エンディングノートを書きあげたら、その先はどうしますか?
もし家族がいるなら、あなたの希望を知ったうえで介護や葬儀や死後の後始末をしてくれるでしょう。
家族がいない方は自分の意思が実現できるように次の準備を始めなくてはなりません。
死ぬまで体が動かせて頭が鮮明でいられるなら、死後の対応を誰に託すかを決めます。
葬儀や財産整理を任せる先を決めて、遺言書作成や死後事務委任などの手続きを始めないとあなたの意志は実現が困難になります。
大方の人は天涯孤独と言っても血縁はあり得ますので葬儀や、財産整理はそちらに託されるでしょう。
あなたにとってそれが不服なら健全なうちに法的な対策に取り組んでください。
もし、生前から体の自由が利かなくなたっり、認知症状が出てきたら後見の対応をしてくれる人を探す必要があります。
生活上の決定や、お金の管理の問題が生じます。
実は家族や親族がいてもこの対応は考えておくことが大事です。
認知症と診断されれば本人に十分な財産があっても、生活費や介護費用なども引き出せなくなります。
家族がいない人でも意中では「頼りたい親戚」を考えている方は多いものです。
まずはその方に相談して承諾を得ておくことが肝心ですが、エンディングノートにその旨を記載しても決定権はないので、結果的にはその他の親戚も託す対象になってしまいます。
自分の意思通りにはなりにくいし、周囲も誰がどう手を出していいか困ります。
場合よっては親族間で介護の担い手や相続問題でトラブルを招くことにもなりかねません。
実はエンディングノートを書きあげてもその先の行動を起こすことができない人がほとんどです。
前述しましたが家族がいないおひとり様は、ここは意を決して手続きまで進めてほしいと思います。
私の知る高齢に達したおひとり様も、手続きの決心に至るまで数年かかりましたが、いざ進めてみると大きな安心感を得ていますし、託されたご親戚の方も心配し続けたモヤモヤが解消されてホットされています。
エンディングノートには各項目で託す人を決め、
書き手の立場によってはその先の手続きまで考慮することも考えてみましょう。
*アクティブノートには先の手続き項目が掲載されています
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