月曜日に予定していた阪急甲東園駅での駅立ちは体調不良のため中止。
その分を今朝、振り替えで実施したので予定していた自分の駅立ちは本日で終了しました。
寒さが和らぎ、すごくやりやすかったので、うれしい限り。
さて今日は市政ニュースについてのお話など。
最近の市政ニュースは4月の市長選挙を意識してか「市はこんな問題に、こんな対策を取って、こんな成果を上げています!」的なアピールが多くなっているように感じています。
例えば現時点での最新号2014年2月25日号の1面では
「着実に経費削減を推進
行政経営のさらなる効率化」
と題して、人件費・職員数の削減について、大きくスペースが割かれています。
ただ個人的には、紙面でアピールしているほど「市が、この分野に積極的に取り組んできたか?」という点について甚だ疑問に感じています。
なにせ市長が訓示の中で、「給与、高くていいじゃないか!」と言ったくらいですから。
とは言え、この分野は私が議員活動の中で、とりわけ力を入れてきたところです。
自分で言うのもなんですが、その効果もあって、この分野で一定の成果が出ていることは事実であり、市としてアピールするべき所でもあろうとは思います。
とは言うものの、市政ニュースの内容には気になる部分もあるわけで。
例えば「人事・給与制度のさらなる適正化へ」という項目の中で、↓こんな文章↓が出てきます。
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国の給料を100として比較するラスパイレス指数【市の職員構成を国と同じとして仮定計算)は、8年度の106.6から25年度の103.0に漸減し、来年はさらに均衡が取れた水準になる見込みです。
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そもそもラスパイレス指数が100を超えているにもかかわらず「均衡が取れる水準」と言っている時点で甚だビミョーなのですが、さらに問題なのは
①平成25年には東日本大震災復興のための財源として国家公務員給与が平均7.8%削減されているが、ここで示されている「103.0」という数字には、この分は反映されていない
②この7.8%削減分を考慮すると、本市の平成25年度のラスパイレス指数は「111.5」と全国屈指の高水準になる
という点です。
こうした事実が示されているのといないのとでは文章から受ける印象は相当変わってくるはずです。
「自治会が重要」と言う市長の談話を載せながら、市長自身が自治会に入っていなかったという話もそうですが、なんか、こういう情報の出し方って、どうなんや???
市が出す以上、情報は恣意的に自分たちにとって都合のよい部分だけを出すのではなく、きちんとした全体の話を示すべきだと思うのですよ。
私だって、こういう、しょうもないことばかりをツッコみたいわけではありませんし。
というわけで今日はこれまで。
それでは失礼いたします。