華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

Loveland Island Saipan♪ 第9回マリアナスカップ&ウインド編

2011年11月18日 | WINDSURFING


ウィンド人生初の経験
2日間で9レース&ファンレース1の合計10レースに参戦。
そして1日目・4日目の半日はフリーセリング
ウインドサーフィン、涙あり、悪態あり、自分との闘いの4日間でした。
もちろん楽しみで歓喜もありです♪
いい風が吹きました・時に吹き過ぎましたけど。。



ホテルのビーチにある
Seawind Marine Sports Club
http://www.saipanwind.com/sw-w-bord.htm
レースを主催の富田さん、大野さんに道具を借ります。お世話になりました。
現地スタッフも陽気で楽しいね♪

今回の道具 (すべてNaish)

・フリーセイリング1日目 ボード 115L  セール5.5㎡ → 6㎡ 

・レース1日目 ボード115L セール 4.7㎡

・レース2日目 ボード145L セール 6㎡

・フリーセイリング2日目 ボード 120L セール 5.5㎡


レース1日目

喉元過ぎれば・・・辛かった事もすぐ忘れてしまう。
既にあの過酷な10レースも甘美な思い出になりつつあるけど

初日からほんとによく吹いてます。
レース1日目 ボード115L セール 4.7㎡

コースは マークが 5つ!
ビーチスタートで 順番はトランプで決めて行きます。

カーチベイで2個のマークも回れなかった私が・・・完走できるのか!
1レース、走りながらほぼ絶望
フィニッシュマークを登れずDNF 次のヒートが迫って来て諦めた・・今更ながら勿体ない。

こんな強風で自分がレースに出てること自体がかなり現実離れしてる・・・と思いながらも
兎に角どんどんレースは消化されていくので順番が来たらスタートラインに立つしかない・・
他のレディースも頑張ってるんだからやるしかない。
誰に勝ちたいと言うより とにかく自分との闘い
これって絶対フルマラソンより過酷
海上でのつぶやき(ほぼ叫び)はとても人様には聞かせられない(笑)
そして自分以外の人は余裕だったり、楽そうに見える・・
でも浜にあがって聞いてみるとみんな大変で同じなんだ。

2レース・3レース なかなか上れなくてマークシートにひっかかりまくって撃沈の沈プレー続出
なんとかフィニッシュ。
フィニッシュマークの笑顔もガッツポーズをひきつりまくり。

唯一リラックスの昼食タイムは。体力使ってるからがっつり食べれます。
公園の芝生の上で食後は寝転んで~~






昼から4レース目 風がふれて 3マークをどうしても登れず DNF
5レース・6レース 無事完走。
これだけマークを回れば、ジャイブもどうせ失敗するならリカバリーの効く落ち方を・・
考えるようになるんですね。(笑)
登れないのは目線! マークを見ない! 最後は空を見てたり(笑)
なんとか一日 6レースを消化した時にはもうヘトヘトでした。



レース2日目

昨日よりかなり風が落ちて 道具変えます。
レース2日目 ボード145L セール 6㎡ (130Lを希望したが在庫無く)

今日はライフジャケット着用をやめる事にした。見かけじゃないですよ~~
沈した時にライジャケが動きを辛くしてるとのアドバイスを頂いたのだ。
それに遅れてもビーチスタートする事!

7レース目(2日の1レース)昨日より風が弱いので落ち着いて走れた
大きな板なので上れる♪ マーク大回りでジャイブも成功。

風が落ちたので全員でファンレース 20人中13位! これには満足♪やった!

8レース目 初の4位でフィニッシュ!すべてのマークでノーミスのレース
楽しい!って気持ちがちょっと湧いてきた。

9レース目 1マークまでMAYUMIちゃんの前を走った!
すぐに抜かれたが3マークまですごく順調がまさかのジャイブしっぱいで
女狐(笑)2人に抜かれて、結局6位。
でも手応えのある楽しいレースでした。
これだけのレースをこなしたらちょっとは技術もアップしたでしょうか?
レースには確かに慣れた気がします。

レース後のパーティー
昼間とは別人の南国のドレスアップ


表彰式 総合6位 
全員に賞品がもらえた♪


サイパン到着1日目・4日目の半日はフリーセリング
充分にプレーニングする風が吹きました♪
青く遠浅の海に恐怖心はなく思う存分走ることが出来ました。
まだまだ走るフォームも上り下りもジャイブも課題だらけですが
早く楽しく楽に自然に遊ばせてもらいたいです。
サイパン最高の4日間でした。



次回への課題は、しっかり練習して全レース完走とマニャガハ島にウインドで上陸

2011年ウインドサーフィン27~30日目 ほぼ毎日プレーニング

Loveland Island  Saipan♪ 魅惑のリゾート編

2011年11月18日 | TRAVEL
サイパン、前回来たのは2005年、6年ぶり渡島です。
往路は JYURIちゃん、MAYUMIちゃん、KATOさんと・・成田集合
空港からテンションあげて行きますよ~~
座席も4人仲良く並んで、8時40分に離陸。3時間でサイパンで到着 手続きを済ませると夜中の12時です。
成田もサイパン空いていてすべてスムーズでした。
夜中でも蒸しっと暖かい南国特有の空気を吸って今回の旅の期待が高まります。



