現在、絶賛改修工事中の阪神甲子園球場。
小学校連合体育大会(以下、小連体)・中学校連合体育大会(以下、中連体)は、
西宮市の伝統行事として阪神甲子園球場で開催されてきましたが、
平成18年度から平成20年度 (つまり今年度)までは↑この工事↑の関係で
中止を余儀なくされています。
で、これの平成21年度以降の再開について、なんともトホホな話を聞きました。
甲子園球場側は
「平成21年度の11月中旬であれば、工事中ではあるが、
一部入退場門も開放するので、球場の使用は可能」
と言ってくれているそうです。
「それやったら日程調整すれば、平成21年度はできるやん!」と、こちらとしては
思うのですが、教育委員会&中学校校長会の考えは違うようでして。
向こうの言い分を、そのまま引用しますと、
「アミティホール等での合唱コンク―ル、文化活動発表会など
来年度の市内行事の日程が決まっている」
「日程を変更することは、教育課程上の無理を生じ、11月に集中する中連体・
合唱コンクール・文化活動発表会それぞれのねらいが達成できなくなる」
「11月中旬という日程上からくる気温の寒さ、日没時刻の早さへの
対応への課題が残る」
「改修工事中での実施ということで、安全面への対応が十分にとれない」よって、
「来年度の実施は難しい」とのこと。
・・・なんや、それ???
11月中旬って、これまでより、10日ほど遅くなるだけなんですよね。
「日程上からくる気温の寒さ、日没時刻の早さへの対応への課題」って、
そんなにたいそうな問題かいな?と。
「アミティホール等での合唱コンク―ル、文化活動発表会など
来年度の市内行事の日程が決まっている」
「日程を変更することは、教育課程上の無理を生じ、11月に集中する中連体・
合唱コンクール・文化活動発表会それぞれのねらいが達成できなくなる」
・・・いや、じゃあ、中連体だけじゃなくて、他の行事も含めた行事全体の日程を
きちんと考え直したら、よいのでは???
単純に自分も小連体・中連体を経験している身としては、
「俺、甲子園球場で組み立て体操したことあるで~。すごいやろ!」
みたいな話を今後の西宮出身の子供達はできなくなるかも・・・というのが、
なんとも寂しい話やな~、と。
「アミティホール等での合唱コンク―ル」も「文化活動発表会」も、
もちろん大事ではあるのでしょうが。
「甲子園球場で開催する連合体育大会」は、西宮市の子供にしか、
絶対に経験できないことです。
こうゆう行事こそ、ちゃんと残してあげたいな~、と思うんですけど、
そこらへん、どうなんですかね。
ちなみに平成22年度以降についても、
「連合体育大会を再開する場合、実施時期はクライマックスシリーズがある限り、
日本シリーズ終了後の11月中旬の開催になる」ため、
「日程が、これまでと比べるとl0日ほど遅くなる。」よって
「11月に集中する文化的行事との調整、日程上からくる気温の低さ、
日没時刻への対応、また、中学校では、来年から始まる複数志願選抜に関する
進路指導など、これまでとは異なった解決すべき課題があります。」なので、
「小・中学校校長会、小・中学校体育連盟、市教委等の代表からなる
再開準備委員会の設置に向けて取り組んでおります。」
ということになるのだそうです。
・・・いや、それ、ほんまに再開させるつもりでやってますかと。
「現在、学校が実施している行事全体の見直しを進めています。
その中で、連合体育大会は学校側に与える負荷が重い一方で、
教育効果は大きくないと思われます。
よって開催を中止します。」
とか言うのであれば、また、違う議論になってくると思うんですよね。
でも今回の話って、どうも、
「おっ、これで面倒くさい連合体育大会の準備とか、当日のなんやかんやとかを
やらんですむわ。ラッキー!」
てなことを思ってるんではなかろうか???と邪推したくなってきます。
も少し詳しく調べつつ、今後の推移についても報告してまいります。