昨日は
★★★★★★★★★★
●地域のお祭りのお手伝い
↓
●市長の市政報告会@高木公民館
(もちろん「一傍聴人として」です)
↓
●地域のお祭りの打ち上げ
★★★★★★★★★★
というスケジュール。
実は、同じ日に「西宮市少年少女空手道大会」が中央体育館で開催されており、長男も含めて、うちの道場の子達もでていたのですよ。
なので、できれば見に行きたかったのですが身体ひとつしかないしなあ。
お祭りのお手伝い、毎年のことやし、今年も早くからお声がけ頂いてたしで、行かないという選択肢はなく。
残念。。。
さて本題、一般質問のご報告の続きです。
今日は、これまでの流れを踏まえて、具体的な質疑の内容をば。
それでは早速始めます。
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【質問①】
将来、南部市域では阪神水道企業団からの、北部市域では兵庫県営水道からの責任水量が本市の水需要を上回る状況が発生することも考えられる。
このことを考慮して、将来にわたって鳴尾・丸山両浄水場の機能を維持し続けるか否かを判断するべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁①】
本市の水源は、河川水、地下水、湧水など多様な水源を有しておりますが、市内全体の需要を賄う水量を確保できないため、これまで、淀川を水源とする阪神水道企業団及び猪名川を水源とする兵庫県営水道からの広域的な水道用水供給と自己水源を併用してきました。
現在、年間の水需要量に対して、阪神水道企業団と兵庫県営水道から概ね一定量の供給を受けるとともに、自己水源の浄水場においては、水需要の変動に合わせて必要水量を供給しております。
ご指摘のとおり、今後についても水需要量は減少傾向が予測されます。
このため、水道事業の効率性の観点からも、水源については将来的にも、広域的な水道用水供給事業を行う阪神水道企業団と兵庫県営水道を主体として活用することとしております。
一方で、渇水や地震・津波災害などを想定すると、市として自己水源を維持することにより、多様な水源を確保しておくことが重要であると考えています。
このため、水源施設として南部市域の地下水や北部市域の丸山ダムを維持し、これらの水源を活用して、広域用水供給では賄えない水量を受け持つとともに、危機管理として、渇水時の安定供給の確保、災害時等における応急的な給水や最低限の飲料水を供給するために、将来にわたって浄水場施設を維持していくことが肝要と考えております。
【質問②】
鳴尾浄水場・丸山浄水場とも現時点で計画施設能力を大幅に下回る量の水しか供給しておらず、今後はさらなる供給水量の減少も予想される。
両浄水場の今後の方向性にもよるが、適正な供給水量を改めて設定し、その範囲の中で施設をダウンサイジングし、より安価に水供給が可能となる方策を探るべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁②】
鳴尾浄水場・丸山浄水場はいずれも、稼動後40年以上を経過し老朽化が進んでいることから、今後10年程度の間に、施設の更新整備を計画していました。
しかしながら、水需要が計画値を大幅に下回っているため、施設整備計画については、整備規模や内容の見直しが必要であると認識しております。
現在、局内で将来の水道施設のあり方についての方針を定めるとともに、その方針に基づいて、現施設整備計画の改定を進めております。
その中で、浄水場の整備に当たっては、将来の水需要予測や渇水、災害時に必要となる供給量などを勘案してダウンサイジングするなど適正な施設規模を目指しております。
また、更新する浄水場等の施設は、災害時等においても水の供給が可能な機能を備え、併せて、運転管理の省力化や経費の削減など、施設運営の効率化も図ってまいります。
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と、こんな感じです。
事前に十分、調整したこともあって一定、納得のいくやりとりとなっています。
こういう質疑は、とても気持ちがいい。
とは言うものの、も少し言うべきこともあったので、次回は、質疑の内容を踏まえての要望をば。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。
今日と一昨日の阪急西宮北口駅での駅立ちは予定通り決行!
