西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

明日から視察で関西を離れます。実のある成果を取って帰ってくることができるように励みます!

2023-10-30 12:12:49 | 主張・広報と活動のお知らせ

市民祭りに敬老の集い、地域のお祭りと怒濤のようだった、この土日。
つくづく、議員に休日はありませんね...
とは言うものの、コロナで色々な催し事を自粛せざるを得なかったここ数年を考えると、地域に活気が戻ってくるのは本当にありがたいこと。
お越し頂いた方々、お声がけ下さった方々に心から御礼申し上げます。
そして運営側の皆様には、本当にお疲れさまでした!

さて、お知らせ。
私、明日から、所属する総務常任委員会の管外視察で関西を離れます。
行程は2泊3日で茨城県→神奈川県→愛知県という、なかなかの長距離移動。
初日の明日は、7時50分神戸空港発の飛行機からスタートなので、最寄りの駅を6時過ぎには出なければなりません。
こりゃ、まあまあ早起きしなければ...

なお西宮市では年に一度、所属委員会から管外(=西宮以外への)視察を行うことになっています。
この視察にあたっては
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●所属委員から、正副委員長が視察先の希望地とテーマを収集
  ↓
●収集した意見の中から、正副委員長で視察先候補を選定の後、委員会で決定
  ↓
●正副委員長から所属委員に対して、視察先・テーマに関する資料を配付
  ↓
●その資料を基に、所属委員は事前に質問内容を準備
  ↓
●正副委員長は、上がってきた質問内容を整理した上、所属委員会にて各委員に確認・調整
  ↓
●確定した質問内容を視察先に事前に送付した上で、当日の視察に臨む
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という形を取っています。
視察先では、まず事前に投げかけた質問に対する回答を頂く。
その上で、更に掘ったやり取りをできる!という流れになっているため、知見が深まる流れになっていると感じています。
ちなみに今回の視察に当たって、私が事前に正副委員長を通じて、視察先に投げていただくことになった質問は以下の通り(Pや「」内は事前配付資料からのもの)。
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【茨城県×業務改革及び自治体DXの実現に向けた取組みについて】
1.決裁に関する効率向上という観点からは、決裁を取る際の稟議の回覧対象の見直しも有力な選択肢と考えるが、そうした取組は行われているのか?
2.「ICTで出来ることはICTに任せる取り組み」について、対象業務の選定はどのように行ったのか?(西宮市の場合は手上げ方式となっているが、他に考えられる手法はあるか?)
3.システムの共同開発について、総務省が共通化を推進しようとしているが、それとの関連は?
4.システムの共同開発について、税務・給与以外でおすすめの業務はあるか?

【神奈川県×キャリア選択型人事制度について】
(第2期 組織・人事改革戦略)
1(P6).若手職員による「働き方改革プロジェクトチーム」からの提言書の内容を教えてほしい
2(P12)課・グループの規模の適正化について、適正な規模をどの程度と考えるか?マネージメントを適切に行おうと考えると、上限人数が一定制約されていると考えるがどうか?
3(P13)スタッフ職の検証・見直しと、局部課制の検証・見直しについて、より詳細な内容を知りたい
4(P15)キャリア開発等を意識した人事異動の実施について、より詳細な内容を知りたい
(資料3-1)
5(P5)職責の明確化について、より詳細な内容を知りたい

【豊田市×①トータル人事システムについて】

(人材育成基本方針)
1(P10)「人材アセスメントの中で部長、課長、管理職として求められる能力要件を定めています」(P22)コンピテンシーについて、具体的な内容を知りたい
2(P23)組織ミッション、ビジョンを職員の身近なところにについて、具体的な事例を見たい
3.データ化された人事情報の現物を見たい
4.研修の効果測定手法の検討について、内容と結果を知りたい

(トータル人事システム改革)
1「考課結果の給与への反映」について、DEの割合設定はしないのか?中央によってくる傾向はないか?

