毎週の楽しみの一つが世界のボクシングの最先端を放映する
WOWOWエキサイトマッチ。
で、それで、ムチャクチャ楽しみなのが、
次回放送のWBC世界ミドル級タイトルマッチ、
フリオ・セサール・チャベスJr VS セルヒオ・マルチネス 。
売り文句の
「頂上決戦! 伝説継承の無敗王者チャベスvsミドル級最強マルチネス」
からして、素晴らしすぎる。
よう、こんな旬の選手二人、ぶつけるなあ。
ムチャクチャ、楽しみ。
はよ、日曜日、こんかいな。
と、ほとんどの方には伝わらない趣味の話ですいません。
というわけで、ここからは前回の続き、
自主管理集会施設に対する助成制度の話です。
前回も述べたとおり、私は、自治会は地域活動のきわめて重要な核の
一つだと考えています。
が、本市では、自治会に対する市の支援は、
この自主管理集会施設(いわゆる自治会館)への助成、すなわち、
「新築、増築、改築若しくは修繕又は購入しようとする場合」
の助成以外、存在しません。
しかも、この助成には、かなり厳しい条件が課されています。
要綱には、
●葬儀の用に供する部屋を備えていること
●葬儀の用に供する部屋は、おおむね20㎡程度で
1階に位置し、葬儀の執行上支障がないものであること
●トイレ及び厨房又は湯沸し場を備えていること
等の条件が列挙されています。
「葬儀が出来なければいけない!」というのも、
問題になることが多い条項ではありますが、
今回、問題にしたいのは別の内容です。
で、それは何かというと、
「地域住民の反対特に地先住民の反対がない」ことという一節なのです。
これ、この文章だけではわかりにくいのですが、もっと具体的に言うと、
「一人でも反対していれば、助成できない!」ということを意味します。
仮に自治会が500世帯あったとして、
499世帯が賛成の意思を示す書名を提出していたとしても、
残り一世帯が反対の嘆願書なり、陳情なりを提出すると、
助成はおりません。
これ、ウソのような、ほんとの話です。
ところで今回、この話を、しばらくアップできなかった理由ですが。
別会派の川村議員との立ち話で、たまたま、この話になった結果、
川村議員が、「これを9月議会での一般質問に使いたい!」
と言ってくれたことから、彼の一般質問が終了するまでは待っていた、
というのが、その理由です。
議会で取り上げられることが分かっている内容を、
先行してアップするようなことは避けるべきでしょ、と思ったもので。
もちろん彼に対して、私の問題意識を話したり、
持っている資料を提供したりはしましたが、
そこから先の質問内容等には、一切、関知していません。
それは個々の議員の感じることだと思うので。
が、結果から見て、彼の問題と感じてくれたところも、
私と、ほぼ同じだったようです。
というわけで、以下、本人の了解を得て、
質疑における関連部分を抜粋します。
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【質問】
①例えばのケースですが、ある自治会でリフォームが必要な
集会施設があり、ほぼ100%の住民が補助金を望んでいたとします。
こういった場合でも、たった一人が公式な文書で反対すれば、
補助はできなくなってしまうのでしょうか?
【答弁】
~ムニャムニャした現状説明なので割愛~
市といたしましては、整備補助を実施する前に、
地域において十分協議をしていただき、
問題を解決していただくことが前提となるものと考えております。
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ぼやかした答弁ですが、要するに「一人でもダメといったら、ダメ!」
ということですね。
自分らは反対あろうがなかろうが、自分らの進めたいことは進めるくせに。
こんなんで、なにが参画と協働や!と。
本会議での要望でもあった、
『「ひとりでも反対した場合、補助金が交付されない」 …と解釈できる部分を
「反対者は賛成者の人数の10%、署名を集めなくてはならない」 …
という意味合いに変えるとか、方法は検討できるはずです。 』
という提案には強く賛同します。
それが10%なのか5%なのかとか、
妥当な数値についての話は、また別の議論としても。
要するに、市側は、トラブルが起きることを嫌がって逃げてるとしか、
思えんのですよ、こっちとしては。
条例であれば、議会で議案提出して変えることも出来るのですが、
この条件を定めているのが要綱では、それもできないようで。
ほな、いっそ、新しく条例の形で提出できんもんかと思ったら、
それも条例の体系上無理なのだそうで。
ほんま、頭にくるな。
というのが、今回の頭にきた話でした。
なお蛇足ではありますが、私は、個々の自治会館の建設の是非について
云々ということを言っているのではありません。
「一人でも反対したら、ダメ!」
という現状を批判しているので、その点、ご理解下さい。
念のため。
予想していたより、えらい、長いブログになってしまいました。
お付き合いいただき、ありがとうございます。
それでは失礼いたします。