宿泊はハイアットリージェンシー サイパン 
しかも今回は、リージェンシー・クラブ・ルーム にグレードアップされていました。
部屋着くとウエルカムフルーツ&ワインが用意されていました♪




ちょっとだけっと言いながら MAYUMIちゃんJURIちゃんと一本空けちゃいましたら・・・
翌日、そのワインはホテルの間違いだと発覚。でも、飲んじゃったモノは仕方ない。

クラブだと ラウンジに朝食、午後のティー、夕方のカクテルがビュッフェ形式で準備されていて
宿泊者はいつでも自由に利用できる。
そのラウンジがお部屋のすぐ下のフロアーで超ラッキー♪
ラウンジに行けば知り合いの誰かがいつもいる感じ。
先に到着していた Oちゃん、CHINAMIちゃん、ワッキー達と 毎日贅沢な朝食でした。



夕方がまたいい!夕食前にちょっとラウンジに立ち寄ると、泡・白・赤の魅惑の液体が飲み放題で
おつまみと言いながら、料理もわりとしっかりあるので
ここで長居をしてしまいます。
その後、みんなで中華に行ったり、居酒屋に行ったりしたけどラウンジでの飲食のお陰でとにかく今回は飲食にお金がかからなかった~~♪ 



何故か今回、私たちは ブラックエンジェルスとネーミングされてました。FBで盛り上がり。
私たちのどこがブラックなの? ホワイトエンジェルです!(笑)



レース終了後はホテルのレストランでパーティーです。
パーティーで上映した映像は毎晩ワッキーが部屋で睡眠を削って編集したものです。
私たちはその周りで賑やかに、、邪魔をしながら飲むだけ。
ウインドフォームを見て反省会、勉強会、珍プレーに大笑い♪
それで毎日午前様~~。睡眠不足。



海から上がるとホテルのプールでひと泳ぎして塩抜き。リラックスタイム
目に入るのは庭中の南国の植物と青い空幸せのひと時。
スパやジムの利用も可能だったけどそんな時間がない!



かなり寂れた感が否めないサイパンの街
デューティーフリーとABCストアがメイン、それとガラパンのストリート・・・
物欲や買い物の邪念が入り込む余地がないのもサイパンのいいところ!
っと言いながら ロコブティックで水着を買う♪
久しぶりにこれだ!っと思う気に入った形みつけた!

サイパンと言えば指圧(マッサージ)の呼び込みがすごい!
中国系の女性があちこちで呼び込み合戦。
KATOさんの行きつけの店で30ドル相場を25ドルにしてもらい、一時間夢の中♪
ウインドで酷使した体にほんとに気持ちよかった!
お部屋でも勉強中のCHINAMIちゃんマッサージ気持ちよかった~~

旅行では、地元のスーパーを覗いてみるのも面白い。
特に食品を見るのは楽しい、
思わず買いたくなる調味料等を見つけるが今回オーバーチャージを心配して我慢
ビーチで頂いた 初めてお目にかかった
シャシャップっていう果物が初めての食感で美味しかった!

今回は初めてこのレースに参加しましたが沢山の方に仲良くして頂きました。
サイパンに住んでらっしゃる様なY夫妻のディナーにご一緒させて頂いたり、
KじいとMさんとは現地で何度も一緒に飲みして
一人で帰るはずの復路をご一緒して頂いて楽しい道中になりました。
(Mさんスパム買い過ぎ!空港での一幕が面白かった~~)
ウインドを通じて共通の友がいる事や共通のレースに参加してた事がわかり
また日本でお会い出来るのが楽しみになりました。
参加選手も現地で運営してくださった方々もほんと暖かくて
このみんなの雰囲気がこのレースの成功と継続の秘訣なんだと感じましたね。
つくづくこのスポーツをしててよかった~~と感じたのでした。
75歳でバリバリのウインドサーファーのKじいに元気と勇気を貰わずしてどうする!!
私なんかまだまだ!

やり残したことは、ビーチBARでサンセットを見ながらのハッピーアワー♪
楽しみは次回へ持ち越すのもいいかもね。



♪ Oh Loveland Oh Island I Love You ~~♪♪♪@山下達郎
レースの本部からこのBGMが流れて来た時の得も言えぬシアワセ感
目に入るはこの景色 これぞ至福の時。


くるりワンマンライブツアー2011~湯気湯気帝国~@ZEPP TOKYO

2011年11月18日 | MUSIC
くるり、2人から5人体制になったてから初のライブです。
岸田くんの思うところが大きい震災後の初ライブ。
やすっぺ石巻 にその思いが込められてる。
そしてくるりは東京から 京都へと帰りったのも深い意味があるのかな~~
東京にいる私としてはちょっとさみしいけどくるりはやっぱり京都なんだろな。
このバンドはまだまだ変化し続けて、いいものを発信続けるんだろうな~~(期待!)
ギターを新メンバーの省念くん(ギターめちゃ上手かった!)に任せて
岸田君がボーカル専念したのが2曲あったよ。
MCはいつもの通りええかんじ。
また電車の話になってたけど。それがいい。
最近私もなんか電車とか駅の名前とか気にする様になった。



