西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

市長のブログで議会のことが取り上げられたのは1年ぶり!・・・それが、この内容ってのも、なんだかなあ。。。

2016-06-30 12:12:18 | 主張・広報と活動のお知らせ

先日ブログにアップした市政ニュースの件について、昨日の一般質問で同じ会派のわたなべ謙二朗議員が取り上げ、一部新聞紙でも取り上げられました。
ちなみに新聞記事は、こちら。
タイトルが目をひきますね。
さすが、プロ。。。

  ↓
選挙推進キャラが憲法違反“発言”? 西宮市広報


なお、わたなべ議員のブログは、こちら。
  ↓
政治家は「国民の代表」ではなく、「投票した人」の代表に過ぎない???
  ↑
質疑の詳細は、こちらに記されており、ここからも続くようなので、よろしければ是非、ご覧下さい。

なお、そもそも、この問題の本質は、神戸新聞の記事中にある
-----------------
県選管は「憲法は投票の有無にかかわらず選挙の結果、選ばれた人を『国民の代表』と規定している。誤解を与える言い方は避けるべきだ」とする。
-----------------
という部分に集約されると思っています。
市長は『なぜ、「政治家は"国民の代表"ではなく"投票した人"の代表にすぎない」と言えるのか』について、自身の考えを熱心に説明していますが、問題は、そこではありません。
市の公式な広報ツールである市政ニュースを使って、無用の誤解を招きかねない表現を広報するのは控えるべきでは!というのが論点です。
  ↓
【ご参考】
これって、憲法を真っ向から否定してませんか?そんな内容を、市の公式な広報ツールに載せたらアカンでしょ。。。@先日のブログ

実際、市長自身も、この点については、
-----------------
憲法43条の規定と矛盾するかのような「政治家は国民の代表ではなく投票した人の代表にすぎない」という記述に違和感をもつ人がいるだろうことは一定認めます
-----------------
と述べているわけですから、論点に照らしあわせて、問題があるのは明らかです。
でも、そこ認めたくないみたいですね。
しかし、長い上に、なんか、よう分からん答弁やな。。。

ちなみに確認できた限り、市長が議会での話をブログに取り上げたのは、昨年6月以来、約1年ぶり。
他にも本会議場で、色々と重要な議論はしてきたつもりでいますし、今年の3月議会では予算が二年連続で修正されるという過去に例を見ない出来事もあったわけですが、そこらへんは完全にスルー。
それが久し振りに、議会での出来事をブログで取り上げるとは、よっぽど、この質疑、彼の琴線に触れたんやろな。。。

あ、なお、この問題、憲法に照らしあわせて問題がある!という点に最初に気付いたのも、一般質問で取り上げようと考えたのも、質疑を組み立てたのも全て、わたなべ議員です。
なにやら、「澁谷がわたなべ議員に言わせたんちゃうの???」と勘繰っておられる向きもあるようですので、念のため。
つうか、わたなべ議員は、そんなことを言われたからといって、自分の意思に沿わないような質疑をするような方ではありません。
また私も、自分でやるべきやと思ったら自分でやりますし、「他人を使って!」なんてことは考えません!
そこらへん、彼の名誉のためにも声を大にして、ここで言っておきます。

なお私の、本会議での出番は明日の10時20分過ぎからの予定です。
身のある質疑とできるよう頑張ります!
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


へ~、「あなたの周りの人達は...」っていう表現、イギリスでも効き目あったんや。だったら西宮でも、やってみないと!

2016-06-28 08:51:59 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

最近、実家に寄った時に交わした、母との会話。
-------------------
母:この○○○○○カード(←クレジットカードの名前)、ごっつい、ええよ~
  買い物したのが全部1%割引になるねんで。
  電気代とかガス代とかも全部やから、むっちゃ得やわ。
私:ポイントが付くんじゃなくて、割引になるってのが、ええんやろ?
母:そうやねん。
  祐介、これ知ってる?
  絶対、入った方がいいで!
私:いや、知ってるもなにも、それ、母に何年も前に勧めたん、俺やがな。
  だから入ったら、得やでって。
母:あれ~、そうやったっけ???
-------------------
  ↑
ま、よっぽど気に入ってくれてるっちゅう話ですよね。
いい親孝行したな~、と。

と、そんな与太話はさておき、本題へ。
昨年の12月議会で
-------------------
●本市の未収金(支払う義務があるにも関わらず、支払われていないお金)が110億円以上に上る
●この現状には大きな問題がある
●現状を正し、未収金の状況を改善するための取組推進が必要
-------------------
という趣旨の質疑を行いました。
具体的な内容は、こちら。
  ↓
市政報告44号(裏面)@2016年2月発行

