議会終了ごとの恒例行事、市政報告62号もほぼ完成!
なのですが現下の状況を見、今後の状況を考えるに、つくづく広報活動をどうするかが悩ましい…
「きちんと定期的に情報提供するのは議員として最低限やるべき、やって当たり前のこと!」という個人的信念の下、「これができなくなった時は、議員を辞める時!!」ぐらいに思っている私ですが、どう考えても駅立ちはようやらんよな…と。
加えて、ポスティングに対しても賛否両論あることが予想されることとか、マスクをつけてやるのが望ましいこととかを考えると、本当に悩ましい…
そろそろ原稿を確定させ、印刷工程に入るべき時期が来ているのですが、どうしたものやら。
う~ん。。。
さて本題、前回ブログの続きです。
総合教育会議で配布された資料には「ICTを活用した学びの姿」として、以下の姿が描かれていました。
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この左上に書かれている「反転学習」とは
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●従来の形は、学校で授業を受け、家で復習するというもの
→これを逆にして、家で動画などを見て予習をし、授業の中で理解度や定着度を測るとともに、個々に応じた指導を行う
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という形ですね。
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【ご参照】
注目の反転授業とは? 反転授業のメリット・デメリット@ベネッセ 教育情報サイト
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その他も含めて、上で示された内容は、私が主張している
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●市内で統一した質の良い授業動画をレベルに応じて複数パターン用意し、児童・生徒はその動画を見て学ぶ
→加えて、個別に用意したドリルで理解度を測る
→児童・生徒の理解度に応じて教師が指導する
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という形をとることで「個別最適化された学習」が可能になる
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という内容と通底する部分が非常に多いかと。
そして速やか、かつ円滑なオンライン教育の推進という観点からも、こうした手法はきわめて有効!と考えています。
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【ご参照】
質の高い授業動画の配信+個別のレベルに応じたドリル。これがICTを利用した教育の基本形だと思うのですが、どないでしょ?@前回ブログ
あと「休校時の緊急対応としてのオンライン教育!」という点から考えるなら、「朝の会・終わりの会は、リアルタイム双方向を導入!」という形を取ることが望ましいよな…と。
生活リズムを整えることにもつながるし、友達や先生と触れあう感覚を持つことも一定可能となるはず。
そこだけのリアルタイム双方向なら、いろんな意味でのハードルも低いと思うんですよね。
そういったことも踏まえて、私は、
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●上で述べた方針を明確にし、各校に徹底すること
→あわせて動画の作成もしくは選定を速やかに進めること
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にこそ、今後、起こり得るコロナの感染拡大も考え、最優先で取り組むべきだと考えています。
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【ご参照】
【オンライン授業】「全員一律は無理。だから一切やらない!」は思考停止が過ぎるでしょ... できることから少しずつでも取り組むべきです!@2020年5月のブログ
一方で、市が、こういった対策をどのような形で進めていくつもりでいるのか、その具体的な内容と工程がどうにも見えてこないというのが正直なところです。
こういう問題について唯一絶対の正解などありませんし、市の考えは私とは異なるのでしょう、きっと。
ただ市が考えているのが、どのような方向であるにしても、重要なのは、速やかに、その方向性を明示し、具体的な対策を進めていくことだと思うんですよね。
既に市内公立校で感染者が確認された事例もあります。
望む・望まないにかかわらず、オンライン教育を推進しなければならない時が、遠からず現実のものとなる確率は極めて高いと言えるでしょう。
緊急事態宣言の発令後、5か月近くがたちました。
にもかかわらず、遅々として具体的な対策が進められていない現状は、非常に残念だと思うんですよね…
引き続き、現状を、より良い方向にもっていくことができるよう微力を尽くしていかねば…と、改めて思った次第です。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。