それにしても、今タームの駅立ちの雨のたたられ具合は、
なにごとかと。
本日も雨のため中止ですし、昨日にいたっては、
快調に進んでいたにも関わらず、8時頃に雨が降り始めたため、
予定時間を30分残して終了(後日、その30分だけ、やり直し予定!)
という、体たらく。
駅立ちを始めてから、もう6年を越えますが、
ここまで雨にたたられたのは、初めてのような気がします。
と、愚痴はさておき、本題に。
最初の部分だけを読むと、お題のフレンテにも都市管理㈱にも、
関係ないように思われるかもしれませんが、
最後には、きちんとつながってきますので、お付き合いくださいませ。
少し前に、同じ会派の今村岳志議員からの紹介で、セミナーを
受講する機会がありました。
わたしゃ、基本的に、セミナーって、あんまり好きではないのですよ。
費す時間と費用に比べて、効果を少なく感じることが多いですし、
「これやったら、そのことについて書いてる本を読んだほうが、
よっぽど、ためになるわなあ。。。」
と思ってしまうことがほとんどだと、過去の経験から感じているので。
ところが、このセミナーは非常によかったのです。
で、セミナーの良し悪しなんてのは、結局はパネリストさんの質に
かかってるんやな~、としみじみ、痛感した次第。
で、私は、すっかり、この時以来、パネリストの一人を務められた
箕面市長・倉田哲郎氏のファンになってしまいました。
○頭脳明晰で
○一見、穏やかそうだが、
○実はアツイ
という、個人的に、最も好感を感じるタイプの方とお見受けしたもので。
もちろん、私は、単なる一受講者として話を聞いていて、その結果、
勝手に私淑している、というだけのことなのですが。
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で、ここからがタイトルにつながる話です。
その倉田氏のブログを読んでいると、
「箕面市が出資する第3セクター『箕面都市開発㈱』が
大阪地方裁判所に特定調停をした、という件についての記事」
が掲載されています。
もちろん他市の話なので、細かい条件は色々と異なりますが、
社名やこれまでの経緯・市から三セクへの支援の内容まで含めて、
なんだか、ずいぶん多くのデジャヴュを感じる内容なわけで。
で、強く感銘を受けたのが、この問題に対して、
箕面市長である倉田氏が、ブログで明確に示している
「どういう結論に至るにせよ、
今後、同じ悩みを繰り返すなど真っ平ごめんです。
平成7年からの積年の課題。
僕が市長をさせていただいているこの時期に火を噴いたことを
むしろ幸いとして、ズルズル引っ張ることなく、
ここでキッチリ決着をつける、ということだけは心に決めてます。 」
という姿勢。
これ、本当に素晴らしいなあ、と思うのですよ。
個人的には、これこそ、市行政を預かる最高責任者が示すべき
姿勢だと感じています。なにより、
「僕が市長をさせていただいているこの時期に火を噴いたことを
むしろ幸いとして」
と言い切れる覚悟は、すごいなあ、と。
翻って、本市のことを考えてみるに。
西宮都市管理株式会社の話や西宮市立中央病院の話は、
まさに積年の課題であり、火を噴いている話です。
こうした問題に、どのように対峙するのか。
市・議会、双方とも、今、まさに、そのあり方を大きく問われてるのだと
私は考えています。
そうした認識の下、しっかりとした活動を続けていかねばならない。
しみじみと、そう思います。