【豊田市×②定員適正化計画について】
1(P11)役職者比率の適正化に努めとあるが、具体的な数値やイメージはあるのか?
2(P11)全体の職員定数は現状規模を維持することとしますとあるが、類似団体比較ではかなり定数が多いという現状がある。理由があってのことというのは理解できるが、方針としては削減を目指さなくてよいのか?
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とりわけ愛知県豊田市については、前から色々とっても気になっていたのですよ。
なので、現場で色々な話をお伺いする機会が頂けるのは、ありがたい。

多くの自治体が、我が市が抱える課題に通底する課題を共有しているはず。
そんな中、先駆的な取組を高い意識を持って実際に進めて行っている方々の話を、事前に課題を整理した上で伺う機会を得られる、この機会。
しっかり活用できるよう励んでまいります。
もちろん、そうできるようにするための事前準備もバッチリですよ。
 ↓


得られた知見等についても、また様々な形で活用すると共に、お知らせしていきたいと思います。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


無免許運転+通勤手当の虚偽申請で減給1/10(1ヵ月)は妥当なのだろうか... 管理監督責任も問うべきでは?と思いつつ。

2023-10-26 12:42:06 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今年8月、運転免許の失効中に自動車を運転していたということで市立幼稚園の教頭が現行犯逮捕されたのは既報の通り。
 ↓
【ご参照】
「見直しの必要性について検討」ってなんじゃらほい?特殊勤務手当についての質疑の具体的な内容をご報告します!@2023年8月のブログ

この職員に対して、減給1/10(1ヵ月)の処分が下されたとのこと。
無免許運転+通勤手当の虚偽申請ということで、個人的には甘い処分に感じますが、こういうもんなんですかね...
詳細は以下の通りです。
 ↓
11カ月無免許運転で西宮市立幼稚園の女性教頭を懲戒処分


なお記事中で気になったのが「通勤届の申請に不備があった」という部分。
通勤手当については、私の指摘によって、過去に
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●不正受給していた職員が、延べ100名以上存在したことが発覚
→翌年度の通勤手当支給額が数千万円減少
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した上、その際、約束していた再発防止策も徹底されていなかったという許しがたい事件がありました。
 ↓
【ご参照】
約束した対策を怠った結果、またもや発生した通勤手当の不正受給。この責任は、極めて重大です!@2019年5月のブログ

その運用に照らし会わせると、通勤手段がバイクから自転車に変わっているのなら、そこは園長がチェックするべきだったはず。
市役所本庁とかなら把握も難しいでしょうが、幼稚園なら当人の通勤手段が変わっていることなんか分かりそうなもんですよね。
実際、役所側の説明によると、園長も当該職員の通勤手段が変わっていることは分かっていたそうです。
ならば通勤手当の虚偽申請について、園長の管理監督責任も問うべきでは???と思うんですけどね。
ちなみにバイク通勤の場合、通勤手当は月額2100円、自転車は月額2000円で月当たり100円の差額が発生していますが、そこはきちんと徴収したとのこと。

と、この話自体についてはここまでですが、この件について調査していく過程で、またもや!!!な話を発見しました。
その話については12月議会で取り上げるべく、内容を詰めていこうと思っています。
と言うことを宣言して、今日のブログは、これにて失礼いたします。


「事業をスクラップする仕組み」に効果的なのは、新規事業を始める際には同じ数以上の事業を止めること。これ、12月議会で提案してみますかね???

2023-10-25 08:03:47 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

市長には、会派からの予算要望提出時に「本市の財政状況が、極めて厳しいことを市政ニュースに掲載するなどし、多くの市民に知っていただくよう努めるべき」と伝えていました。
で無事、掲載はされたわけですが、この内容で多くの方に伝わるかと言われれば、甚だ疑問…
多くの方は西宮市の財政状況に問題があるなどとは微塵も思ってもいないでしょうしね。。。
 ↓

さて本題。昨日、市HPに10/16の政策調整会議の簡易議事録が上がっていたので拝見しました。
ちなみに「政策調整会議」は、局長級以上という、民間企業で言うところの役員級が勢揃いする会議。
きわめて重要な会議と言えるでしょう。
と言うわけで今日は、その内容を読んでの感想など。
 ↓
【出席者一覧】