で現在、市は、この内容も含めて、いろいろと取組を進めようとしてくれているようなのですが。
そんな中、色々と調べ物をしている過程で、
------------------
●イギリスにおいて、税の督促状に「あなたの周りの人達は既に納税を済ませています」という人々の規範意識に訴えるメッセージを掲載する実験を行った
●結果、徴収率は最大で15.5%も向上した
------------------
という大規模実験が行われていることを知りまして。
すごいな、これ。。。
  ↓
【ご参考】
エビデンスで変わる政策研究@三菱UFJリサーチ&コンサルティング←こちらのP16×下部参照

なにがすごいって、これ、実施しても追加費用なんかは発生しないんですよね。
今後、未収金対策として、文書・運用も可能な範囲で統一していこうとしてるわけですし、ここらへんの話は、しっかり取り入れるべきやわな、と。
だってイギリスでも効き目があったくらいですもの、日本では、もっと効き目あるんちゃうの???と思ったりするんですよね。
こんな小話なんかを考えると。
  ↓
【ご参考】
ズバリ! 各国の国民性を的確に表した『沈没船ジョーク』とは?




しかし、こういう根拠に基づいた話って大好き。
最近は教育分野なんかでも、こういう話が色々と出てきて、ほんと面白いな、と。
日々勉強ですね。
今日から議会も一般質問スタートですし、こちらもしっかり勉強させて頂きます。


というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


これって、憲法を真っ向から否定してませんか?そんな内容を、市の公式な広報ツールに載せたらアカンでしょ。。。

2016-06-24 13:49:02 | 主張・広報と活動のお知らせ

最近の噴いたニュース。
  ↓
メロン112個の窃盗事件に対するJA職員のコメントが「秀逸すぎる」と話題に
  ↑
や、ニュース自体は明らかにアカン内容なんですけどね。

さて本日、議会の控室に配布された最新・市政ニュースの一面は『「はじめての選挙」に行こう!』という内容。
もうすぐ参議院議員選挙もあることやし、この内容自体はタイムリーやと思うんですよ。
が、ちょっと気になることがありまして。

気になるのは下の記事の右下部分。
『政治家は「国民の代表」ではなく、「投票した人」の代表に過ぎないんだよ』という部分です。
  ↓

  ↑
言いたいことは
「政治家は、自分に投票してくれた人の意見に引っ張られがち。
 だから投票することで自分達の意思を示すことが大切だよ。」
ということやろな~、と。
や、そういう思いは理解できるんですよ。
でもね、これって市の公式な広報媒体である市政ニュースに載せるには非常に問題がある内容だと思うんですよ。
というのも、憲法四十三条には「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」と明記されているわけで。
憲法に明記されたことを、真っ向から否定するかのような内容を市政ニュースに掲載するのって、どうよ???と。

というわけで早速、選挙管理委員会の担当課長に「これ、問題あるんちゃいますの?」と問い合わせたところ、「はい、問題あります...」と一瞬の間をおくこともなく返ってきまして。
「いや、だったら、なんで、そんな内容を掲載したんですか!?」と追いかけてみたところ、「問題があることに気がついたときには、既に手遅れで間に合いませんでした...」的な話でした。
でもね、これって、ほんまにそうなんやろか???と。
というのも、市長の選挙マニフェストに『政治家は「市民の代表」ではなく「投票した人」の代表に過ぎません』という、ほぼ全く同じ表現があるんですよね。
(下の画像の右下端参照。)
  ↓

  ↑
こういうのを見てると、どうにも単なるチェックミスとは思えないんですよね。
私のゲスの勘ぐりなのかも知れませんが
-----------------
●担当部署が、市長の意思を過剰に慮った
●市長が過剰に紙面作成に介入した
-----------------
の、どっちかの結果なんちゃうの???と思ってしまうんですよ。
最近、市長ご執心の大谷記念美術館関連の記事が一面に来ることも、ミョーに多いですし。

で、理由がいずれであるにしても、この表記は非常にマズイと思うんですよね。

そもそも同じ表現であっても、単なる一市長候補が自分の広報ツールに載せるのと、市の公式な広報ツールに掲載するのとは重みが全く異なるわけで。

あと、ごく個人的な思いですが。
私は「投票した人」の代表として動いているつもりはありません。
小なりといえども、また、はばかりながらですが、「市民の代表」として動いているつもりでいます。
なんで、こういうことを書かれると、なんか、スゲー心外ですわ。