が、昨日予定の門戸厄神駅立ちは天候不良のため中止にしてしまいました。
来週の後半は委員会の視察で西宮を離れるもので、駅立ちできないのですよ。
なので、なんとか、それまでに終わらせてしまいたかったのですが。
残念。。。
さて一般質問のご報告の続きです。
早速どうぞ。
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↓次に市内北部地域の状況をまとめた資料⑦をご覧ください。
【資料⑦】市内北部地域における水需要・供給量の実績&将来予測
資料⑦からは
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
〇南部市域同様、北部市域においても人口が緩やかな増加傾向にあると、市が予測していること
〇にも関わらず配水量は減少傾向にあること
〇その結果、北部市域においても南部市域ほどではないにしても将来、水需要量が兵庫県営水道からの責任水量を下回る可能性があること
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
がお分かりいただけると思います。
加えて実績から見ると、北部市域の人口は予測に反して、既に減少傾向にあるようにも見えます。
仮に、そうであるとするなら、長期的に水需要量が兵庫県営水道からの責任水量を下回る可能性は一層高まります。
私は長期的には、北部市域においても兵庫県営水道から購入する水だけで必要な水量を賄うことができるようになる可能性が、きわめて高いと考えています。
さて先程も述べた通り、兵庫県営水道からの受水費と丸山浄水場の浄水処理費用を比較しますと、兵庫県営水道からの受水費1㎥当たり138.43円に対して、丸山浄水場の浄水処理費用は1㎥当たり355.06円と自己水の供給価格が圧倒的に高くなっています。
こうした状況を考慮するのであれば、市は鳴尾浄水場についてと同様、丸山浄水場についても将来に亘って維持し続けるのか?という点について、明確な方向性を示すべきです。
また、こうした状況も考慮したうえで鳴尾浄水場同様、丸山浄水場も維持し続けるのであれば、適正な供給水量の中で、より安価に水供給が可能となる方法を探るべきです。
資料⑥⑦から明らかな通り、鳴尾浄水場も丸山浄水場も計画施設能力、すなわち本来、供給可能な水の量に比べて大幅に少ない量の水しか供給していません。
言い方を変えると、両浄水場は現時点において既に過大な設備となっており、こうした現状を改めることが設備投資はもちろん、配属されている人員・組織規模の適正化にもつながるということです。
もちろん
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
〇兵庫県営水道には渇水に弱いという問題があること
〇阪神水道企業団の淀川水系に全ての水を頼ることの危険性
〇危機管理という面からは複数の水源を持つことが望ましいという考え方
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
は承知しています。
しかしながら、これだけの条件が揃っている以上、今後、市が取るべき給水方法について検討を進めることが必要です。
それでは以上の内容を踏まえて、具体的な質問に移ります。
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と、ここまでが質問に至るまでの前ふり部分です。
次回以降は、具体的な質疑の内容のご報告など。
あ、「阪神水道企業団の淀川水系に全ての水を頼ることの危険性」については、また別途、ブログに書こうと思っています。
ここらへんも難しい問題だと思うので。
それでは本日のブログは、この辺で失礼いたします。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます!
たった今、最新の市政報告39号が納品されました。
↓いつものことながら、なかなかのボリューム感。↓
明日っからは、これを持っての駅立ち開始!の予定なのですが、なんか天気予報がビミョーな感じやなあ。。。
こればっかりは、どうしようもないのですが、なんとか天候に恵まれてほしいものです。。。
さて本題、一回飛ばした一般質問のご報告の続きです。
前回は、「西宮で使用されている水のほとんどは、実は他所から買ったものなんですよ~」という話でした。
で、今日の話は、その続き、「しかも、この実情にはほかにもいろいろと問題があるのです・・・」というお話です。
それでは早速どうぞ!