当然、現在の厳しい財政状況について議論が交わされたようで、なかなか興味深い意見がありますね。
具体的な内容は以下の通り。
 ↓


「人件費の抑制に関して」の「目標額を達成するためには、職員の削減だけでなく、給与構造そのものを変えなければならないのではないか」という意見などは、まさにその通りだと思います。
また、その前提として考課を厳しく行い、真面目に頑張っている職員さんが馬鹿を見ないようにすることは必須。
更に、そのためには職位に応じて求められる役割の明確化や、360度評価の実施等、上だけに受けが良くてもダメにすることもきわめて重要だと思っています。
ここらへんは従前から訴えてきている内容ですね。
 ↓
【ご参照】
課長になったら責任は増すし、仕事も増える。でも給料は上がらんし・・・ではダメなんです!@2015年7月のブログ
西宮市役所は「働かないおじさん」のパラダイス!? ~在宅勤務者の業務量の把握・進捗確認が必要です~ @2020年4月のブログ
組織・役職に応じた目標を設定し、その達成状況も含めて開示する。これこそが形だけになってしまっている制度に魂を入れるための第一歩です!@2020年6月のブログ
上の受けはいいけど、横と下には…な人っていますよね。そういうのを俯瞰的に見るためにも、360度評価は有効だと思うわけで。@2021年9月のブログ

また「給与カットする場合は、廃止する事業などを示した全体計画を作り、市民サービスへの影響も含めた全体像が見えなければ、実施は難しい」という意見なんかは、職員さんとか組合の側から見れば、そらそういう話になるわな...ということだとも感じています。
真面目に働く職員さんの側から見れば「俺ら、真面目に仕事してきたやん。税収も好調やって言うし財政危機とか、これまでなんにも聞いてない。それが突然やばいとか、給料カットとか言われても」という感じやろな...と思いますし。

私は「一律給料カット!」ではなく、上にあげたような、より効率的で効果的な組織を作ることにつながる人事・給与制度を構築するための機会として、今回の財政危機を活用してほしいと思っています。
が、それが出来ず、財政危機を脱することもできないなら一律カットもやむを得ないのでしょう。
そして、そういう展開になるなら、人事院勧告に基づき、周辺自治体等の給与改定がなされたとしても、西宮市も同じように増額改定することは難しくなるでしょう。
つくづく、このような状態に至るまで問題を放置し、後手に回ってしまったトップの責任は重大だと思います。
 ↓
全都道府県で2年連続引き上げ 人材確保へ初任給を大幅増―人事委勧告@2023年10月19日付・時事ドットコムニュース

あと気になったのが『事業実施後3年程度で指標により見直しを検討する「サンセット方式」など、事業をスクラップする仕組みを作る必要がある』という、この意見。
「事業をスクラップする仕組みを作る必要がある」という意見には大賛成ですが、より効果的なのは「新規事業を始める際には、同じ数以上の事業を廃止することを義務付ける!」だと思うんですよね。

役所は、一度始めた事業はなかなか手放しません。
またスタートすることで新たな関係者が出てくる以上、見直しを検討したとしても「やっぱり必要...」という話になることも多いでしょう。
だったら、新しい事業を開始するハードルを高くする。
それでも始めたいと思うくらい重要度が高い事業なら事業開始と、必要度が低くなっている事業の廃止をセットにする。
こうした取組を進めれば、おのずと事業の改廃は進んでいくと思うんですよね。
公共施設の総量縮減についても同じことを言っていますが、この視点、とても重要だと思っており、12月議会で取り上げることも考えています。
もちろん、その前に、現行の施策・政策や業務手順等を総点検し、徹底的に見直すことを前提としての話ですよ。
 ↓
【ご参照】
短期的課題が人件費の削減なら、長期的課題は施設総量の縮減。得た回答を確実なものにするため、継続して追いかけます!@2023年10月のブログ

それにしても考えれば考えるほど、今の財政危機って、突然、目の前に現れたものではないんですよね。
そして、やらなければならないことも原因も分かっている。
ならば、こんな状況に陥る前に対策を進めていくべきだったと思うわけで、忸怩たる思いを拭えません...