てなことを、つらつら考えていたら、なんと英国はEUを離脱することになってしまったんですね。
なんやかんや言うても残留やろ!とおもっていたので、ほんまにビックリ。。。
えらいこっちゃなあ、これ。。。
  ↓
英、EU離脱へ=欧州分裂、大きな岐路に―残留派に僅差で勝利・国民投票

と、まとまりのない話ですみません。
それでは、今日のブログは、このへんで失礼します。


で結局、都市計画道路×計画区域に「木造3階建て住宅」って建てられるようになるの???というお話。

2016-06-20 12:31:57 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

おー、なにももらえなかった我が家は多数派でしたか。
  ↓
父の日贈り物なし、過半数 消費低迷が影響、日生調査

ちなみに、これに関連して昨日、長男&次男に「今日、父の日やで~。分かってるか(笑)」と投げかけてみたんですよ。
そしたら、暫くの間、どっかに行って話し合ってたみたいなんですよね、長男&次男。
ほんで、戻ってきたかと思うと
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次男@幼稚園年中:(ニッコニコ笑いながら)パパ、いつも怒ってくれてありがとう!
長男@小6:(ニヤニヤ笑いながら)パパ、いつもギタギタのグチャグチャのメタメタにしてくれて、ありがとう!!
----------------
という素敵な感謝の言葉を頂いたですよ。
そないに怒ってるかね、おれ。。。

と、そんな与太話はさておき、本日のブログは、時々お問い合わせを頂く、都市計画道路に関する話など。

ちなみに都市計画道路とは『他の都市施設や土地利用などと一体的、総合的に都市計画に定めることで、 長期的視点からの計画的な整備に寄与し、道路の持つ交通機能や周辺の市街化の促進などの働きを有し、円滑な都市活動を支える主要な社会資本の一つ』です。
(↑『 』内は平成23年3月兵庫県発表の「都市計画道路網見直しガイドライン」より抜粋。)

ご存知の方も多いことと思いますが、都市計画道路の計画区域内において建築を行う場合、建築制限が課せられます。
具体的に言いますと、西宮市の場合、
---------------
●階数が3階以上
●地下階がある
●主要構造が鉄筋コンクリート造
---------------
のいずれかに該当する場合、建築は許可されません。
一方で「存続(予定)する都市計画道路を全て整備するには、まだ相当の期間を要すること、また、近年の建築技術の向上などにより、木造3階建て建築物が一般的になってきていることなどに配慮し、今後、この建築制限の一部緩和について検討を進めていきます。(←西宮市HPより引用)」という取組も行われています。
  ↓
【ご参考】
「計画決定後60年以上経過している区間が60%以上を占める道路」は、いつの日か完成するのか???@2015年6月のブログ

で、「都市計画道路の計画区域内に」土地をお持ちで、家の新築や改築を行おうとしている方にとっては、上に引用したHPの表記なんかも踏まえると
------------------------------
●都市計画道路の計画予定敷地上において、木造3階建て住宅の建設は可能となるのか?
●可能になるとすれば、それはいつ頃のことになるのか?
------------------------------
といったところは、かなり関心の高い所だと思うんですよね。

で、この話、結論から言いますと、現状は「木造3階建て住宅の建設を可能とする方向で、市役所内で調整中」ということのようです。
ただ「調整中!」とは言っても、概ね、木造3階建て住宅の建設を可能とすること自体に異論はない模様。
なので、西宮市役所内での調整は「原則として、木造3階建て住宅の建設を可能とする」という方向で結論が出る可能性が高いと思われます。

なお西宮市役所内での調整が完了すれば「県との協議」⇒「国との協議」という形で話が進むことになりますが。
こちらについても、
------------------------------
●県下では尼崎市において既に木造3階建て住宅の建設が認められていることから、県で却下される可能性は低い
●国は、基本的には「市が責任を取るのであれば認める」的なスタンスであり、国で却下される可能性は著しく低い
------------------------------
ということになるようです。
従いまして、結論としては「都市計画道路の計画予定敷地上において、木造3階建て住宅を建築することは可能」ということになる可能性が高いようです。

また時期についても、市の所管部署としては、今年度中を目処に、結論を出したいと考えているようです。
また関連する部署も、概ね、その方向性に異論はないようです。
従って、今年度中が一つの目処になりそうな雰囲気ではありますね。
一方で上にも示した通り、この話、市役所内は勿論、県・国とも調整する必要があることから、いずれも現時点で確言できる内容ではありません。
なので、この点、ご注意頂ければと思います。

ありがたいことに、この話、近隣はもちろんブログをご覧頂いた方からも時々、お問い合わせを頂くんですよね。
なので改めて、アップしてみました。

ということで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


共働きや母子・父子家庭が増える中、学校の活動のあり方には見直すべき余地がたくさんあると思うのです。

2016-06-16 12:30:59 | すべての人にやさしいまちを実現するために

まずは議員生活約12年で初の一般質問×オーラスの証拠画像。
                        ↓

       ↑
ね、最後の最後でしょ?