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↓資料⑤をご覧ください。↓
【資料⑤】水源別・給水原価&浄水費用比較(平成25年度実績)
阪神水道企業団と兵庫県営水道の受水費1㎥当たり単価と、西宮市が自己水として供給するもととなる各浄水場の浄水処理費用1㎥当たりの単価を比較しました。
なお比較した数値は平成25年度の実績から算出しております。
さて資料⑤に示した通り、南部市域の供給水量の94%を占める阪神水道企業団からの受水費が1㎥あたり65.44円なのに対して、6%を占める鳴尾浄水場の浄水処理費用は1㎥当たり100.91円と,約1.5倍も高い価格になっています。
また北部市域では供給水量の84%を占める兵庫県営水道からの受水費が1㎥あたり138.43円なのに対して、16%を占める丸山浄水場の浄水処理費用は1㎥あたり355.06円と,約2.6倍もの価格になっています。
西宮市が自ら供給する自己水の価格は阪神水道企業団・兵庫県営水道が供給する水と比較して大幅に高いのです。
しかも、ここにはさらに憂慮すべき要素があります。
資料⑥⑦に、それぞれ市が示す市内南部地域・北部地域の水需要・供給量の実績と将来予測をまとめました。
↓まず市内南部地域の状況をまとめた資料⑥をご覧ください。↓
【資料⑥】市内南部地域における水需要・供給量の実績&将来予測
こちらの資料からは
★★★★★★★★★★★★★★
●南部市域内の人口が、今後も緩やかな増加傾向にあると予測しているにもかかわらず、配水量は横ばい、もしくは微減傾向にあること
●その結果、将来、南部市域の水需要量が阪神水道企業団からの責任水量を下回る可能性が高いこと
★★★★★★★★★★★★★★
がお分かりいただけると思います。
つまり南部市域においては、長期的には自己水を利用しなくても、阪神水道企業団から購入する水だけで必要な水量を十分賄うことができるようになる可能性が高いということです。
過去の実績からも給水人口が大幅に増加しているにも関わらず、一日平均配水量が減少傾向にあることは明らかであり、この予測は妥当な内容だと言えるでしょう。
さて、先程も述べたとおり、阪神水道企業団からの1㎥当たりの受水費65.44円に対して鳴尾浄水場の浄水処理費用は1㎥当たり100.91円と圧倒的に高くなっています。
こうした状況を考慮するのであれば、市は将来に亘って鳴尾浄水場の機能を維持し続けるのか?という点について、明確な方向性を示すべきです。
また、こうした状況も考慮したうえで鳴尾浄水場を維持し続けるのであれば、適正な水供給量の中で、より安価に水供給が可能となる方法を探るべきです。
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と、今日のブログは、これまでで。
それでは失礼いたします。
↓明日、松阪市で行われる、これ。↓
【松阪市】市営住宅のあり方市民討議会
興味津々やし、ネット中継も行われるみたいなのですが、いかんせん浜脇地区の「長寿を祝う集い」と、がっつりかぶってるなあ。
なんとかして、中身を確認する方法をGETしないと!
さて、市政報告×2014.9議会を広報するための駅立ち&ポスティングを来週から始めます。
日程は以下の通り。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
10/21(火) 阪急西宮北口@北東・アクタ連絡通路
10/22(水) 阪急門戸厄神@東改札側
10/23(木) 阪急西宮北口@北西・階段下
10/24(金) 阪神香枦園@改札前
10/27(月) 阪神西宮@えべっさん口・南側
10/28(火) 阪急甲東園@東階段下
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コア・タイムは7時から8時30分で、駅によってはも少し早くから立っていることと思います。
↓ちなみに配布する【市政報告×39号】は、こちらでご覧いただけます。↓
【市政報告39号×表面】http://www1.ocn.ne.jp/~shigi/report/39a.pdf
【市政報告39号×裏面】http://www1.ocn.ne.jp/~shigi/report/39b.pdf
厄介なのが、太陽光発電を取り囲む状況が質疑を行った当時に比べて、大きく変わってきつつある点なんですよね。
関西電力管内では、もともと原子力発電に頼っていた度合いが強いこともあり、今のところ大きな影響は出ていませんが、今後のことを考えると、なかなか。。。
というわけで、できるだけ早いこと配ってしまいたいと思っています。
駅立ちするにも、ポスティングするにも、とっても良い時期ですし。
お見かけの節は、よろしくお願いします!
それでは今日のブログは、この辺で!
