本日で、無事、今タームの朝の駅立ちは完了!
お声掛けいただいた方、お受け取りいただいた方、
お気にかけていただいていた方、皆様に心から感謝です。
天気予報によると、来週からぐっと寒くなる!とのこと。
早目にやっといて、大正解でした。
やったね。
さてさて、先日の日記の続きです。
先にお断りしておきますが、今回の日記の中身は珍しく(?)
市レベルでは、どうしようもないうえ、
読む方によっては、かなり極端にお感じになったり、
財源面等含めて、思いつきっぽすぎる!というように
お感じになる、という話かもしれません。
あまり、こうゆうことを、このブログで書くのは本意ではないのですが。。。
ただ、私自身も一人の親として、
子育てに勤しむ、広い意味での同世代の方々のことを考えると、
色々と思わずにはいられません。
そんな気分のまま、つらつらと書いたものとして、
お目こぼしいただければ、うれしく思います。
それでは、早速、本題をば。
「できることなら、家で子供と多くの時間を過ごしたい」
と考える親御さんが、子供を保育所に預けて働かざるを得ない理由は
どんなところにあるのでしょうか?
もちろん、理由は「人の数だけある」と言ってもいいぐらい、
色々あるのでしょうが、私は、
①家計を支えるため、働かざるを得ない。
②いわゆる出産適齢期前後は、総じて、
業務的負荷が重い上、キャリア形成上の重要な時期でもある。
その時期に長期間、職場を離れることは、
・他の方に与える業務上の付加
・自身のキャリア形成に与える影響
といった点からも、ハードルが高い。
という二つの理由が、かなり重要ではないか?と考えています。
まずは①を中心に、本市の数値を見てみたいと思います。
非常にバクッとした数値ではありますが、
本市の保育所に通う子供全体のうち、
世帯収入300万円未満の世帯の子供が約1/4を占めています。
あくまで推測ではありますが、こうした世帯で親御さんが働く理由は、
「家計のことを考えれば、働かざるを得ない」
である可能性が高いのではないでしょうか。
もちろん、これらの方々が、自分の意思で「ぜひとも働きたい!」
と思って働いていらっしゃるのなら、
他の人間がどうこう言う筋合いではないと思います。
でも、もし、こうした方々が、子供を預けて外で働いている理由が、
「ほんとうは、家で子供と多くの時間を過ごしたい。
でも、家計のことを考えると、外に出て働かざるを得ない。。。」
ということにあるとするならば。
そして、国全体として、少子化が大きな問題だと
考えているのであれば。
こうした方々には、むしろ是非、家庭で子育てに専念できる、
そんな政策を用意するべきだと思うのです。
ごく個人的な考えではありますが、私は、
○これまで国が行ってきた少子化対策(=子育て支援策?)は、
保育所整備に代表される、働く女性の両立支援に偏りすぎている。
○本来の子育て支援は、家庭の形や働き方といった、
個別の事情によって制約されるべきではない。
むしろ、「子育て」という人生の一大事業に対する対価として、
全ての世帯に平等に経済的支援を行うのが望ましい。
と思っています。
こうした考えから、私は、民主党が行おうとしている
月額2万6千円の「子ども手当」の支給には大賛成どころか、
もっと大幅に増額するべきだと考えています。
一方で、あくまでそれと引き換えにという前提付きではありますが。
保育所(とりわけ非常に手厚い補助が行われている公立保育所)への
運営補助をはじめとした、
「行政が認可した子育て支援施設だけを対象とした手厚い補助や、
公立の施設に極端に手厚い補助」
は、むしろ控えていくべきだと考えています。
というわけで、この項、まだまだ続きます。
>にーの様
>今回私が大いに違和感を覚えたのは3歳以降の
>「待機児童17人」の部分です。
> ~ 中略 ~
>どう考えても統計の取り方に問題があると思います。
仰るとおりです。
現在の待機児童の数え方は、
国によって定められた方法に基づいていますが、この方法には
○他の入所可能な保育所があるにも関わらず、
特定の保育所を希望している場合
○認可保育所への入所を希望していても、現在認可外施設に
子供を預けている場合
等は除かれるという問題があり、
「潜在的な待機児童数は集計結果に示された数字の倍以上」
とも言われています。
現状を正確に把握するためには、
私も、もっと正確な統計が必要だと思います。
それなくして、適切な対応は不可能だと思いますし。
>いずれにしても、ぜひ、待機児童問題というのは
>「正しく」「迅速に」解決していただきたい問題です。
>『5年後に解決』と言われても、
>『今』その問題を抱えている人には当然遅いのですから。
>頑張って下さい。
こちらも、仰るとおりだと思います。
微力ではありますが、
ご期待に応えることが出来るよう、待機児童の解消に向け、
精一杯頑張ってまいります。
コメントいただいたこと、そして、あたたかいお言葉を頂戴したことに、
心から感謝申し上げます。