で、私、今回の一般質問で取り上げるべく、並行して複数のネタを調査・調整していたのですよ。
ところが、どうしてもガッツリやりたいネタが複数出てきちゃったんですよね。
なもので「準備万端整った!」状態にも関わらず、泣く泣くお蔵入りとした話がいくつか出てきてしまいまして。
例えば、これなんか、そうなんですけどね。
       ↓
「なんで毎年、同じものを書いてださんとアカンのよ。。。」←という話、ちょっとずつ正していきます!@2016年5月のブログ

で、せっかく、ここまで進めてきたにも関わらず、このまましまい込んでしまうのも、なんだかな~...な感じなので、この機会に、ご紹介など。
それでは、ご覧下さい。
     ↓

現在、市は西宮市立青少年育成センター条例施行規則に基づき、西宮市青少年補導委員(以下、補導委員と呼びます)を委嘱し、月4回・一回あたり概ね1時間30分の街頭補導活動実施を義務付けています。
補導委員の構成は市立小・中学校のPTA会員から小学校区ごとにそれぞれ1名、民生委員・児童委員から小学校区ごとに1名、地区青少年愛護協議会委員から小学校区ごとに1名、公立高等学校PTA及び育友会会員から各校2名となっています。

さて補導委員が行う補導活動は、条例施行規則では「補導を中心とした非行化防止活動を推進するため」実施するものとされています。
また、こうした趣旨のもと、地域の状況を良く知る各校PTAあるいは民生・児童委員や青愛協から、補導委員を委嘱していることも一定理解できるところです。
もちろん、こうした活動の意義自体を否定するつもりはありません。
しかしながら月4回、すなわち毎週1回、一回当たり約1時間30分の街頭補導活動は保護者にとって、たいへん負担が大きいと思います。
また高校PTAにおいては複数志願制が導入されたことに加え、選択可能な学区も拡大されたことから地域性が著しく薄まってきています。
総合選抜制度の時代とは異なり、「この高校に通っているのは、概ね、この地域の生徒」という区分がなくなっていることを考えると、「公立高等学校PTA及び育友会会員から各校2名」の青少年補導委員を委嘱していることは実情に合わないように思います。
実際、昨年、県立西宮高校を除く市内公立高校のPTA役員、各校二名・計16名が来庁して担当部署と面談し、高校のPTA役員の青少年補導委員への委嘱を見直すよう要望したと聞いています。
また小中高いずれのPTA活動においても、この街頭補導活動が、大きな負担になっているとも聞いています。
それでは以上の内容を踏まえて二点、質問します。

1) 各校PTA、青愛協、民生児童委員にアンケートを実施するなどして街頭補導活動に対する意見を集めるとともに、集まった意見を基に、活動の在り方を検証するべきと考えるが、どうか?
2) 今後、公立高校の地域性が一層薄れていく中、街頭補導活動に高校PTA役員が参加することは妥当性を欠く面もあると思われる。高校PTA役員の街頭補導活動への参加の在り方について改めて、検討するべきと考えるが、どうか?

  ↑
で、こういう感じの質問をすることを前提に調整を進めた結果、
----------------------------
●7月頃にアンケートを実施する
●アンケート結果を踏まえて、活動のあり方について検討する
----------------------------
という答弁を頂ける感じになっていたんですよ。
ところが、ここまで述べてきた通り、どうも時間的に、この内容を一般質問で取り上げるのは厳しいな、と。
というわけで、改めて当局方と協議したところ、「答弁で触れているアンケート&その結果を踏まえての検討は、質問から取り下げても、ちゃんとやります!」という確約を頂くことができました。
なら、ま、取り下げてもいいか、と。

で、私、この内容も含めて最近、色々と思うところがありまして。
西宮市における保育需要率(就学前児童に占める保育所を希望する方の割合)は、以下の通り、大幅に増え続けています。
          ↓