台風一過!ですね。
市内では、大きな被害もなかったようで、なによりやな、と。
さて本題、9月議会での質疑のご報告の続きです。
それではさっそく始めます。
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大きい二問目、水道事業の今後についてです。
私は昨年と本年の6月議会において
★★★★★★★★★★★★★★
●市が、将来の水道料金値上げを強く示唆する「財政計画」を策定している
●規模・条件が類似する他の自治体では、本市より30%近く少ない人員で水道事業を運営している
●この背景には、本市・水道事業には
⇒他市では人員を配置していない業務に、
複数の人員を配置している事例が多数存在する
⇒同じ業務に対して、
他市より大幅に多い人員を配置している事例が多数存在する
等の問題がある
●水道料金値上げを検討する前に、人員を適正化し、運営コストを削減するべき
★★★★★★★★★★★★★★
という指摘を行いました。
今回の一般質問では、こうした過去の指摘を踏まえ、本市水道事業の現状を明らかにするとともに、今後のあり方について議論したいと考えています。
資料④に本市の給水量のうち、阪神水道企業団・兵庫県営水道・市内の自己水源、それぞれが占める割合をまとめました。
↓ご覧ください。↓
【資料④】水源別・給水量割合
市域全体で見ると、
★★★★★★★★★★★★★★
●淀川を水源とし阪神水道企業団が供給する水量が85%
●一庫(ひとくら)ダムを水源とする兵庫県営水道が8%
●鳴尾浄水場と丸山浄水場を水源とする自己水が7%
★★★★★★★★★★★★★★
という割合になっています。
これを地域別に見ますと、南部市域では阪神水道企業団が供給する水の量が全体の94%を占めており、鳴尾浄水場を水源とする自己水の供給割合は6%にとどまっています。
また北部市域では兵庫県営水道が供給する水の量が全体の84%を占めており、丸山浄水場を水源とする自己水の供給割合は全体の16%にとどまっています。
要するに西宮市で使用されている水の大部分は阪神水道企業団・兵庫県営水道といった、より広域化された事業体から供給されており、市が自ら供給する自己水は全体から見ると、ごく僅かでしかないということです。
この背景には水道は施設産業であり、広域化によってスケールメリットが働くため、自己水で全量を供給するより阪神水道企業団・兵庫県営水道から水を購入した方が安価であるという事情があります。
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と、今日のブログは、これまでで。
それでは失礼いたします。
もはや、この季節の風物詩となった感さえある「村上春樹氏、またもノーベル文学賞受賞ならず。。。」というお話。
いや、候補に挙がるだけで十分、すごすぎると思うんですけどね。
ノーベル文学賞に仏のモディアノ氏
今年も香櫨園小学校に集ってる方、いらっしゃったんやろな~。
さて本題。
遅ればせながら、標記の件、納得いく話になりましたので、ご報告。
ザッといいますと、ある保育所の保護者の方から、
------------------
●そもそも保育所の保護者は外で働いているというのが大前提。
●当然、行事等で撮影可能な写真も限定されてくる場合がある。保護者が卒園アルバムを作っている場合、出来るだけ多くの写真が欲しい。そのため、園で撮っている写真のデータを提供して欲しいのだが、提供してもらえない。
●また、そもそも卒園アルバムを保護者が自前で作るのではなく、外部事業者に委託するという選択肢もあるとありがたい。そのようなことは出来ないのか?
