。
私の両親も義父母もそうでした。
現実には、最後まで自宅にいたのは父だけです。

誰が介護を引き受けるか
同居するのか、通うのか
どの状況まで自宅で看ることができるか
介護費用は自宅と介護施設ではどう違ってくるのか
その費用はどこから用意するのか
もし認知の症状が出てきたら
お金の管理はどうするのか

こんな細かいところまで考える必要がある?
そう思うと、なかなかエンディングノートに介護の希望は書けませね。

でも離れて暮らす子供たちには、
父や母の希望や考えや経済状態がわかって
介護体制をとれれば一番いいのではないでしょうか。

介護の状態や介護サービスを少しでもご理解いただく為に
セミナーが参考になるといいのですが。
近くの方はお越しになりませんか。


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・第4火曜日10:30~12:00
・場所は玉川学園1₋2₋39 加賀美さんの家
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