とはいえ、これをきちんと活用すれば、西宮市役所を、もっと活気に満ちた活力に溢れる組織に帰ることにつなげる機会にすることもできるはず。
その方向に持っていくことができるよう、引き続き、微力を尽くしてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


厳しい財政状況について述べた、市長の定例記者会見を視聴しました。と言うわけで、私見をば。

2023-10-23 12:37:56 | 市政全般に関連すること

先日、発表された「西宮市財政構造改善基本方針」。
この内容説明を行う、市長の定例記者会見が10/13に行われたとのことで、遅ればせながら「西宮市財政構造改善基本方針」の部分のみ視聴しました。

ちなみに、この日の定例記者会見の「発表項目」は以下の通り。
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1.令和5年度 第38回西宮湯川記念賞受賞者決定および贈呈式開催について
2.西宮市環境学習都市宣言20周年記念事業
 「にしのみや環境まちづくりフェスタ」の開催について
3.第23回いきいきフェスタの開催について
4.西宮市財政構造改善基本方針について
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動画は、以下でご確認頂けます。
 ↓
令和5年10月13日 定例記者会見 


見てみての、ものすごく大まかな感想は
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●具体的な今後の対策については、ほんまに全くなんにも提示できる内容がないんやなあ...
●記者さんからの質問や指摘に、かなり厳しいものが多いな...
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の二点。
両方とも、予想がついていたことではあったんですけどね。

新聞記事を見たり、人づてに話を聞いたりがあったので、大まかな内容は思っていたとおりでした。
が、それとは別に、個人的に強く共感したのが動画の37分くらいからの
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【記者さん】
自分達も決算説明の際などに説明を受けてきたが、財政の赤字基調は平成30年度以降で、以前から分かっていたこと。
それをずっと放置してきて、急に手を付けざるを得ない状況になった。
このことの責任と現状認識は?
 ↓
(ご参考×赤字基調が平成30年から始まっていることを説明した市開示資料)

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という質問でした。
なお、市長の回答は「硬直した財政を改善させることで責任を果たしていきたい」というもの。
そう言われればそうかもしれませんが、なんか違和感を持つんですよね...

そもそも危機を顕在化させず、未然に防ぐことが最大の危機管理であり、それこそがトップの責任だと私は思っています。
突発的に起きた事態なら、もちろん違う話もあるのでしょう。
が、もっと前から、遠くない将来こういう事態に陥りうることは十分分かっていましたし、そうした事態を避けるために必要な対策も分かっていました。
それをしてこなかったがために、このような状況に陥ってしまった。
しかも現時点で、今後の具体的な対策等を、なにも示すことができず完全に後手後手に回っている。
このあたり、致命的だと思っています。
具体論に乏しいのは、今回に限った話ではないんですけどね...
 ↓
【ご参照】
ガイドラインを作っただけでは、なんにも変わらない。大切なのは、目標実現のための具体策だと思うのですが...@2021年2月のブログ
このご時世に、教育大綱を改定する意味はありますか?せっかく手間暇かけた以上、活用されることを願うばかりですが…@2021年3月のブログ

警鐘を鳴らしてはきたものの、こうした事態を避けることができなった自身の責任についても痛感しつつ、今後も必要な指摘・提案等、行っていきたいと思います。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


【政策実現】住民一人当たりの公園面積が狭い地域で、農地を取得して公園を開設する!という取組が進められています。ただ、こういう話もしばらくはできにくくなるんでしょうね...

