本日で代表質問終了。
我が会派が誇る若手エース・たかのしん議員の代表質問は、「会派を代表して、市政の大きな方向性を問う!」という本来の代表質問の位置付けに相応しい内容であり、随所で大きく頷く内容でした。
GOOD JOB!
で、代表質問。
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●市長に厳しく対峙する姿勢が前面に出ている会派
●むしろ市長を応援する姿勢が出ているように感じる会派
●大規模な公共事業への反対を強く訴える会派
●財政に対する危機意識が、そう高くなさそうに感じる会派
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等、各会派のスタンスが色濃く表れているな…と感じる内容でした。
つくづく議会の意見や感覚も多様ですね。
そんな中、質疑があった項目の中で驚いたのが「18歳まで医療費無償化!」という石井市長の筆頭公約についてのやりとりでした。
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【昨日の代表質問での坂本議員(啓誠会)の資料】
現在の西宮市の医療費助成制度は、こうなっています。
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で、これに「令和7年7月より、1歳から中学生までの所得基準額以上の世帯の子どもと高校生世代の入院医療費を無償化する」という話が加わります。
要するに「1歳から中学生までの所得基準額以上の世帯&高校生の外来は自己負担あり」となるということですね。
しかしながら、外来の医療費負担が残る方の割合はかなり大きく、決して、ごく一部の所得が高い方に限定された話ではありません。
これで「18歳まで医療費無償化!」の公約が達成されたとは到底思えないんですよね、私には。
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【ご参照】
乳幼児等医療費助成の拡充は一歩前進。でも、小さな子供を持つ世帯には一層の支援が必要では???と思うわけで。@2021年2月のブログ
で、この件に対する質疑。
昨日の啓誠会×坂本龍佑議員からの「公約の趣旨からして、評価は達成したか、できなかったかのいずれかしかない。市長はどちらと考えているのか?」という質問に対する、市長の答弁は「一定達成できたと考えている」という内容に終始しました。
そして、本日は日本維新の会 西宮市会議員団×渡辺けんじろう議員から「公約への自己採点は?」との質問があったわけですが、市長からは「70点」との答弁がありまして。
すげーな、本人的にはフツーに合格なんや…
こういうスタンスですもの、そら、我々とは感覚が合うわけないよな...と思います。
以下、そんな流れの中で感じるところのあった、たかの議員の代表質問の一節を引用。
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財政構造改善が必要な状況を招いたことに対する認識と、責任について伺ったんですけど、ご自身の責任だとはおっしゃらないんですね。
政治家として、人として、大先輩である石井市長にこのようなことを申し上げるのは僭越ですけれども、リーダーに求められるのは、全ての結果に対して責任を負う姿勢だと思いますよ。
なぜ一言、「このような事態を招いたのは私の責任だ、申し訳ない」と言えないんでしょうか。
何よりもその点を残念に思います。
赤字体質の要因を作ったのは、市長ご就任前の行政運営かもしれません。
新型コロナへの対応に手を取られたことも理解しています。
でも、就任当初から、本格的に財政改革に取り組んでいれば、ここまで危機的な状況を招くことはありませんでした。
そのための具体策も提案し続けていた会派として、市長の認識の甘さ、危機感の低さが、市民や職員に多大な負担を強いることとなった最大の要因であると、改めて、申し上げておきます。
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強く同意します。
代表質問は終わったので、明日からは一般質問。
引き続き、各議員が行う質疑の内容を注視していこうと思います。
それでは本日は、これにて失礼いたします。