認知症になると色々な症状がでてきますね。
介護をしている身になると、「本人のせいではない、病気のせいだ」と判っていても気持ちのコントロールができなくなって、キツイ言葉や態度をとってしまうことがあります。
そんな時は自分でも落ち込みます。
精神科の先生が「介護で感じる怒りは自然な感情。怒っているときは我慢せずに周囲に言葉や態度で示すことが大事」と話していて、この言葉に救われたことがあります。
他の家族や介護スタッフさんや時には本人にも「私、怒っています」と自己主張することで自分の怒りをコントロールすることができるそうです。
介護は出口の見えない長期戦。
介護を受ける人も、する人も神様にはなれないただの人。
介護中には「愛おしさや楽しさ」の発見をすることもあるので、我慢ばかりがいい事ではなさそうです。