------------------
といった、ご相談を頂く機会があったのを受けてのお話です。
詳しくは、↓こちら↓をご覧下さい。
市立保育園でのアルバム作成について@しぶや祐介の活動日記×2014年5月25日
【続報】保育所でのアルバム作成について@しぶや祐介の活動日記×2014年7月21日
ちなみに今回頂いた話の中で、前回から是正された点は
------------------
【保護者が自前でアルバムを作成する場合】
●保育所で写した写真データを保護者に提供するよう徹底。
【アルバム作成を事業者に委託する場合】
●保育園でのアルバム作成に協力的な事業者をリストアップ。
→保育所事業課で話をつけた上で、各保育所に通達。
●各園の保護者会に連絡。
→以後は保護者会で
「アルバム作成自体を事業者に委託するという手段もある」ことを
引き継いでもらえるよう徹底。
------------------
といったところです。
ここまでいけば、まあ大丈夫やろ、と。
しかし、しみじみと知らない話で、なんとか出来る話というのはあるもんやな、と。
小さな話かもしれませんが、少しでも困っている方々のお力になれることが出来れば、嬉しい限りだと思っています。
というわけで、今日のブログは、これまでで。
それでは失礼いたします。
昨夜の月食はすごかった。
でも、それもfacebookやってなかったら、たぶん知らんかったか忘れてたかやろな~と。
SNS恐るべしですね。
で、そのSNSを中心に主催者(?)さんが広報を進めようとされているものの、なかなか進まず苦戦しているイベントがあるようなので、プチ告知。
1988年&1989年の浜脇中学校卒業生×合同同窓会を、来年6月14日に浜脇中学校体育館で開催予定なのだそうです。
ひょっとすると該当する方で、このブログをご覧くださっている方もいらっしゃるかもなので、この場を借りて告知します。
もちろん私も1989年・卒業生の一人として参加予定です。
その頃には来春実施予定の統一地方選挙も終わっているはずですし、胸を張って参加できるよう一層頑張らねばですね。
と、それはさておき本題へ。
前回までのブログの続きです。
それでは早速始めます。
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【質問⑤】
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●平成32年度までに平成22年度と比べて市域の再生可能エネルギー等の発電電力量を2倍以上とする
●太陽光発電を「平成22年度:6252MWh/年」→「平成32年度:59346MWh/年」と約9.5倍まで増やす
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
という目標を掲げているが、現状は目標達成に遠く、実現への道のりは、極めて厳しいと思われる。
目標達成に向けた、具体的な工程表を作成するべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁⑤】
「西宮市再生可能エネルギー・省エネルギー推進計画」の推進・進行管理のため、環境計画推進パートナーシップ会議の下部組織として、専門家などを中心とした「エネルギー推進部会」を今年度中に設置し、計画の目標管理や施策内容の審議を行ってまいります。
そのなかで、太陽光発電などの導入実績を踏まえて目標や内容の見直しも視野に入れて、具体的なロードマップを作成してまいります。
↓
【要望⑤】
「太陽光発電などの導入実績を踏まえて目標や内容の見直しも視野に入れて、具体的なロードマップを作成してまいります」というご答弁でした。
このご答弁に「導入実績が当初の目標を下回っているので、目標を低く設定し直します」という意味が含まれているなら、非常に残念です。
「具体的なロードマップ」には目標達成に向けた前向きな取り組みをしっかりと入れるべきですし、目標はこれまでの何ら取組がなされていない状況での「導入実績を踏まえて」低く見直すべきではありません。
改めて、全国初の環境学習都市宣言を行った都市にふさわしい目標を設定するとともに、その実現に向けた質・納得性とも高い工程表を作成し、実現に向けた取組を進めて頂きたい。
要望します。
【質問⑥】
公共施設への蓄電池の整備を積極的に進めるべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁⑥】
公共施設への蓄電池の整備については、災害時などには貴重な非常用電源として活用することができることから、太陽光発電設備と併せて整備を検討しているところです。
今年度は、国の補助金(グリーンニューディール基金事業)を活用して小学校1校と中学校1校に太陽光発電設備と蓄電池設備を整備する予定にしております。
今後も、公共施設の新築・増改築時における整備を含め、既設の公共施設についても、建物の構造や築年数、耐荷重の問題など、整備可能な施設を調査するとともに、国の補助金等を活用しながら整備に努めてまいります。
↓
【要望⑥】
ご答弁頂いた通りの取組を進めて頂くよう要望します。
------------------------------------------------
と、こんな感じです。
これで太陽光発電に関する議会質問のご報告は終了です。
やっぱり長いこと、かかってしまった。。。
とはいうものの、まだ水道事業に関するご報告も残ってるなあ。。。
申し訳ないのですが、よろしければ、こちらも引き続き、おつきあいくださいませ。
それでは今日のブログは、この辺で失礼いたします。
台風一過。
ですが天気は、いまいちなかんじですね。
にしても最近、台風が来るたびにテレビに映っている映像が尋常ではないような。
前からそうだったけど放送される頻度が少なかっただけなのか、(もちろん増えてはいるのでしょうが)甚大な被害を受ける状況が以前に比べて格段に増えているのか?
