戸田町の「珉珉」が閉店して以来、絶えて行く機会のなかった「珉珉」を
門戸厄神駅の近くで発見し、早速、来訪。
・・・にしても、中華でビールってのは、たまりませんな。
幸せすぎる。
さて本題。
管財課の方は掲載しておきながら、こちらは完全に放置してしまっていた
もう一つの一般質問です。
実は、市の財政に直接影響を及ぼすと言う意味では、
こちらの話の方が、遥かに重要度は高いのかも???というくらい、
結構重要な話なのですよ。
ただ、根っから文系人間の私にとっては、
かなり難易度の高い話でしたが。
それでは早速、始めます。
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続きまして、大きな二つ目の項目、
システムの有効活用についてです。
本年3月策定の「第3次西宮市情報化推進計画」は、
本市の基幹システムは
「システム構造の複雑化が進み、運用保守に対する負荷が増大」している
という問題意識を示した上で、
こうした「既存システムの構造、連携のあり方などを総合的に見直し、
全庁的な視野での全体最適化を追及する」という方針を述べています。
そして、そのための具体的な取り組みとして
「各システムのスリム化・オープン化」
「内部情報システムのハードウェアの共有化促進」の二つをあげています。
そこで今回の質問では、適正な形で「各システムのスリム化・オープン化」
「内部情報システムのハードウェアの共有化促進」を実現するため、
現状の問題点を明らかにするとともに、
必要な改善策を提案していきたいと思います。
では、その前に、この二つの言葉が意味するものを、ご説明します。
まず、「各システムのスリム化・オープン化」について。
↓資料の④をご覧下さい。↓
「gainennzu20120130.pdf」をダウンロード
本市システムの主要部分の多くは
ホストと呼ばれる巨大なコンピューター上に搭載されています。
ところが、この形には、
○ホストが大きくなりすぎる上、
○個々のシステムの入替や改善に多額の費用が必要となる
○個々のシステムの中身の把握が困難になる
など、多くのデメリットが存在します。
そこで市は、現在ホストに搭載されているシステムのうち
可能なものはサーバーと呼ばれる小規模なコンピューターに
搭載するよう改めるとともに、その過程において、
○個々のシステムの中身を把握し、
○より安価にシステムの入替・改善ができる形に改めよう
としています。
これが「システムのスリム化・オープン化」の大まかな内容です。
サーバーの単価がホストに比べて著しく安価になってきていることもあり、
一般的に、ホストからサーバーにシステムを移行することで、
システム全体にかかる費用は大幅に削減できると言われています。
次に「内部情報システムのハードウェアの共有化促進」についてです。
本市が保有するシステムのうち、
既にサーバーに搭載されているものを見ていくと、
一つのサーバーに一つのシステムだけが搭載されている事例が
多くなっています。
しかしながら技術の進展もあり、
現在では、1台のサーバー上に複数のシステムを搭載することが
可能になってきています。
各サーバーに適切な数のシステムを搭載することで、
必要なサーバー数を削減し、
システム全体にかかる費用を大幅に削減することが可能になります。
これを進めていこうというのが
「内部情報システムのハードウェアの共有化促進」の大まかな内容です。
私は、市が「各システムのスリム化・オープン化」
「内部情報システムのハードウェアの共有化促進」を
今後の重要な取り組みとしてあげていることは妥当だと考えています。
しかしながら本市の現状を考えると、
これらの取り組みを適正に進めることができるのか、
強い懸念を抱いています。
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本当は、今日のブログではもっと別のことを書くつもりだったのですよ。
が、そちらの方は、ギリギリまでの調整の結果、
お蔵入りになってしまいました。
ま、市側に、こちらの意図を汲んでもらえたということなので、
むしろ、ありがたいことだとは思いますが。
というわけで、今日は、ここまで。
それでは失礼いたします。