          ↑
これって、要は昔と比べて、いわゆる共働き世帯・単身親世帯が増えているということだと思うんですよ。
でも一方で、多くの学校の考え方の根底には、昔ながらの「夫婦は二人揃っていて、奥さんは専業主婦!」という形がある気がして、仕方がないんですよね。
今回ブログで取り上げた話も含めたPTA活動全般とか、最近このブログで取り上げた家庭訪問の話なんかが典型的な例なんですけど。
          ↓
最大の目的って、どこなのよ???←というわけで、家庭訪問について考えてみる。@2016年5月のブログ

勿論、色々な意見があるのは、私なりに理解しています。
でもね、この形って、本当に永続可能なんやろか???と。
就学前児童の段階でさえ、これだけ保育需要率が高いことを考えるなら、学校段階まで行くと、尚のこと...と思えてくるわけで。
しかも今後、ますます上がっていく可能性が高いんやし。
ここらへん、改めて、色々と考えていくべきだと思うんですよね。

というわけで、こうして点についても、今後、色々と指摘・提案していきたいと思っています。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


6月議会×一般質問の出番が決まりました!←というわけで気合い入れて頑張ります!

2016-06-13 14:39:13 | 主張・広報と活動のお知らせ

なんか、ずーーーっと耳が腫れてたんですよね。
面倒くさいし、時間ないし、わりと病院苦手やし...もあって「そのうち治るやろ!」と二週間ばかり、放置してたんですよ。
が、治るどころか、これはちょっと...な感じになってしまい。

というわけで、とうとう腹をくくって病院に行ってみたら、なにやら血が溜まってるそうな。
その場で即、麻酔かけて、溜まってる血を抜いて頂いたのですが、それに加えて
-------------------
●溜まった血を抜くため、管を挿入
●そこを通じて、血が出やすくするために周囲を圧迫
●この状態で、しばらく生活して下さい!
-------------------
というお達しが出てしまい。
なんか、ガムでもくっつけてるみたいで、イヤやなあ、この色。。。
  ↓


と、そんな与太話はさておきまして。
前回3月議会での代表質問に続いて、6月議会でも本会議での出番を頂けることになりました。
なので、今回は、その広報など。

日程は、7月1日(金)10時20分過ぎから。
インターネット中継なんかもやってるので、よろしければ是非、お気に掛けて頂ければ、ありがたく。
  ↓
西宮市議会×議会中継

ちなみに今6月議会の一般質問の日程は6/28(火)~7/1(金)の四日間。
んで私のは最終日の最終ということで、議員生活初の一般質問×オーラスとなりました。
こら、しっかり締めなあきませんね。
ちなみに現時点で、予定しているネタは以下の通りです。
-----------------
1)学校の家庭環境調査票について
2)私用PC等の不適切な利用について
3)道路占用工事の管理の不備について
4)要介護度改善に、前向きに取り組むための仕組みの構築について
5)今村市長がマニフェストに掲げた行政改革の進捗について
6)保育所の待機児童解消のために
-----------------

持ち時間が、そんなに長くないので、時間が足りるか、いまいち不安なのが、やな感じ。
5)あたりは、じっくりやりとりしたいところやし、もう一つ二つ、ネタ削らざるを得んのかなあ。。
でも、これ以上は絞りたくないねんけどなあ。。。
あああ、悩む。。。。

てな感じで、ここからしばらくは、この準備と、それに関する調整に時間と力を注力していく感じですね。
気合いを入れて、頑張ります!

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


議会運営委員会×委員長としての会議は本日で終了。いい勉強をさせていただきました!

2016-06-10 13:49:03 | 主張・広報と活動のお知らせ

本日、議会運営委員長として、今期最後の議会運営委員会を終えることが出来ました。
多くの方のご協力を頂いて、つつがなく職責を全うできたことに、まずは心から感謝!

ところで私、今期の議会運営委員長をお受けするにあたって、
---------------
①毎年6月議会で行われる、一年間の議会での役職を決める「役選」のスピードアップ
②四年に一度の選挙の際、選挙の投開票日と新任期のスタートが大幅にずれている、いわゆる「任期ずれ」の解消
---------------
という二つに取り組みたいと思っていたんですよ。
で、結論から言いますと、どちらも、一定の成果を出すことが出来たと言えるかな、と。
  ↓
【ご参考】
せっかく議運の長という重い役を頂いたんですもの、足跡残すべく頑張ります!@2015年9月のブログ

まず①についてですが。
こちら従来、役選の初日は議長&副議長の選出のみで公式日程が終わっていたのですよ。
が今後は、初日のうちに議長&副議長&議会運営委員会の正&副委員長まで選出することになりました。
議会運営委員会は、いろんな問題を諮る場ですし、この場を早めに設定することで、いろんな意見が交錯する話を、最後は多数決で決することが出来ます。
勿論、そこに至るまでに十分な熟議は必要なわけですが。