2023-10-20 14:31:02 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

最近、財政聞きをお伝えする話が、やたらと多くなっていた我がブログ。
とはいえ、それ以外にもお知らせしたいこと・しなければいけないことは色々あります。
と言うわけで、今日は、そんな話の一つをば。

現在、農業が行われている土地で大規模な宅地開発が行われることで、
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●緑地面積の減少
●保育所待機児童問題の一層の深刻化
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が懸念されていた「生産緑地の2022年問題」という問題がありました。
このことを念頭に、
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●公園が少ない地域や、待機児童が多い地域では、必要な土地を確保するため農地を取得することが重要
→それを可能とする仕組みづくりを進めるべき!
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と主張し、良い答弁を得ることができたのは2019年12月議会でのこと。
その後、所管部署も前向きに取組を進めてくれているのは既報の通りです。
 ↓
【!政策実現!】「必要な場合、農地を取得して公園を整備するべき!」という指摘が実現します!! @2022年6月のブログ

で、その話が前向きに進んでいる事例を、友人からの情報提供で知りました。
場所は「市民一人当たりの公園面積が、市内平均を大幅に下回る校区」として指摘した一つである上ヶ原小学校区内。
ちなみに市民一人当たりの公園面積が不足している小学校区は以下の通り。
 ↓


現在、現地に貼りだされている紙の内容は、以下の通りです。
 ↓


この公園をどういった機能がある公園にするかは今後、地域の方々とワークショップを開くなり、アンケートを実施するなりして、意見を聞きながら進めていく考えとのこと。
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●子供がボール遊びできるようにして!
●老人の憩いの場所とできるように!
●小さな子供が安心して遊べる場所が欲しい…
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等等、色々な声があることだろうと思います。
「上の現場掲出ペーパーの右下に書いてある連絡先に直接ご意見をお寄せいただいても、材料とさせていただきます!」とのことですので、この点、お知らせしておきます。

なにせ提案した内容が具現化し、政策として実行されていくというのは嬉しいことですね。
こういうのこそ、議員という仕事の醍醐味だと思います。
ただ、こういう話って来年度以降は甚だ進みにくくなるんやろうな...
つくづく財政の悪化を未然に防ぐため、必要な対応を早期にしてこなかったことの重さを痛感します。。。

ということをお伝えして、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


市長公約の18才以下医療費無償化の実現性について「今後判断する」と市長が述べたとのこと。これって事実上のできない宣言では???

2023-10-17 15:39:07 | 市政全般に関連すること

神戸新聞記事によると、所得制限なしで18才まで医療費を無償化するという市長選挙での公約について、市長が「任期中に成し遂げたいが、事業の見直しと不可分。今後判断する」と語ったそうです。
これって事実上、「言ってはみたものの、無理でした...」という敗北宣言のような...
 ↓
西宮市280億円支出超過 今後6年間見込み 財政改善本腰へ 職員200人削減 市長説明 市民サービスに影響も@本日付・神戸新聞WEBニュース

なお本日の議会運営委員会で示された、令和6年度予算編成の方針では「新規事業は原則認めない!」と明記されていました。
ここからも少なくとも、来年度の実施はほぼあり得ないということだと理解しています。
 ↓

【予算編成方針の全文はこちら】
令 和 6 年度予算編成方 針 につい て@西宮市HP


ただ、これって、あまりにも無責任だと思うんですよね。
そもそも18才以下の医療費無償化を実現するために、巨額の費用が必要であることは分かっていました。
だからこそ、私はその実現を求めると共に、その実現に必要な費用を捻出するために徹底的な行財政改革に取り組むべきと主張してきました。
でも費用がかかることはやるけど、改革には甚だ興味薄なんですもの。
それじゃ、財源は確保できないし、財政は厳しくなる一方ですよ...
 ↓
【ご参照】
子供を対象とした医療費助成制度の拡充。これを実現するためにも、徹底的な行政改革が必要です!@2020年11月のブログ

私は、本市の財政状況が著しく硬直化しており、厳しい状況にいつ陥っても不思議でないと言うことを従前から主張してきました。
が、現市政には、そういった認識はきわめて薄かったと感じています。
実際、今年の施政方針演説では「児童虐待など高いリスクを抱える子供たちを、市が一貫して守り育む体制を作っていくため、子ども家庭総合支援拠点の充実を図るとともに、市として児童相談所の設置に向けた検討を始めることとします」として、児童相談所(以下、児相)の設置に、きわめて前向きな姿勢を示していました。
 ↓
令和5年度西宮市施政方針@西宮市HP

