柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

エンディングノートの書き方の本

2011年11月03日 | 生前
『あなたの遺しかた準備ノート』

という、本が販売されています
付録にエンディングノートが付いていて
本誌はその書き方や、参考資料が載っていますので
本を見ながら書き込めます


表紙に小さく私の写真が載っています


巻頭企画 この人に聞く
シニア女性が準備しておきたいチェックリスト
~エンディングデザインコンサルタントの柴田典子さんに聞く~

と紹介されています


最近はエンディングノート流行りです
葬儀業界や士業の機関からも
エンディングノートを配布していますが
無料進呈などと掲載すると
驚くほどの応募があります

その一方で
エンディングノートを知らない、という方もとても多い

私くらいの年になると
老後の生活が始まろうとしていますから
いったい、自分はどのくらいの老後資金があるのか?
と、気になります

貯金や保険はあっても
総額の財産なんて改めて計算したことないし・・・

急に癌が発見されることも
決して他人事じゃないし・・・

やっぱり、どこかで一回は
生活全体を見直して、再計画しておかないと


毎月銀行に行くとき思います
私が入院したら
振り込みやら、支払いやらを誰に頼もうか?と
保険の請求なんて、誰もしらないかも・・

だいたい通帳のありか、さえ
家族は知りませんし、(言ってませんし)

というわけで
エンディングノートは
それをするきっかけを作るのに最適です


よくあるエンディングノートは葬儀中心のが多いのですが
このノートは葬儀は意外とさらっとまとめてあります
私は葬儀は簡単な希望だけでいいと思いますよ

もう一つ気に入っているところは
もし脳死になったら尊厳死は?
等の項目は生前から、家族が見ておかないと間に合わない

けれど
家族へのメッセージとか
財産の内容全部をあからさまに、書くことにはどうも・・・

その為にそこのページは封印ができるようになっています
これって、とても気が利いてます
実は私の希望したことですが


この本をテキストにして
「エンディングノートの書き方セミナー」を開こうかと思っています

葬儀社のみなさん
このセミナーどうですか?
是非、呼んでくださーい


出版社はナンプレなどを出版している「インテルフィン」です

葬儀業界ではないから、切り口が違ったと思ます
エンディングは葬儀業界だけの物じゃなくなっているんですね
常に、新しい見方が必要なのです


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (さくらっこ)
2011-11-04 13:20:25
先日初めて(思い切って?)メールしました福岡の葬儀司会者です。エンディングノート。。。
もうずいぶん前から、耳にしてこないだ映画も観に行ってきました。しかし、実物を見てみて
分厚かったり。。。。。こんなこと書けないよ~!と、ほったらかしにしてましたぁぁ~~(反省)。。早速。。読んでみたいというか・・拝見させていただきます。。
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Unknown (shibata)
2011-11-04 21:39:05
書けるところから、書き込んでいけばいいし
書き直してもいい、
自分探しのようなものだ、と
思えるんです
自分は常に変わっていくから
これでいいはないかもしれませんね
でも
明日、意識がなくなる可能性はあるので
今の自分を書いておくための物だと思います
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