なにはともあれ「今後は、初日に議会運営委員会×正副委員長まで決める!」ということになったのは一定の前進と言えるかな、と。

で、②については兵庫県・神戸市・西宮市・芦屋市の各議長・知事・市長の連名で以下の要望書が総務大臣宛に提出されることになりました。
  ↓

  ↑
こうなってくると、あとは国の対応待ちですね。
ちなみに今後は
--------------------
(1)総務省への協議を進めつつ、閣法、議員立法の両にらみで取り組む。
(2)各政党の役員並びに選挙制度関係者等、国会議員については、速やかに要請活動を行う。
(3)県選出国会議員への要請活動については、上記(1)(2)や参議院選挙後の政治日程なども踏まえ、適切な時期に説明会の開催等を行う。

--------------------
といった形で、今後の要望活動が行われる旨、議長から、本日の議会運営委員会で報告がありました。

この、いわゆる任期ズレの話、他に先んじて議論を始めようとした!という点については自負を持っています。
が、結局は他と同じバスに乗ることになってしまったという意味では、やや残念やな、と思ったりもしています。
当初は「西宮市議会が主導権を握って、話を前に進めてやる!」くらいの意気込みでいたんですけどね。
  ↓
【ご参考】
うわー、ムチャクチャ話が進めにくくなってもうた@いわゆる任期ずれの話+もろもろ。@2015年9月のブログ
  ↑
ま、とは言うものの、十分、納得できる経過でもあれば結論でもあると思っています。
近隣自治体と歩調を合わせて、こういった取組を行い、一定の結論を出せたこと。
そして、
その先鞭をつけることが出来たことは一定、誇っていいことなのかな?と思ってもいますし。

や、ほんま一年間、いい勉強をさせていただきました。
立場も政治的主張も様々な議会という場で、こういう重い職責を担わせていただくことは本当、勉強になります。
ま、しばらくは、もうええわ...という感覚もあるわけですが(苦笑)


というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


自分だけの手柄にしたいんですよね、分かります。でも、それなら自身が訴えた内容にこそ取り組みましょう!

2016-06-07 12:22:45 | 市政全般に関連すること

ちょい思うことがありまして、6/1付け・今村市長のブログより引用。
(全文は、 http://xdl.jp/diary/?date=20160601 )
  ↓
--------------
西宮では、住んでいる地域によって行く高校が決められてしまう「総合選抜制度」が古くから採用されていました。
そうじゃない地域に住んでいる人からすれば「!」なトンデモ制度です。
じっさいに引っ越してきてこの制度に面食らったり困ったりした人もいたはずです。
私は西宮市の教育における最大の問題だったと思っています。
そして、議員の初期、平成17年の12月(もう10年以上前!)市議会に 「西宮学区の公立高等学校の入学試験において、総合選抜制度を改め 複数志願制度を早急に導入することを求める意見書(案)」 を提出し、平成21年度入試から廃止させることができました。
--------------
  ↑
あんまり非難がましいことを言いたくはないのですが、なんで、こういう「全部、自分の手柄!」的な発信しかできへんねやろうなあ。。。

そもそも、この「意見書(案)」は彼や私が当時、所属していた会派・蒼志会として提出したものであり、彼個人が提出したわけではありません。
また「意見書(案)」を提出したことだけで話が決まったわけではなく、
--------------
●そもそも、市・県教委側に総合選抜制度を廃止したいという意思があった
●これとは真逆の「総合選抜制度を守りたい!」という意思が、市民・議会の一部にあった
●で、「総合選抜制度を守りたい!」という意思が請願という形で議会に示されたが、反対多数で否決された
●こうした動きを受けて、蒼志会として意見書を提出した
--------------
等、様々な経過があっての上での話なんですよね。
  ↓
【ご参考@総合選抜制度廃止に向けた動きの初期段階の経過】
総合選抜制度について。@2005年12月のブログ
総合選抜制度改善検討会が立ち上げられます!@2006年5月のブログ

なにも知らない人がこのブログを見ると、まったく彼一人だけの力であるように見えてしまうと思うんですよ。
てゆうか彼自身が「そういう風に見せたい!」と思っているという話なんでしょうけど。
でもね、個人的には、こういう情報発信の仕方って、なんか頂けんなあ...と思うわけで。
  ↓
【ご参考】
「アレオレ詐欺」とか、「都合の悪いことには頬被り」とか、そういうのも色々あるわけで。@2015年4月のブログ