ここらへん、気になるところです。
さて本題、一般質問の続きです。
それでは早速どうぞ。
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【質問④】
市有施設での屋根貸し実施を前提に、民間施設や、西宮市内に多く存在する集合住宅も対象にしたマッチング事業に乗り出し、「資源やエネルギーを大切にした循環型都市」の実現に積極的に取り組むべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁④】
公共施設の屋根貸し事業の実施の取り組みを優先しながら、民間施設等のマッチング事業についても、広報や募集方法等について、他市の成約事例を分析し、実現に向けて取り組んでまいります。
↓
【要望④】
言うまでもないことですが、行政だけが太陽光発電設備の設置に取り組んだところで、「資源やエネルギーを大切にした循環型都市」を実現することはできません。
重要なのは多くの市民を巻き込んでいくことです。
西宮市には多くの集合住宅が存在します。
これらの集合住宅でも、当たり前のように太陽光発電設備が整備されるなら「資源やエネルギーを大切にした循環型都市」の実現に大きく寄与することでしょう。
「広報や募集方法等について、他市の先行事例を分析」することは、もちろん重要です。
しかしながら、より重要なのは
★★★★★★★★★★★★★★★★★
●多くの市民に、市が、こうした取組みを進めていることを広く知っていただくこと
●太陽光発電設備を整備した場合の具体的なメリットを多くの市民に対して分かりやすく示し、より多くの方に興味・関心を持っていただけるようにすること
●市民が太陽光発電設備を整備しようと考えた時に、手続き等でつまずくことなく、容易に設置できる仕組みを作ること
●万一、つまづいた時に素早くフォローできる組織・体制を整えること
●整備することによってメリットを得た事例を広く広報し、多くの方が太陽光発電設備の整備に取り組む意欲を持っていただける状況を作ること
★★★★★★★★★★★★★★★★★
等、具体的な課題を整理し、対応策を示していくことだと思います。
こういった具体的な取組みを、見直しを重ねつつ進めていくこと以外に「資源やエネルギーを大切にした循環型都市」を実現する方法はありません。
そして行政が、こうした具体的な取組みを積極的に推進するなら、これこそ全国初の環境学習都市宣言を行った都市として、胸を張って誇るに足る成果を得ることができるはずです。
先程も述べたとおり、時期が遅くなればなるほど事業としての採算性は下がり、参入する事業者数も参加する市民も少なくなることが予想されます。
くれぐれも早期実現に向けた取組みを進めて頂きたい。
要望します。
------------------------------------------------
てな感じです。
こうした取組みを着実に進めて、少しでも「持続可能な環境学習都市」に近づいていくことができればなあ、と思います。
というわけで、今日のブログはこの辺で。
それでは失礼いたします。
9月議会も終わったので、さっそく市政報告の作成に取りかかろうとしているのですが、アサヒビール工場跡地の話が、まあ、まとめにくいこと。
書きたいこと・書かねばならんことが多すぎて、どうしたものやら。。。
こう考えると、ブログは、ほんと気楽です。
文字数の制限がないので、書きたいこと・書くべきことを気が済むまでかけるのは、ありがたいな~、と。
と、ぼやいていても仕方がないので、合間を見つけて頑張ります!
さて本題、一般質問のご報告の続きをば。
今日から具体的な質疑内容のご報告です。
それでは早速始めます。
------------------------------
【質問①】
屋根貸しを含め、公共施設・市有地の太陽光発電設備整備用地としての事業者への積極的な貸出を進めるべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁①】
屋根貸しを含めた公共施設や市有地の貸出し事業については、公共施設等の有効活用や再生可能エネルギーの推進につながることから、来年度募集に向けて、積極的に導入を進めてまいります。
↓
【要望①】
「公共施設・私有地の太陽光発電設備整備用地としての事業者への積極的な貸出を進めるべきではないか?」という質問に対しては「来年度募集に向けて、積極的に導入を進めてまいります」というご答弁を頂きました。
高く評価します。
太陽光発電によって作られた電気は固定価格買取制度によって全量買い取られますが、今後、この料金は見直され、買取価格は低下していくものと予想されます。
時期が遅くなればなるほど事業としての採算性は下がり、参入する事業者数も少なくなると予想されます。
これはひいては西宮市域全体での太陽光発電による発電量を減らすことになりますし、市の収入が少なくなることにもつながります。
できるだけ早期に具体的な施策に落とし込むべく「積極的に導入を進めて」頂きたい。
要望します。
【質問②】
公共施設・市有地の貸出の検討に当たっては、できるだけ多くの公共施設が対象となるよう、一定の基準を満たす公共施設については原則、全て、検討対象とするべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁②】
南海トラフ巨大地震などの災害時に屋上を避難スペースとして利用する公共施設を除き、建物の構造や築年数、屋上の面積、利用形態など一定の基準を設け、所管部局と調整のうえ、条件を満たすもの全てを貸し出し対象として提示してまいります。
但し、太陽光発電設備の設置にあたっては、耐荷重調査などの課題があり、整理したうえで、貸出し手法を確立してまいります。
【質問③】
屋根貸しだけでなく、市保有地のうち、長期に亘って検討計画のない土地・貯水池等についても積極的に、太陽光発電用地の候補として検討するべきと考えるがどうか?