セットリスト

1.LV30
2.LV45
3.マーチ
4.チアノーゼ
5.窓
6.男の子と女の子
7.ペンギンさん
8.のぞみ1号
9.やっぺす石巻
10.Thank You My Girl
11.さっきの女の子
12.METAL ZONE
13.ホームラン
14.ブレーメン
15.Tonight Is The Night
16.リバー
17.BIRTHDAY
18.ワールズエンド・スーパーノヴァ
19.ワンダーフォーゲル
20.東京
———————————————————
21.太陽のブルース
22.ハイウェイ
23.味覇
24.尼崎の魚

なんか渋めのセットリストだった。
ラスト 尼崎の魚 やもんな~~
東京めっちゃよかった。ガツンと来た。

よかった。よかった。カッコよかった!


ライブ終わって新橋に出たから
予約の取れない人気店 魚金 (ウオキン)にダメもとで行ったら 入れたよ。
店は10時まわっても大賑わい!ラストオーダーまでがっつり頼んで
生ガキ・刺身三種・かき揚げ・ポテト&マカロニサラダの
ボリューム、味、価格 にびっくり! ワインもめちゃ安
人気店なはずだわ。満足満足。


大叔母を偲んで

2011年11月18日 | FRIEND&FAMILY
子供の頃から大叔母の事を我が家では
”田舎のおばちゃん”と呼んでた。
母方の大叔母(祖父の弟の妻)になるのだが早くに祖父と祖母が亡くなったので
大叔父と大叔母が私たちの祖父、祖母でした。

大阪市内に住んで堺市の事を田舎っと言うのは可笑しいと気が付いたのは
だいぶ大きくなってからの事で、田舎のある友人が羨ましく、
私も休みは田舎に帰る!と胸を張って言ってた気がする。
夏休み、冬休み、春休みの大半を百舌鳥の家で過ごしました。
子供の考えの無さで、遊びに行きながら 
毎日退屈や~。退屈や~~っと言ったり
水洗になってないトイレが怖い、床の間の人形が怖い、昔ながらのお風呂が怖い、とはよく言ったもんだ。

寝坊しても誰にも怒られず、毎日美味しいものをいっぱい食べて
昼は神社や墓地や御陵(仁徳天皇以外に小さい御陵がいっぱいある)を探検して
レンゲや土筆を摘んだり、小川でザリガニやオタマジャクシを採ったり 
自然がいっぱいあって、町中に育った私たちにはまさにすべてが田舎。
遊びに気を取られ遠くの隣町まで行ってしまい 探されて怒られた事もあった。
夜は会社務めと大学生だったお姉ちゃん、お兄ちゃんがお土産を買って来てくれたり、遊んでくれまさに天国だった。

この土地を田舎と言う私たちと反対に
村の親戚・知り合い達は私たちの事を大阪の子と呼んでた。
大叔母と一緒に村を歩いてると、『大阪の子もーて(帰って)きとんやな~~』 と声かけられる。
大叔母は、その返事に 『この子らもーて来たらおとろしい(おそろしい)、おとろし。』って言うてました。
冗談なのか本気なのか・・・(笑)

家の玄関は常に解放されていて、普段でも誰かしら人の出入りがあって
祭りや法事は特に賑やかで近所の中心みたいな家でした。
大叔母の存在が近所や親戚ではゴットマザーみたいで、いろんことに采配をふるって
恐れられた存在だと気が付いたのは私がもっと大人になってから・・
子供の私たちにはいつも優しい存在。
ズバズバと言う事が面白くセンスがあって、
用事する傍でいろんな話を聞くのが大好きでした。
大叔母の堺弁、百舌鳥弁が面白くて、よく真似しました。
あの言葉が私たちの田舎の言葉。

百舌鳥の家の居心地の良さは今でも私の大切な思い出です。
特に夏が来たら思い出します。
あの自由に解放されてのびのびした夏の日々。

10月に姉がNYから帰国して大叔母を訪ねる時
私はいつでも会える!っと電話で話しただけでした。
大叔母はきっと100歳までも生きると信じ切ってました。
その時の様子を後で聞いたら、とても元気で”NY行きたい”っとも言ったそうです。
だから突然の報せを受けて愕然としました。
あの時帰れなかったのだけが今でも心残りです。
お別れをした時の顔は綺麗で本当に安らかな顔でした。

大叔母の孫やひ孫が最後まで傍にいてくれてよかった。
久しぶりに集まった親戚たち。
普段頻繁に会ってなくても血の繋がりってとても不思議だ。
大叔母が集めてくれたのだな。

自分のルーツを強く感じるあの家とあの土地に
今でも大叔母がいる様な気がしてなりません。
天国からたまにはビシっと喝を入れて欲しいです。
心から大叔母の冥福を祈ります。