にしても、こういう姿勢が、議会はもちろん、いろいろな所に対して、大きな不信感を与えたり、軋轢を生む一因となっていることが、彼には、ほんまに分からんのやろうなあ。。。
少なくとも市長選挙の当時、彼を真剣に応援した人間の一人としては、なんとも残念な話です。。。

ところで、こういう話でいきますと。
それこそ彼が『20年以上続いた市職員出身の市長では絶対にできない』、すなわち自分ならできると言いきった『この「市役所改革」』という表現に代表される、いわゆる行政改革にこそ力を入れ、キチンと胸を張ることの出来る成果を示して頂きたいものだと思っています、私。
それなら、俺様節で語っても、なんの異議もないですし。
  ↓
【ご参考】
自らが訴えた内容を真摯に実行しようとしないなら、それは明らかに市民に対する背信行為です!というお話。@2016年2月のブログ

という前提の下、6月議会での出番を頂いているので、えっちらおっちら、このネタについても準備&調整中なのですが、どうやら、なんともまあ...な展開になっているようで。
いや、さすがに、今の段階で、ここには書けないんですけどね。
なんでもいいから、さっさと答弁案、頂きたいもんですわ。。。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


二代連続でルール破りの天下り職員×退職金受給を許した西宮防犯協会。ここはキチンと責任を問わないと!

2016-06-06 18:52:48 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日の私的メインイベントは、午後の民生常任委員会で行われた防犯灯に関する報告話。
これ、具体的にいいますと
-------------------
●これまで西宮市内の防犯灯は西宮&甲子園の両防犯協会が保有・管理していた
●今年4/1時点で、これら防犯灯の所有権を市に移管し、市が防犯灯の維持・管理を直営化した
●これに伴い、全防犯灯約21,000基の現況を調査したところ、登録されている位置に存在が確認できなかった防犯灯が335基存在することが明らかになった
●この消えた防犯灯335基について、再調査の結果が出たので本日、その報告があった
-------------------
という話です。
ちなみに、この話、私がブログで取り上げたのを新聞社さんが追いかけたことに端を発した話です。
初期段階の具体的な話は↓こちら↓。
  ↓
【ご参考】
聞けば聞くほど怪しいぞ、この話。というわけで徹底的に追及します!@消えた防犯灯@2015年11月のブログ

で、再調査の結果は、こちら。
  ↓

  ↑
上のブログにも上げた話ですが。
私、この消えた防犯灯話について「そもそも防犯灯を設置していないにも関わらず、設置したことにして補助金を不正に取得している事例も存在するのでは???」と疑っていたのですよ。
が、結論から言いますと、どうやら、そういう事例はなかったようです。

改めて、上の表をご覧頂きたいのですが。
消えた防犯灯335基のうち、「再調査で存在が認められた」のが72基。
これ、要するに「よくよく確認したら、ちゃんとあった!」という話ですね。
なので、この72基については「実際には設置していない防犯灯を、設置したことにして補助金を不正に取得!」という話はあり得ません。
また、もう一方の「再調査で存在が認められず」の263基についても「道路照明灯へ変更となっていたもの、設置されていた時の写真があったもの、、地域から過去に防犯灯があった様子が聴き取れたことなどから、意図的な不正行為は無かったものと判断しました(@本日の配付資料)」とのこと。
この内容についても、非公式に市側とやりとりしてきた内容も含めて、信用して良いと思っています。
なので、繰り返しになりますが、補助金の不正取得は無かったと判断して良いかと。
一方で、この話、他にも、市が払う必要のない電気代を払っていたという問題がありまして。

上の表の「関西電力との電気使用契約の有無と補助金過誤交付額」をご覧頂きたいのですが。
そもそも防犯灯の電気代は、関西電力との契約に基づいて支払われることになっています。
言い方を変えると、
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①関西電力との契約が結ばれていれば、防犯灯がなくても電気代を払わなければならない!
②関西電力との契約が結ばれていなければ、防犯灯があっても電気代は払わなくてよい!
--------------------
ということですね。
で、上の表の「契約有」は①にあたります。
つまり、「再調査で存在が認められず」の263基に限定すると、
--------------------
●実際には防犯灯は存在しなかったが、関西電力との契約上、防犯灯が存在することになっていた
●なので市から防犯協会を通じて、関西電力に電気代を払っていた
●こういう経過を経て発生した、本来なら支払う必要がなかったのに支払われた関西電力への過誤納付額が過去6年間で計653,482円
--------------------
ということです。
市は、これに関して「防犯灯が無く、電気を使用していなかったにも関わらず、支払を行っていた40基、653,482円については、現在返還が可能かどうか協議中」とのこと。
まあ実際には帰ってくる可能性は、きわめて低いと思いますが。

