先日まで、主にフレンテの管理をしている都市管理㈱の議論を
していた「第3セクター等経営検討委員会」の議論の対象が、
次は、主にリゾ鳴尾浜の管理をしている「㈱鳴尾ウォーターワールド」に
移ったとのこと。
この施設&会社も、フレンテ&都市管理同様、
か~な~り厳しい経営状況にありまして。
というわけで、いっぺん、リゾ鳴尾浜を見に行きたいな~、と思ってたところ、
次の管内視察で、厚生常任委員会所属の議員全員で見に行く!
という話になりました。
手間が省けて、ラッキー。
というわけで、見に行っての感想も含めて、
また後日、いろいろ書こうと思います。
この話も、なんやかんや含めて、
かなり色々と言いたいことがあるのですよ。
という話はさておいて、本題の昨日の日記の続きです。
それでは早速始めます。
-------------------------------------------------------------------
さて問題なのは個々の業務内容だけではありません。
私は勤務シフトも大幅に見直すべきだと考えています。
本市・施設操作グループの勤務体制は3交替制。
引継ぎは職員の交替の度にありますので、一日3回、行われています。
先程、表②でお示しした通り、職員の交代のたびに、
引き継ぎ、更衣・洗濯・洗身等のために多くの時間が費やされています。
これも超過勤務時間が長くなる、大きな要因です。
しかしながら、こうした時間は勤務体制を
3交替制から2交替制に改めることで大幅に減らせます。
なぜなら3交替制であれば、一日3回必要なこれらの時間が、
2交替制であれば一日2回ですむからです。
実際、ごみ焼却施設の運営体制は
全国的に2交替制が主流となっています。
↓表③をご覧下さい。↓
「2010063001.pdf」をダウンロード
廃棄物研究財団が発行した「平成18年版 ごみ焼却施設台帳」を基に、
本市・施設操作グループと、国内の同規模ごみ焼却施設の
勤務体制を比較しました。
まず西部総合処理センターについて。
同施設の焼却能力は525トン。
焼却能力450トンから600トンの同規模・国内ごみ焼却施設の勤務体制は
4交替制が1施設、3交替制が7施設、2交替制が71施設。
比率で見ますと、4交替制が1.3%、3交替制が8.9%、2交替制が89.9%と
圧倒的多数が2交替制を採用しています。
続いて西部工場です。
同施設の焼却能力は240トン。
焼却能力200トンから280トンの同規模・国内ごみ焼却施設の勤務体制は
3交替制が18施設・14.9%、2交替制が103施設・85.1%。
こちらも国内・同規模施設の圧倒的多数が2交替制を採用しています。
こうした点からも、私は施設操作グループの勤務体制を
2交替制に改めるべきだと考えます。
施設操作グループは全部署の中でも、所属する職員が多いうえ、
一人一人の残業時間が多い部署の一つです。
このような部署において、業務の大幅な効率化を実現できれば、
二つの大きな効果が見込めます。
一つは超過勤務手当の大幅な削減。
もう一つは、人員が不足している部署に配属できる人員の確保です。
それでは以上の内容を踏まえて、三点、お聞きします。
-----------------------------------------------------------
というわけで、次回以降で、具体的な質疑の内容をご報告。
きちんと今後につながる内容になっていると思うので、
乞う・ご期待!
それでは今日は、このへんで。