米軍横田基地の周辺から高濃度の有機フッ素(PFASピーファス)が検出されましたね。
これは人工的に炭素とフッ素からつくられた「有機フッ素化合物」の総称で4700種類以上もあるそうです。水や油をはじき、熱に強い特徴があり、自然界ではほぼ分解さず、環境中や人体に長く残ります。
腎臓がんや前立腺がん、潰瘍性大腸炎、甲状腺疾患の発症の他、赤ちゃんの体重減少、コレステロール値の上昇などとの関連が指摘されています。
工場排水や米軍基地の泡消火剤の漏出などで土壌を汚染し、地下水や河川水に入り込んで飲み水として人が摂取している可能性があります。
令和2年、環境省は有機フッ素化合物の全国存在状況把握調査を実施。
その結果、13都府県の37地点において、水環境の暫定的な目標値の超過が確認されました。
でも、安心してください。
現時点での「有機フッ素化合物(PFAS)」への対策として活性炭フィルターでの除去が効果的であることが認められています。
浄水器は種類が多く数百円~10万円以上のものがありますが、有機フッ素化合物(PFASピーファス)は活性炭を使用していれば簡易的な浄水器でもある程度除去できるのであえて高額な浄水器は必要ないそうです。
ただし活性炭を使い続けると性能が落ちてくるので交換機期間は守ってくださいね。