もちろん、児相の設置が悪い話だとは思っていません。
ただ児相を設置するとなると、職員数の大幅な増員も含め、運用のために莫大な費用が必要となります。
そういった視点での認識がなかったか甚だ薄かったことは、こうした話からだけでも見えてくると思うんですよね。

振り返ってみるに、施政方針演説がなされたのは僅か半年ほど前のこと。
その時点では、こういった巨額の費用が必要となる話をしていた。
が、その僅か半年後には財政が危機的状況にあるとマスメディアでも取り上げられるような事態に陥り、慌てふためいている。
率直に言って、あまりにも状況把握の水準が低すぎます。

市のこうした現状を発信していくことも、議員としての私に課せられている責務だと考えています。
引き続き、様々な角度から情報発信に努めてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


財政は危機的状況やし、職員も大幅に減らすんでしょ?だったら、シェアサイクルには関与しなくていいと思うのですが...

2023-10-16 17:18:27 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今日は総務常任委員会。
色々と言いたいことが多い中、とりわけ市役所との感覚の乖離を感じたのが、シェアサイクル事業を『市の事業として「本格実施」に移行』という話でした。
ちなみに『「シェアサイクル」とは、設置された複数のサイクルポート(無人の自転車貸出・返却拠点)から、必要な時に自転車を借り、都合の良いサイクルポートに返却できるシステム』とのこと。
(『 』内は、市配付資料・市政ニュース等、市の公式資料から引用。以降も同じ。)

個人的に、街中で目にする機会も増えていれば、メディア等で取り上げられる機会も増えているように感じています、シェアサイクル。
少し前の市政ニュースにも大きく掲載されていたので、そちらが印象に残っている方もいらっしゃるかもですね。
 ↓
西宮市政ニュース×2023年7月25日号@西宮市HP


一方で個人的には、この件、市政ニュースに掲載された時から違和感がありました。
特定の事業者が運営している内容を、市の広報媒体で大々的に取り上げるって、どうなんやろ???と。
敢えて極端な言い方をするなら「●●レンタカーの営業所を、紙面で取り上げているのと同じでは???」と思ったりもしたわけで。

ただ、
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『「みんなが暮らしやすく、お出かけしたくなるまち」を目標に、各種施策を分野横断的に取り組んでいる』
   ↓
『市民等が手軽に利用でき、かつ環境にも優しい新たな交通手段として「シェアサイクル」に着目し、公共交通の補完をはじめ、経済活動の活性化やまちの魅力度向上など、様々な事業効果や利用のされ方』を期待している!
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てな主張自体に、強く反対する理由もありません。
なにより人手も手間もかかっていないということだったので「まあ好きにすればよろしいやん...」くらいな感覚でいました。

ところが今日の総務常任委員会で配付された資料には
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●『市の事業として「本格実施」に移行』
●市の役割分担は『シェアサイクル事業全体の統括』『関係機関との協議・調整』
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ってな言葉が踊ってたんですよね。
そこまで前のめりな姿勢で、一体なにをする気なんや???と。
で確認していくと、今の段階で明確に考えているのは「市が持っている土地を積極的に無償提供していく。そのために担当部局がイニシアチブを取って関係部署との協議をまとめる。なので一定の人手と手間はかかる!」ということでした。
でも、それなら事業所さんが「ここを借りたい!」と言ってきたときに、前向きに対応するよう各所管に徹底すればいいだけでは???と思ったりもするわけで。

シェアサイクルに公共的な機能があることを否定するつもりはありません。
南北の交通手段が乏しいと言われる中、これによって補完される面もあるのでしょう。
それも含めて、下にあげたような効果がある!と言われれば、まあ、そういう面もあるんやろうなあ...とは思います。
 ↓


そういう面から、お金にも人手にも余裕があるなら、どーこー言うような話でもないのかもしれない...とも感じています。
でも今は、人が足りない足りないと言っている中、更に職員を大幅に削減すると市長が宣っている状況なんですよね?
それなのに、新たにこういう所に手を出す必要があるのだろうか...
そもそも放っといても事業者さんは、サイクルポートをニーズが高いところに設置していこうと努めるはず。
市役所は、そんな所に手を出さなくていいし、減額するかどうかはともかくとして、賃料も取るべきだと思うんですよ、私は(現在は無償貸与)。