次に、上の表の「契約無」。
これは②にあたるので、関西電力に電気代を支払う必要はないんですよね。
でも市側から防犯協会に対しては、「防犯協会が関西電力に電気代を支払っている!」という前提で、過去6年間で4,259,799支払っていたというわけです。
本日、報告された内容を思いっきり要約すると、要するに、この「4,259,799円の返納を防犯協会に求める!」というものになろうかと。
私、このこと事態は、きわめて妥当な内容だと思っています。
そら当然、そうするべきですし、そこに異論はありません。

一方で、この話、「過誤支給額を返納さえしてもらえば、それで一件落着!」というような話でもないんですよね。
そもそも、これって「防犯協会が、市から多く受け取りすぎていたお金を返す...」という話でしかないのですから。
ですので私、こういった事態を起こした実務上の責任者である防犯協会事務局に、なんらかの形で責任を取ってもらわんことには示しがつかないと思っています。
それこそ辞任とか、辞職とか。
大体、この西宮防犯協会という組織、二代に亘って、市からの天下り職員である専務理事が、天下り職員には禁止されている退職金を受け取ってバックレる等、問題がありすぎるんですよね。
  ↓
【ご参考】
西宮防犯協会の不適切な支出について×市政報告38号@2014年8月発行

ところで、消えた防犯灯についての、一連の話。
以前の「どこにも誰にも責任は無い。だから、どこの責任も誰の責任も問わない!」的なスタンスに比べると、少しずつマシな方向に市の姿勢が変わってきているようにも感じます。
そら、こんだけ色々ツッコんできたんですもの、そうなってもらわんと困るっちゅう話もあるわけですが。
  ↓
【ご参考】
消えた防犯灯の謎を追え!! ①@2016年2月のブログ
消えた防犯灯の謎を追え!! ②@2016年2月のブログ
消えた防犯灯の謎を追え!! ③@2016年2月のブログ

だからこそ、ここはしっかり責任を問うべき所については責任を問うてもらわんと示しがつかんと思うんですよ。
というわけで引き続き、しっかりと展開を見守ると共に、厳しい指摘を続けてまいります。
逃がさへんで~!!!

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


4/1付の待機児童数は昨年より107人増えて183人でした。。。

2016-06-02 11:34:51 | すべての人にやさしいまちを実現するために

前回のブログに対して、多くの方からブログへのコメント・メール・SNSなど、様々な形で貴重なご意見を頂きました。
頂いたご意見、私なりにしっかりと咀嚼して、会派としての予算要望に掲載するなど、何らかの形での提言を行うつもりでおります。
貴重なご意見を頂戴した皆様に、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!

と、それはさておき別件です。
一昨日、本市の本年度4/1付の待機児童数と、今後の対策が発表されました。

大まかな内容は、
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●待機児童数は昨年4/1時点に比べ、107人増の183人!
●育児休業中など、厚生労働省が定義する待機児童には含まれないが、入所を希望したにもかかわらず入所できなかった児童は昨年から200人増の636人!!
●待機児童の解消はもちろん、希望通りの保育所に入所できなかった児童の解消も目指し、今後3年間で1500人の受入枠拡大を図る
----------------
というものです。
以下、報道用資料。
  ↓



  ↑
以上、一旦、引用終了。

で、この待機児童の状況を、より詳しくした資料がこちら。
  ↓

  ↑
ちなみに、こちらは報道用資料ではなく、市に別途依頼してGETした資料です。
で、こちらの資料で見ますと、とりわけ厚生労働省定義の待機児童数を見た時に
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●年齢別でみると、1~3歳児に待機児童が集中している
●地域ごとの待機児童の状況に大きな差がある
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ことが見て取れます。
ここ、もうちょっと詳しく見ていく必要がありそうですね。


対策として、あげられている内容は概ね妥当なものだと思います。
なので、
まずは、その推進に全力を尽くしていただきたいと思います。
一方で、上にあげた地域ごとの待機児童の偏在という問題はもちろん、近年、施設整備が計画に比して、進んでいない等、気になる要素も多くあります。
ここらへん、も少し整理したうえで、6月議会で何らかの提言をしたいなと思っています。
せっかく、一般質問の出番も頂いていることですし。
「子育てするなら西宮」という看板を掲げている以上、この問題への対策をしっかり進めていかねばならんのは当然の話なわけで。


というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。