↓
【答弁③】
市保有地の活用については、以前より太陽光発電設備設置の可能性のある土地を検討しており、現在、上下水道局が直営で北山貯水池の南側グラウンドに490kWの太陽光発電設備の設置工事を行っております。
今後も、関係部局とも調整しながら、太陽光発電に適切な土地・ため池・貯水池等があれば、導入に向けて検討してまいります。
↓
【要望②&③】
「貸出の検討に当たっては、できるだけ多くの公共施設が対象となるよう、一定の基準を満たす公共施設は原則、全て検討対象とするべきではないか?」という質問に対しては「基準を設け」「条件を満たすもの全てを貸出対象として提示」することをご答弁頂きました。
また「市保有地のうち、長期に亘って検討計画のない土地・貯水池等についても積極的に、太陽光発電用地の候補として検討するべきではないか?」という質問に対しては「太陽光発電に適切な土地・ため池・貯水池等があれば、導入に向けて検討して」いく旨、ご答弁頂きました。
こちらも高く評価します。
市が候補地を選定するとなった場合、前例や部署間の壁、熱意の差等によって部署ごとに進捗が大きく異なったり、そもそも話が前に進まなかったりということが起きるのを強く危惧しています。
ご答弁にあった通り、「一定の基準を設け」「条件を満たすもの全てを貸出対象として提示」することを前提に、少しでも多くの施設を太陽光発電要地として利活用できるよう取組を進めて頂きたい。
また「一定の基準」を事業者側から見たときに合理性に欠ける、厳しすぎるものとすることのないようにして頂きたい。
要望します。
------------------------------
それにしても以前に比べて、答弁内容が簡潔になったな~と強く思います。
今回の、この質問なんかは以前なら確実に「あんなこともこんなこともやってきました!」的な話が山ほどあっての上で、肝心の答弁は「課題も多いので、検討していきます・・・」的な話になった気がして仕方ないのですよ。
ここは、しみじみ、いい感じやな~と。
というわけで、今日のブログはこれまでで。
この項、質問は後3項目ありますので、もう少し続けます。
それでは失礼いたします。
今日は次男がプレに通う幼稚園で、来年の入園に向けての面接があるらしく。
というわけで、それに向けての朝のちょっとした予行演習にて。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
妻:おなまえはなんですか?
次男:しぶや〇〇〇です
妻:なんさいですか?
次男:なんさいです
妻:なんさいですか?は、いくつですか?とおんなじやねんで(笑)
いくつですか?