危機的な財政状況の中とは言え、やるべき事業はやるべきなのでしょう。
一方で、既存事業の廃止や縮小といった見直しに比べて、まだ始まっていない事業をスタートしないことの方がハードルが低いのは間違いない。
そういう意味で、いまから必要性に疑問が残る新規事業を進めることには、極力、慎重であるべきだと思うんですけどね...
う~ん。。。

といいながら、他に、これとは比較にならないくらい「おいおい...」と感じている話を複数聞いており、そちらも事実になるなら、取り上げようと思います。
それでは今日のブログは、これにて失礼します。


「200人削減!」って、どこから出てきた数字なんや?早くも暗雲が漂いまくっている気が...

2023-10-13 17:32:36 | 市政全般に関連すること

前回ブログで取り上げた「西宮市財政構造改善基本方針(案)」、しれっとアップされていますね。
 ↓
西宮市財政構造改善基本方針@西宮市HP

で、この資料のポイントを強いて言うなら7ページですかね。
「早期に実質単年度収支の均衡を保つことを目標とし、単年度で 40 億円以上の収支改善を目指す」とし、そのための取組を甚だザックリとですが、一応、示してはいますので。
具体的な中身は、ほぼほぼないに等しいですが...
 ↓


とは言うものの、現時点で市役所としてオーソライズされた内容は、あくまでここまで。
ここから具体策を肉付けしていくのだと、私は説明を受けていました。

ところが、それでは気に入らなかったのでしょう、市長が部長級以上の職員を対象とした訓示で「200人程度の職員削減が目標」とぶち上げたのだそうな。
ここらへんについては、神戸新聞の記事に詳しく掲載されていますね。
有料記事なので、冒頭ちょっとしか読めませんが。
 ↓
西宮市、職員を「200人削減」 赤字脱却へ人件費抑制「働き方改革とセットで」 2024年春から5年間@神戸新聞WEBニュース

ただ200人削減って、今の市の考え方だと、ほぼほぼ不可能だと思うんですよね。
というのも、職員数の削減は「定年退職を中心とした、辞める職員がでてくる→が、それより少ない人数しか採用しないことで職員数を減らしていく!」と聞いています。
現実問題として、それ以外の手段を取ることのハードルは相当高いでしょう。
ところが、西宮市役所の定年退職予定者(?)の人数って、今後10年間でも300人いないんですよね。
というのも
-----
現在、地方公務員の定年年齢延長が行われており、段階的に65才まで定年が延長されることになっている
→なので今後10年間での退職予定者は、概ね現在55才以上の職員
●「定員管理計画(骨子案)」に示された資料によると55~59才の職員数は、事務職146人+技術職59人の計205人。


●これに加えて60才の定年退職後、再任用という形で働いている職員が87名
 ↓
今後10年で定年退職的な形で辞めていく職員が、全部合わせて292名
-----
という話だから。
早期退職者とかも多少は出るそうですが、5年間で200人削減しようと思うと、ほぼほぼ「新規採用はなし!」という感じの話になってくるのでは???と。
人事担当部署からも相当困惑している空気が伝わってきますが、成算あるんやろか、この話。
早くも暗雲が漂いまくっている気がしてしかたない...

そもそも、私どもは職員数を削減するべきだと訴えてきた立場ですし、今回の方向性自体に異論はありません。
ただ、市長が今回示した内容が、実現性が高いものなのか?具体的な内容を伴ったものなのか?という観点からは、甚だ疑問に感じざるを得ない点が多すぎます。
だからこそ、もっと早くから、こういった見直しに取り組むべきだと訴えてきたのに...
 ↓
【ご参照】
職員定数を増員する議案は賛成多数で可決されてしまいました。可決されたことはもちろん、このような議案が提出されてきたこと自体、とても残念に思います。@2017年3月のブログ

なにはともあれ、現時点では今後の推移を見守るしかないのでしょうね...
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


10/13(金)午後2時からの定例記者会見で、市長が本市の財政状況と今後の対応について説明するとのこと。正直あまり期待できる気はしませんが...

2023-10-11 17:53:12 | 市政全般に関連すること

ここのところ、西宮市の財政が危機的な状況に陥りつつある...ということを発信する頻度が、きわめて高くなっている私のブログ。
が、より以上に、この情報を発信するべきなのは、市長や市役所だと思うんですよね。
そこだけを捉えても、甚だ当事者意識とか危機感薄いんやろうなあ...と。

て言うか、正直なところ、私が「このままでは早ければ再来年度には予算が組めなくなるかも…」という発言を財政から引き出さなければ、今でも危機感持ってないレベルじゃなかろうか...とさえ思っています。
そのくらい、あまりにも情報発信もなければ、対策も示されない。
なにからなにまで、後手後手に回っているんですもの。
 ↓
【ご参照】
「最悪の場合、令和7年度に予算を組めなくなるかもしれない」ってどーゆーこと???そんなん、すぐじゃないですか。。。@2023年9月のブログ

そんな中、本日の西宮市HPに、令和5年10月4日開催の「政策調整会議」の記録として、以下の内容がアップされました。
 ↓
令和5年10月4日庁議「政策調整会議」@西宮市HP

 ↑
出席者は市長・副市長以下、まさに市の経営層というべきメンバー。
一方で、ここで示されている内容を見る限り、過去から危機感を持って行政経営に取り組んできたとは、やっぱり到底思えないんですよね。
私が「危機感もったんて、ごく最近なんやろうなあ...」と感じているのも、ご理解頂けることかと。

で、も一つ疑問なのが「西宮市財政構造改善基本方針(案)について政策調整会議に諮りました」と冒頭、書いているにもかかわらず、HPのどこを見ても、その資料が掲載されていないこと。
いや、それは掲載しましょうよ...
(この内容、私は会派の幹事長として説明を受け、会派所属メンバーにも情報共有しています。
その上でですが、正直、甚だ薄っぺらければ、具体策の現実性に乏しく、後手に回っているなあ...という感想を持っています。
あくまで個人的感覚ではありますが、見たところで、あまり参考になる代物ではないなぁ...と。)

で色々と思っていたら、
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●10/13(金)午後2時開催の定例記者会見で、市長が「財政構造改善基本方針」等について説明する予定
→「西宮市財政構造改善基本方針」は明日(10/12)、西宮市HPにアップする
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旨、報告を受けました。
ようやくですね。

なにはともあれ、今後の展開を注視すると共に、引き続き、情報発信にも力を入れてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


西宮市の危機的財政状況を開設する最新市政報告、できました!ただ、広報開始時期は未定です。。。

2023-10-10 10:24:21 | 市政全般に関連すること

暦的には3連休でしたが、そんなもんとは微塵も関係なかった怒濤の三日間。
私的メインは、なんといっても日曜日の高木秋祭りでした。
4年ぶりで張り切りすぎてしまい、喉がつぶれてシャレにならん...
お目にかかる皆様方、暫くの間、かなり喋りにくそうにしていると思いますが、そういうことなので、悪しからず。
 ↓


で、そんな私事はさておき、予告していた財政状況を説明する市政報告できました。
内容はこちらです。

【市政報告75号×表面】


【市政報告75号×裏面】


もう少し解像度が高いものは、HPでご覧頂けます。
 ↓
市政報告75号×表面
市政報告75号×裏面

この最新号を引っさげて、今週後半から駅立ち&ポスティングをバリバリ始める予定でしたが、この声の調子だとどうしたものか...
開始時期は、ちょっと後倒しにするべきかもしれないですね。。。

事前に予告していた通り、難しく分かりにくい内容をできるだけわかりやすくかみ砕いたつもりでいます。
よろしければ是非是非ご一読下さいませ。
しかし、つくづく、このような状況を招いた現執行部の責任は、きわめて重大だと感じています。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。