次男:いくつです
妻&私:なんでやねん(笑)
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
あ、ちゃんと後で「3さいです」って言ってましたよ。
どこまでまじめだかふざけてるんだか。
なにはともあれ、のびのびやってるようで、ありがたいことやなあ、と。
と、そんな話はさておき一般質問のご報告の続きです。
再生可能エネルギーの買取りに関連しては最近、いろいろと制度の見直しも俎上に載っているようですし、早いことご報告してしまわねば!ですね。
でわでわ早速始めます。
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安芸高田市が先進事例として広く知られているのは、他の自治体に先行して「公共施設・公共が保有する土地等の、事業者への太陽光発電用地としての貸与」を実施している点だけが理由ではありません。
「市が保有する土地・施設を、できるだけ多く太陽光発電用地として貸し出すことが可能になる候補地選定方法をとっている」点も重要です。
資料③に安芸高田市が太陽光発電用地として民間事業者に貸し出した土地・公共施設等の選定方法をまとめました。
↓ご覧ください。↓
資料③:安芸高田市が太陽光発電用地として貸し出した土地・公共施設等の選定方法
安芸高田市では、まず市が「保有する建築物のうち、1981年以降、つまり改訂された新耐震基準の施行以降に建築されたものを全てリストアップ」した後、「リストアップした土地・施設を地図に落として事業者に提供」します。
これを受けて、事業者は「市がリストアップした土地・施設を太陽光発電用地として利用可能な土地か調査し、利用可能なものを候補地としてリストアップして市に提出」します。
これを受けて、市は「事業者が示した候補地について20年間、貸出可能か検証」し、「事業者に対して、20年間貸出可能な土地を提示」します。
こうした経緯を経て、事業者は「太陽光発電用地として利用可能であり、20年間貸出可能な土地について技術的検証を実施」することになります。
より、ざっくりした言い方をしますと
「市は原則、耐震基準を満たす全ての市が保有する土地・建物をリストアップする。
事業者は、その中から、太陽光発電用地として利用可能なものを全て選択する。
これを受けて、市は特別な理由がない限り、
すべての土地・建物を民間事業者に太陽光発電用地として貸し出す。」
という形を取っていることになります。
こうした手法は「市が保有する土地・施設を、事業者に対して、可能な限り、多く太陽光発電用地として貸し出す」という観点からは、非常に学ぶところの多い手法であると感じます。
太陽光発電の用地として利用可能なのは屋根・屋上ばかりではありません。
屋根・屋上の次の適地として注目地を集めているのが、自治体が管理する貯水池です。
水上式の太陽光発電設備には地上式に比べて表面温度が上がりにくく、発電量が増えるという利点があるといわれています。
実際、一部の自治体において、貯水池を太陽光発電の用地として利活用する事例も出てきています。
繰り返しになりますが、市が太陽光発電要地として保有する施設を有効活用しようと考えるのであれば、「市が前面に立って候補地を選定する」のではなく、「ノウハウを持つ事業者側が、太陽光発電用地として利用可能な候補地を列挙する。市は、これを受けて、明確な理由があって利用不可能な土地・施設を除いては積極的に貸し出す。」ことが重要です。
こうすることによってこそ、より多くの土地・施設等を、より効果的・効率的に太陽光発電設備として利活用することが可能になります。
さて、安芸高田市では財源確保を主な目的として太陽光発電事業を推進していますが、これとは異なる観点から、同様の事業を進めている自治体も存在します。
たとえば神奈川県では、財源確保よりも「屋根貸しを再生可能エネルギーの導入を促進するための新たなビジネスモデルを確立させる」ことを狙いに据えていると言います。
神奈川県は「初期投資費用が少なくて済む利点がある屋根貸しモデルを、まず県が保有する施設で実証し、事業として成り立つことを示すことで、民間による屋根貸し事業の普及を期待している」としているそうです。
実際、こうした考えの実現に向けて、現在、県が保有する施設での実証を踏まえ、民間施設を対象にしたマッチング事業にも乗り出しているとのことです。
具体的には、屋根を貸したいマンションや工場などの所有者と発電事業者を県が仲介する取り組みで、「土地・屋根貸しセミナー」や相談会などを定期的に開いているとのことです。
私は「資源やエネルギーを大切にした循環型都市を築」くためには、行政が市民・事業者に具体的な施策をもって働きかけることが、きわめて重要だと考えています。
そうした立場からは神奈川県の行う、こうした取組は極めて魅力的に感じます。
それでは以上述べてきた内容を踏まえ、六点、質問します。
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ちなみに今回の、この質問の内容は「日経グローカル」という雑誌による部分が大です。
こういうネタは、やっぱり大手メディア発行のものが強いな~&時事ネタは、やっぱり鮮度が落ちやすいな~、と改めて。
というわけで、今日のブログはこれまでで。
それでは失礼いたします。